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アドバンスドレビューアー

女性キイコさん

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オトナたちがピュアなラブ!魅せてくれます

たぶん、広い背中に太字で「スパダリ」って書いてある。
スーツ着るために生まれてきましたよね…?
完成された顔と肉体をお持ちの攻めの社長、浮津。
見るからに男性ホルモンだくだくで、
アゴ→首から肩にかけてのラインが大変セクシー。

右のてのひらに「健気」、左のてのひらに「一途」って
草書体で書いてあると思う。線が細くて美人な受けの社長秘書、佐後。
得意技は浮津にもらったハンカチをジップロックに入れて持ち歩き
動揺した時にトイレの片隅で、すーはーすること。

えっ…すーはー…?
いや、こちらは実際にご覧いただくとして…。

もうねー!2人のオンオフのギャップが!スンバラシー!!!
仕事中はめっちゃクールでしごできな佐後なのですが、
いざプライベートになると、浮津に恋する涙目赤面男子になっちゃう。
普段頼もしい社長、浮津も、そんな健気な佐後の顔を見ちゃうと、
恋愛初心者ぶきっちょ赤面男子になっちゃうんですよ~。
くーっ!デキるオトナ同士の不器用でピュアなラブ!最高すぎる~!

佐後はなにせ浮津を神と崇め、10年片思い拗らせてるので、
いくら好意を寄せてもらえても踏ん切りつけられず、
モダモダしちゃうんですよね…。
でも…自分以外のヒトが社長の隣にいるのは…耐えられない…!
ついに積年のモダにケリをつけるため動き出す佐後。
佐後の想いを受け止めて、誠実な言葉で包み込む浮津…!
(事切れるワタシ…!)

2人のはじめてのキスシーン、やっばいですよ。やばい。(語彙力)
情熱的なチッスからのスーツ着用(コレが死ぬほど大切)の濡れ場~!
(挿入はナシですが我慢の限界社長余裕なさすぎて萌え転がれます~)

いや~。良かった(しみじみ)ほんとに良かった。
超ハッピーエンドでものすごーく幸せになれます。
(アフターストーリーでは双方向ラブが溢れるエッチが…!
幸せいっぱいな2人の肉体美が堪能できますよ~!)

アッ!全然関係ないのですが、イケオジお兄ちゃん2人&イトコが揃った
クリスマスのエピソード、浮津社長の弟感がマシマシで、
やたら萌えてしまいました…。

滝端先生、不器用だからこそ誠実で優しい、大人のラブストーリーを
ありがとうございました…!

兄弟失格 R18電子 コミック

りんごの実 

どこへも帰らないふたり

とにかくすごいから、何も考えないで読んで…としか言えない作品です。
(24年の9月で3巻まで出ており、まとめてのレビュとなります。ネタバレがっつりしておりますのでご注意ください。)

近親相姦、ガチガチのガチ兄弟。苦手な方多そう。ワタシも苦手。生まれた時からの日常に、性欲が入ってくるだけでも大変なのに、相手が兄弟かーーー。きつー。

お兄ちゃんの弟への愛が献身的で泣ける。彼の場合これが性欲なのか、もはやわからない。ゴムの付け方も知らない弟くんに体を開くけど、この2人のセックスはどこに行くためのセックスなのかな。

お互いにいっぱいになりすぎた愛のやり場がなくて、狭いベッドの上で月明りの中、ひたすら不器用に体を繋げている2人が美しかったし、哀しいくらいエロかった。

3巻ではいたたまれなくなった兄が家を出るんだけど、弟との電話で号泣してて。そうだよね。弟のためなら何でもする!何でも!って頑張って頑張って、結果がコレかよってお兄ちゃんが一番思ってるよね…。

もう誰もなにも邪魔することなくこのふたりをふたりのままどこか違う世界へほうりこんであげてほしいと心から願いました。

りんごの実先生、ありがとうございました。
2巻の終わり方も素晴らしかったですが、3巻には希望があって、それはそれでとても良いと思いました。

おまけの濡れ場は、右京さんかっこよくて、お兄ちゃんがつらそうじゃなかったので、ワタシはちょっとだけ、ほっとしました。

はいかわよ!はいめっちゃかわよ!

