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女性maguboさん

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そんなに我慢しないでも

完結編までしっかりエロかったです!
記念旅行のあまあまな2人。
攻めがオ○禁して臨む旅行に気合いを感じます。

が、ちょっとズレてるクマさんの考えが最後までよく分からなくて。
受けが誘ったり目の前でオ○ったり旅行だし2人きりだし、もう乗って楽しめばいいじゃんて思っちゃうのですが…めちゃくちゃ我慢する。
なんかこの攻め3冊通してちょいちょい一人でめっちゃ我慢してて、それに焦れた受けが攻めるという構図が多い気がしました。なんで???

何だかんだ言って私もエロに流され読み切れてないのかもしれません…ごめんなさい。
それから終盤、2人の関係を見つめ直すきっかけになったのは間違いないですが、小熊兄も何のために引っかき回しにきたのか…家族問題は前途多難そうですが、2人の気持ちが前を向いてるから綺麗に終わったのかなと思います。

濡れ場を楽しめば良かったのかな。結局全体通してキャラクターにもストーリーにもあまりハマらなかったようです。失礼しました。

言葉足らずがすぎるよ

すっかりエロくなっちゃって…。
上巻では心中読みにくい攻めに翻弄されてる受けちゃんが、下巻ではすっかりガツガツ求めにいってます。

そして、盛大なすれ違い。。
いやー、もっと普通に最初から相談してたらいいんじゃないの?って思っちゃった私を許してください。
お互いに言葉足らずで変に隠そうとするから勘違い生み出してぎこちなくなって、ついには別れる別れないまで…。クマさんからの一言拒絶とか、あれは辛いから…。いい大人ならもうちょっと配慮してくれや。

とりあえずエロ特化で、様々なパターンのエロは楽しめました。

結局2人とも動物に好かれ寄ってこられる性質ってことですかね。

なんだかんだ言って快楽に弱いチョロ受けちゃん

んも~っ、チョロい子ねッッッ!!!
無防備すぎる!エロに流されすぎる!

一見身持ち堅そうだし、「エッチは好きな人と」なんてストップかけるのに、
結局ズルズル快楽に溺れちゃうチョロ受けちゃんです。
自分に気のある風な男の家に行って自分の匂い嗅ぎますか?なんて言っちゃダメ。
脳内ツッコミ止まりませんが…エロはエロかったし、開き直った受けはセクシーでした。

攻めもまた掴み所がなく分かりにくい~。
多分本音ダダ漏れなんだろうけど、微妙に軽くて微妙に男前で1冊読んでもいまいち分からなかったですw
ただ、受けに必死なところがチラホラあったので、それは大変良きでした。

上巻はエロ先行でしたが、下巻と完結編はどうなるかな?楽しみです。

すごくすごく良かったです…!

泣きました…。
男子高校生のラブの初々しさと、覚えたえちへの探究心と、シリアスなトラウマ部分が上手く絡み合って、重すぎずコミカルさもありすごくすごく良かったです…!(語彙力!)

ちるちるのランキングと高評価レビューで気になり、あらすじも読まずに購入しました。
自分一人ではこの作品にたどり着けなかった。素敵なレビュー書いてくださった皆さまのおかげです。

思ったよりも展開がサクサクと進み、しかしきっちりと段階を追って描かれているので置いてきぼりになるようなこともなく、読ませる力がすごい作者様だなぁと感じました。

いかにもモサダサで陰キャのコミュ障な攻めの時鷹ですが、裏表なくハッキリと本音を伝える強さがあり、段々とイイ男になっていく様子がとても良かったです。一途で(受け限定)包容力と執着と溺愛MIXな攻めに育ちそう~。

受けの眞白のトラウマは重く、健気さに涙が出ました。
両親へトラウマのことを話して欲しかったけど、話さないという選択もそれで良いと思いました。何でも腹割って解決するだけじゃないから…。でもリアルに親の立場である自分からすると結果話してもらえないのは少し寂しいなと思います。
親も、子どもも、お互いのことを思いやっているからこそ、ちょっぴり切ない。
でもそんな眞白の隣に時鷹が居てくれることは安心だし、もっと本当に過去になったら話せるかもしれないね。

