う…むむむ。下巻に期待をした上巻。
うーん、個人的にノリきれず終わってしまった感がありました。
最悪な形で受けの記憶が戻り、攻めの裏切りや過去を思い出し…
目の前で繰り広げられた女性と攻めの悶着もあり、
そりゃ攻めを信じられないし、怖くて逃げてしまうよなぁ~~~。
攻めも後悔しまくりでキツいのはよく分かるのだけど、
最終的に思い直して頑張るのが受けだったので、
もっと攻めが頑張れよ!!と思ってしまった。
だって何も言わずに海外に仕事に行っちゃおうとするんだもん…。
(受けが追いついたのはマスターのお陰)
受けを傷つけて後悔する攻めは好きですが、
それならもうとことんやって欲しいし、
攻めはとことん受けに許しを請うて、
受けのためにめちゃくちゃ頑張って欲しいのです。
全体的に大変心理描写が丁寧で、表情の描き方など絶妙だなと思いましたし、上下巻だからこそのストーリー展開だと思います。
しかし、個人的には下巻で盛り上がる要素も少なく、ちょっとキャラクターにも展開にもノリきれないままといった印象でした。
上巻のみの感想です。
上巻ではまだまだ序章といった感じなので、これから読む方は上下巻まとめてをオススメいたします。
浮気し遊びまくってたクズ攻め×純朴青年受けのCPです。
傷つけて別れた受けと再会したら、その間の記憶を無くしていて…という始まりで、試し読みで興味を惹かれ購入。
ん~個人的にクズ攻め決して嫌いではないのですが、こちらの攻めは同情の余地もないし、ちょっと良く思えず。。
理由を考えてみたのですが、
開き直ったいっそ清々しいくらいのクズではなく、
そもそも本気で受けと付き合っていたのに、モデルを始めたことで寄ってくる人が増えて遊び歩き、女性と何度も浮気を繰り返す→受けとの約束を反故にする、「お前なら分かってくれるよな」と言っちゃうようなクズ。
受けは純朴で素直で、ただただ攻めを愛情で応援していたのに…。
そのまま受けと再会するまで、ずっとそのまま爛れた生活を続けていたり…
受けと再会して覚えていないのをいいことに治療と称して会い続けたり…
(まんまと再度惚れられて「傷つけたくないから」と距離を置き出す)
受けを好きだった気持ちを思いだして、後悔してると言いつつ、
その場の欲に流されちゃうヘタレクズに見えてしまいました。
(言語化すると散々…すみません)
下巻があるのでまくってくれることを期待しての評価になりますが、ストーリーと展開的にも大きく盛り上がりはないので、上下巻別々の発売だと下巻まで手を伸ばしたかちょっと分からないかも…。
上巻だけ様子見で…と購入したら、そこがちょっと勿体ないかな?なんて。
総じて楽しめなかったかというと、そんなことはないのですが…ずいぶん辛口になってしまいました。すみません。下巻に期待しています。
BL小説読んでるみたい…!
という3巻の感想。いやはや、面白かったです!
元々は1巻完結だった今作品で続編が始まって、ここまでガッツリ展開してくれると思っていなかったので、予想以上に読み応えがあって面白くなってきたー!という嬉しい衝撃です。
物語の厚みやハードボイルド、骨太なストーリー展開が好きで、普段はそういうのは主に小説で楽しんでいるのですが、「羊の皮を着たケモノ」は小説のあの読み応えが読める漫画という認識に変わりました。(巻を追うごとに深くなる喜び!)
先生の後書きからハピエンは約束されているので、じっくりやってほしいです!