すずくん、3巻!待ってましたー!
相変わらず、すずくんと藍士くんのビジュ良すぎる~!
もうこの作品の存在そのものがご褒美のような気もしてきました笑
あたしゃアレですよ。かさい先生のhugeなfanでございますので…。

復習のために2巻再読してたんですが、そういえば2巻電子特典の
すずかっぱちゃんがくっそかわいくて悶絶したのを思い出しました。
このおまけだけで年越せるかもしれん。

でもって、藍士くんの溺愛&ヤキモチがとまらぬこの第3巻。
陰キャすずくん、自分の世界をひろげてみようと努力するのですが、
藍士くんはそれがうれしくもあり、さみしくもあり…。
オレだけが知ってた、すずのかわいさがパリピ連に認知されてしまう…ッ!
しかもすずくん、謎の人物からいやがらせを受けちゃって…。
誰だー!オレさまのすずにいやがらせするやつわー!ムカムカチーン!

まあ読者のワタシたちは以前より存じ上げておりますが、
すずくんのかわいさは天井知らずですからね…。
そら天下無敵の極イケメン藍士さんも、やっきもっきしちゃいますよね。

前の巻めっちゃエロエロだった記憶あるんですが、
今回セッは少な目なんです。
でも、すずくんのココロが追いついてきて、
なんと「あの気持ち」を言葉にできるようになって…(すずくんすごい!)
藍士さんかわらず最中もSッ気強いけど、
でもすずくんの変化をとっても喜んでいる感じが伝わってきまして、
愛情あふれるカワイイ2人を見ることができました~!とても良き~!

途中で見れるかっぱちゃんとすずかっぱちゃんもかわいいし…
(おや?かわいいしか言ってないな?)
なんとゆうても最後のすずくん会心の笑顔!天使か!
あ、ごめん天使だったわ!!!
我らはこうして致死量の萌えを与えてもらい、
意識朦朧としながら生きていけるわけです。
世間の荒波を乗り越えるには、意識をちょっくら萌えでマヒさせないとね!

描き下ろしの「彼氏系彼氏あいじくん4」では、
すずくんからの無理難題に挑むあいじくんが見られます。
頑張れあいじくん!

そして萌えの宝庫であるカバー下、
今回もウゴゴゴゴとなりましたすずかっぱちゃんかわちいー!
威勢のいいすずくんもカワイイ笑

かさい先生…いつも萌えで息を止めにきてくださり、
ありがとうございます…!
今回も無事に事切れました…感謝でございます…。

何気ない会話に「かわいい」が溢れてます!

河飯じろう先生作品、はじめましてでしたが、宝物のような一冊でした。
(シーモア電子先行で拝読してしまい、発売前にレビュお許しをーッ!)

シンプルで無駄のない雰囲気の絵柄で…。派手な出来事は全く起こらず、中高一貫校の教師同士の恋愛が学校生活の日常の中、リアルな質感で描かれます。あ、なんか先生たちって生徒いないトコだと、意外とこんな会話してそー。

受けの体育教師、鮫原先生(黒髪美人高校剣道部顧問)はゲイであることを隠しながら生きているのですが、新しく中学の剣道部顧問になった英語教師の宮田先生(クセっ毛メガネダウナー系スリーピースのスーツ着用)に興味を持たれ、どんどん距離を詰められて…というところから物語はスタート。

なぜ自分に興味を持つのか、揶揄われているのでは?と不審に思いつつも、教師同士なので無碍にできず引き気味の鮫原先生と、愛想はイイものの微妙につかみどころがなくミステリアスな宮田先生。

2人が、どんな風に恋愛するのか、気になりますよね…?!

宮田先生が何考えてるかわからない雰囲気すぎて、こ、この2人どーなっちゃうの~!?と心配しながら読み進めていくと、これまたびっくり!宮田先生は鮫原先生への気持ちを自覚した後、最初の雰囲気からは想像もつかないくらいギュンギュンかわいくなっていきまして、鮫原先生の後輩教師に嫉妬したり連絡するか悩んだりラブみありすぎるチュウー&セッセ時もその後の会話も全部かわいすぎて、鮫原先生はもともと健気なムードの美人さんなので照れ顔ナドも至高なのですが、ラストに至るまで爆発的に2人そろってかわいい×かわいいに変化していくため、読んでいるコチラは確実にウグググググググもうあかん萌えがキャパを超えたわ(特に宮田先生に対して)ちょっと休ませてくれ~!!!となるコトまちがいナシです…。
(どれだけかわいいかぜひご確認くださいませ…!)

