生まれて初めてBLCDを購入しました。
シリーズ物と知って一番最初から聞いた方がいいのか...?と思いながらも1番好みのカップリング要素が詰まっていた第13弾を選びました。
私の選択は間違っていなかったと断言できます。
1番初めに聴いた時の衝撃はいまだ忘れることができません。聴き終わって音が切れたあとも衝撃から体を動かすことが出来ませんでした。頭も働かず、ただただ「すごかった」という感想しか出てきませんでした。
声を担当されている中島ヨシキさん、堀江瞬さんは別作品で知っていたのですが改めて恐ろしいほどの演技力に脱帽...!!!!
煉谷什三役の中島ヨシキさんは、色気の溢れる聴き心地の良い低音...。物騒で横暴とも取れる強いセリフとタマくんを思いやり尊重し、可愛がる優しくて甘いセリフをこんなにも上手く伝えられるものなのかと吃驚しました。
山本地球役の堀江瞬さん、感動して震えました。い所謂「陰キャ」と呼ばれるような、大人しくて臆病で、小動物のような雰囲気を「音」のみで伝える演技力の高さ、、。緊張して言葉が詰まったり、吃ったりする表現があまりにも自然でした。ただただ可愛い。ただ暗いだけじゃない、可愛らしさ溢れる「陰キャ」です☺️
お二人の息の合った演技によって、聴覚情報だけなはずなのに、視覚情報として、「煉谷什三」と「山本地球」がそこに存在している...!!!!と思わせてくれました。
塗れ場はもちろん、それ以外の場面でも魅力が沢山詰まっていました。
2人のセリフの中で家庭環境や友人関係を顕著に表すものはないのですが、セリフの端々から「もしかして...?」「こういうことか...?」「真実を知りたい...!」と思うようなワクワク感まで抱きます。
好きなシチュエーションが詰まっていたので、「はじめて」以外にもグッとくるもので溢れていました!
甘さと切なさと優しさとほの暗さを繊細に混ぜ合わせた「二人の世界」をいつまでも追い続けたいと思わせてくれました。
ただ甘いだけじゃなく、有り余った什三くんと足りないタマくんの寂しさや孤独感をひしひしと感じて感情が追いつきません笑
ストーリーの続きやキャラクターの深堀り、外からの視点などなど気になることが沢山!1度聴くだけでは満足できません!!何度も聴きます!!!!
この作品に出会えたことに感謝です!!!