あの一巻を超えてきた!!すごすぎる!!
大満足だった一巻。そこで描かれた2人の「過去」が、今回はさらに深く、そして新しい形で描かれています!!
鬼の子べなが向き合った過去は、愛する壱と共に乗り越え、眩しい未来へと繋がっていくでしょう。自己犠牲の精神が強すぎる壱が、べなによって「愛する人のために自分を大切にすること」の大切さに気付く姿は感動的で、心に響くメッセージです。読者としても勉強になります。
そして何と言っても、二三(ふみ)とダンゾウ!! 二三の幸福が、ダンゾウとのエピソードを通じて明らかになり、思わず胸が熱くなりました。
壱が幸せだからこそ思い出せた事実。べなさん、ありがとう!!!
読むと本当に幸せな気持ちになります。べな、大好きです!!
なんでもっと早く買わなかったんだろう! 作品の評判の高さは知っていたのに、江戸ものに馴染みがなく何となく避けてきた自分が悔やまれます。
まず、勧められて読んだ『ノっぴきならぬ』にドハマりし、その勢いで購入したこふで先生のデビュー作であるこちらにもドハマりしました!こふで先生、ありがとうございます!
べな、満足感が半端ないです!
苦しい環境で生きてきた美男子の壱と、鬼の子であるべなの物語。こふで先生の作品は、どれも辛くて苦しい状況の中にも必ず救いがあります。眩しいほどの希望! 暗く苦しい部分もガッツリ描かれており、そのドラマチックさにあっという間に主人公2人に引き込まれました。
べな!!!かわいい!!!壱!!!健気!!!
そしておなおさんたちも素敵!ダンゾウ…!!二三(ふみ)…!!
1巻の中に詰まったたくさんのドラマが本当に読み応えがあります。読み終えると幸せな気持ちになり、何度でも読み返したくなる作品です。
こじらせてる執着攻め、最高!!! 試し読みで気になって購入しましたが、大当たりでした。
主人公の里歌が、高校の同級生・慶一への想いを10年こじらせている物語です。お互いに特殊で特別な関係が続き、嫉妬がちょこちょこ挟まれる展開が絶妙!
この慶一という男、つかみどころがなく、可愛いのに性に奔放。性的接触に特別さを感じないタイプで、もう読者も里歌にシンクロしてハラハラさせられます!あっちでもこっちでもハラハラ!里歌さん、10年もこれに耐えてきたなんて、不憫!!
そして、そんな里歌を支える実(まこと)もいい子。さらに、実のバイト先にいる芦原くんも真っ直ぐでいい子!芦原グッジョブ!ありがとう!ありがとおおおおお! 気持ちを言葉にすることの大切さが身に染みます。
不憫で健気な執着攻めが好きな人、必見です!!!!
不思議な作品でした…!美しい!
主人公であるマネージャーの敬さんは、人望があり、すべてを包み込んでくれるような温かい存在。そして少し鈍感な、敏腕マネージャーです。
そのお相手の薫は、実力派のイケメン俳優。お顔がとてもよい。かなりかなり不器用だけど、敬さんに対するただならぬ執着が最高です。
この作品に不思議な魅力を感じた理由は、展開のスピードにあります。2人の関係が光の速さで進んでいるはずなのに、読んでいるとその速さをさほど感じません。美麗な絵と、互いに向き合う丁寧な心理描写が絶妙に調和しているからかもしれません。
そして、当て馬的ポジションの礼央さんも、すごいいい人。好き。
敬さんのために、薫が俳優としても人間としてもさらに成長していくことが期待できます。爽やかな読後感も良く、非常に読みやすい作品です。おすすめします!
なんて爽やかなDKたち!男子高校生のピュアラブが癒しで溢れています!
主人公の瑛人(アキト)は、明らかな1軍陽キャ。コミュ力も高く、成績優秀でクラスのリーダー格です。まさに役満!!
そして、タイトルにあるヤンキーの真木は、学校を休みがちなイカつい男子。この真木が趣味でSNSに投稿している「お菓子作り」をきっかけに、ふたりがチームになり、恋が芽生える物語です。
まず、真木くんがかわいい。セクシャリティや自己表現、家庭環境など、悩みを抱えながらも、ときに危なっかしい行動をしちゃう姿に目を離せない!手が少し触れただけで真っ赤になって照れたり、ツンツンしてるところも最高にかわいいです!