眞白も時鷹も2人とも自分なりに挑戦や挫折をしてて、その結果自分らしくいればいいという結論になれたことに拍手したいです。
眞白の好きなものが溢れてくる描写は可愛かった。

それから、2人がえちの扉を開けて探究心が止まらないのは最高でした。
覚えたてDKの可愛さを見た…。
イケたときの眞白の泣きたいような嬉しいような安心したような表情には涙腺揺さぶられました。先生うまい…。

もう、とにかく、何だか全然まとまらないけど、この情緒のまま投稿します。
これからも2人で支え合っていってほしいです。君たちなら大丈夫だ。
は~…眩しいわ。

アフターアクト コミック

rasu 

こだわりの肉体美が素晴らしい

2人が共演した舞台の時の雑誌の表紙かな?
ってくらい、麗しく格好いい2人の表紙に釣られて購入!

キラキラピカピカな若い美形(攻め)と落ち着いた大人の格好良さが漂うベテラン俳優(受け)の雰囲気がとても出ていてすごく好きです!

外ではクール、受けには素直な年下ワンコ全開の攻めでした。
受けの伊吹が大人の男で格好よく、雄み全開が見たいので個人的好みとしては攻め受け逆のが萌えたかなと思います。
でも作者さまが「大きくてかっこいい受け」が描きたくて作品が生まれたそうなので、それはそれこれはこれ。

お話としては芸能界ものではありますが、2人の恋愛や心理描写がメインで割とシンプルな作りかなと思います。
色々絡んでこないのは読みやすかったかも。
でもその分、2人のすれ違いに伊吹の臆病さが感じられてしまい…ちょっと入り込めず。

しかしながら、rasu先生の描くこだわりの肉体は今回も凄かったです。紙本修正甘めでドキッとしましたし、20代と30代後半で肉の付き方など違うのがとても好きです。色気のあるシーンは色々堪能させていただいたので評価一つ上げます。

男たちの硬質な強さや駆け引きが楽しめる骨太作品。ここに完結!

獣はかくして~シリーズ、読み切りました。あぁ~、とうとう完結ですね。
今は充足感で胸がいっぱいです。とにかく圧巻でした…!

小山田あみ先生の描く映画ポスターのような表紙に惹かれ読み始めた物語。
お互いの利害の為に身体を繋げる男達の関係から、こんなにも愛の物語になるなんて。
全てを表しているような表紙絵の変遷が堪らなく良いです。

ゼロと鹿倉、最終巻の2人はしっかり心が繋ぎあっていて、安心感がありました。割とあまあま。隙あらばチューしてます。
お互いの存在がかけがえの無いものになっている様子や2人で過ごすときの穏やかさは感慨深いものがありました。

最終巻ということで東界連合や李アズハルとの闘いもハードなものでしたし、決着が着く最後の最後までハラハラしました。長い闘いだったなあー。

そして桐山…!
予想の斜め上をいく絡み方を見せてくれました。いや~びっくり。さすがですよ。そこ舐めますか!
バッチバチに嫉妬してたゼロとしては…暗い情念晴らすどころでなかったですね。またいつかこの義兄弟のバチバチ見たいです。

そして、この辺りのシーンの小山田先生の挿絵がまた神で堪らなかったです。
複数プレイがあるので地雷注意ですが、桐山をご存知の方には是非読んで欲しいです。語りたい…(笑)

桐山と糸魚の関係も更に解像度が上がり、2人だけにしか分からないような収まりどころが良かったです。
ゼロと鹿倉の関係が落ち着いているし割とキャラクターが正統派なので、どうしても桐山について語ってしまいますね…(笑)

このシリーズはとてもキャラクターの個性が強く魅力的でした。ハードな展開も多いですが、決して屈しない男たちの硬質な強さや駆け引きが存分に楽しめます。
こういうのもBL小説の醍醐味ですね。満喫させていただきました!

