好きだーーーーー!!!
すみません、こちらさきした先生激♡LOVEババアの
極☆偏ったレビューになります。
さきした先生が描いてくださるなら線(毛)一本でも崇め奉らん~!
なんとものすごいLOVEの威力でしょうか…。
この一冊、隅から隅まで「カワイイ」と「かっこいい」と
「愛」しかありません…。
イケメンとイケメンがキラッキラしてて、
エロッエロでサマザマな汁…輝いてる…!
なにこの幸せな世界…ワタシタヒんだ?天国見ちゃってる?
えっと、ホストのお話です。(意識戻った)
攻めは様子のおかしい高速美丈夫(元伝説のホスト、現オーナー)
受けは天使(借金を返すためにホストになった大学生)です。
受けの旭くん、ゆすると聞いたら木をゆする(ヤー!)を
想像しちゃうレベルの天使!ひー!まって!かんわいー!
天使で天然(で、無毛)なのですが、言うことはハッキリ伝える男前…。
こんなコ絶対好きになっちゃうよー!
諏訪さんはキラッキラのドイケメンなのですが恋愛童貞で、
年上だしオーナーだし、メンツもあるからリードしたいんだけど
旭くんの前ではLOVEがダダ洩れてヘタレちゃう。(そこも好)
2人の恋愛モヨウ、主導権を握っているのは意外にも旭くんなのが、
とってもイイんですよね…。
初デート、水族館でのシーンが尊すぎて見事にコト切れまして、
溢れる尊を消化し人間として復活するのに30分以上かかりました。
(その他にも萌えDEATHシーンありすぎて、数え切れません~!)
忘れちゃいけない!当て馬担当?
旭くんを守護(まも)りたい殿塚くん登場します!ババーン!
彼もまた諏訪さん同様、旭くんにメロメロ執着系なので、
同タイプがぶつかり合い大変面白いコトになっています~。
(旭は諏訪さんひとすじなのでご安心を…)
アッ!エロはすごいです!SUKEBEです!
期待を裏切らないフェチ感もりもり(おもらスィ!)のプレイを
たっぷり用意してくださってました~最高がすぎる~!
全方位に嫉妬&執着が抑えきれず、
激しく激しくイタしちゃう諏訪さんは必見ですよ…!
(えっちに慣れてきている旭くんも美味しゅうございます…)
ありがたいことに続きがあるそうなので、
続巻を楽しみに生きていきたい所存です。
さきした先生、1ページ目からラストまで、
潤いしかない2巻をありがとうございました~!!!最高でした…!
とっても、たいへん、ものすごーく!かんわい~!!!
DK2人のピュアなラブコメディです。(様子はおかしい)
ヤ〇ザ一家に育つ極道(ごくみち)くん。ごっちゃん。見た目はすごいですよ。首、腕…見えるところに墨を入れて、ピアスバチバチ。高校生でこれはなかなかの物件ですね。えーと属性で言うと、黒髪健気美人ツンデレ…?(まだわからないけど、受けな気がする…かな?)
ワケアリすぎる自己紹介に完全に引きまくるクラスの中、隣の席になったハルくん(おそらく天然ワンコ攻めに育つ予感)はフツーにごっちゃんに接してくれて、お友達がいなかったごっちゃんは、明るく親切なハルくんを、すっかり好きになってしまいます。
はじめての友達、はじめての好きピ(その呼び方が似合う笑)に、戸惑いながらまっすぐぶつかっていくごっちゃん…。見た目クッソ不穏なのに、健気でめっちゃカワイイー!そして、ただの明るい人気者ではなく、生きにくさや寂しさを抱えているハルくん。学校生活の中で、お互いにドキドキ、キュンキュンしながら「好き」を伝えていく様子が、とにかくかわいすぎました…!
