今まで読んできた300冊以上の作品の中で1番好きな作品でした。
このような内容の作品に出会ったのは初めてです。
上下巻とは打って変わって2人だけの楽しい生活に突入したかと思えば、楽しいだけでは無く、サイボーグならではの悩み等が出てきたり、としおさんが成長すればする程人間時代の事への疑問を持つなど恐れていたような望んでいたような展開になりました。
今は進藤も若くて支障はないですが、これから進藤だけが歳を取り、としおさんはどうなってしまうのだろう。という不安が拭えません。
この作品は頭を空っぽにして読めば、可愛いとしおさんと進藤のほのぼの話として読むことも可能かもしれません。ですがストーリー重視で完読している方は、研究所のダークさ、としおさんが純粋な男の子から生きたままサイボーグに作り替えられてしまった現実、周りの人間から奇異の目で見られてしまったり、2人の関係性への悩み、義手で言語もはっきりとせず頭に耳が付いていること、今後の生活への不安など色々な灰暗さがずっと着いて回るところが本当に苦しい作品だなと思います。
右だけのみの読者さんから見たら楽しいお話、上下左完読の方から見ると右が1番切なく苦しい悲しい気持ちになってしまう。
としおさんが幸せそうで笑顔であればあるほど、本当のとしおさんの気持ちはどうなのだろうか。としおさんは本当はどうしたいのだろうか、という気持ちが湧き出ると思います。
幸せそうである事が1番読者から見ると苦しい。そんな作品は初めてです。
そんなこの作品が、本当に本当に私は大好きです。
続編はもう望めないかもしれませんが、私はいつまでも待っています。ずっと錆のゆめが1番です。
とにかくとにかく本当に可愛い…!ピュア!幸せ!ほのぼの!!という感じの作品です。
六と類で知り、絵柄やほのぼの感が好みだな〜と思っていたところでこちらの作品を見つけました。
こちらの作品の方が圧倒的に自分好みで、ドストライクでした。
攻めの弥一も、受けの陸も本当に可愛いてす(T_T)
無駄な当て馬等もいなく、終始幸せな気持ちで読めます。
特に良かったところは、受けの陸の見た目ですね。
中々ここまで可愛く描かれてる受けは珍しい!私はこれくらいガッツリ可愛い受けが好みなので、ようやくドストライクに出逢えた……と思いました^^*
中身もツンデレや強気、とかでも無くドストレート可愛いで本当に可愛い以外の感情が無いです(笑)
ただただ守りたい、弥一に守られてて欲しい…!っていう受けです!
寝そべった時やもたれかかった時に後ろ髪がフワってなる、ボブ感のある髪型が本当にドストライクすぎました…
短髪、ロング等はよくいますがここまでちょうどいい髪型は本当に初めての出会いです(T_T)
水曜日先生にはこのままこの路線で、可愛いほのぼの系を期待したいなぁと思います♪
2巻や続編などがあったら、ほのぼの、両想いを保ちつつ当て馬や邪魔者が入ってきても面白いかなぁと思います!くっついて終わったので、とにかく2人の続編が見たい…!
ひとまずこの1冊に関しては、何の残念ポイントもありません。最高です!