意地っ張りな猫ちゃん受け。もうちょっと…苛めたくなっちゃうような。

帰宅して開口一番「よう。いい子にしてたか?」
なんて、昨今あまりお目に掛からないような攻めの雄みから始まり、ちょっと期待に震えてしまいました(笑)

前作未読です。
奈良先生の書かれた表紙に一目惚れして購入!タトゥーと軽薄そうな大人の雄み溢れる攻めと、明らかに強気で意地っ張りな受けの表情がたまらんです。

三兄弟の話ということは知っていたのですが、冒頭の説明部分は一瞬混乱したものの、前作未読でも問題なく読むことができました。

エロ中心な作品は特別好まないのですが、こちらは甘くてエロくて面白かったです。お話はオメガバースの王道を地で行ってて、むしろ最近では珍しいかも?

受けの巡は強気さと繊細さあり、いかにも意地っ張りな可愛い猫ちゃんという感じで、攻めの大智がそれを可愛い可愛いと愛でている様子が良かったです。

大智の時々出る「~だぜ」「~じゃねぇよ」という言葉遣いには、若干古き良き雄みを感じてしまいました。
一見チャラく輩(やから)風で心配になるけど、実は優しいし気遣いのできる男でした。とにかく受けを大事にしてくれるので、個人的にはもう少し猛獣感や胡散臭さがあっても良かったな~という気がします。
ただただ個人的好みですが、色々経験してる攻めの色々が垣間見えてモヤモヤしたり、逆に信用できるようになったりするのが好きです。受けに見せる甘く優しい口説きモードだけでは物足りないー。

エッチの回数や分量は多く、可愛くてつい苛めちゃうという面はあれど巡もMってほどでもなかったかな?

感情に任せて思ってもみないことを言ってしまう意地っ張りな巡が大智を傷つけてしまうシーンがありましたが、その後反省してめちゃくちゃ泣いてるのが可愛かったです。
翌日大智が心配して来てくれましたが、ここは巡に頑張って自分から動いて欲しかったな~。2人の関係では巡のが受け身なので、自分から大智のところに行き泣いて謝ってたら更に萌えてたなと思いました。(その必死さ絶対可愛い。見たい)

年上の余裕というか大智の先回り包容力が勝ってしまいましたね。
ちょっと危なっかしい巡なので、そんな大智が相手で安心は安心ですが、なんか…こう…もうちょっと苛めたくなっちゃうような子でした。

大人の可愛い恋が詰まったメガネBLだが

お話も展開も2人のキャラも良かったし楽しんだけど、後半ちょっと萌え切れずな部分がありました。

スマートで格好いいイケメン眼鏡の攻め京(けい)と、眼鏡を愛し眼鏡屋に勤め伊達眼鏡を7つ保持する眼鏡オタクの受け一咲(いさき)のCP。
全編振り切ったメガネBLです。

物語は、攻めが趣味でやっている料理+雑談配信を元々受けはファンとして視聴していて、その攻めが受けの眼鏡屋に来店するところから始まります。

攻めが受けを気に入ってグイグイ距離を詰めてくる中で、2人は仲良くなっていきます。2人はお互いを尊重し興味を持ち、悩みを共有し、自然と仲が深まっていくので恋になるのは自然だし、恋の予感に楽しく読み進みました。

ちょっとしたすれ違いの積み重ねで、ゲイの攻めは受けもゲイかも?と勘違い。そうかも?違うかも?と思いつつ、攻めの恋心がどんどん積み重なっていく様子がとても良かった~!
そして両視点で進むので、お互いがどんな風に2人の関係を捉えているのかよく分かって、2人とも大人可愛い感じが好きでした。

配信の中でも「眼鏡美人」として片想いのノロケを繰り返すものの、受けは自分のこととは気がつかず。良い仲になっていく2人にモヤモヤしたりして、自分に焼きもち焼く可愛い受けが見られます~。しかも攻めも受けの嫉妬に気づいてて期待が膨らむ膨らむ。

そろそろ恋心がパンパンです…!というタイミングで告白の流れになるのですが…。

ネタバレ


うぅ~~~~~~~ん、攻めーーーお前ってやつはーーーー!!!
結局受けはノンケなんです。攻めへの気持ちも自覚した恋心ではなかった(告白時点では)
それをさっと理解した攻めは…自ら引いちゃうんですね。
「ノンケなら友達としてで大丈夫。僕は割り切って付き合えるから」って…その後受けから連絡しても逃げまくり、めっちゃ疎遠になろうとしてるじゃねえかー!

