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ソムリエ合格

女性まりあげはさん

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読者賞おめでとうございます!!

不憫な生い立ちの美貌のハシュナは、過酷な環境から逃れるために、王国の王子の伴侶であり「星詠み」となるべく、肩に焼印を押して痣を作る。

その後、20歳を迎えるまで星詠みとして国を支え、王子との婚姻前日、弱気な王子を前に自らが星詠みではないことを明かした。

するとたちまち王子は怒り狂い、ハシュナは逃げ、海に投身しようとしたところ大海賊のガルディに拾われて、、、
というお話。


ハシュナの一人称「私」で綴られている、めずらしい作品で、人によっては好き嫌いが別れそうな文章の運びのような気がします。

読み進めていくとハシュナの「私」呼びな性格に納得なんですけど、最初はなんとなく、BLなのに「私」って、、、と思ってしまったまりあげはがいました焦汗

すみません。

で、先生があとがきで「嘘から始まった人生を肯定すること」がテーマだと仰ってて、物語がドラマティックなのに、この一文だけを見るとなかなか誤解されやすいテーマだなあと、、、
(あとがきから読む人はあまりいないかもしれないけれど、、)


攻めが海賊船を率いる大海賊なので、闘いのシーンなど迫力があり、ラストにハシュナの婚約者であった王子が攻めてきたシーンは息呑む躍動感溢れる展開で、ハラハラドキドキしました。


あと、ガルディがハシュナへの独占欲剥き出しにし、隠そうとせず、最大のピンチもスパダリ的に間一髪で危機を助けに来てくれたのは、まさにルビー文庫さんだなあ♡
という、多幸的展開でした。

「私」という一人称さえ気にしなければ、とても読みやすいお話です!

よばひぼしの尾をひいて、のスピンオフ!

ということを知らず、読み始めたまりあげは。

冒頭で、「??」という顔になってしまい、もしや下巻から読み始めた?? と思ったら、タイトルのことでした。
(最近、こういうパターン多いので読む前リサーチ大事ですね!やっちまったまりあげは、切腹!!)


けれど、「??」ってなったのは最初だけでした。
主人公の雀野が、前作に出てくる会社の先輩を好きになり(追記:おそらくそれ以外にも恋愛関係色々ありそうな予感)、失恋したところから始まるというスタートかなと探りながら、あっという間に物語へ惹き込まれていきました。


よく行く喫茶店のマスター鶯原に心配された雀野が、酔った勢いで鶯原を誘って、えちからのセフ○になってしまい、、、
というお話。


上巻では、ひたすらに雀野から鶯原を誘っていましたが(つまりえちぃ展開多し♡)、終盤で鶯原と過去に関係のあった相手から揺さぶりをかけられ、雀野はアレコレと考えてしまいます。
結果、上巻最後の最後に鶯原から初めて誘われましたが、それを断ってしまう切な展開に。


それまで雀野は、失恋したからとは言ってもやたら鶯原を誘うし、まあ、仕方がないよなあと思っていたら!


好きな相手に、元恋人の影がチラつくなどの切な展開大好き民なので、俄然萌えてしまいました。(ドMまりあげは)

切なラバーの方は、早く下巻読みたくなるので上下一緒に手元へ置いておくことをオススメします。


ちなみに、雀野の髪型(頭頂部?)のはねてる感じ(カワイイ)は、雀から来ているのでしょうか。
その辺のキャラ作りも気になった所存です。



1を読み終えて、なんとなく察したタイトルの意味。

タイトルのヒーローって、攻めの名前でもあるのでしようか。
そして、クソがいっぱいついていることで、どんなヒーローなのか察し、、、


家が隣同士の幼なじみDK。
ヤンキー? みたいな見た目に子どもっぽい性格の英雄(ひでお)と、昔から英雄には無愛想な同い年の海生とのお話。

なのですが、そこへ海生が唯一興味を示す英雄の兄・正義が実家出戻ったことにより、英雄と海生の関係が肉体を伴う、より拗らせた関係になっていくのです。



英雄が思った以上にお子様すぎて、兄と比べて塩対応な海生へ兄の代わりをしてやると申し出たり、どこからどうみても独占欲のソレなんですが、なかなか自分の気持ちには気が付かなくて、もどかしいです。

メンタル面の焦らしプレイ(展開的に)好きな方にはオススメかもしれません。

それほど1巻では、体を重ねたと言えどもメインCPの2人のLove展開は、まだ薄いです。
だからここ、背表紙に「1」とあるので、2巻のLove展開に注目です。(もしや、Loveよりもクソがもっとつく展開になったりなど??)


あと、時羽先生の描くイケメンは男前でいい!! です!!

兄弟同士、ダークブロマンス!!

背徳BLも大好きなまりあげは。

兄×弟と聞き、ブロマンスとはいえ、相当攻めの様子がおかしそうかも、、、
と、あらすじ買いしました。


紙コミックスの裏帯に、「それは拷問のように痛い、愛」とあり、かなり期待できそう///!
いざ、実読!!


