わ〜、こんな展開になるなんて(良い意味で)〜な作品でした。
二人が出会って自分という人間を見つめ合って恋をして。今まで誰にも自分を見てもらえず役目だけを負わされてきた受け、民のためにも大陸統一を目指し軍神を体に宿した攻め。
攻めが最初は野蛮なんですよ!どうしよう?こんな攻め応援できないよ!どうなっちゃうの?と思っていたら…。
受けを口説いてはちょっかい出してスケベなことするけど、美しい綺麗だと素直に言うし、大切にしてくるし。
受けもだんだん攻めの前では素でいられるようになって。
だんだん二人が可愛く思えてきちゃって、応援してましたよ。
軍神もええ!!な解決で。
最後の方はもう受けがすっかり明るくなって恋する若者って感じで。決め台詞に笑いました。確かにな!
前半で絶望と不安しかなかったのにこんなに楽しくなるなんて。とくに攻め、も〜好きな子を口説いていたずらしてすぐ手を出して。とっても良かったです!
はじめましての作家さんです。
本格お仕事BL?劇団主宰者と脚本家のお話です。劇場で観る演劇の素晴らしさ、熱気や感動がよく伝わってきます。
全編受け明流視点で脚本を書きたい!この劇団で配役を生かした話を書きたい!なところは熱くなりました。
柊のことは明流を通してしかわかりませんが色々気になるのと、あまり柊という人となりがはっきりわかりませんでした。
特殊な生まれと育ちで演劇に関して妨害を受けてきたのはわかりました。劇団アルファがなにより大切なのも。
明流のどこをそんなに好きに?初めて人を好きになったとのことですが男性を抱くのは慣れてるようで。
まあ同居が初めてで色々あったかな?
劇団主宰なのに稽古中の次の公演の作家への独占欲、いいのかそれで?嫉妬しての振る舞いが大人らしくないというか…。
そんなに大切な劇団で職場恋愛していいの?
あと柊の言葉遣いがなんだかクールなんだかオネエっぽいのかちょっと気になりました。