オメガが尊ばれ、アルファは虐げられる設定は斬新で、愛し合うことは社会的に許されない世界感で繰り広げられる幼馴染同士のもどかしい恋愛描写は、まさに革新的な作品です。
愛し合っているのに、身体を繋ぐことができず、相手を抱きしめることも、キスもできない設定と描写が秀逸で、最後の2人の喜びが胸熱でした。
焦ったさの後のハッピーエンドが好きな私にはまさに、どストレートでありつつ、カースト逆転オメガバースという初めての設定は新感覚で最近では1番感動した作品です。
カースト逆転オメガバースという新しいジャンルを切り拓いていただき、ありがとうございます!!!
デビュー作にして斬新な設定を攻めるチャレンジ精神とわかりやすい描写テクニック、羽生橋先生の次回作も楽しみに待ちたいと思います!