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女性紫陽花まつりさん

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暗い過去アリの不憫系攻め×ポジティブな超健気受け

表紙やタイトルの印象から良い意味で裏切られる本編に驚かされる作品。

明るめのアホエロかと思いきやシリアスな内容も有り、しかしながら表紙からうけるぶっ飛んだ明るめな印象も裏切らない不思議な魅力の詰まった一冊でした。

受けの翼が終始突っ走り気味な印象があるもののそれがまた翼の魅力かなと思える魅力が各所にあり、とても元気が出る魅力的な作品でした。

受けの翼が攻めの檀を恨む若者によってレイプされるシーンがある為、そういうシチュが苦手な方は注意が必要かもしれませんが、レイプシーンが許容範囲内な方には是非読んでもらいたい作品です。
攻めの過去の重いストーリーは予想外だったので驚きましたがそういった面も含めて受け入れる懐の広い受けの明るさに救われましたし、受けの性格の明るさやポジティブさ、そして決して攻めを責めない優しさのおかげで暗くなりすぎず、とても萌える作品になっていたと思います。モブにレイプされた後攻めを一切攻めなかった翼は本当に健気すぎます。
健気好きには堪らない作品です。

数ある3Pモノの作品の中でダントツ

好みでした。個人的には。
ただ、やはりかなり好き嫌いが別れる作品だと思います。
【攻め2人が双子、兄弟などでは無い】
【攻め2人は幼い頃からの付き合いがあり、共依存関係】
【受けが最初から両方大好きな訳ではなく、片方が好き】
【もう片方の攻めへの気持ちは発展途上】
この要素がたまらなく好きなのですが、今までなかなかそういった作品に出会え無かったんです。けれども、このチョベリバは全ての要素を含んでいる…!!!!
もう読み終えた後の満足感は凄かったです。
流石でりこ先生。


兄弟で弟は人魚で…

本当に萌え要素満載でした。
昔から人魚姫が一番好きな童謡だったので、まさかBLで人魚ものが読めるとは……

異種姦あるかなぁ、BLだし絵面的にちょっと難しいかなぁ…などと思いながら読んでまあびっくり。バッチリありました。
そして、弟の八尋くんの生殖器は人間の姿の時から人の物と形状が違う…!なんとなく説明のあの感じからイルカやシャチとかの生殖器にちかいのかな?と思いました。
異種姦やそういった人と違うものを持つというあからさまな描写がが苦手な方は注意が必要かもです。

お話は先の方々がとても魅力的なあらすじを描いて下さっているので省略。
物語の世界観や、兄弟でありながら恋を自覚して行く過程や、心を通じ合わせてから、そして人魚である八尋が捕まってしまってから、どの場面もとっても魅力的で、読んでいて物語にグイグイ引き込まれました。

何度も読み返したくなるお話でした。


私には合いませんでした。

前作のジルとダニエルのカップルはそこそこ好きだったので、今作でルネとヴァレリーをすきになれればなーと思って頑張って読みましたが、全く萌えませんでした。
和泉桂先生は私にはかなり当たり外れのおおきい作家さんなのですが、今作は大外れ。今までの作品の中で一番肌に合いませんでした。
たとえラストで和解してようとも、他人の不幸の上で堂々とイチャイチャしてるカップルは流石に好きになれません。

結果がどうあれそこに行き着くまでの過程が不愉快としか言いようがなかったです。

サクッと読めて面白かった

あらすじに関しては他の方々が詳しく書いてくださっているので省略。

受けも攻めも可愛い!!!
比較的王道の純愛ストーリーかな?
鈴木先生の作品は王道純愛ストーリーだと安心して読めますね。変に凝ってると個人的にはハズレだったりするので…。

王道なだけあってラストの展開も読めてしまうんですが、そこはまあ王道展開ですしね。
両片思いは可愛いですね本当に!
そして挿絵のみろくことこ先生のイラストが作品にとってもあっていて可愛かった!25歳に見えるかと言われるとうーん?となりますが、作品の雰囲気にピッタリでした。

DT部シリーズは前作を実は読んでいないので、これを機に読んで見たいです。

見事なまでのすれ違い

近くの本屋で取り扱ってなかったので電子書籍で読みました。
まあまあ面白かったなーって感じです。
10年来の恋っていうのとかは凄く萌えたんですが、どうしてもラストの嫁にもらうというか囲ってるというかその辺がイマイチ萌えきれず……
BLじゃなくて、受けが女の子の方がそれならしっくりきてしまうなぁと。

それ以外の部分は結構良かったです。
かつて自分のことをブタと読んで虐めていた攻を、終盤で許すという表現を使ったのは攻の為なんだろうなっていうのが感じられて優しいなーとなりました。

