なんて可愛いお話でしょう!
小中学生の頃に読んでた少女漫画を思い出します。
人見知りで口下手でうまく話せない主人公。
明るくて誰にでも話しかける人気者のヒーロー。
賢太郎が少しずつ少しずつ勇気を出して話すところをちゃんと足立がわかってくれてて。
コミュ障気味なところもわかってくれてて、フォローもしてくれて。
賢太郎が酔った足立が他の子とあんなことするの嫌だ!って葛藤して勇気を出して飲み会に参加して!頑張ったね!!
もう共感の嵐です。私には足立のような存在はいませんでしたがね。
賢太郎の口から聞きたい、もっと思ってること言ってほしい。待ってた足立。ええやつや〜。
こんなに純粋で俺が俺が!な出しゃばりじゃなくて一緒にいて落ち着く賢太郎の良さがみんなにバレちゃう〜と嫉妬する足立。
はぁ、やっぱり王道は良いですね。王道たるだけあります。
足立が飲みに来る日は実は賢太郎は…。ひゃ〜!頑張ったね!
大人しい子が勇気を出してヒーローとくっつくお話でした。
ドムサブものでもこだわりが強い方ではないでしょうか?
最強同士でライバル。周りからいつパートナーになるの?と期待され続けてもお互い絶対にない!と言う関係でしたが…。
ドムである矜持、サブである葛藤や最強だからこそ他のサブを守らねば!な部分が長かったですね。
恋愛モードへ至る布石なのか色々事件が起こり、信頼関係も強まり。
ライバルでなかなかくっつかないカップルでしたが、くっついてさあプレイとなったら苦手なプレイが…。やっぱりやるんか…。受けは喜んでしてるのでまあ良いのか?
20年待たされたのも萌えます。
みんなドムかサブであることにすごくこだわってたなあという印象です。
せつないなあ。せつない1枚でした。
君じゃなきゃだめなんだ!
マレーネの行動や正体や過去がわかるほど苦しむリリーことコヨーテ。
リリーに本当のことを言わなければと、でも言えなくて最悪なバレ方をしてしまうマレーネことヨシュ。違うんだ!君を守ろうと思ってるんだって言えない、言わせてもらえないヨシュ。
前巻でも思いましたが大きな流れに翻弄される2人です(泣)
興津さんの声をはるところが聴けてそこだけは嬉しかったです。
穏やかで苦悩してな興津さん。
抑えめで苦悩する小野さん。
効果音も最近のドラマCD(そんなに聴いてないけど)にはないシリアスさに、豪華さや作り手の世界観を再現しようとする意気込みを感じます。
君を好きなだけではもうどうにもならない状況ですね。せつない!
追記
初回限定版のレビューがこちらに案内されました。
これは本編が切なかった分のご褒美ですか!?
興津さん!ありがとうございます!
耳の18禁ですよ。よくぞ演じてくださいましたね。頭が下がります。
プレイじゃないんだってば!なマレーネにアイマスクをしてもらってエッチする2人。
マレーネに乱れ喘ぐところをガン見されるのが恥ずかしいリリーが発案。
なのに始まると…、もっとエロいことに!
マレーネの実況中継プレイ、リリーの体を知り尽くした観察眼、これは言葉責めなの?
前戯の愛撫なの?
なんだかさらに興奮したマレーネと翻弄されたリリーでした。
興津さんのあま〜い囁き声と小野さんの純朴青年ぶり、はぁ〜ありがとうございます!
高評価でさらに談話室でも話題だったので読んでみようと買ったのですが。
あれ?字が大きい。余白が多い。
あれ?仲良くないグループの登場人物がイケメンだらけのF4?
あれ?そんな中に招待されたのに普通に仲良く出来てる?何ハーレム?
