2枚組に渡って本編をあますところなく音声化しています。
最近ちょこちょこストーリーカットする作品もある中これはまずポイント高いです。
ふぐりというちょいイロモノ要素はあるものの、それ以外は案外王道のラブストーリーでちゃんとストーリーの最後に恋愛感情が改めて芽生える過程が丁寧に描かれています。
皇さんは容姿社会的地位家柄もろもろ完璧なのにふぐりを愛するちょっと変態なところがあるせいか嫌味には聞こえません。
興津さんに変態紳士を演じさせたら右に出るものはいない!と思わされました。いつもの優しいスパダリトーン+ふぐりに人一倍執着する変態が、寺島さん演じる悠海のツッコミとうまく噛み合って、すごく楽しい話でした。
お二人とも演技力があるからこそ、下手な人がやったらサムくなりそうなやりとりもコメディーにちゃんと仕上げてくる声優さんたちはさすがです!
テーマがふぐりなだけに最近聞いた中でも絡みが多くてしかもふぐりをリングやお口で愛でる描写も多くてそう言う意味でも満足しました。
最後勘違いから一悶着あるもののハッピーエンドで甘々な感じで終わるので幸せな気持ちになるし女性キャラクターも嫌味がないので私は気になりませんでした。
原作読みながら聴くと破壊力すごいですよ。
5シーズン目第一弾ということでキャストが今BL界でノリに乗ってる阿座上さんとがっつり受け初挑戦という鈴木さんのタッグからスタートをきりました!
ジンジャーさんのキャスティングのセンスは本当に脱帽です。
よくぞこの組み合わせを持ってきてくれました!
第一弾を彷彿とさせるような可愛らしい受けの空良が鈴木さんが演じると聞いて、初めはえっ?!と思いました。なぜならアニメのキャラクターのイメージは中低音でもっと男らしい声で演じてらっしゃったからです。そして今回はがっつり受け絡み初めてだし大丈夫かな…と思いました。
でも、いい意味で裏切られました!ほんっとにかわいい!光属性!そしてえっ?!長丁場の受け初めて?!嘘でしょ?うますぎません?
そんなに激しく喘ぐタイプじゃないですがそれがむしろ生々しいし、女の子の喘ぎではないのははっきりわかるのに私の知ってる某船乗りのキャラからは想像できないような気持ちよさそうな可愛い声出すし…ヒョエー…何というスキルの高さ。
鈴木さん、まだお若いのに演技力が末恐ろしいです…。これは受けオファー殺到するんじゃないでしょうか。だってもっと聞きたいもん可愛すぎる。
この演技力ならいろんなタイプの受けできそう。
一方阿座上さん。オールドファッションカップケーキから始まって今年の受け解禁も全部追ってきたくらいファンなのですが、今回は低音のあまり感情を表にしないクールなキャラ…。一歩間違えたらただの棒読みになりかねないキャラクターですが、そこは阿座上さん抜かりないです。
ちょっとした息づかいや間の取り方など、静かそうに見えて実は肉食系でちょっとエスっ気ある四葉を好演してらっしゃいました。四葉の生い立ちもなかなかワケアリな感じで、アフターストーリーが早くも気になります。
キャストトークでは、ほぼ初めまして同士の2人がまだちょっと人見知りしつつもお互いを褒めあってお互いに恐縮しあってるのがなんだか可愛らしかったです。
お芝居ではスキルある声優さん同士の演技バトルが聴けるので、ぜひまたしっかり共演してもっと打ち解けあった状態での演技も聞いてみたいです。
今後も同じ組み合わせで作品が出ますように!
