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三人ともはまり役でした。エロい、切ない、もどかしい。

原作既読。

このCDを聞く前に原作を見ることをおすすめします。
好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、私はドンピシャでした。

声優さんが合ってる。
最初はタケ役が佐藤さんなのは低いかな?と思って聞いていましたが慣れます。
拾は特にピッタリ!!という印象でした。

この作品は半分がエロなので声優さん大変だっただろうなぁ...特に興津さんは喉痛くなりそうなぐらい。
女の子っぽい受けが好きじゃないので心配でしたが流石興津さんという感じでした。
しっかり男なのに途中で高くなるのがすごくドキドキしました。
何と言っても最後のトラックのミネの喘ぎで思わず「あっ、やばいっ」って言ってしまった所。こっちがヤバイってなりました。
気持ちよさそうな喘ぎ、痛そうな喘ぎ半々で素晴らしかったです。

佐藤さんの声で素敵だと思ったのは、
「溜まってた?」というセリフに対しての「...えっ?」の部分です。
そこしか良かったところが無いとかでは断じてありません。本当に。
あまりにもアルで...大好きです。
低音ボイスをは聞き慣れていなかったのですがこういうのも良いですね。

拾はあまりにも違和感がなくていい意味で聞き流してしまいました。
可愛い。尚且つ女っぽくない。素敵でした。

原作が好きな方なら絶対におすすめしたいです。

3人の複雑な関係と心情の変化に惹かれました。

久しぶりに読んで萌えたぎったのでレビューしに来ました。

シリアス系なのかと思いきやエロ要素が多かったです。
3Pの商業BLは初めてでしたが、これは良い。
どうしても3Pって愛され受けな感じがして苦手なのてすが(受けの子がどっちかを選べばいいのにと思ってしまうので)、嫌々受けが好きな私にはたまらなかったです。

もちろん、私はダントツでミネが好みでした。
ヤンキーっぽい彼ですが、友達はいないしコミュニケーション能力は低いし健気だし...とまずギャップ萌。
最初はミネは攻め側になりたかったのに、どんどん受けの快感に堕ちていくというのも魅力的。
拾の「される側の子になっちゃった」という発言の通りもう攻め側に回ることは無いだろうなぁ...と思います。
常識人でしたが、タケのか体の相性が良かったせいか3人でする事に慣れていく姿も侵食されていっているようでキュンときてしまいます。

タケ×ミネがお気に入りなのですが、最初はミネに致すときに「ごめんな」と言っていたタケがあんなに変わってしまうなんて...。
中盤ではお互い嫌い合っているような発言ですが終盤の「峰岸にしかしない...」という発言でそれはもう滾りました。
でもこの関係は拾がいるからこそなんですよね。
拾がいなかったらただの強姦、もしくはセフレです。
この不思議で歪んだ関係だからこそはまってしまったのだと思います。

終盤のミネの半分こ発言に疑問を持っている方もいらっしゃるそうですが、ここは拾を半分にするという意図で描かれたのではないと思っています。
拾は大切なものをくれるが全て拾の物だったという回想。
それに対しての半分は自分の物にしていいのかとタケが自身で納得するという場面なのかなぁと思いました。
どちらかというとミネを半分にするという意味合いが強いシーンだったのかなと。

この3人には幸せになって欲しいなあと思うような作品でした。ぜひ同人誌の方も見てみたいです。