と、ここだけ読むとピュアで切ないDK青春恋愛モノみたいな感じするかもですが、トーンはまったくもってコミカルです。どんなシーンでも、ごっちゃんが真面目にぶっちぎりの反社不穏トークかますので、めちゃくちゃ面白いんですよ…!(おつきの人たち?も面白いです笑)
雨桜あまおう先生の作品、はじめて読ませて頂いたのですが、この作品を楽しんで描かれているのが伝わってきて、とっても好感が持てました。ワタシも読んでいて、すごーく楽しかったです!ありがとうございました!
続巻では、いろいろあって行けなかったデートなど、見られたらうれしいな~!
カワイイ2人にまた会えるのを楽しみにしています。
いや~傑作が完結してしまいました。
完結してくださるって、読者にとってはありがたく、
でも、寂しいものですね…。
溺愛攻め×不憫受けを愛するモノとして…。
みっちみちに満たされる「このはな」
疲弊しきった日常生活を送る上で必要不可欠な作品のため、
定期的に摂取してしまいます。
(もちろん、日々幸せな方にもぜひ!笑)
ガリッガリな肢体。肋骨ボッコボコ。クスリも浴びるように飲んで、
そして吐いて、無理して無理して生きていたΩの雅。
もうほんっとに痛々しかった。
そんな雅を支えることで、αとしても人間としても成長していく晴斗。
育ちの特殊さから、上手に笑うこともできなかった雅も、
晴斗の宇宙レベルの大きな愛&全人類のココロを鷲掴みな笑顔により
どんどん人間らしい感情を取り戻して…。
おそらく一緒に生活しているうちに晴斗からうつったであろう
雅のヘニャっとした笑顔が見られる幸せを噛みしめる3巻…。
出会うことで愛を知り、同じ時間を過ごしていきながら
ゆっくりゆっくり、2人のかたちで愛を育てていく…
そんな姿が…ピュア…尊い…。なにこの愛…尊すぎんか…。
「愛をありがとうーーーーー!!!!!」
そんなお話なんですが…(説明できてないな…)
この巻では、晴斗の結婚願望が…!
(晴斗はずっとそですよね。ずっと雅と一緒にいたいからね。)
雅も、もちろん一緒にいたい。
でも…そこで立ちはだかるのが、雅の特殊な家庭の問題…。
家族の愛を知らない自分が、果たして晴斗と幸せな家庭を築けるのか…。
そんな不安に追い打ちをかけるように、
兄の雅への想いを拗らせ倒した弟の大和も登場してきます。
こんなときでも晴斗がしっかり、漢(オトコ)を見せてくれます。
スーツ&オールバックの晴斗、
背伸び感も含めてちょっとかっこよすぎませんか…!
結局、雅は両親とは亀裂が入ったまま、そのままです。
それでいいんじゃないかな。と思いました。
理解ある家族!みんな仲良し!が正解とかハッピーとか、別にないしね。
晴斗との、家族写真の真ん中にいる笑顔の雅で、
これから生きていけばイイのよ…幸せにおなり…。
2人でニカっとヘニャっと笑いながら…
…これから、家族増えちゃったりとかしちゃったりしたらいいなあ…!!!
そんな幸せな妄想を楽しみつつ、読了いたしました。
圧倒的な画力と、繊細な描写で奥行きが生まれて、
シンプルなストーリーながら、
しっかりと、ずっしりと読ませてもらえる作品でした。
咲本﨑先生、ありがとうございました!
※オメガバ作品の傑作と思っていたのですが、
この巻ではオメガバ感はほぼゼロでした。
でも…2人の中でその性別も自然なこととして
受け入れていったと理解して、神評価で…!
この作品においてのBLは、BIGなLOVEのほうかな~。
ワタシはショタってどっちかというと地雷なんですよね。
どうしても気持ち悪さが勝っちゃうんですが、
この作品は全然読めました。なんならめちゃくちゃ良かった…。
大志12歳×征二郎40歳
その差28歳。いや~28歳差か~。思い切りましたね。
愛があれば歳の差なんて…?
