「そらだん」シリーズも4作目に突入!
新作が発売されると知ったときは嬉しさのあまり拳を突き上げながら叫んでしまいました。
続編を書き上げてくださった先生には本当に感謝の念が尽きません。空良と高虎の物語をまた読ませていただける幸せを深く噛み締めました。ありがとうございます!
空良と高虎の仲の良さは相変わらずで溺愛攻が大好物の私は高虎の空良バカっぷりに終始ニコニコもといニチャニチャしました。
誰もが畏怖する鬼神である高虎も空良が絡めばただの嫁様馬鹿になる姿がとても愛おしいです。
シリーズを通してお話は空良視点で紡がれているので、高虎が鬼神と称されるに至った勇姿は(高虎が大将として指揮をとるような戦に空良は同行していないので)直接描かれていないものの、高虎がどんな人物であり、武将であるのか、物語の端々から読み取ることができるので、そんな優れた傑物が脇目もふらずに空良を助け出そうとする姿は、情けなさよりも人間らしさが滲んでいて好感が持てました。
鬼神と呼ばれ、一目置かれているような男でも心を許した相手にはただの人になるんですよね…空良の存在が高虎にとってどれだけ大切か身に沁みるようでジンとしました。
どんな相手があらわれても愛がちっとも揺るがない空良と高虎が大好きです。
ふたりの仲を当て馬に引っ掻き回されるのが苦手な私には互いしか目に入っていない空良と高虎のラブラブっぷりは安心材料で、このふたりならどんな困難にぶちあたっても互いに手を取り合い乗り越えてくれるだろうと信じられるので、不安になったり、ストレスを感じたりする必要なく最後まで読み進めることができました。
これからも髪の毛一本すら間に入らないくらい相思相愛な空良と高虎の成長譚・冒険譚を読み続けていたいです!!
新しいキャラクターも登場しましたし、物語の幅は広がるばかり!まだまだ「そらだん」ワールドに浸っていたい私は次回作をおおいに待ち望みます!!