もっと仲良くなろうとグイグイ口説いてる時の攻めのが良かったなぁー。押しつけがましくなく、しかし「好き好き可愛いモード」全開で。
いきなりヘタレ全開になりちょっと残念でした。

ここからは受けの男前ターン。
ノンケだからって決めつけるな!ばりに自分の気持ちを確認し、攻めをとっ捕まえてきちんと対話します。

2人が気持ちを通じ合わせた後の初Hはガンガン激しいものでなく、初めての受けに配慮してポリネシアンセックスばりの穏やかH。こんな攻め…いるんだ…と思わず思ってしまうBL脳(笑)素敵でした。

ただ、付き合った後もどうにも自信なさげなんですよね、攻めが…。対して受けは男前。この力関係にうーん、萌えきれず。
個人的萌えとしては、後半の攻めでちょっと失速してしまったかなと思います。

攻めにモヤったので色々考えてみたら萌えがデカくてむしろ神だった。

ラストの攻めにモヤりました。
だから、めっちゃくちゃ読み込みました。納得いかんくて。

そしたら、1周目で読み切れていなかった攻めの感情に気が付いて…読めば読むほど萌えが見つかる。
いや、もうめっちゃ良かったーーーーー!

かなり長文ですが個人的解釈。
まず、攻めの真澄(ゲイ)と受けの小豆(ノンケ)の友人同士がゲレンデマジックで体の関係を持ってしまうところから…。お互い無かったことにしようとしたのに、なんでか酒の過ちで2度目H。

そこから思いがけない第三者視点!びっくり。2人の友人都竹くんが傍から見た2人や性格を色々教えてくれます。新し面白くてよい〜。
しかも、例の如く彼女にフラれて号泣して真澄のところに来る小豆めっちゃイイ。全力号泣する小豆に胸を貸す真澄の顔もめっちゃイイ。

当て馬が出てきたり、真澄と小豆の2人の出会いを知ったり。
アレアレ?攻めの真澄って…好きじゃん…?ノンケで、告白されたら誰とでも速攻付き合って思い込み激しくて恋愛脳なのに速攻フラれちゃう小豆のこと…しっかり好きじゃん???

「ノンケの小豆は男はナイ」って自分の恋心は横に置いてきたのに、男の当て馬出てきて心中穏やかでないし無自覚邪魔しちゃう感じ。めちゃくちゃ良き…。小豆に「愛の可能性」と言われて嬉しかったよね。
2週間後の電話と言い、ちょこちょこ小豆の言動に一喜一憂(一怒)してるのよ。

出会ってすぐからバかわいいし恋愛対象に入るって言ってる。最初からかよ!
酔い潰れれば迎えに行くし、寝込んだらうどん作るし、フラレたら世話するし、急ぎの電話くれば吸ってたタバコも潰しちゃうし。一つ一つが細かくて好きな人に対する態度で可愛いのよ!
表面はデレすらない塩クールなのに!

でも、小豆は「自分を好きな子が好き」「告白されたらすぐ付き合う」から。
小豆のことを好きだけど、小豆のことが好きだから、そんな形だけの関係なんて望んでない。うっかり体の関係持っちゃったからって、好きだって知られたからって。小豆から付き合う?て言われても答えはノー。

そして終盤、小豆の渾身の告白シーン。
一周目は、なんで?頑張ってるの受けだけじゃん…しかもなぜ笑う…?(フハッとかクッとかバカにした笑いのように感じた)意味わかんねー!ラスト萌えねー!
と思ってしまったのです。