までも、征二郎が大志に手を出していくお話ではないんです。
大志が征二郎に手を…出して…手は出してないかな?笑
大志は資産家の当主で、スーパーしょうがく6ねんせい。
征二郎は元エリート商社マン現在無職の40歳ゲイ。
大志になぜか気に入られ、お世話係として
富豪の有澤家に雇われるところから物語は始まります。
親子でも兄弟でもなく、年齢も性別も関係なく
ただお互いを必要として、惹かれ合う2人。
(もちろんエッチはありません!!!チッスはチラっと。)
執着&嫉妬アリアリで押せ押せなのは大志(かわいい)で、
征二郎はちゃんとブレーキかけてます(こっちもかわいい)
ラスト(+描き下ろし)で
18歳の大志と46歳の征二郎が見られるのですが、
もしかしたらココに1/3くらい割いてもらったほうが、
BL(ボーイズがラブするほう)としては読み応えがあったかも…!
この2人は、ビジュアル含め激萌えです。
28歳差あったとしても、成長後のこのカプは推せると思いました。
先生があとがきに書かれていた、
100%極暗黒、オトナを弄ぶ邪悪な大志、
ちょっと見てみたかったです…笑
(商業誌では難しそうですが…!)
小さい人の良さを知ってしまったかもしれません…!
新たな扉を開いてくれた作品でした。
かつらぎ先生ありがとうございました!
書影の色合いが爽やかだけど甘くて、
めちゃくちゃステキだな~と思いつつ…!
攻めの忍は「ゲイ風俗の仕込み屋さん」濃いですね。濃い設定キタ。
色素薄い系超イケメン。体温低め。悟り感ある。
首と右腕にトライバル系のタトゥー入ってる似合う。(スキー!)
見た目オラオラですがモラル値高めの人情派。
そんな彼のモトに突然現れる受けの戌峰くん。
サラサラ黒髪で表情硬め…
「俺、仕込んでほしいんスけど!」
不器用な感じ溢れちゃってる~!あと絶対どー見ても若い笑
最初はしぶしぶエッチを教えてあげることになる忍。
もう関わるコトもないだろうと思うものの、
思ったより狭い世間(池袋)で遭遇しまくる2人。
不器用で裏表のない戌峰くんの真っ直ぐさにだんだんと絆されて…?
この物語、戌峰くんがフーラフラしててまー危なっかしい!
そんな人についていっちゃいけません!
アタマよくても危機管理能力低すぎんか…と、ちょっとイラッ!
でも、忍は戌峰くんの率直さと愚直さを
どこかで好ましく思ってて。ほっとけなくて。
偶然関わりあって言葉交わしてるうちに、絆されてしまうんですね…笑
気持ちを自覚してからの、怒涛の溺愛っぷりは必見です!
年上だからちょっと照れも入るんだけど、常に頭撫でてるイメージ。
戌峰きゅんがかわいくてかわいくて仕方ない…!
オラオラな仕込み屋さんが童貞返りもいいとこですよ!
(戌峰くんに忍「くん」と呼ばれているのが鬼萌え要素でした…)
忍に懐いた(捨て)戌峰くんはむちゃくちゃかわいくなっちゃって。
押忍!空手部!自分不器用なんで(眉間にシワ)キャラから、
電車が好き~ニコホワ~の笑顔で息の根を止めにくる天然タイプに変貌。
2人の初デート(待ち合わせの段階からすでにとてもイイ…)
戌峰くん卒業後の初エッチも、大変美味しゅうございました…!
忍が戌峰くんを愛でる姿を永遠に愛でていたい。と、激しく思いつつ読了。
(ちょっと池袋が狭すぎる感があったのですみません萌2で…!)
みよし先生、魅力的な2人と、アッと驚くようなピュアな展開を、
ありがとうございました~!
昭和歌謡のようなノスタルジックなタイトル
「あなたオレンジ この街ブルー」
イイですね。花園神社&新宿ゴールデン街な雰囲気、好きです。
物語は現在の歌舞伎町が舞台。
飛んでいってしまった帽子を拾う時間も惜しんで
大好きな先輩トキオの元に自転車を走らせる流星の描写からはじまります。
流星はもう、ワンコ!年下溺愛ワンコ攻めのお手本のようなコ。
こんなワンコ攻めが見たかった2024☆最優秀賞を受賞しました-ッ!