少なくとも男はじのアフターストーリーやコンビネーションCDで共演が内定していると思われるのでまた、お二人の掛け合いが聞けるのを楽しみにしています。
原作がギャグテイストで男子校生のわちゃわちゃ感が魅力なのですが、ここ最近吹き替え調のリアルさのある作品を聴いているのでこれはアニメに寄せた雰囲気で新鮮だなと思いました。作品のコンセプトで使い分けられるのはやっぱプロの声優さんですね。
4人メインキャラはいるものの、実質主演は良ちゃん役の小野さんと言っても過言じゃないでしょう。
ハイテンションだったらツッコミを入れていたりワタワタしていたり一度も同じテンションの時がないんじゃないかってくらい多彩な演技が聴けます。
男はじの天音役みたいな気だるげな無気力さんを聞き慣れていたのでこんなにハキハキ喋る役久々に聴きました。
なのになのに、最後のラブシーンでの色気はすごかったです。なるほどここに振り幅持っていくためのあのコミカル感だったんですね。参りました。
欲を言えば、原作通りフェードアウトじゃなくて最後まで聴きたかったです。
侑成役の濱さんは、ほぼ初めましてでしたが結構高いトーンの方なんですね。あまり攻めっぽくないというか小野さんがゴリゴリ攻めても違和感ない感じでした笑ワンコぽさはあったけどちょっと受け受けしさがありました。でも、童貞ぽさはすごい伝わりました笑笑
一成役の江口さん。高校生に聞こえないけどキャラに合ってたと思います。淡々としてたけど忠弘のこと好きなんだなって言うのが節々に感じられる演技でした。
原作的にはいろいろ弟のことを暴露しまくるキャラなんですが、これはcdというより漫画の話にもなるんですが、そろそろアウティングを漫画に盛り込むのはやめた方がいいんじゃないかとも思いました。
忠弘役の矢野さんはBLの絡み初めてだそうで、記念すべき第一作でした。
多分女の子喘ぎを参考にされたのかちょっと男子校生というより女子っぽい感じが強すぎたのでもう少し経験積めばここ最近では珍しい可愛い系の受け役として活躍できるんじゃないでしょうか。
残念ながら、カップルそれぞれ別撮りだったらしいのでフリトも2人ずつなんですがそれぞれ先輩後輩トークが面白くて仲の良さを垣間見れました。
3年ぶりの続編ということで、楽しみにしてました。
繊細な演技をする興津さんと堀内さんのお芝居を堪能できます。
いや、お芝居じゃなくてもはやそこに菱本さんと伊瀬くんがいます!
興津さんも堀内さんもそれぞれにセクシーさとダンディーさがパワーアップしてました。
愛が深まったラブラブ感が単語の端々に表れていて、甘いシーンはとことん甘いけど、今回は白川さんと言う2人の間柄をちょっとぐらつかせる存在がいるので嫉妬やすれ違いなど愛ゆえに人間らしい感情も色々あって演技上手い人だからこそ虚構とリアルのいい塩梅なところで演じてくれるのでストレスなく聞けました。
白川役の平川さんも平川さんありきでこのキャラが作られたのかと思うくらいハマっていました。
白川さんにも相手がいて、本当は原作の最後にチラッとでてくるんですがドラマCDではなく…。
いつか、スピンオフが出たらそれも音声化したらいいなって思います。脇でもいいから伊瀬くんや菱本さんにまた会いたいです。これで最後なのは寂しいです。
ずーっと待ってました発売日に聴ける幸せ噛み締めております。
甘くてえちえちで多幸感溢れる3カップルそれぞれのアレやらコレやらもそうですし、シーズン4の人間関係が垣間見れる会話パートも楽しく聴かせていただきました!
11段の二人は、調子が本編の時の感じに戻った気がしました。特に榎木さんの演技が。アフターストーリーの時の淡々とした演技に違和感があったのでそこが治っていてよかったです。エチシーンも、アフターストーリーではマグロか?ってくらいリアクションが低かったですが、オルコンでは息の芝居が復活してました!色気担当が他にいるのでどエロいってわけではないものの、逆に生々しさがありました。
推しカプの12段。もうこの二人は早い段階で同棲してるしもはや夫婦。猫も飼い始めて家族3人暮らしです。
あまねがよっぱらってちょっと大胆になってるのが可愛すぎてしんどいです。こうじはあんなに渋い声しているのに未成年だからビールが飲めず、あまねの体に垂れたビールもお預け。初めは絆された関係だったのにこんなに深く繋がる仲になるもんなんですね。あまねがネコになるのもなかなかの破壊力でした。
個人的に本編から関係性が変わった?って思ったのは13段のカップルです。
地球は陰キャなのは変わりませんがじゅうぞうにだけは心開いて対等な間柄になっている気がしました。もっとじゅうぞうが地球を愛故にいびったり押さえつけるのかと思ったら、思いの外優しいんです。生い立ちは違えど二人は似たもの同士だから惹かれ合ったのかなと。
とりあえず男はじファンなら聴いて損はないです!