でも、違うのね。都竹くんが言ってた。
真っすぐでズレてて直情的で感情駄々洩れで一人でジタバタする超絶面倒な小豆に呆れてバかわいくて愛おしくて笑えちゃって…それにキョトンとする小豆がまた可愛くて笑っちゃう。これね。

小豆の告白で一対一て言われた時の表情…でも続いた言葉は「彼氏になってやる」だった。そこに(小豆の)愛はあるのかい?なのよ。

小豆が最後に涙ボロボロ流しながら「大好き」って言った。自分を好きな子が好き、去るものは追わず…な、ある意味受け入れ体質な小豆が自分から真澄に気持ちを向けてきた。引かないでぶつかって来た。
キスを返してキョトンとする小豆を笑っちゃう真澄が良かった。
呆れ可愛い愛おしいって時、真澄いつもパッと明るい顔で笑ってるんですよね〜。大好きが漏れてる。

うまくまとめられず長文なのでとにかくモヤりポイント中心に書きましたが、こんな感じで自分の中で解釈しました。分からんけど。
いやいや、なんだ萌えしかねぇ。

ところで、2度目Hの後、小豆の体には複数のキスマークや歯形が…。ほとんど明かされないけど、結構激しかったのでは?一体どれ程のナニがあったのでしょう。その辺り詳らかになりませんかね?(先生ー!)

重い恋愛観の小豆と付き合うのは面倒だろうなぁ…でもその小豆のことが好きだからなぁ。大量の連絡もヤメロって言えばいいのに止めはしなかったもんね。真澄はいつもなんだかんだ受け止めてる。そして振り回されてる(笑)

2人の関係ははっきりさせず終わる形になりましたが、ほんといつでもどうにでもなるんだろうなぁ。
でも、読者は強欲だから、この2人の続きと小豆に受け入れられる真澄のデレが切実に読みたいです…先生ー!

男前2人の相棒的関係に恋愛の甘さが混ざり合う経過がめっちゃいい

久しぶりに頭抱えて萌え転がった~~~!!!めっっっちゃ好きです!

年下ワンコ属性の攻めに登録されていますが、攻めと受けがお互いに影響を与えあい成長していく「対等さ」が2人の関係の基本ベースだと思います。
そして、その隙間に攻めが入れてくる「年下の可愛さ」や「ちょっとしたワンコみ」に、受けと一緒にキュ~~ンとなってしまいました。
男前同士の相棒的関係に恋愛の甘さが混ざり合う感じ…はぁ~くせになる。

物語は、石持ちという称号を得るほどの優れた魔術師である受けエリアスが、さる事情のため行っている「別れさせ屋」の特別な依頼を受け、勇者である攻めジークハルト一行に同行するところから始まります。

出会ったときはしおらしく謙虚な風を装っていたエリアスと品行方正で爽やかな勇者然としたジークハルト。
そもそも冒頭でエリアスの性格は分かっているのですが、うん。読者から見るとどちらも胡散臭い~ww割と早い段階で2人の素が暴かれます。

そこからの2人の素を出した掛け合いが楽しそうで、でもダメな部分は指摘したり相談したりとお互いに成長し合い、信頼関係を積み上げていく様子。そして、それが徐々に恋愛感情に発展していく様がしっかり感じられてドキドキしました~~。

お互いに好きだろうな~と本人達も自覚している甘く密やかな空気が漂っているのがとても良き。恋人向けの首飾りの売り文句にときめいて買ったジークハルトのエピソードが可愛かったですw
そしてきちんと心を通じ合わせてからの、2人の心が満たされたエッチが素敵でした。
全体を通して、2人の関係の進む過程がひとつひとつ感じられて萌え転がりました。ほんとに。

そして事件パートでも、エリアスの因縁の過去や復活した魔王が絡み合ってきて、こちらもハラハラで読み応えがありました。
パーティーの仲間たちとの友情も良かったし、攻め受け含めそれぞれのキャラクターの成長がしっかり描かれており、何よりツンでクールな美人受けエリアスのたまに出るデレは見所でした。そりゃ可愛すぎる。

まだまだ読んでいたい2人でした。プリーズ続編!