成宮先生の作品群の、一癖もふた癖もあるキャラ達が大好きです!
今作は、途中まで、他の作者様のお話し読んでるのと勘違いしてたくらい硬質な作品です。…そして、やっぱりキャラ立ってます!ストーリーもふたひねり半、いえ…トリプルアクセル綺麗に決めて着地!みたいな面白さと読み応えありました!!(…冬季オリンピックから、世界選手権にかけてどっぷりと、フィギュアスケートにハマってましたんで♪)…
このカップルは、身体を張ったボケ、ツッコミを繰り返しながら、元気に生きて行って欲しいな~なんて思ってしまいました(*^。^*)
成宮先生って続編とか、シリーズモノの記憶無いです。是非ともこのカップの続き読みたいです!!
極楽村を守る不可思議な存在、鷹男。
柔軟な思考とタフな精神力を持つ俊次。
読み進めて行けばいくほど、俊次ってなんて男まえ!!武術の心得どころか達人の域にある俊次に殴られ蹴られしながらも「…さすが俺の嫁…」と、こりずにやってる鷹男、やけに人間くさい(神?)様です。そんな二人の場の空気が間抜けてしまうやりとりには笑ってしまいました♪
今見ても蒸気機関車の走る姿、そして轟音には圧倒されます。当時の人々は腰が抜けるほど驚いたに違いない!明治、文明開化と共に薄れていった妖だとか不思議なモノだとか…。どこかに紛れてちゃっかり暮らしているのかも?…なんて思ってしまいました♪