皆さんのおっしゃること、すっごくわかります。
みんな、この2人のいちゃらぶ見たかったですよね?次か次か…と待っていましたが、残念でした。
バンドのBLだったので、音楽については良かったのかもと思いますが、もう少し真冬と立夏のラブな絡みが欲しかったかなぁ。心の奥のそれぞれの思いは複雑に表現されていたと思いましたが、ちょっと難しく感じるところも。
奥が深くて、一旦噛み砕いて良く考えて落とさないと一度じゃ理解できなくって。
はっきり言葉で書かれてないけど、察してね…みたいな場面多々ありましたよね?
最後だからか、もう今までの登場人物やお母さん達までどんどん出て来てましたが、最後が立夏じゃなくて由紀だったのは賛否両論ですね。
素敵な場面ではありましたが、読み手の受け取り方もそれぞれかな。
真冬と立夏が高校を卒業した後まで描くなら、脇の人達より、私はもっとこの2人のその後を見たかった。
それに秋春はほんと出番少なく柊出過ぎ(笑)
立夏が真冬を想って、由紀が残した歌を完成させたのは理解できるけど、ヘルプばっかしてないで真冬とギヴンで歌ってよって思っちゃいました。
カックの審査に落ちてから、立夏が柊達と行動することが増えて、私的にはかなりストレスだったから、最後は…と期待していたのにちょっと残念。
でも、やっぱりこれで終わりだと思ったら泣きました。
評価はかなり迷いましたが、9年ドキドキさせてくれた立夏と真冬、そして秋彦に春樹さん、雨月さんに神評価を。
漫画だけでなく、テレビアニメや映画でも楽しませていただいたので。
それにしても、真冬と立夏のえちは永遠に見れないのかなぁ…残念(涙)
立夏に「あ…イっく…」とか言って欲しかった。
あ、無いですね。ふざけました。
すみません。m(_ _)m
とにかく甘い。
最初から最後まで2人の甘さ加減を見せつけてくれました。
出会ったばかりの頃は、元カレが出て来たり、勘違いから誠一さんが既婚者子持ちと思い込んだりと色々で、はらはらドキドキ、ちょっとイライラでしたが、今回はストレスフリーです。
もう、これでもかというくらい、めくるめく2人の世界が広がっていくのです。
そして、待望のH多め、あまあまとろとろです。
強く強くお互いを思い合っているので、誰もが「幸せになって欲しい」と願わずにはいられないんじゃないかな、と思うのです。
長男、跡取り、次期社長、次の跡取りを残す…という責任と重圧、悩まないはずがありません。でもそれを跳ね除け自分の気持ちに正直に覚悟を決めましたね。
尚くんも、以前に比べ自分の意思をはっきりと口にしたり、前を向いて歩き始めた感じが強くなりました。強くなりました。これも誠一さんの愛のたまものでしょうか。
弟の誠司くんはじめ、堤さんや金森先生、2人の周りには素敵な理解者が揃っている上、今まで入院中でチラッとしか出て来なかった、誠一さん誠司くんパパが満を持して登場。まあ、なんてイケオジなんでしょう♪さすが2人の父。誠一さん達この方のDNAまんま引き継いでいらっしゃる。
跡取り長男の恋人が同性だと知っても、あの貫禄。
人生経験でしょうか。何を聞いても冷静で微笑するくらい落ち着いていて大人の余裕を感じます。
そんな方の元で育った誠一さん誠司くん、素敵なはずです。
プロポーズと指輪、2人だけの結婚式、お互いを想う誓いの言葉はすごく気持ちがこもっていて素敵でした。
次回は弟誠司くんの続編を、そして密かにイイ男認定している金森先生のスピンオフなんか読めたら幸せだなぁ…(〃ω〃)
このお話は、是非シリーズで読んで欲しい作品です。