ただ甘いだけでなく、誰もがぶち当たって苦しむ恋愛の悩みについてもしっかり描かれていて、鮫原先生の不安な気持ちを、ごまかさずに誠実に受け止める宮田先生にさらにギュン!となりました。
先のことなんて誰にもわからないよね。今、お互いを愛おしい!と思うその気持ちの積み重ねが大切…。

描き下ろしはおもちゃを使って戯れるせんせいたち…。なんとなくまだ敬語で会話していて、これまたギュンッッッ!!!となりましたありがたや…。

河飯先生、かわいいせんせいたちを、ありがとうございました…!!!

別次元の芸術作品です

ワタシ、身体に障がいを持つ方が登場する物語が苦手で…。
漫画っていうエンタメにするには、感情の置きどころが難しいし、
上から目線の感動ポルノ的に落とし込むのはもっと嫌いで…。

まあ、地雷っちゃ地雷なので、
だいたい恐る恐る読むことにしているんですが
すみませんでした…ミツ晃先生の作品にに対して
それは杞憂でございました…。
(1巻2巻通してのレビュになります!)

障がいを持って生活する困難さや、孤独感などの描写は
読者が理解できるギリギリに抑えてあるし、
それよりも十嘉という、五十鈴としたら未知の世界との関わり、
音や声への興味など、物語の焦点を
ポジティブな方に全振りしてくださっていたので
五十鈴を「野性味があって才能に溢れる魅力的な十嘉に
ドキドキしゃう、たおやかでめちゃくちゃ可愛らしい人」
として、雑念は捨てて素直に読み進めることができました。

1巻でBLあるあるな拾うスタイルきっかけで知り合った2人。
五十鈴は難聴のデイトレーダー、十嘉はかなりクセ強め芸術家肌の音大生。
一人は音のない世界に生きていて、一人は音を生みだす世界に生きる。
お互いに足りない部分を補い合いながら、成長していく姿が
それこそ吐息ひとつもらさずにすくいあげる繊細さで、丁寧に描かれます。

この2巻では、2人の時間を過ごすうちに、
戸惑い気味だった五十鈴の気持ちがはっきりしたモノとなり、
2人はさらに親密な関係になっていきます。

電車内、十嘉の肩にもたれまどろみ、
夢の中でとてもおしゃべりな五十鈴に号泣不可避。

「『特別』な人にしないで、でも君の特別にして」
これがもう、本当に素晴らしく沁みる言葉でした。

ワタクシ、現実的にはありえない存在の2人だとしても、
「この」世界を懸命に生きる美しい十嘉と五十鈴を見守る所存…。

先生が魅せてくださる、圧倒されるほど繊細な世界線の波に乗って、
意外にも自分に残っていたちょっぴりキレイな部分を愛でながら
余韻に浸りつつ次巻を待ちたいと思います。

ミツ晃先生、いつも素晴らしく上質な作品をありがとうございます。
次巻も楽しみにしています。

カワイイにぶん殴られました

バリエーションが楽しい、女装男子モノー!
ワタシは似合わない女装に萌える派なのですが…
この!カワイイ書影!!!抗えないよ…。
ピュアなパステルブルーにフリル、ぬいぐるみ、リボンそしてー!
JKの制服着てる美形男子ー!似合いすぎるー!
女子よりかわいすぎる存在が尊いー!

美形で真面目な貴音くんが女装を始めた理由が大変切ないのです。
幼馴染の晃佑くんのことが大好きなんだけど、
男として抱かれる自分が想像できないから、
一人プレイに励む際、女装するという。

こ、拗らせてる~!!!

一方の晃佑くんは派手な見た目のイケDK(チャラくはない)
実は貴音くんに無自覚片思いってヤツだったのかな?
一人プレイの後無防備に眠っている貴音くんを偶然見てしまい、
ムラムラムラー!こっちもこっちで拗らせてた~!

そんなこんなで2人は、気持ちは確かめ合わないままエッチはする関係に。

貴音くんが真面目なので、モノローグがわりと重めな印象。
晃佑くんも意外と思いつめている状態からのスタートなので、
2人してかなりの重感情を抱えつつ、エッチして…女装しつつ、
エッチしつつ…嫉妬したり…エッチしたり…
わりと最後の最後までホントの気持ちを隠し持ったまま行くので、
エッチは捗るものの、すれ違ってモダモダします~。

めちゃくちゃ美人DKの、困り顔照れ顔泣き顔がお好きな方には、
ものすごくおすすめしたい作品です!溢れてますよ~!