まだ3巻では話の途中なので、早く幸せに…!やスッキリしたい…!という方は本巻では収まりがつかないかもしれませんね。
2人の幸せな姿が見たいのは私も同じですが、やはり犯罪者を扱っているので、綺麗な部分だけでは収まらない社会の裏側や本人や周囲の人の心情、心通わす相手との葛藤など描いてくれているのが本当に素晴らしいと思います。
まとめて読むのもいいけれど、この一緒に追ってる感じがBLではあまりないので今後も楽しみに追っていきたいと思います。
イケオジ×イケオジというワードに吸い寄せられるように購入してしまいました。
大好物です。
長年会っていなかったのに、すぐに「お持ち帰り」しちゃう/されちゃうのはBL~って感じがしましたが、色気があり格好良い大人同士の再会ラブ楽しめました。
キャラクターも美しく格好良く、エロスで見応えがあり、
ストーリーでも2人の過去の想いや現在の迷い、両片想いのモダモダがありーの、成就してからの2人もしっかり見れるので良かったです。
2人とも超目立つタイプのイケオジすぎること、
時々ノリや描き文字に古の匂いを感じたことなど、
昔っぽい(懐かしい)漫画の雰囲気もありました。
長年の友情が恋愛になるまでを、全体的に楽しく読むことができました。
途中ハッとするくらい綺麗な描写やキャラビジュがとても良く、
特にジムトレーナーをしている攻めの身体の厚みや、
感情豊かな受けの多才な表情がとても好印象。
でも少しずつツッコミ所もあり、かつ王道展開なのでう~ん・・と思ってしまう点もあり。悩みます。
まず気になったのは
1話で初めてそういう関係を持ったときの受け
「気持ちよすぎる。全部分かられてる」←なんで?????
友達だからって、性格が合うからって、Hの時のポイントやタイミング、塩梅が初手から全部ドンピシャで分かられてるって…
え、あるの?そういうことあるの??
そして、(攻めは確実に気持ちがあるのに決定的な告白はしないから)身体の関係を続けることになる2人。
攻めには「なんで伝わらないんだ」とか言ってないで、正面切って告白しろよ!とモダモダに渇を入れたくなったり…
受けは頑なで「攻めに好きな子がいる」を他の子だと誤解してすれ違ったり…
王道すぎる~~~~~。
2人のキャラクターの過去や想いなど丁寧に描かれていると思うのですが、特にいつまでも鈍感で気づこうとしない受けにモヤモヤしちゃいました。
でも、攻めは過去に女性関係で色々あったようなので、本当にお互いに友達と割り切っていたんでしょうね。受けへの気持ちはずっと燻っていて、ゲイだと知ったときに火が付いたと思うと、それはこちらも滾ります。
外面は良いのに人見知りかつ繊細な受けを、まるっと受け入れる包容力と強引さも持ち合わせてる攻めが格好良かったし、受けを甘やかす攻めの過保護さと一途さがキュンポイントでした。
そこはとても良かった。
あと、先生の描き方なのですが、軽めのキスからの段階追っての濃厚キスとか、雰囲気の作り方がうまいなぁと。2人の表情も丁寧に描かれているので、素敵なシーンが多かったです。
というわけで、萌2で!
読み切りました。
濃厚で異常で激重でした。
かなり一方的だった2人の関係が、今巻でバランスが取れるようになってきて、個人的には尻上がりに面白く感じました。
色々ツッコミ所はあれど、思っていたより収まるところに収まった感はあるなという印象です。
攻めが常軌を逸していて普通にストーカーだしとにかく怖い。BL界の攻めとしても稀な人ですね。
骨壺プロポーズしてましたが、受けが先に亡くなったら血肉をすすりそう…なんて思ってしまった。
あとえろが毎回激しくて、ちょっと痛そうに見えてしまいました。
トぶくらい気持ちよい以上に限界突破していそうですが、激しいだけが愛じゃないよ。笑
個人的萌えはほとんどないですが、BL界の語り継がれる人気作というのは理解できました。すごかったです。
ヒーリングパラドックス一気読み。
1作目がハマらなかったのですが、続編がすごいと聞いているのである意味楽しみに読みました上巻。
重たく暗いど執着を1作目同様かそれ以上の深さで見せられ続ける中、
一人静かに感動したことがありまして、
上巻の終盤ですが、
2人が会話してる…!
