「愛はね、」があまりにも苦しい終わり方だったのでそちらを読み終わって即購入しました。望の気持ちにはどうしても共感し辛く、あまりにもお人好しすぎて理解不能でした……でも俊一の「俺を好きにならなければいいよ」という言葉はあまりにも残酷で、しかも望からの好意をわかった上でというのがまた酷いなと思いました。でも、BLを長く読んでるせいで『ノンケ ほだされ』などのワードが結構当たり前で、どのBLを読んでもノンケの人が結構簡単に体を許してるのに気付きました。本当はそんなに簡単なものではなく、もっと悩み、それこそ俊一のような選択をするしかないのかもとも思いました。同性と交際するのはそれくらいハードルが高い、体だけでなく交際することで圧倒的マイノリティに属されてしまう訳ですから。日本ではまだ考えが古い部分も多いですし。そう考えるとやっぱり俊一のことが憎めなくて、でも望のことも好きだから、すごく葛藤しました。人一倍読むのが苦しかったです(笑)この巻で交際始めることがわかってたから、二人の幸せが見たいから何とか最後まで読み進められました……付き合い始めてからは、今までの苦しみが全部昇華するくらい甘々で読んでて楽になりました……泣
樋口先生の作品は昨日パブリックスクールを全巻読破してからの二作品目です。「虫」シリーズのイメージが強くて、何となく読むのに抵抗があって手をつけるのが遅れました汗
「虫」の擬人化BLがどうしても想像出来なくて、、評価がいいので良作なんでしょうが……
他のはどうか分かりませんが切ない、苦しい、だからこそ切実なお話を書かれるのが上手な方だなと思いました。虫シリーズ……食わず嫌いせず手をつけてみようかな、、
丸木先生の作品結構読ませて頂いているのですがこの作品が一番好きかもしれないです、、
洗脳やサイコパスが好きな人はハマると思います。
長々と書くと内容に触れてしまい読む前に予備知識が増えてしまうと思うので簡潔に感想を書きます。この作品はまっさらな状態で読んだ方が絶対楽しめると思います、、
なので皆さんが気にされてるところだけ、、
エロは丸木先生の作品の中ではそんなに激しくはないです!でも洗脳されちゃってるので結構倒錯的、そして受けが恍惚としてる感じのHなので興奮はしました(笑)
全部読み終わってから表紙を見ると受けの目と表情に「あー……確かにそんな感じだわ……」となりました(きっと読んだ方には伝わる)
丸木先生の作品が好きな方にはぜひ読んでいただきたい作品です。
感想書くの下手なのでここまでにします、、とにかく是非!購入を!!!