女装エチチのバリエーションは、JK制服、チャイナ、
透け透けランジェリー、メイド服、描き下ろしでナース服…と
これでもか!の、てんこ!盛り!です。
コレ今まとめてみたけどスゴイですね。
しかも全部ありえないレベルでエチチかつ似合いすぎてカワイイ!!!

これ以上はちょっとナイんじゃない?かなっていう
貴音くんのカワイイに殴られまくって、
ワタシも癖が歪みそう(というか似合う女装スキーになりそう)でした…!

佐倉先生、唯一無二の極萌えワールドをありがとうございました…!

時間を忘れて読み耽った!

電子書籍で購入したので、体感あまりないのですが
この作品、かなりボリュームありますよね。

電子は場所取らないけど、本独特の、
左側が薄くなってくると、あ、もうお話が終わるなーとか
結構読んだつもりだけど、まだまだあるのか!っていう
読書中のアレがないんだな。って痛感します。
下にあるスクロールバーたまに見るけど、ちょっと寂しいね。

このお話は、異能の今世王で超絶美男のレシェイヌと、
33年間生き別れ山で過ごしていた
フツメン(どころか、野人)異母兄「足弱」(ラフォスエヌ)が再会し、
ラブラブにラブを重ね、王族に属する「灰色狼」と言われる一族を
含めながら大きなラブがさらにラブになるという…
かなりラブで端折りましたが、そこは実際に読んで頂いて…。

ワタシ、何の前知識も入れずにドカンとぶつかってみたんですが
すっごーく面白かったです!!!
(…というか今3巻目拝読中…もちろんまだ面白い!)

読み始めて、さっそく足弱を好きになった。
ひとりでずっと山で静かに暮らしていたんだけど、顔見知りの村人から
今世王が異母兄を探しているから都に行きなさーいって言われて。
自分では絶対ナイって思ってるけど、でもお金がもらえるなら
「本が欲しい。」って思って、行こうと決めたコトに、もう萌え死んだ。
その時の足弱は、これからもひとりで生きていく前提だったんだよね。
自分のそばにあるものは文字でイイって。
ひとりでいても、文字があればいいなって。

そこからは足弱がいたいけで、すれていなくて、かわいくて、
もうそれだけで読み進めました笑

異母弟のレシェイヌはお兄さんスキスキ愛してるスキーで。
王族に忠誠を誓っている「灰色狼」たちの献身も素晴らしくて。
肝心の足弱は突然変わった自分の境遇を全く受け入れられなくて。

それぞれの立場で「この」世界の「この」生き方、生き様が、
心情含めて細やかに描かれることによって、
ワタシたちが読んでいる世界が立体化して、
さらに人物たちが個々に、生き生きとしてくる様は、見事でした。

36歳地味メン足弱の極ピュアカワイイエピソードはてんこ盛りで…
可愛いって思ってるの、レシェだけじゃないから…ッ!!!
と、変に張り合いながら読んでました笑(もはやどこ目線か謎笑)

逆に言うと初心でキュートな兄上と、弟君からの溺溺溺愛と、
灰色狼さんたちの献身にグっと来ないと
たぶん合わない作品なのかな~と思ったり。

ワタシにとっては、口から溢れるくらいの極萌え(幸福)を
与えて頂ける作品でした。すごいボリュームだけど、何回でも読める。

みやしろ先生、素晴らしい世界をありがとうございました!
user先生、素晴らしいイラスト、何度も眺めさせていただきました。
ありがとうございました!
次巻も楽しみに拝読いたします。

幸せならそれがイチバン

とにかく、爆イケビジュアルの2人。

極スパダリ。脱いでくださってありがとうございます!な
肉体美を誇るまさにα~!な連雀さんと、
儚げで美しすぎるのに趣味は(連雀さんの)パンツ集め、
実はポンコツ(可愛い!)な愛されキャラのΩのハナちゃん。

ケンカでもなんでも2人が絡んでいるだけで眼福。
それにプラスして、連雀さんがフラワークリエイターのため、
お花の絵が加わるとさらに華やかで、「はー美し…」となってしまう。
(カラーもほんとに美しい…)

「乱されたい」最終巻の今作。
ハナちゃんの妊娠がわかり、子どもが生まれ、結婚式。
2人のLOVEは際限がなく、どこまでも甘い!
もう本当に、心からこの展開を待っていた~!という
お手本のようなハッピーハッピーエンドを読ませてくださいました。
左京先生から、読者への愛を感じます。