控え目で一途…愛するトキオへの理解力&解像度の高さ…
(そして忘れちゃいけない!!!「常に敬語」!!!)
どれをとってもNo.1!!!素晴らしい!!!
対するホストの先輩「トキオ」色気すごい。存在がエロい。
こちらも見事な誘い受けで、ツンありデレありの大サービスです。
圧倒的なNo.1ホストとしての努力と余裕、これは尊敬されちゃうかも。
そんな中でも気配りをそっと見せていくタイプ。
でも、流星に対しては…?
流星がとにかくトキオを愛し抜いていて、
全くブレないところが本当にすてき。
トキオはトキオで人間らしい、いろんな感情を抱えていて、
それにモヤってる姿もすてき。
虫歯先生の言葉の選びかたが本当に素晴らしくて。
会話読んでるだけでも楽しい!
斜め上にヒネっていく感じ、クセになります。
濡れ場は最初トキオ↖↖↖←←←流星だったのが、
最後はトキオ→→→←←←流星になってて…
セックスしながら本音をポロポロ伝えていく感じ、泣けちゃったな…。
(トキオはめっちゃエロいんですけどね!!!)
最後まで溺愛で、流星はトキオが絡むと
涙腺バキバキに壊れちゃうのほんとに良かった…。
流星の中の五感全てがトキオに向いているのがとにかく、イイ!
(寝ぐせかわいい!)
超重量の愛を受け止めつつ自分らしく、軽く、
上手に落とし込むトキオも良かった…。
(水泳の練習がんばって!)
2人のバランスの変化をつぶさに見ることができて、
心の距離が近くなっていく様を、激萌えしながら読んでいました。
間違いなく神作品!!!です!!!もう、絶対読んでください…。
何度も大切に読み返します!
虫歯先生、ありがとうございました…!
(4章扉の下に※で注意喚起あり、おっ?となりました。
何も知らずに読み進めるのもイイですが、
きっとそういうシーンが苦手な方もいらっしゃるので、
こういった配慮は大切に感じました。)
せきとう先生、はじめて読ませて頂きました!
すごく良かった。ゆがんだ視界、不穏な空気。追われる男。
闇深くとても美しい絵で、なんだろう、ガロ作品のような質感。
(若い方ご存知ナイかも!すみません)
作品を思い出すときに、設定やキャラの顔が出てくるのは
よくあると思うのですが、せきとう先生の作品の場合はまず場面かなと。
ずっとずっと仄暗く、サブリミナル的に差し込まれたひまわり畑や、
攻撃的な猫、時計とシンクロする鳥の鳴き声、降りしきる雨、
真っ黒なカラスの群れ…。
こういったモチーフの使い方がとても印象的で、
1回拝読しただけでも脳裏に焼きつく画の力があります。
オメガバース設定で、受けの人紀(Ω)に
ド執着をぶちかましているのが攻めの世継(α)
自分に縛り付けておくために手段は選ばない。
「愛している」と、強引に番にし、人紀を追い詰め、
閉じ込め、壊れるまで抱き潰す世継。
(恐怖を感じるレベルの噛み跡!)
それは愛じゃないと世継を憎み抵抗しながらも、
異常な執着に対してなすすべがなく、
番にされた後も逃げ続け、また囚われる人紀。
愛憎が行き詰った2人が辿りつく結末は…。
というストーリーなのですが、脇を固める魅力ある人物たちや、
世継、人紀それぞれの背景もしっかり描かれており、
たった1冊の漫画とは思えない満足感を与えてもらえる作品でした。
以下めちゃくちゃネタバレなので、
未読の方はすみません読まないで頂いて…!