渡海先生らしい作品ですね

ゆっくりとストーリーが進んで行くので、全体的に見てもせかせかしておらず、読者が取り残されることもなかったです。ゆっくりしたストーリーは大好きなので凄く好みでした。

すれ違いものなのですが、読んでいてイライラすることもなく、がんばれーと応援したくなる2人でした。
攻めもこの程度なら全然嫌なやつとは思いません。
あーこういうタイプいるなーって感じで自然と感情移入できました。
受けはネガティブだけど嫌なネガティブではなく、がんばれ!もうちょっとがんばれ!と応援したくなる可愛いタイプ。

ただちょっとラブ度は低めかな…?
もう少しくっついてから甘いシーンが多ければ嬉しかった〜

昼は淑女、夜は娼婦

崎谷作品に多いタイプの受けですね!!!!
大好きです!!!!!

しかも今まで淡白でセックスなんて別に…と思ってたタイプ人が攻めに開発されてエロエロになって行くっていうのはなんでこうも萌えるんでしょうか……先生の作品にこういうタイプの受けは多いはずなのに未だに飽きがきません。

作品は本当にエロシーンがほとんどなんじゃないかってレベルにエロが満載!胸焼けしそうなくらい甘々でした。
前作が砂糖食べるくらいの甘さなら、こっちはバニラアイスに砂糖ぶっかけてその上から蜂蜜ぶっかけて更に甘くしたようなそんな甘さでした。けど不思議とそれが癖になる!

続編の魅力って恋人同士になって甘さの増した関係ですよねやっぱり!!!もう本当にごちそうさまです。


初っ端からエロい

比較的最近崎谷作品を読み始めたので、昔の作品についてはまだ手を出せていなかったのですが、崎谷先生をデビュー当初から追いかけている大先輩に黒ラキアの崎谷作品はどれも神だとオススメされていたのでちょいちょい元が黒ラキアの作品を読み始めました。

凄い。なんか今の崎谷先生よりエロが濃厚笑!!!!!
信号機シリーズや白鷺シリーズのような出会ってからセックスまでの道のりの長い作品に慣れてしまっていたのでびっくりしました…いきなりヤってるー!!!

でも比較的最近の吐息は〜でも初っ端からセックスシーンあったので、ある種崎谷先生のお得意のパターンなのかな?と思って気を取り直して読んでいたのですが、昔の作品だからか、黒ラキアだからか最近の作品に比べて遥かにセクシーでした……ちょっと前評判舐めてました。

これは崎谷先生のエロシーン大好きな人間には溜まりませんね〜!!

けど、それ以上に登場人物の心理描写がとっても良い。
レイプから始まった関係でしたが、茅野さんの性格のお陰でそこまで痛々しい感じにはならず、安心しました。
痛々しい設定なので読んでいて暗い気分になるのは覚悟していたのでちょっと拍子抜けしましたが。

茅野さんは本当に懐の広い素敵な人なのに真芝のイヤな男っぷりときたら!!!なんやこいつ!!!!茅野さんにふさわしく無いぞ!!!!と最初背中を蹴飛ばしたくなるくらい嫌いな攻めでした笑

けど流石崎谷先生。そんなイヤな男、真芝が後半になるにつれて愛しい男に思えてくる!!!なんというか本当に崎谷マジックだなぁと。
後半の甘々はもう砂糖食べてるのかと思うくらい甘かった。
お仕事サボっちゃう茅野さん可愛いですね!!!

母親がなかなか…

近親相姦モノで親バレというのは結構読んだことあったのですが、ここまで母親が手厳しいといいますか、片方だけ責めたてる、というのは初めて読みました。

近親相姦モノってどんなきっかけで血の繋がりのある、普通なら恋愛関係になるなんて絶対あり得ない、しかも同性という2人が肉体関係を結ぶのか、というところが重要だと思うのですが、そういう部分がこの作品は結構リアルというか、読んでいて生々しいなと。

親に2人の関係がばれたところについてもかなり生々しい。
ご都合主義のあらあら、昔から仲よかったものね、とはならない。親が子供を『殺す』とまでいってしまう、それだけのことをしたのだ、というのがヒシヒシと伝わってきましたね。
父親が比較的優しい対応だったのが救いでした。

肉体関係を築いてから、そしてばれてしまってからの2人の関係が変わっていく様子がとても好きです。

塚本、沙織の2人がとても魅力的な友達でしたね。
この2人の存在が無ければ評価は趣味じゃないになってました。
2人きりの世界にこもったままではなく、他人からハッキリと自分たちの関係はおかしいのだと指摘されて、それでも互いに求めあうというのがよかった。

個人的に近親相姦作品の中でかなり上位に食い込むくらい好みの作品でした。
先生の作品のかなではダントツで好きです。