正直!!!ほんとに正直申し上げると
ハナちゃんママとの確執とか
結局ハナちゃん、お仕事はどうしたんかな…?とか、
最後チラっと現れた連雀家ママとか…。
なんとなく、そのままでヨイのかな?とは思いつつ。

シリーズ全体を通してみると、キャラクターもストーリーも、
完全に神バランスの神作品なので
この点だけで最終巻で評価を下げるのは
(自分は)ナシ!と思いました。
物語を終わらせてくださった、感謝も込めて。

めったにならないのですが、このお話が終わることに
感傷的で、すごく寂しい気持ちです。
左京先生の描かれる人物の素直さに救われることが多いからかな?
これからも、連雀さんとハナちゃんに何度も会いたくなると思います。
素敵な作品をありがとうございました。

ダンキーナイト コミック

屋号 

胸倉を 掴み伝える この気持ち

キイコ、心の一句。
ワタシは今最高の「ケンカップル」を
目の当たりにしているッ!

開発部の波瀬と営業部の楳沢。
同期の2人は合わないながらも同じチームで活躍。
しかし、波瀬は楳沢に何も言わず退職してしまう…。
気に食わないと思いながらも、波瀬のことが忘れられない楳沢は
偶然立ち寄ったバーでバーテンをしている波瀬に再会して…!

と、いうところから物語はスタート。

すごい気になる、気になることが悔しい。
こんなヤツに落とされるのが悔しい。でもやばい落ちちゃう。
好きを認めたくない!!!ウアアアアンでも好きーーーーー!!!
あんなヤツに、言えねーーーーー!!!

ゲイの波瀬はノンケの楳沢に、
なかなか思いを伝えられません。
ノンケの楳沢も、気に食わないハズの波瀬に惹かれる
自分の気持ちを持て余し…。

本音は隠してめちゃくちゃ言い争いながらも捗りまくるエッッッッチ!!!
この作品の美味しいところが濡れ場に全て詰まっています。

言葉のやりとりはかなり不穏ですが、
ちゃんとラブみを感じるギリギリを攻めてくださっているのと、
コミカルな場面も入れてくださっているので、
もー!ふたりとも!ほんっと素直じゃないわねえ!
付き合っちゃいなさいよ~!(背中バチーン!)くらいの、
おばちゃん的余裕を持って、読み進めることができますよ~。

やっぱり、胸倉を掴んでこそですよね。
胸倉掴んで罵声浴びせ合い…
からの不意打チッスからのわからセッですよ!
「変な声で喘いでんじゃねぇよ…」
眉間にシワ寄せて言い放って~!!!
はーーーー(一瞬意識を失う)至高(尊)
パーフェクトな様式美を堪能できました。

シーモアの修正がエッッッッ!アッッ!OH…!となるくらい、
波瀬くんの波瀬くんは質量MAXで、
かなり見ごたえありましたーっ。

波瀬くん、楳沢くん、それぞれに
男らしい色気がある絵柄も、このお話にぴったり。

ワタシは読んでいて、すっごく楽しかったです。
屋号先生ありがとうございました~!

165185 1 コミック

野良おばけ 

逆体格差を愛するみんなたち~!

楽園へようこそ~!と言いたいトコですが…
これね、あの、非BL作品なので、萌えはひかえめだと思います!

高校の卒業式。
165㎝の真面目メガネ理系男子の誠くんが、
185㎝の陽キャ天然人タラシイケメンの聖くんに告白して、
「なぜか」OKをもらい付き合うことになります。

同じ大学に進学した2人が、ゆっくりゆっくりと
お互いを知って、気持ちが深まっていく様子を描いた、
さわやかで優しく、穏やかな物語です。

人物たちの屈託のない表情がとても印象的で
笑顔は読んでいるこちらまでつられて笑顔になるくらい。

エチチチなイチャがなくてもそれはまたイイものです。
大きなプリンセス聖くんを守る、
小さいナイト誠くんの奮闘を楽しみにしています。

とてもステキな物語ですがこの巻を拝読しただけでは、
まだ、くーーーーーっ!!!神!!!という圧倒感は受けられず…!
次巻への期待込みで、すみません萌2にさせて頂きました。

野良おばけ先生、ありがとうございました…!