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女性あああぴぴぴさん

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午後の光線 コミック

南寝 

言葉の表現がきれい

特別、セリフなどの文字が多いという意味ではないのですが、言葉の表現が綺麗に感じ、小説を読んでいるような感覚でした。その綺麗な言葉とコマの光景がマッチしていて、心に染み渡る感じがします。特に一番好きなのは最後のシーンで、何度も見返しました。
心理描写が丁寧で、引っ掛かりもなく物語の中に引き込まれます。終始雰囲気は暗めであり、BLに求められるようなキュンキュンするシーンなどは少ないように思うので、読む人を選ぶ作品だと思います。

ダントツで好き

今まで読んだBLの中でダントツで好きです。
ストーリー、キャラクター、画力、演出どれをとっても心を揺さぶる作品でした。
思春期の葛藤が繊細に描かれており、当事者でない立場からみても、心境を想像しやすいような高い表現力がありました。
閉鎖的な環境の中での居心地の悪さが印象に残る一方で2人の交流は明るく楽しく描き雰囲気を一変させるなど、物語の緩急がついていて読んでいて面白かったです。
主役2人のキャラクターにすごく感情移入できる作品でした。あまりBLを読んで泣くことは無かったのですが、この作品は泣きました。

致すまでの描写が丁寧

複数作品収録されていますが、表題作品が一番好きだったのでそれについての感想です。
表題作品が、タイトルの通り致すまでの描写が丁寧だと思いました。直接描かれはしませんが、少なくともセリフで後ろの洗浄をしているという描写があります。大体の人はどうでもいいと思うのですが、あると嬉しい自分にはツボでした。
また、後ろをほぐすまでの描写が丁寧で、非常によかったです。長いこと時間をかけて、ほぐしているという表現があります。絵柄が好みで、この作品で気に入ってこの作者さんの作品を他も見るようになりました。

個人的にツボ

すごく絵がうまくて、ストーリーも読みやすかったです。
攻め受けのキャラの性格もよく、読んでいて全くノイズになるところがありませんでした。
行為描写のアングルなどすごく個人的にツボでよかったです。表情の描き方がとても上手なので余計に耽美に見えました。一番の評価ポイントです。
キャラクターデザインも好きで受けが可愛いです。
作者さんのこだわりや癖みたいなものが見える作品はすごく好きで、その作品もそのように思いました。

闇系BLかなと思ったけれど

Xで宣伝されていて、絵柄が可愛く綺麗、雰囲気も暗く、好みの作品だと思って購入しました。テンポも良く、読みやすくて面白かったです。


結論から言うと、闇系BLのように言及されているところもありますが、しっかりと救いがあり、とにかく辛い展開を好む人には合わないかもしれません。
上巻に関しては期待通り、ただひたすらに暗く、耽美な雰囲気が続き、上巻に関してだけいうと、神作品でした。
少しひっかかりがあったのは下巻で、結末としてはハッピーエンドなのですが、そこに至るまでの心理的な描写が不足していると思いました。ただ2巻で完結させるとしたらしょうがない部分もあるのだろうと思ったのですが、長くてもいいのでそこが丁寧に描かれているところも見てみたかったなと思いました。

以下引っかかった箇所の具体的な描写です。








両は嘘をついて幸太郎に優しさに甘えますが、結局嘘がバレて、一旦幸太郎は自ら離れていきます。そういった裏切りをされているにも関わらず、年月だけがたって、大人になったらそのことが流されているだけのように感じて、幸太郎の中でどう言う変化があってまた会いたいと思ったのかが、少し描写不足に感じました。


STARRY-Eyed MONSTER 電子 コミック

しちみ 

確実に好みは分かれる

ネタバレ最小限でレビューを頑張ります。
闇どころではない、とんでもない作品です。
プレイ内容が書かれていますが、それらに嫌悪感を覚えない人にとっては神的な作品だと思います。
絵柄自体は美麗で、スッキリして読みやすく、受けのニコラスくんも可愛い見た目で引き込まれますが、物語が進むごとに展開が救いのなさが加速していきます。
特筆したいのはプレイの描写の濃厚さであり、嫌がって抵抗する受けが好きな人には刺さる作品だと思います。

shilly-shally コミック

しちみ 

描き下ろし部分の爆発力

表紙からもわかる通り、しちみ先生の絵は非常に美しいです。その美しさがビッグバンぐらいの爆発力を放つのが本作品の描き下ろしです。

できるだけネタバレのない範囲で説明すると本作品の雰囲気は暗めです。こちらの気が滅入るような描写ももちろんあり、この暗さを浄化していくのか、それともされることはないのか、ハラハラしながら読んでいましたが、最後の描き下ろしのエピソードがその爆発力でもって全てを吹き飛ばしてくれました。

他の方でも言及されている通り、しちみ先生の中ではマイルド寄りでかつ話の内容もミステリー系で面白いため、お勧めしやすいなと思います。200ページと一つの物語を終わらせるには短いページ制限の中でとても綺麗な終わり方をしているので、読後感がすごくいい作品だと思いました。