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ひたすらかわいい

かわいくて甘くて優しい、癒し系ファンタジー。
安西さんといえば、普通の男性(だいたいサラリーマン)の日常BLのイメージなので、
ファンタジー?!って意外でした。
でもオメガバースもあるし、超シリアスなサスペンス系?(バースデー)もあるし、
そういえば割と幅広く書かれてますね。

アンリは魔術師としてポテンシャルはあるものの、子供ぽくてやる気イマイチ。
それが、王妃様を救う旅を通して愛を知ったことで、立派な魔術師に近づいていくというアンリの成長譚でもありました。
登場人物が基本みんないい人です。
黒猫もかわいい。
甘くてかわいくて安心して読めるので、
このコロナ禍や暑さでただでさえしんどいのに趣味のBL読書で疲れたくない!という方にはおススメです。

和楽のかわいさ

一穂作品ベスト5にいれたいくらい好きな「羊の鍵」のスピンオフ
こちらも期待通りで気に入りました!

年下に振り回されまくりの和楽がとにかくかわいい
群への気持ちを思いとどめようとしながらも、全然とどめられてない 笑
仕事はできる男なのに、ちゃんとした恋愛の経験はゼロだったみたいでぐずぐずなところもかわいかった!
13年前は羊ちゃんのことが好きだったので和楽は攻めと思ってたけど、今では受けしか考えられないな〜

群は環境から、和楽は性格から?他人に甘えてこられなかった分、これからはお互いに甘えて甘やかされて幸せに過ごしてもらいたい
一色さんが登場しなかったのがちょっと残念でした(>_<)
(羊ちゃんと今でも一緒にいるという描写はあり)

大人の恋

11年間関わっていなくても、ずっとお互いの存分が背中を押し合ってたとは、ある意味純愛だと思う
それでちゃんといい仕事をして評価されて、大人の恋愛ってこうじゃないとね
それにしてもあの飄々とした設楽さんがこんな過去を抱えていたなんて、一穂さんのサイトのこばなしにもあったけど、あの時こんなこと考えてたのね!という新たな気付きが面白い
しかしほぼ新人に近い部下に手を出していたとは、設Pやるな 笑

読み応えあり、でも切ない・・・

他の方も書かれているように重いストーリーで、
とても切なくて泣きながら読みました。

透はこれからずっと、遼一に愛され甘やかされながら生きていくからいいとして
(過去の辛い記憶は本人は防衛本能で曖昧なようなのが救い)、
消えた三希が哀しすぎる・・・。
三希は透を守り、復讐を糧に存在していたのに、
ようやく遼一に愛を告げたところで消えてしまうなんて。。 涙
でもおまけペーパーのSSで、三希は透の中に残ってることに救われました。

安西先生は平凡な日常や人物を読ませる小説に仕立てる力がすごいと思っていましたが、
こういう重い設定でもぐいぐい引き込ませるって、やっぱり設定や文章がうまいですね。
読み応えがあるし、600円の価値が十二分にあると思います。
次の作品も待ち遠しい!

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

評価が分かれそう 私は好き派

控えめな不幸受けを溺愛する攻はBLの定番ですが
苑が明渡への気持ちをようやく受け入れたところで急転直下、
まさかこんな展開?!で驚きました。
明渡が自分勝手過ぎるよ~。
でも人間なんて基本はズルいもの、気持ちが動く理由やきっかけだって曖昧なことが多いし、現実はこんなものかもしれませんね。
それに苑の経済的自立や人間としての成長は明渡のお蔭でもあるので、
やっぱりこの2人の過程は必要なものだったと思います。
最後はちゃんと希望が見える終わり方でよかった。
特典ペーパーがなくても全く問題ないですし、
一穂さんのサイトでおまけ小話があるのでちょっと糖分補給もできます。

「イエスノー」や新聞社シリーズとは全然雰囲気が違うので、
今回は評価が二分しそうですね。
不幸受は甘やかされて終わってほしい方や、明るくて甘いのが好みの方は読まない方がいいかも。
私はBLにはヒリヒリ痛い要素も必要派(夢がなくてもOK)なので、
この作品もとっても好きです。
一穂さんはやっぱり読ませる文章を書かれる方だと改めて思いました。

何度でも読み返したい

大好きな草間さんの最新作!
読み手の理解力が試されるような、伏線などはちょっと難しいですが、
読み返しに堪え得る良作だと思います。
(「分かりやすい」のが好きな方にはお勧めできませんが。。)

伊武さんの能力が本当なのか思い込みなのかはっきり書かれていません。
でも、稜が「妄想でもあんたにとっちゃ真実なんだろ」と
自分は信じてなくても相手がそう思うならそれでいい、と許容するところに
大きな愛を感じました。
登場人物の4人とも皆かわいくてニヤニヤ。

最近はエロ濃度が高い作品には胸やけ気味なので(定期的にこういう時期がある)、
そういう意味でも今の気分にぴったり。
上半期一押しです。

かわいい二人

カード会社のVIP専従コンシェルジュ×父親がVIP会員の高校生(貧乏育ち)

一穂さんの作品の中でもベスト10に入るくらい気に入りました。
二人のキャラクターがいい!
羊は現代っ子らしく、あっさり飄々と思いきや、
周りをしっかり見てるし義父を傷つけないように気遣う健気な子。
一色さんはオンオフの差が激しすぎるけど、どっちもステキ。
コンシェルジュは「扉の番人」という意味なんだそうです。
母親を亡くしてから自分の居場所を見つけられずに足踏み状態だった羊に、居場所と前進する扉の鍵をくれた一色さん。
羊が物理的に鍵をなくしてばっかりだったり以前のアパートの鍵をずっと持っていたりと、いろんなエピソードも絡めてすごく絶妙なタイトルだと思いました。

高校生受けの年の差CPだと「雪よ林檎の~」もありますが、
あちらの先生は高校卒業まで我慢してたけれど、
こちらのコンシェルジュはあっさり「愛と性と肉と欲のコンシェルジュ」に変身しちゃうw
羊も一色さんにどこに行きたいか聞かれて「ホテルホテル」と即答したり
(拒否されてたけどw)、二人とも欲望に忠実で素直だな~。
書き下ろし部分の最後のイラストがめちゃくちゃエロかったです。

一穂さんは軽いのと切ないのの2種がありますが、こちらは軽快で
さらっと何回でも読み返せるのもいい感じ。
お勧めです。

あまっあま

今回も間之さんの王道、あまあま糖度100%コメディ。
痛いのもつらいのもない、まさに癒しを求めて読むにふさわしいBL!
タイトル通り、「いじわる偏愛」「嘘つき溺愛」のシリーズですが、読んでなくても大丈夫です。
あと、「お兄ちゃんのお嫁入り」のかわいい3兄弟もちょっとだけ出てきます。
こういう世界観がつながってるのってちょっと楽しいですね。

包容力攻めとアホで一生懸命な受け。
当て馬もかき回すほどには至らず、とにかく終始甘~い二人にニヤニヤしちゃいました。
ペットのうさえもんも大活躍で絵もかわいいし、また疲れた頃に何度も読むと思う。
間之さん大好き!

ダメなやつ

私には合わなかった
下品でもアホでも読ませるBLはいっぱいあるけど
これは小冊子まで読んでもハイテンションすぎてついていけず、理解不能
登場人物に感情移入できないし、
絵的に書き分けがあんまりできてなくて混乱する
おげれつさんの他の作品は好きなのもあるんだけどな~