と、読み始めてみたらまず少年マンガ調な画風に目がいきました。

好き嫌いがありそうな感じがします。

ですが、それ以上に主人公のDK湊人の兄で、なんでも完璧で親に目をかけられていた綾人が、不穏(良い意味で♡)すぎて、目が釘付けとなります。

ええ。
この兄、危険です!!
ガチで。
2人の親同士が離婚して、それ以来ずっと離れて暮らしていたはずなのに、なぜか湊人を時間予告して迎えに来るなど、ストー○ー疑惑が浮上します。


で、どうしてこの完璧なる兄が弟のことをストー○ーするのかと言えば、幼き頃の家庭環境がそうさせてしまったことがのちのち判明します。
毒親に育てられなければ、この歪な兄⇒弟への愛は誕生しなかったかもしれません。


というか、弟も弟でずっと続けてきた陸上を辞めることもなかったかもしれないです。
いや、そもそも弟が陸上を始めた理由は、兄が唯一メダルや優勝記録を残していない競技だったからで。
その競技あれば、優秀な兄を越せるかもしれないと、努力を始めたわけでしたが、、、(そもそもこの思考自体が、兄の作戦誘導だったわけですが)



ブロマンスという煽り文字がある通り、えちはおろか、キスもありません。
だからこそ際立つ、ダークな背徳感。

心理描写が鋭く、怖さも覚えるほど。


好きな人は好きだと思う、「愛という名の」。
このタイトルのあとに続く言葉を、読み終えた今、狂気に満ちた兄弟愛をなんて表現するのが適切なんだろう、、、
ひたすら考え続けているまりあげはでした。


※作中、一部暴力的表現があるので注意喚起の注釈がありました。

緋色を貴重としたお表紙がいい!!

予備校講師である小山が、秘密の趣味である「自縛配信」を、ヤンチャな生徒戌井にバレて弱みを握られるお話。

セフ○になれ、と究極の選択を迫られるのは、この手のお話しではデフォ。


それから縛り系なので、さぞかしえちえちなんだろうと思いきや、そこまでハードなえちでもありませんでした。(まりあげは比)
縛ってる率も思っていたより少ないような、、、(ハードなものを読みすぎて、感覚が馴れきってしまってるだけの説もあるかもしれない疑惑、、笑)

ですので、おそらくお表紙にビビって躊躇していたそこの貴方様でも、普通に生徒×教師の純愛を楽しめるはずです!!

ちなみに受けの教師を狙う、メガネ同僚の変○もおりますが、思ったよりもソイツは○態ではなかったような、、、



何度もお伝えしますが、家庭にトラウマある予備校生徒が、予備校講師と出会い、恋をする。
そこへたまたま講師には、縛る趣味があったというくらいの認識なので、縛り系BLに入門したいなあ! と、常日頃考えている方にも、それ以外の方にもオススメな1冊です。


それにしても攻めくんの家庭、ざまぁwwww展開にならないかな、、、
なんだか個人的には、かわいそうな感じがしてしまいました。



最終的に、予備校辞めて受けの家に転がりこんで同棲生活をスタートさせる結末は、ニヤニヤしかなかったですけれど!!


あと、このお表紙本当に好きです!
というか、まりあげははお表紙とあらすじ買いでした!!




入学したときは誰もがチョーカーをつけている学校のお話。

オメガバースです。

αになるのがほとんどの高校で、毎年検査結果の割合によってαだと確定したらチョーカーを外していくという設定。


主人公の優(すぐる)は文武両道の優等生で、両親ともα。
だから自分もαだろうと信じてきましたが、なかなかαの確率が上がらない。
上がらないどころか、少しずつΩ化率が上がってきてしまい、、、


一方で幼なじみの明宙(あきひろ)は、そんな優を温かく傍で見守ってきたが、α同士だったら番になれないと思っていた。
が、身体から明宙にしか察知できない匂いなどを発するようになってきた優に対し、Ωになってしまえばいいのに、、、
そう思うようになり、、、?!!


絵が綺麗で、オメガバースの世界観にぴったりでした。

そして優がΩへと変化していき、引きこもるシーンがあったのですが、絶望と昇華と希望が丁寧に描かれた作品だったなあと思いました。


それから攻めのタレ目具合が、個人的に好きでした。
タレ目攻め、ビジュアル良き!!
それからどんな姿でも、運命の番でなくとも受けを好きという、一途愛はやはりいいなあと思いました。


α確定して、チョーカーを上げる習わし? が、卒業式の第二ボタンみたいとあって、たしかにこの設定だからこそ描けたトキメキ設定に、拍手しかありませんでした。
まさに、オメガバースだからこそ。
この作品だからこそ、ありえた設定ですね。
良き!
と、思わず唸った(褒め言葉)まりあげはでした。




恋に無自覚攻めも、年相応でカワイイ♡

全寮制の高校で、2年の伊奈と背の高いイケメン(友達も含めて、ホント君ら最近まで中学生だったん?? と思しきビジュアル///!)1年北波が同室になったお話。

まず、全寮制で同室!
というだけで、萌えとワクワクが拡がりますね。

で、このお話はピュア系です。
(安心してください。でも、えちはありますよ!)