シアン先生の描くエロさの大洪水のようだったヒーパラとはまた全然違う本格的青春バレエ漫画です。ここまで好きになったBL漫画は初めてで、2巻もまた期待を裏切りません。
くっついてからのにゃんこなイチさんとわんこ見延の甘い雰囲気と、それを苦笑いしつつ普通に受け入れるクラスメイトたちにほんわかし、途中でまた二見が現れて不穏な感じになりましたが、この二人ならどんな未来があっても乗り越えられるはず。
この巻の最大の見所は二人の踊る海賊のパドドゥでしょう。海賊のバレエ動画見ながらどこの振り付けなのかチェックしつつ読むと実際の振りと漫画の正確さがよく分かります。二人が幸せそうに踊る姿がもう本当に最高です。シアン先生ありがとうございます!
海賊のパドドゥを2回踊るのですが、2回目はなんとロシアのバレエ団に乗り込んで踊ります。同性愛に厳しいロシア人の中でカップルとして踊るのは、離れ離れになるならもうロシア行きは無いって決意の表れですよね。見延はともかくイチさんも見延を愛している証拠だと思います。
そしてラストに少し出てきた謎のアメリカ人…今後二人はどうなるのか。早く先が読みたいですし、ヒーパラがドラマCD化したならこっちはアニメ化待ったなしだと思います!動いている見延といちさんが見てみたいです。
すめし先生と言えば肉感ある身体の書き方、バッキバキのアレの描写、ドエロい内容に定評ありますがそんな先生の作品が音声化しちゃうなんてー(//∇//)!
伊東さん、きっと収録後に酸欠で倒れたんじゃなかろうかというくらい激しい喘ぎっぷりでした。声にさらに艶が増したような…
リップ音の達人、羽多野さんの本領発揮と言いますかキス音がいちいちセクスィーであります。久しぶりに羽多野さんの年下攻めが聞けました。
羽多野さんに言葉攻めされたい人はおすすめです!
扱うテーマがSNSの裏アカウントという、令和のBLらしいネタですが裏アカウントの実物もなかなか際どいのでナナと桜季の関係性もワンチャンファンタジーじゃないかもです。
が、片やストーカーに片やゆすり魔だし二人揃って変態なのでハードなエロが大丈夫な方なら最後まで聞けると思います。
シリアルコードを入れて聴けるボイドラは緊縛が出てきますので苦手な方は気をつけてください。
原作のファンでもあり、あの谷川さんが10年以上ぶりにBL出演しかも受け!?って事で首を長くして待ってました。
試聴を聴いて、熊崎くんが生きてるー♡となってワクワクして本編を聴きました。
ブランクを感じさせない演技力、ヤンキーでオラオラなのにときどき寺野くんに見せるかわいいところとかエッチで「っあ…。」ってなったりするところ、もう熊崎くんは谷川さんしか考えられません。
ヤンキー受けの良さが余すところなくでいました。
小林さんは多分攻め初めて?ですよね。なかなかいいですね!優等生だけどちょっと腹黒いところとか終盤少し熊崎くんとすれ違っちゃう時の落ち込み方とかコメディー演技がいい感じでした。
そして脇を固めるのが錦役の竹内さんと森くん役の重松さんでこの人たちがまたいいキャラ!
錦は、高橋留美子作品のラブコメに出てきそうなウザかっこいい男子って感じでした。そこにツッコミを入れたり見てはいけないものを見てしまいワタワタする森くんを可愛らしく重松さんが演じてらっしゃいました。
続編あったら心から聴きたいです!
フリトを聞いて驚いたのですが、熊谷さん小野さん二人揃って織人役で準備してレコーディングに臨んだそうです。
え?ちょっと小野さーーーーーん!
てことはこれに収録されてる小野さんの西央役はほぼ初見ということでよろしいでしょうか?!
…このフリトを聞かなかったらそんなこと微塵も気づかなかったでしょうね。
そこはもうさすがというか、この10年超のBL経験値は伊達じゃないです。
だからこそ…つねに原作を読み込んで入念な役作りをしてくる準備万端バージョンの西央の演技も聞いてみたかったです。
とてもお上手なんですよ熊谷さんとの掛け合いも息あってるし。でも、小野さんの高い演技の実力を知ってる身からすれば多分こちらを唸らせる演技があるはずだったんです。
もし続編があるなら、次こそは間違えず笑リベンジしていただきたいです。