ホントに感動した。今までにないくらい泣いた気がします。
最初は寛末さんから松岡さんへ
猛アタックって感じが、途中から松岡さんから寛末さんに変わり
それからはずっと松岡さんの切ない片思いって感じでした。
前作との合計で4時間30分ほどの長編ですが
本当にこの二人は最後結ばれるのかと疑ってしまうほど
脈のない松岡さんの片思いで…恋において辛さはつきものなんだろう
と思わされました。
寛末さんの優しい一面と自分勝手な一面、心境の変化などを
わかりやすく表現されていた杉田さんには感銘を受けました。
それ以上にたっつんの演技力に魅せられ
一生懸命寛末さんにすがっていく松岡さんをこれでもか
というくらいせつなく演じられていました。
聴いて良かったと心の底から思いました。
このCDを聴いてから思わず原作を購入。
漫画には漫画の良さがありますが、CDからしか読み取れない感情が
遊佐さんの演技によって、ものすごく伝わってきました。
今ヶ瀬は遊佐さん以外考えられないなと思うくらい大満足です。
終始今ヶ瀬の立場は
先輩の邪魔にならないようにわきまえていて
自分が邪魔になるときがきたら、離れられるようにしてて…
胸がきゅっと締め付けられました。
二人が結ばれたのは嬉しいけど、個人的に
先輩がたまきちゃんと別れるところはどうかと…
あんな風に別れられると、しょうがなく今ヶ瀬と付き合ってる感じがして
今ヶ瀬の気持ちをもっと考えて欲しかったです。
でも、そういうシーンも含めて
ほんとに、素晴らしい作品でした。
オススメ以外のなにものでもないです。