どんなに拒否していても、番になってしまっているので
ヒートの時に思い出すのは世継であるという人紀の苦しみ。
オメガバース設定だからこそ浮き彫りになる、
本能と感情、理性がバラバラになってしまう人紀の絶望が
ものすごく良く描かれていたと思います。
世継は自分でも人紀への想い(執着)が、
彼を傷つけ続けていること、間違っていることをわかっていて。
自分が死を選ぶことで人紀を解放しようとするんですよね。
(しかも人紀に銃を持たせるという…。
人紀に自分を終わらせてもらいたいと思う世継の愛は残酷ですね。)
そこで人紀も自分の世継への想い、世継からの想いをやっと理解して。
自分の意志や尊厳をねじ伏せられて、許せないことをされたんだけど、
でもどこか絆されて受け入れる。(受け入れたいと思う。)
おそらく、人紀はずっと世継の痛み(孤独)を理解していて、
抱かれることでそれを共有してたんじゃないかな。だから憎みきれない。
また世継から執着される安心感で、
自分の孤独が和らぐところもあったのかもしれない。
(でもそれは人紀自身は認められない感情だったのかな。)
ラスト、2人が並んでひまわり畑に立つシーンに救いを感じて、
ここからちゃんと愛がはじまるんじゃないかなと思えたんですよね。
ワタシはそれが特別にすてきなものに感じて、
ものすごいハッピーエンドをもらった気分でした。
(もちろん、読み手によって全く違うモノになるであろう作品ですので、
あくまでワタシは。の感想でございます!)
とても美しく悲しく印象的で、
また読み返したいと思える作品でした。
せきとう先生、ありがとうございました!
とうとう4巻なんですね~!
遅ればせながら、発売おめでとうございます!
最初は出オチのようなタイトル(失礼!)に惹かれ、
手に取ったこの作品でしたが、
これが超絶あまあま展開のロマンチックなラブストーリーで。
巻を重ねるごとにぶっちぎりで男前になっていく御神楽と、
美しくかわいくなっていく瀬那を
ひたすら愛でることができる神作品でございました…。
4巻では温泉旅行(お風呂エッチ、浴衣で目隠しエッチ…!)→
御神楽家でアレを着用してエッチ(大変にけしからんヤツ~!)ナドナド、
2人のエチすぎる営みも楽しませてもらえました!幸せ~!
ただ、あまあまで平穏な日々かと思いきや…
御神楽母の登場により、2人の未来は御神楽が背負っている!
と言っても過言ではない展開になっていきます。
ワタシは瀬那が大好きなので、
立ち上がれないくらい泣いている瀬那を見るのは本当に辛かった…。
御神楽の愛で、幸せにしてあげてほしいな~と思っています。
来年発売予定の5巻で完結とのことですので、
今から読んで準備しておくのもヨイかもしれません!
ととふみ先生、5巻も楽しみにしています!
またまたかわいすぎるみかせなを、ありがとうございました~!
大麦こあら先生~!
哲学科BL!こりゃまた抽象的なトコへ(嫌いじゃないナ)…とワクワク。
ebookでの購入でしたので、
購入特典は能美先輩の(ギャンブル)友達、室ちんとのお話でした。
シーモア限定特典の描き下ろしがとても良きと聞いているので
シーモアでも買おうかな~と思っているところデス!
(古典新訳文庫とこあら先生のコラボ付録はちゃんと付いています~!)
受けの能美先輩、デキるクズ笑ノンケ。
哲科の学部生って頭脳が良すぎて拗らせてるコが多かったので
(偏見かも!ごめんなさい!)
