やばい。さすがおげれつたなか先生としか言いようが無いお話でした。読み終わったすぐなので語彙力がどっか行ってますが感想を述べたいと思います。今までの人生で不幸なことが沢山起こった2人が"幸せ"を知り、その幸せの脆さを感じる。といった内容になってます。登場人物にまともなやつはいません。全員クズです。でもそのお陰で人間の少し汚い部分なども描写されている為共感や没入感を味わえるかと思います。少しずつ2人の距離が近づいたり遠のいたり、そういった描写もとてもエモく、刺さりました。メリバかと思いきや終わりよければすべてよし。ハピエンです。ラスト2人が幸せならそれはハピエンです。3巻しかないのに満足感が凄いです。ぜひ読んで欲しいと思います。