お互いの(受けが攻めのことを)知らない時間について、
きちんと語り合おうとする様子が描かれていたことに
ある意味安心しました。
迫力のあるエロシーンはすごいですが、
やっぱりそれだけだとただエロだけの繋がりのようにも見えてしまうし
(個人的にそういう関係に萌えがないので)
受けが攻めのことを知ろうとしている姿や2人で語り合う様子はとても良かったと思いました。
20年以上の激重執着と、それに絆され受け入れる受けの普通じゃなさがまた上巻で更に浮き彫りになりましたので、そのまま下巻へいきたいと思います。
この2人の結末が気になる。
1月に2巻が発売されると知り読んでみました。可愛い表紙とキャッチーなタイトルで気になっていた作品。
SランクDomのイケメンモデル男子×Natural(Subかもしれない?)なキャンキャン系明るめ男子
たんぽぽというニックネームは親しみやすく可愛さ満点でしたが、ずーっとキャンキャン言ってるか赤面してるか流された上に逃げてる印象で…個人的には少~し読みにくさを感じてしまいました。
攻めのコマンドに何故か従っちゃうというところから勘違いが始まりますが、普通にSMプレイで喜ぶMくんなんだろうなぁ~。
DK同士の若さや甘さも感じれるし、攻めの執着や愛が重ためなところはお好きな方にオススメしたいです。
個人的にはDomSubという設定の上で、薬を過剰摂取していたようなSランクDomの相手がNaturalで本当に大丈夫なのかな…って少し心配な結末でした。ダイナミクスは感情とは別のところの問題だし、本能が満たされないのは確実なので…。
サブドロップの心配があるかどうかの話では終わらないというか。
Dom×Naturalの珍しいCPですが、その辺りを考えるといっそのことたんぽぽちゃんがSubかSwitchであったらなぁと思ってしまいました。
2巻でその辺り解消されるのかな。
BLの結婚に興味ないんだよな…
ごちオメ4巻読むのどうしようかなーーー
と思ってた過去の自分を殴りたい。
結婚&番おめでとう!感動しました!!!
ただ2人がイチャイチャらぶらぶしてるだけじゃなく、
新しいキャラクターも加わってお仕事面で奮迅する2人が良かったし、
その中で2人の絆や愛情がしっかり伝わってきたので、
とても満足度の高い一冊でした。
漫画雑誌や編集部、漫画化の苦悩など、
リアルなんだろうなぁと思える箇所が多く(靴を舐めさせる上司はさすがにですが)、それを楽しく漫画に落とし込まれていて先生お上手だなぁと思いました。
新キャラ編集長も「なんだこいつ」と思ったけど、普通に性格悪いキャラクターなので、宇迦野にやり込められてる様子を見てスッとしたし、調査書で暴かれた裏側でちょっぴり興味を惹かれたりして。
憎めない奴で一周回って気になっちゃいます。
冒頭から安定のコミカルさがあり、とてもテンポ良く、
最高の盛り上がりのままハッピーな結婚式と、特別にロマンチックな番契約まで読むことができました。
2人の幸せそうな様子が見れて良かった!!
これからも楽しみにしています。
エリートでDomと勘違いされているSub受け×低身長で可愛い見た目からSubと誤解されるDom攻めのCP。
受けが、会社ではキリッとしているのですが、プライベートではオロオロした様子が多く全編通してすごく乙女に見えました。表情も反応も…。
攻めは攻めで可愛さとDomらしさのギャップは格好いいと思うのですが、私服は小学生のようだし、キャラクターとして特に王子様でもちょっぴりSでもなかった印象です。
台詞まわしやストーリー展開などテンプレ感のあるシーンが多かったのと、会社や仕事の描写にリアリティがなく、全体的に世界観に没入することができませんでした。
私はDomSubのコマンドプレイが好きなので、プレイ=性行為であっさりエロに展開していくのも残念。
大変申し訳ないのですが、私には合いませんでした。