前年度まで同室だったセンパイに憧れ、後輩にも頼れるセンパイになろうと決意する伊奈でしたが、早速部屋の荷物に躓いて、北波の唇を奪ってしまいます。(なんとBL的展開よ!!)


謝る伊奈に、北波は毎日1つ言うことを聞いてくれたら秘密にしてあげますよ、的な返しをして、、、


好きな子には意地悪してちょっかい出したくなるタイプの攻め。
けれど、本人は受けへの気持ちに気付かないで、無自覚にしているところが、まだ擦れてないDK1年生で可愛いなあと思いました。

対して受けも、恋の経験がないのでピュアすぎて、攻めの対応に苦悩などする姿(とくに頬を赤く染めた泣き顔)が可愛いかったです!

要するに、カワイイ×カワイイcp(まりあげは比的に!)のお話でした。

で、今作がデビュー作なんですね!

本当におめでとうございます!!
今後どのような作品を描かれるのか、とても楽しみです!

背の低いほうが攻め!!

引きこもりだった妹が、とあるアイドルグループの末っ子を推し始めたことで、学校へ行けるようになった。
そのアイドルがなんと自分のクラスへ転校してきて、しかも男と夜遊びするような危険なヤツで、、、
というお話。


主人公は成績上で、世話焼きでシスコン。
シスコンだから、最初はテレビとは違うアイドルらしからぬ攻めが嫌いでした。
が、色々と世話を焼くうちに縮まっていく距離。


けれど、攻めの夜遊び相手の男の登場。

攻めが芸能人設定ラバーとしては、読まねば!! と手に取った新刊です!!


結果、なんだかんだ受けのことを好きになり、こういうことをするのは受けが初めてだよ、というムーブメント(家に上げるのが初めてだったけど、、、)は最高でしたし、大学に行く目標もできたし、でアオハル感が良かったです。


ちなみに、芸能活動は期間限定。
そう言われている攻めの家庭事情も複雑かと思いきや、そういうことだったのですね、、、と意外性が。

そんな? DK同士のBLには、DK同士からでしか摂取できないLoveがありますね(✧д✧)


テンポよくとても読みやすかったので、DKとアイドル攻め、お世話好き? 天パー受けが好きな方はぜひにどうぞな1冊です♡
朝から読んだら元気がもらえそうです!(まりあげは的、勝手な主観失礼!)



全部、ガチムチ受けコミックス!!

ガチムチ受け好きにはたまらない、四方月ろーど先生のデビュー作は、表題作他4編収録です。
ファンタジーや、顔のいい男×おっさん、表題作の続きなどもあって、バラエティ豊かなラインナップとなっております。


また、このインパクトあるガチムチ受け(鮫島さん)のお表紙が良きですね!
このお表紙を見て買った人も絶対いるはすです!!(まりあげはがそうだった///!)

ちなみにこの表題作、あとがきを読んでハッとしたのですが、、、
攻めがいかにガチムチ受けを落とすか奮闘するお話かと思いきや、受けも恋を取り戻す物語と解説があって、たしかに! と納得するくらいには、途中から受けは攻めに夢中になっていたなあと思った展開でした。


それからどの作品にも共通して言えるのが、とにかく受けの雄っぱいがいいです♡
それから、雄っぱいからの腹筋バキバキラインも良きです♡
そして、tnkはまったくの白抜きでしたが、そこにあるのは神々しいまでのtnkだろうと妄想を掻き立てる白抜きもまた、個人的には良きでした。(白抜きに見えないはずのロマンを妄想する腐民、まりあげは←おい!)

ガチムチを愛でたい方には、四方月先生はオススメですし、ガチムチ入門したい方にも今作は、様々なガチムチが読めるのでとてもオススメです!!




安心してください、メリバかと思いきや、、、!!

「僕が歩く君の軌跡」が好きなので、他の作品も読んでみようと思いました。


ファンタジーBLで、謎の黒づくめの男(攻め)と家庭の事情から早く独立したく、ウリをしているDK(受け)のお話。(プラス、そのDKを好きな男子同級生も出てくる)


ちなみにこのお話、攻めの謎は登場から分かりやすく散らばっているわけで、すぐに、あ…この攻めはもしや、、、
と、なるわけです。

まあ、黒づくめの猫が同時期にいなくなり、猫まんまに反応していたら、ねえ!(大ネタバレ焦)

で、この手のラストってメリバ…だったりするよねえ、、、
と、ドキドキしながら読み進めていったら、やはり!!!! と、お別れシーンを迎えギュッと唇を噛んだワケですが――。


ここから先は、ぜひご自身の目でたしかめ、ラストを楽しまれてみてください!!
完全なるメリバでないことだけは、お伝えしておきます♪