愛を信じきれない業を背負った悲しきΩ
帯の煽り文が上手い。壮絶な過去に囚われているレオですが、伊織という存在に出会えて本当に良かった。零が本当に救われ無さすぎて可哀想で惨くて、途中本当に読むのが辛かった…。こればっかりは本当に仕方ないというか、誰も悪くない(零の相手のα以外)という感じで。主に出てくる登場人物はみんなレオのことを大切に思っているのが伝わってきて、泣けました。子供たちも無邪気でとても可愛いです。また、オメガバースという設定を最大限生かされていて、ストーリーの作り込みが素晴らしいと思いました。エヌオカ ヨチ先生にはこれからも素敵な作品を作っていって頂きたいです。