一方、瑛人はとにかく真っ直ぐ。 明るい!強い!悩まない!まさにスパダリ!悩み多き真木くんも、瑛人になら全てを委ねて大丈夫そうな安心感があります。凸凹だけど相性バッチリの二人です。
恋人になった2人のラブラブな姿をもっと見たい!もっと心を開いた真木くん、そして瑛人のスパダリぶりが見たい!続編を熱烈に希望します!!
ときめきの純度が高い!!類稀なるピュアが光る社会人BL!!最高です!!
2人とも不器用なところがいい!側から見れば一目瞭然の特別な関係なのに、それぞれが背負うバックグラウンドのせいで絶妙にすれ違ってしまう…。
すれ違いがあっても、読者は2人の心のうちを知っているので安心して(?)その関係の進展を見守れます!
2人の関係が「ただの同期」から「仲のいい友だち」「両片思い」、そして「両思い」へと変わっていく中で…上野さん!!!上野さんの変遷がすごいです!!!
特に、恋人になってからの上野さんが破壊力抜群!こんな恋人最高でしょ!!
そして、この物語にはまだ明かされていない部分がたくさん。神田の父親や上野の実家、そして上野のセフレ…?
続編が楽しみで仕方ありません!!!
すごすぎる!!ピュアが爆発している!!なんだこの気持ちは?!素晴らしすぎる!!
「恋人がウブすぎて困る」は、Pixivからずっと楽しみに読んできた大好きな作品です。ついに完結?! 2人の眩しい未来が気になる、最高の塩梅で最後のページを読み終えました。幸せがすごいです!!
一巻では、ウブすぎる日山の告白から始まり、長谷川がどんどん日山に惹かれていく展開。初恋のウブさとピュアさを、和やかで爽やかに楽しめる神作でした。今回はそこにちょっとだけエロスが加わります!!
でもね、またこれがウブでピュアなんです!! 期待を裏切らないどころか、むしろ想像を超えてくる展開!あと清潔感がすごい!唯一無二です!私は電子特別版を買いました。はじめてのふたりが見れます!
そして、長谷川もひとりの男。あの可憐な長谷川くんの様々な表情が見れるんです!すごいぞ、長谷川くんは!
たしかに彼はちょっと地味かもしれません。でも、よく見ると儚げな美人で、しかもなんだかセクシー。そんな長谷川くんが今回、頬を赤らめて恥じらうシーンが破壊力抜群。日山じゃないけど、思わず動揺してしまいました!長谷川くん、すごいぞ!
自習室の長谷川くんかわいい!塾帰りにときめく長谷川くんかわいい!初詣の後の長谷川くんかわいい!そして、書き下ろしの長谷川くんも…かわいい! ハセピすごい!!
もちろん、日山も魅力的!なんでそんなにウブなの?!長谷川をとにかく大切にしたい日山。意外に理性的で、しっかり紳士なんです。今回も色々テンパっていましたが、周りのモブから見ると、いつもしっかり目を引くイケメン。いったい何回「イケメン」って言われていたかな?
とにかく、長谷川も日山も本当にいい子! 卒業旅行のエピソードも良かった…。すれ違いつつも想いを確かめ合った二人なので、これからの長く明るい未来が確信できます。
読了感がものすごく良いです。最高に幸せな気持ち。 終わってしまうのが寂しい…もっと見たい!第二章を熱烈希望します!
末広マチ先生の作品は作家買いしています。「ちぐはぐなキス」、めっちゃいい…!
まず、笹原にときめきました。なんだこの超絶イケメンは!顔だけじゃなく、行動もかっこいい。しかも手が早い!ピュアで奥手な陽翔なのに、あっという間に距離を詰めました。見事!それでいて心は真っ直ぐ。完璧すぎない?!
そして陽翔がかわいい!いい子!本当にいい子なんです。ピュアで、笹原が陰口を聞かないように耳を押さえて、代わりに怒ってくれる優しさまで持っている。言動もいちいち可愛い。まさにみんなの弟!天使!
