もっと早くに気づけよラシード! 弟の方が先に気づくってどうよ! オメガとして生まれ小さいころ母親に捨てられたレイは生きるのに精一杯。 危ないところをラシードに助けられ1度だけの関係を持ち後に彼の子を身ごもる。 その子を1人で大事に育てながら日々暮していく為に頑張るのですが、オメガというだけで蔑まされ危険な目にあうのです。そこを助けてくれたのがまたもラシード。 だけど彼はレイのことを覚えてなくて…レイのために仕事や居住いろいろと世話してくれるのですが、オメガの彼が周りから受け入れられるわけもなく、それに気づかないラシードにまたも腹が立つ。 ちゃんと気づいた後のラシードの行動が早かったのは救いです。 それと母親に捨てられたと思ってたレイですが、母親は彼のために自分の命を犠牲にしてまでわずかなお金とともにレイを知人に託したのですが、その知人が裏切ってレイを捨てたのです。 そのことをレイが知れたことは良かった。 ちゃんと愛されてたんだよ。
切ない…切なくて涙。 そしてその分2人の幸せにまた涙。 昔は神様と祀られ山を守ってきたしい様。 いつの間にか祟り神とされ人間が恐れてしまう存在に。 人間て自分勝手だ…神様だってずっと一人は寂しいよね。 そこで出会ったのが鬼と人間との間に生まれた椿丸。 しい様をすごくすごく想ってる椿丸に対して、いつかは自分のもとを離れるであろうことを思い接してるしい様とのすれ違い部分が凄く切ない。 これだけお互いのこと想いあってるのに何でーっ!な展開が続きますが最後本当に良かったです。 山とともに朽ちていくシーンに噓でしょう!と泣いちゃいましたが、新たなしい様誕生でうれし泣きです。 本当に泣いてばっかりの1冊でした。
このアンドロイド兵器が作られ使役された背景はサラッと流してます。 機械なので意思がないのはのはわかってますが、人間のエゴで雑に処分されるのは悲しいことです。 特にここに出てくる戦闘用アンドロイドにはなぜか意思があり、いろんな感情を吸収、記憶しているから余計に悲しく思います。 戦争が終われば用がなくなり廃棄処分。それと同時にその機械のメンテをおこなっていた人間もお払い箱。 そんな2人が出合い恋していくお話です。 言葉通りの意味でしか受け取らないピュアなアンドロイドですが相手の行動や感情でいろいろと人間らしくなっていく途中途中でなんか泣けてくるなぁ。 これからも2人でゆっくり成長していってほしいです。 最近昔のアニを見てたのでついついこのストーリーの背景がなんとなく宇宙戦艦ヤマトを思い出したよ。 青白い肌、デスラー総統しか頭に浮かばん(笑)
溺愛系大好きなのでタイトルにつられてしまいました。 そしたらシリーズものみたいで、すでに5冊出てるとか?!楽しみです。 姉が亡くなり残された甥っ子を育てながら暮らしてた星のところに、父方の兄クレイグが突然現れ(もちろんお金持ち)… なんとなく先の話はこうだろうと勝手に決めつけながら読んでましたが、意外にもクレイグの身内からも星ウエルカムな状態に、このままただのラブラブかと思いきや、モテる男には嫌な女が付きもので今回その役割を果たしてくれた女性に命を狙われ、解決しハッピーエンド。 う~ん、溺愛部分いまいち足りなくないですか? もうちょっとベタベタ甘やかしが読みたかったかもです。 それはこれからのシリーズで読めるのかな?