なるほど、若い子向けというのは…。
内容は主人公の日記風でいつ何が誰とと5W2Hで進んでいきます。
皆様のレビューを読むと渡会がきっと主人公を…なんですね。
とっても心も物理的にも距離感が近くて、普通に良い子たちで。やたら女子を嫌がるのが、?です。
主人公がイケメングループに入っちゃっても卑屈にならず、普通に仲良くやっててこれが令和なのか?高校生メンタルか?とおののきました。
盛りだくさんでした!動物も出てくるので楽しみ増量です。
タイトルからイメージしてたのと全然違うお話でした。
出来損ない王子と呼ばれるリュシカ。もう何を言ってもやっても…と諦めの境地でしたが。
カイと出会って!
登場時からデキる男であろうとプンプンしてましたよ!まさかリュシカを救ってくれるなんて〜。しかも獣医師なんてリュシカにぴったりの方じゃないですか!
獣医師のカイを尊敬しもっと彼の役に立ちたいと頑張るリュシカが愛おしい!
初めてリュシカを必要としてくれて褒めて認めてくれて。そんなカイにそりゃおちますよね、恋に。
二人のお仕事や恋愛や魔物の被害や幽閉やもう盛りだくさんなんですよ!でもどのエピソードも愛おしいんです。
変わったね、リュシカ。魔獣討伐ではもうそりゃあ痛快でしたね。火竜を自由に操り森の精霊さんたちに助けられ。
最後はちょっと好みが分かれるかも?
てっきり診療所で仲睦まじくと思ってたのに。でも確かにこのラストの方がお互いの力を振るえるかな?
もう出来損ない王子なんて言わせないな大活躍王子でした。
切なさもありますが、虐げられて俯いてきたリュシカが生きがいを見つけ成長して胸をはれるようになって良かったです。
ちょっと盛り込みすぎたかな?な感も。色々広げすぎてその後の説明がもっと知りたかったです。
好青年ふたりのお付き合い編。
1巻の終わりでも思いましたが、矢島なら大丈夫!でもなかったかな…?いや大丈夫!
鳥飼にとってずっとずっと大切な存在だった矢島と無事にお付き合いができて。良かったね!鋼のポジティブメンタルな矢島、弱気な鳥飼にぴったりです。
デート?出かけたりお互いの部屋へ行ったり。鳥飼の可愛いところも見れて、鳥飼のことをちゃんとわかってる矢島が良い!
なのになのに〜、そうだよね元カレのトラウマが根深いよね。自己否定されたようなもんだもんね。だけど矢島だよ?喜んで悔しがって祝ってくれてたよ、きっと。
プライドの方向性がちがうよ!
良かったこの終わり方で。矢島は強い!
もう矢島なら鳥飼の相手で大丈夫だよ!
早く自信もって鳥飼!
絵がすごくキレイでした。なんというか素直な描き方?で表情もとても良いし背景や脇キャラまでしっかり描かれてあり、隅々まで楽しみました。おかげで読むのに時間がかかりました。
お話は男子高生もので迷ったのですが、まっすぐで純粋なお話で良かったです。
幼馴染が引っ越すと突然言ってきてその上告白まで!もう啓太の頭はキャパオーバー。
この時の倫也の表情やポーズがすごく良くて!そうだよね、こんなかんじだよね!って。
ここから啓太の中でワタワタが始まるのですが、倫也は引っ越しも啓太の反応もまるで平気みたいで。この時の倫也の気持ちはどうだったのかなあ?ほぼ啓太視点なので。
もしかして引いてみた作戦?違うか?
啓太が本当に倫也がいなくなってしまうのを受け入れ難く、寂しくて切なくてってのがよ〜く伝わりました。なんで倫也は平気そうなんだろう。
倫也の引っ越し先の情報を調べてる啓太がいじらしくて(泣)
つい引き止めたくて言っちゃったり、後悔したり傷つけたり、会いに行ってみたり。この辺が展開がどどどーっと良かったです。
最後はハッピーで読み手もすっきりです。
巧みな作家さんですね。