この2人が勘違いから始まった「形だけの恋人」から、本当の恋人になるまで、そしてそのちょっと先まで見られるんです。最高!
本物の恋人になる前のイチャイチャ、すれ違いながら両思いを確かめ合うところ、そして恋人として愛を育んでいくところ。どのシーンもハラハラドキドキが止まりません!特に卒業後の書き下ろし部分は、読むと幸せが溢れ出します。最後のページに描かれた桜のカットなんて、幸せの極みです。読者は春が来るたびに、その年の笹原と陽翔を想像してニヤニヤすること間違いなし。
笹原と陽翔、相性が抜群なんですよね。ずっと平和で幸せな二人の姿を想像できます。この二人をもっともっと見たい!見たいです!
名作!!!!
離れていた8年の答え合わせが進む下巻。愛がでかい!! お互いへの特別な感情と、国を守るという強い意志が重なり、壮大なストーリーが動きます!
ハーリドのまっすぐすぎる特大の愛。それを当たり前に受け止められるイリヤの器の大きさ!とんでもない二人です。
もしこの二人が現代日本で生活していたら、重たくてジットリした愛になるかもしれません。が、ここは異国の王位継承問題の渦中。特大且つ特濃の愛も、サラッと爽やかに感じるところが魅力です! とても引き込まれるし、読みやすい。
民を導くイリヤ様は、強く、美しく、まるで神々しい存在。そして反乱軍を導くハーリドも、あつい人望があります。この二人が、最強の夫婦として王位奪還を果たす展開は痛快です!
一方、8年かけて国をダメにしたザイン。彼は絵に描いたような暴君で、何とも薄っぺらいクズ王。その対照的な描写がさらに物語を際立たせます。
そして、イリヤ付きの侍女スゥヤ!彼女の義理堅さと献身的な姿には感動しました。絶対にイリヤを守るという彼女の姿勢が心強い。ハーリドがスゥヤを労う場面、そしてイリヤが感謝の言葉をかける場面は、間違いなく作品の名場面にランクインするでしょう。
イリヤ様のお言葉、「この国に来て信じることができた最初の人間がお前だ」の重み…。お飾りの后と自嘲していたイリヤが、8年で大きく成長し、神がかったカリスマ性を発揮するまでに至る展開は圧巻です。スゥヤ、ありがとう!ありがとおおおおお!!!
そしてトラのタルジュも成長しましたね…。何を食べていたんだろう?食事の確保も大変だったはずですが、無事にここまで大きくなって良かった!
この物語のMVPはスゥヤとタルジュ!!!
たくさんの苦労を乗り越えた二人だからこそ、末長い幸せが確信できます。ハーリドとイリヤが子育てをする話なんかも見てみたい!
幸せな気持ちで読み終えました! また上巻に戻って何度でも読み返したくなる、そんな作品です!
神作!!!
壮大なストーリーと、主人公イリヤの丁寧な心理描写に心を掴まれました。彼の成長が感じられる展開は圧巻です。
そして!!美麗な絵!! 冒頭の結婚式のシーンなんて、まさに神々しさが溢れています。
主人公イリヤは、美しく賢い王子。ですが、Ωであるために祖国では辛い経験をしてきました。そんな彼が、あたたかく豊かなハヌ国に迎えられ、大切にされることで少しずつ変わっていきます。
イリヤの魅力は、その美貌だけじゃありません。一見ツンツンしていますが、賢さからくる余裕がどこかセクシーです。そして、生い立ち故に自己肯定感が低いところも健気で目が離せません。
さらに、敵である例のアホ王子に屈しないイリヤの姿が痛快です。イリヤ様最高!!!
そしてハヌ国の若き王様ハーリド。幼いながら兄二人を飛ばして即位した天才です。イリヤとリラックスしているときは年相応の子どもらしい一面を見せることも。ですが、随所でイリヤを特別に思っている描写が本当に素敵です。
徐々にイリヤも心を開いていきます。二人の精神的な絆が強まる様子に「幸せ…!」と感じていたその時、衝撃の展開が!!!え?!ハーリド?!何が起こったの?!ハーリドオオオオオ!!
こうして、感情のジェットコースターのような終わり方をする上巻。最後の展開がすごすぎて、下巻をすぐにでも読みたくなります!