あまりにもBLではくくれない社会派で世界経済を巻き込むストーリーと主人公3人を取り巻く環境そして決して崩れない絆が心揺さぶります。
あまりにも好きで電子と本両方購入。
CANISシリーズは全7巻(DearMr.Rain⇨Dear Hatter2巻⇨SPEAKERS4巻)あるので最初から絶対読んだ方がいいです。
あとがきみたなページで先生が「つかれた〜」って書いてあったけどほんと納得。
こんな映画にもなりそうなストーリー考え出してしかも3人のキャラクターを生み出しとんでもない作品を作り上げたらそれは疲れる。
そのおかげで読者はこんなすごいものを見れるので感謝しかないです。
最初は作者先生のSNSの告知と攻めの黒髪、短髪、メガネのビジュアルに一目惚れして購入。買って大正解で何回も沼ハマりで読んでます。そして何回読んでも飽きないです。
なぜ飽きないのかというと(攻)の心に秘めた恋心が身を削っても(受)を守る姿に引き込まれてします。
長年秘めてる恋心を普段は表に出さずに辛かろうと思いつつ、いざ2人きりの時の解放された(攻)の甘えてる姿がたまらないです。
ストーリーは新入社員の攻めの冷めた振る舞いに今時の若い子で上司も大変だなぁと呑気に思ってたら、上司と部下が同じ高校の同級生でしかもまだ共通点があって…と読み進めるうちにさらに2人の過去やそこから今に繋がる心や身体的後遺症があったりするのですが、大丈夫!全体は暗いストーリーではないので気負いせずに読めます。