清々しいくらいクズしかいないので、コミックだけで我慢しておけばよかったと思いました。
幹の性格だとわかっていても、辛すぎるし、お前いい加減成長しろよとも思う。自己犠牲にも程がある。まあ、それが本人にとっては一番楽な生き方だったんでしょうが。
Another とするのであれば、もう徹底的に別のお話にしてくれた方が良かった。ブラックな樹は結構面白かったです。
幹の性格も天才の弟がいるからこその自己肯定感が低いのはわかるけど
祖母にしろ両親にしろそんな天才が生まれるような土壌がある人物には思えないのですが。
部下達も無能ですし。
幹の心の闇の中で安穏とした幸せがありますように、そう願って目覚めなくてもいいんだよと思いたいです。
今頃ですが電子書籍で初めて読み
何度となく読みながらふと気が付かなかった表紙の美しさに心が惹かれました
月の下で、人物の白と黒の対比に赤い椿の花
父のお通夜に現れた見知らぬ美青年が
まさかの教授だった父の助手であり情人だったとは
まだ若い息子にはわからなかったのでしょうね
お節介な身内がいれば何となく秘密が暴かれてしまったと思います
教授と助手と言う関係だけで有れば葬儀のお手伝いなり身分を明かしさよならを告げる事も出来たのであろうに
さらには家族ぐるみで付き合いのあった出版社のおじさんですら教授と助手の関係を知らなかったのかなあとも思いました
教授も小野寺さんの思いに気がついて身体の関係になったのではないかなと勝手な妄想が
お母さんも亡くなっているみたいな感じだし
小野寺さんはいつから大和君を好きになったのか
優しいと笑顔を見せたあたりが答えの様な気がします
医師になるための勉強も有り思いはあっても日々忙しい時間の経過が良かったのでしようか
素敵な作品でした