生徒からも慕われる数学教師の攻・市原先生と、どこか周囲とは一線を引いているような美術講師の受・灰谷先生の話。
過去のトラウマから、学校でしかイけない体質になってしまった灰谷先生が、その現場を市原先生に見られてしまうところから始まるんですが。
部屋に鍵をかけずに自身を慰めているところが、なんか抜けているというか、一歩間違ったら大問題だったような。
そんな、どこか不思議というか、危機感が少し薄い灰谷先生に、少しずつ惹かれていく市原先生でした。
くっつくまでは、文化祭の余韻もあって、あっという間でした。
丁寧なゆっくりとしたストーリー運びで、じんわりとした読了感でした。
バース性をαと偽るΩの元有名ホストで今はオーナーな受。
攻は、関西で名前の売れているαな新人ホストな光。
オーナー、とにかく顔が良いです。顔が。
さすが、数々の姫様たちを喜ばせてきた元プレイヤーです。
VIPルームで2回ぐらい致してるんですが、誰かに弱み握られそうだなぁ〜、と思いながら読んでたら、本当に弱み握られてしまってました。ライバル店に。
オーナーは、基本お人好しみたいです。
そんなんで、よく億プレイヤーできてたな??という謎設定。
やはり、顔がよいからなのか。
クラブで配信をしてる時に、光がオーナーに悪戯し始めてちゃうんですが、これ、見てる人いたら気づいちゃうんでは??というヒヤヒヤ展開でした。
その後も光がめちゃくちゃ稼いでるので、影響なさそうでホッとしました。
二人とも恋愛に関しては純愛で、これからもラブラブで!
すぐには番契約しないところも、なんだかオーナーらしくていいなぁと思いました。