表題作の「催眠術なんて信じない!!」は、リーマン×リーマンのテンポ良くハッピハッピハッピーな光BL。ちょっとくたびれてるおじさん受けであたふたしているところが可愛らしいです。同時収録の「土の中の繭」は仄暗い人間のじめっとしたところを存分に書いてくださっている作品です。個人的には、私はこちらの作品の方が好きです。メリバな感じでゾクゾクしました。表題作とは真逆の年若い受けなところも魅力的です。イイモ先生のいいところがガツンと発揮されています。意見のわかれる作品ではあると思いますが、光と闇のBLを両方読めるなんてお得ですね!!おまけまんがの控室の話が正直めちゃくちゃツボで大好きなのでした。あのノリ超好き。
愛してるの言葉じゃ足りないほどの愛。何もかもに嫉妬できるほどその人しか見えなくなることは幸せになるのか、逆に苦しみになるのかはわかりませんが、他のなにものでも満たせない存在がいるというのは特別なことなんだと思います。
激しく求め合うこと、幸せを噛みしめること、消したい、消えたい、忘れられない。
感情が嵐のように流れ込んでくる描写で、最後は幸せになりますようにと願わずにいられない作品だと思います。
弓道部ということで、袴姿も見れます。美麗です。プレイというプレイはないですが、ゆるーいあまーい感じではなく、求め合う激しさは執着好きには好きな感じだと思います。後半からは、結構ガッツリあります。黒髪受け美人好きにもオススメです。