藻とカレーさんのマイページ

中立作品

女性藻とカレーさん

レビュー数54

ポイント数422

今年度23位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

おもしろそうなタイトル

三島先生作品初読みです。
絵がポップできれいですね。
ヤクザBLが好きなのとタイトルに惹かれて読みました。
が、申し訳ないですが全くピンとこなかったです。
コメディなのはわかりますが、あまりにリアリティがなさすぎて。何を読まされているのかと。妄想をそのまま形にしたものですよねと思ってしまいました。すみません。
陽太がちょろいとしても、初対面の暁人にあんなことをされながらそのまま流されて意識していくって…?? 借金の肩代わりをさせられた深刻さが微塵もなくこんなことってある??と疑問だらけで。
暁人もなんだかとってつけたようなノリと過去とトラウマ?と…正直よくわからなかったです。
デフォルメ顔の(><)←がしんどかった。

青春短編集

桃子先生作品初読みです。
短編集。
どのお話もキラキラまっすぐキャラたちの青春という感じでした。若いからこそぐるぐるしたりぶつかったりもする。
くるくるまんまるお目目にほっぺを赤らめる表情がどのキャラにも何度も見られてちょいと恥ずかしくなった大人ですみません。どのキャラも目が同じに見えてしまったのは私だけでしょうか。やたら目が合うし。
かと思ったら怯えた顔が怖くて…あと思いっきり泣いたり感情豊かだな〜と読ませて頂きました。
文字量多く日常会話が豊富でした。

エロ先行+過多

先生の作品読むの4作目です。こちらが初単行本なんですね。
オメガパンチ、プリンスノワールが好きだったので楽しみにしていたのですが、ちょっと苦手な面がありまして。
いい話ではあると思うんです。
傷心の大樹が複雑な心境から抜け出せないのはわかる。そんな大樹をかわいいと思った岩清水もわかる。
隠れゲイなので家業を継ぐとは言えないけどレンコン農業が好きで、その仕事ぶりやゲイであることも岩清水や姉や周囲に認められて、大樹が明るくなっていく。父親や豪の描き方もよかったです。

ただ、最初からエロ全開で、岩清水が大樹と会えばエロいことをする、無理矢理する。
大樹は怒りはするものの流されて結局岩清水を好きになる。
会えばエロ、どこでもエロ、性欲先行すぎん? エロマンガを読んでいるつもりはないんだけどなぁとあまりの回数の多さに途中から気持ち悪くなってしまいました。BのLなお話が読みたいものですか
ら。

faker コミック

千代崎 

不信感が先行してしまった

千代崎初読みです。
絵がきれいで2人ともイケメンリーマンいいわ〜と読んでいたのですが、酔っ払った瀬川を送ろうとしていた三上がいきなりヤっている展開になりドン引きしてしまいました。
でいて、三上は瀬川に不倫はダメだと言う。無理矢理はよくて不倫はダメってどういうこと?と不信感しかわかず。そんなこと本気で思っていなくて瀬川への詭弁でしょうけど。
瀬川は無理矢理されたことに怒るでもなくどうせうだうだ言いながらくっつくんでしょうと思ったらそのままで。
三上が普段ヘラヘラしているのも、企み顔がすごく悪いのも嫌な感じしかない。可愛げもユーモアもないのでワンコ攻めでもない。それがタイトルなんでしょうけれども。
瀬川もずっとイライラしていて認められたいが故の儚げで。
個人的には不信感と予想通りな展開でおもしろみを感じる部分がありませんでした。

トンデモ設定の意味

秋久先生作品初読みです。
ギャングに惹かれて購入しました。
が、まさかのタイムスリップものだったとは。ネタバレ回避のため事前に情報を入れないもので。
しかも、アメリカ人ギャングのクライドって、安易ですが、ボニーとクライド「俺たちに明日はない」を彷彿とさせます。時代も似ているかと。でも共通しているのはギャングと名前くらいですかね。

全体としては、アメリカ人ギャングのイケオジと日本人のリーマンのエロが描きたかったんでしょうねと思ったくらいで。
平凡なサラリーマンの杉守がクライドを受け入れるのが早っと思ったり。
通報するのを躊躇せず不審者だと言えばいいのにとツッコんでしまいましたが。そんなのは序の口で。

杉守は無理矢理のエロに最初は抵抗したものの結局クライドを同居させたままで。
そこからはエロさ爆発で。杉守の顔がエロい。クライドが絶倫。
ここが見せ場。

クライドがタイムスリップしてきたことは間違いないようで…で?どうなるの?の部分がわからないまま。
2人はしあわせに暮らしましたとさのハピエンでよろしいんでしょうか。
トンデモ設定丸投げ? 回収されず。
必ず回収しないといけないとは思わないですが、あまりにも投げっぱなしで。
こういう出会いもある、ロマンですね、てことでいいのかな。
アメリカ人イケオジと日本人リーマンのエロを描くなら別にタイムスリップでなくてもいいかとも思いますが、それはそれでいきさつが必要ですもんね。

クライドがイケオジなのはいいんだけど、かっこいい表情がキザで恥ずかしかったです。
杉守のきゅんとした顔もクサくないですか…となってしまいました。すみません。キャラの演技力って大事ですよね。

流されエロコメ

櫻井先生作品初読みです。
直が芽に押され流され、従兄弟だから男同士だから…でも芽はかわいいし嫌いじゃないし気持ちいいし…と同じようなことをずっと考えてる。
芽は直がかわいい大好きと押しまくる。
で、これでダメだったらあきらめる…と言って直がよくやく芽を受け入れる。
要はタイトルの子どもの頃の「いいこいいこってして」が今も続いていてそんな2人を見せたい作品てことですよね。
直は浅いところでありきたりな口だけ抵抗的なことばっかりで、個性も深みもない。
芽はにやけ顔と大量のラインに思わず、うざっと思ってしまいました。
意外性が全くなくこのままくっつくだけでしょと読めてしまい本当にそうで萌えどころも盛り上がりも感じられがなかったです。

キラキラ変化球で複雑な気分に

1組のBLカプへの女性キャラ数人視点の話で構成された1冊。
いろんな女性キャラが登場し、共感したり、それは不躾よな〜とか若気の至りや無知からの行動に後悔すること多いよな〜など複雑な気持ちになりました。
同性カップルに対してのことだけでなく、他者への興味本位な視線や詮索、噂話ってはたから見ると痛々しいところがあるな〜と普段から思っておりまして。
本作のように悪意ないのが特に。
興味を持ったり関わることは問題ないはずですが、その中身ですよね。自分にも思い当たることがあり目(耳)が痛かったです。当時は気づかないのもその通りで。

あとキラキラした表情が眩しすぎてちょい引きました。ひねくれた年寄りなもので。すみません。

いい話なのはいいのですが、あまりにキャラがみんな善良で普通で言っていることがとても道徳的に感じて。これまで読んできたBLで味わったことがない心境になりました。エンタメで道徳を教えられる複雑さよ。じゃっかん興醒めしてしまうと言いますか。
女性視点だからというだけでなく。
BL的萌えは少なめで、周辺人物のあるある、こうでありたいよねという考え方が前面にきているようでぐぬぬぬぬとなりました。