もともとはらだ先生の作風は自分には合わないと思っていたのですが、ハッピークソライフがとてもおもしろく自分にささりました。なので他の作品も読んでみたいと思い、レビューでハピクソが好きな人にオススメと書かれていた本作を読んだのですが自分には合っていなかったようです。
どこが自分に合わなかったのか、できる限り具体的書き出していこうと思います。
ハピクソとよるとあさの歌の共通点は登場人物全員がクズと言っても過言でないほどクズがいっぱいでてくるところです。しかし、ハピクソではそれをボケとツッコミに昇華しているのに対し、本作はギャグ要素が少なく、クズであることが当たり前という前提で物語が進んでいくので私はついていけなかったのかもしれません。ギャグも面白いと思えずひき笑いで見てしまいました。しかしクズキャラが好きな人はこのギャグを面白いと、可愛いと笑って読めるのではないかと思います。
特にクズキャラの中でも私は主人公となる攻めの朝一のことが好きになれませんでした。ヨルがものすごく健気に好きを伝えてくれるのに汚そうなトイレで何回も性処理係として使っているのがほんとうに無理
で…しかもそのことを謝ったりはせず最終的には付き合うことになっているのが全く理解できませんでした。ヨルが可哀想と思う一方ヨルは朝一と一緒にいれるのがとてもうれしそうなので、それでいいの!?となってしまって悶々としてしまいました…
しかし、ヨルの心情描写や健気で一途な性格はほんとうに可愛らしく、面白かったです。はらだ先生の絵柄も大好きです。フツカヨイのギャグも好きです。ただ今回はご縁がなかったということで…こちらの評価にさせていただきます。
いろいろなサイトや広告でおすすめされて、ずっと気になっていた本!
みずみずしく透明感のある表紙に惹かれて、糖度の高いお話なのかな?とわくわくしながら読み進めたらまさにその通りで!
あまくてほのぼのとしたお話でした。そういう描写も本の終わりにちょっとあるだけなので、初心者さんにもわりかしおすすめしやすいのかなと、思います。
受けの雀さんがおじさんなのですが、あまり現実にいるおじさんらしさは感じられませんでした。むしろ乙女らしさのほうがあるかもしれません。個人的には全く嫌悪感なく読めました。(私が現実にいるおじさんにいい感情を抱いてないからかもしれません)
読後感もよく、素敵な作品でした!読めてよかったです!
まず、絵がとてもきれいです!7、8年前の作品とは思えないです。ご新規さんも読みやすいと思います。
この作品はエロいことに対する自制心などないです。物語の舞台は大学のヤリサー、主人公はヤリサーのナンバーワン&ツー。普通に女の子と主人公のワンナイトラブシーンも出てきます。それも複数回。
一方で主人公たちのエロもとても多く、多様なプレイと美麗な絵がかけ合わさって、最強の仕上がりになっています。幸福感でものすごく満たされます。
また、この作品では受け含む男の人たちがティッシュペーパーで作ったウェディングドレスを着て、攻めや女の子に水鉄砲で打たれるシーンがあります。このときの主人公たちの掛け合いが本当にお気に入りで、自分が今でもこの話を読む理由です。
本当にこのお話は面白いので、エロ多めが好きな人はぜひ。
まず、表紙デザイン、帯のデザインがとても美しいです!!雑誌の記事にもありそうな、暖かな温度感の美麗イラスト、庄司くんも獄寺さんもお互いにさり気なく触れあっているところが好きです。そして透ける素材の水色の帯!とてもオシャレで一目惚れしました。裏表紙にはくぅちゃんがいて盛りだくさんです。
もちろん、内容も負けず劣らずの美しさです!今回はいわゆる当て馬役が出て来ているのですが、当て馬役の恋が儚く、少しほろ苦く、でも綺麗な純愛として描かれているところが本当に大好きです。
その一方で、庄司くんの獄寺さんに対する愛情は一層濃くなり、獄寺さんは相変わらずかっこよさと可愛さを備えており、2人のやりとりにドキドキしてしまいます。
後半部分の他の男に期待させるようなこと言わないでって言っている庄司くんがとてもかっこよくて大好きです。
気が早すぎるのですが、4巻も楽しみです。