あーいたわこういうコ…と。
家は裕福で基本不自由なく暮らしてて、
勉強もできるんだけど、あえて退廃を目指す感じ。
もちろん拗らせてしまった理由もあるのですが。
それに対する攻めの瑛人くん。オープンゲイ。
地方(愛知?なのかな?)から上京してて、
真面目に学問に取り組んでる。
能美先輩がデキることは早々にわかってて、
そんな彼のあえての退廃っぷりにイライラ。(みんなそう。)
能美先輩に対してはクソ塩、鬼ツン。
2人は最初、セフレとして関わっていくのですが…。
見どころはド塩鬼ツンだった瑛人くんが、
徐々にデレていき、最終的にド執着鬼デレにキャラ変するトコかなと。
自堕落に生きている風だけど、根っこは哲学を愛する善き人間と
理解してくれている瑛人の影響で、自己評価低めだった能美先輩が
少しずつ自信をつけていくところもすてき。
愛とはなにか。なんて、雲をつかむみたいな問いだけど、
この作品、その答えのひとつを、
めちゃくちゃ具体的に読ませてくださるんですよね…。
半身を探して、見つけて、対話し、混ざりあってひとつになる。
哲学(プラトン)、ロマンチックすぎる~!
知的な刺激と、年齢相応にピュアな告白シーンで
脳がイキイキと活性化したところに、描き下ろし(神からの贈り物)で
瑛人のつよつよ上目遣い+「超好き」がぶっささってきちゃったもんで、
ワタシは目を閉じて静かにコト切れることしかできませんでした…。
こんな素晴らしい作品を拝読できて大変幸せでした。
こあら先生に感謝です…!
(ワタクシゴトで恐縮なんですが、このコたち母校の後輩でした笑
大学構内に見覚えがありすぎて、懐かしくてドキドキしちゃいました…)
三度のメシより執着攻めがスキー!
大変に満たして頂きました…!えっ…最高なのでは!?
藤倉レモン先生、はじめましてでございます。
幼馴染の漫画家と編集者。
ほうほう。BL界隈では、わりと良くお見かけする関係ですな…と
思いつつ…。どう料理してくださるのかワクワク!
イイ感じに鈍感&天然な、編集者の瑛二。
さわやかイケメンで、物腰やわらけえ~人から好かれそう~
なにより、楓に対してのママみがヤバイ~!
漫画家の楓、黒髪天パでめっちゃイケメン。
ガタイ良。見た目だけで言えば、天が二物与えた系。
大きなワンコ感で初手から瑛二に絡む絡む!
距離感バグってる!いいぞもっとください!
なんじゃかんじゃ言い訳しながら
瑛二と接点を持とうとする楓の努力笑
ほんとは原稿自力で上げられるのに、
できないふりして瑛二にお世話してもらったり~
彼女と別れて行けなくなった~と映画に誘ったり~
(そのためだけに存在していた元カノたちにそっと合掌…)
いちいちカワイイんですが?
楓→瑛士への想いは溢れすぎており、
もう告っちゃえ~と思うものの、19年の年月の重み…。
これで切れちゃったらどうにもならないため、
なかなか言葉で伝えられずモダつくー!
楓がくっつきまくっても
「あいつ、昔からそういうやつだよな」で、流していく瑛士!
ある意味スゲー!
(途中からさすがにおかしいとこちらもモダつきます笑)
瑛士が激ニブなので、お邪魔しつつ役に立ちつつ、
動かしてくれるのはアシスタントの吉田君です。
吉田君、あえて?空気まったく読んでいかないところが良笑
自分の告白で2人の関係を壊してしまった…と落ち込む楓のもとへ
バーン!と帰ってくる瑛士の見開き、とっても素敵でした。
幸せになれよ!!!ワタシの中の柳沢慎吾が親指を立てます。
2人の肉体、ほどよい筋肉、ほどよい体格差で目に優しい…。
気持ちが通じ合った2人はそのままエッチになだれ込みますが、
バックから指を挿れているシーンが大変にエチチチすぎて
目を閉じ万感の思いを込めてスタオベ。素晴らしい~!
TLでご活躍なさっておられる作家さんということもあると思いますが、
1巻完結の漫画作品としてのまとまり、作画の美しさは文句ナシでした!
あまりにもパーフェクトなので、ワタシの中では
「BL読んでみたいけど何がイイかな~?」と小耳にはさんだ瞬間に
スッと渡したい作品ナンバーワンに輝いております!
藤倉レモン先生、素敵な作品をありがとうございました~!