読んでいて幸せな気持ちになる
大正浪漫風の時代設定と子育てというストーリーですごく良かったです。
BLというよりは家族愛の小説として読んでいました。
前半2/3は恋愛要素はほぼありませんが、それでも龍郎と子ども達とのかかわりが微笑ましくて続きが気になって仕方なかったです!後半は政隆との関係が進んで、読後はすごく幸せで満たされます。
ただ、BL小説は男性同士であるがゆえの葛藤が醍醐味だと思って読んでいるのでそれが少しでも描かれていたらもっと嬉しかったかなとは思います。
とはいえ読んで良かったと思いますし、また癒やされたい時に読み返すような気がします。