あさだ2枚さんのマイページ

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ソムリエ合格

女性あさだ2枚さん

レビュー数86

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今年度36位

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電子再録

rentaで今日まで半額になってました。偶然の出会い。ラッキー。ちなみに修正は普通に白抜き。
電子書籍の単行本とくっついていた電子限定10ページ小冊子とは別の内容で、アニメイト(紙本)の有償特典小冊子の電子再録です。人気が出るとこういう再録が充実してありがたい。
ほぼ全て上野から神田へのフェラチオシーン。両方ともちょっと照れてるのが可愛いんだよこの2人は。続編ではもっと激しいことをしてくれるのだろうか。期待が高まる。

男の子 女の子

評判良かったのでとっても期待して読みました。しっかり期待に応えてくれた!むしろ期待以上!!

最近読んだ本が立て続けにそうだったのもあるし、令和作品はもう如実にそうだと確信できるのですけど、もはや男同士であることに誰も何にも思ってないこと多い。今作は特に愛弥が女の子のようでもあり、ただ女の子だったらかなり高飛車の我儘娘の貞操観念ガバに見えるだろうな〜と思うと、男だから描ける作品ということにもなるのかもしれない。兎にも角にも梗一郎はメロい。

続編も決まってるらしく楽しみです。愛弥のお世話してくれてた使用人も準?主役のようで、女性かと思ってたのでびっくり。それもまた上記のとおり。まぁ大金持ちが息子とプレイする相手に女性のサブをあてがうわけがないか。

電子書籍派の方へ

rentaは限定の10ページ漫画がつきます。2巻の「ジビエ最高」の後。普通に本編に収録されてたら良かったのにと思わせるベッドシーン(布団)です。石田は木村が好きだなぁ。

未散先生の作品の根っこって、10年前から変わってないよな〜と思わされるお話でした。そんな作品の主役の彼らも20年「変わってないよな〜」ってことを続けてるわけですが。
とはいえ本当に人間ずっと変わらないわけがなく、変わらないことを変えないようにするために、変わらないこと以外のことを変えまくってるところはあるんだろうな。

未散先生の作品にはシゴデキがよく出てきますけど、この作品の主役は何のためにシゴデキとして生きてるかが描かれていてよかった。

面白かったけど萌2にしたのは、この1冊だと起伏がだいぶゆるいからです。20年のその先を描くならこんだけ展開ゆっくりでも良いとは思うし、1巻と銘打ち、to be continued と明記されてるところは安心。続刊に期待。

ケーキと寿司とときどきウーバー

おげれつたなか先生の作品て、登場人物達が軽いようで、話は重く、作画は一貫して美しいという印象。
今回もそうではあるけれど、今までの作品とは何かが一味違って、読後ずっしりしたものを読んだなぁという印象はなかった。彼らが悲惨に見え過ぎないからなのか。あまり「おげれつたなか先生の新作」と思い募らせて読まない方がいい気がする。

まず、絵の印象が少し変わった気がする。相変わらずお上手ですけど、大和の顔の描き方が今までの攻めと全然違うの面白い。こんだけキャリア積んでまだこういうことしてくる作家さん大好き。
大体主役2人ともがバチバチに鼻垂らしながら泣きまくることも多いけど、今作はそこまで取り乱さなかった。死にそう度でいえば『ハッピー・オブ・ジエンド』の次ぐらいに高いのに、なんだか2人とも場慣れとか諦めが漂う。ちょっとこの状況を受け入れてるの怖い。
からのおっちゃん落ち。コメディ寄りでやや力技感。おげれつたなか先生の作品ってストーリー展開は堅実だと思ってるから、ここが一番意外だったポイントかもしれない。

狂信者の親からヤクザの息子ってさ、逃げた先もまた別の毒沼なんだよな大和よ。

萌〜萌2

困惑

そもそも里つばめ先生の作品は大好きで、特にGAPS・DOGSシリーズは珠玉。『俺が好きなど嗤わせる』は商業BL漫画全ての中でもかなり好きです。

ちるちるのレビューでは好印象の評価ばかりで、自分の単行本だけ超存在にすり替えられたのかと思うほど。
ここまで軒並み高評価でなければ萌ぐらいは付けたかもしれませんが、え?っと思った人が、単行本のすり替えを疑わない程度に安心できればよいと、あえて中立にしておきます。

そもそもこの1冊で1作品の体を成していないとすら思える。どうしたんだ?
ナンバーがふってあるわけでも無いので、この1冊で判断するしかないとするならば、オチをオチとも判断できないほど貧相なフリ。
著者近影でもあとがきでも、登場人物がどかっと出てきたことが強調されていたが、ほんとうにどうしたのか。やってみたけどまとまらなかった故のぶん投げなのか。
長期連載の1巻目ならまだしも、サブキャラひとりひとりはおろか、メインキャラすら掘り下げないままに、謎のカフェ店員や、可哀想になる程魅力なく描かれた婚約者がとんちきな騒ぎを起こし、読者をほったらかして主役と思われる2人は幸せになっていた。ただただ困惑するばかり。
2巻に続くとするならばまた違うのだけれど、それならそう表明してほしいし、それ以上に164ページの1巻に、あと1話でも2話でも描いて体裁を整えた方が良い。

よく分からない読書体験だった…

とにかく読み進める

構造を理解して話の波に乗れるまでに結構時間がかかりました。冒頭で登場人物がどかっと出てくるし、甘い話題でもないので、最初やや躓くかもしれませんが、少し頑張れば面白い展開が待っているので、ぜひ同じような感じで停滞している方がいたら読み進めてほしい。登場人物の名前は1巻から無理に覚えようとしないで適当に流してて大丈夫です。大事な人は何度も出てくるので自然とふるいにかけられていく。

レオリーノのお話とイオニアの記憶が同時進行している間は、過去編も面白いけど、現在編が早く甘い展開にならないかな〜などと思ってましたが、過去編が一区切りすると登場人物や話が急に軽くなって差に驚く。政治やら戦争やらの話が主軸になるかと思いきや、18歳のあまちゃんのふわふわ恋愛ターンが多くなるもので。どっちが好きな人もうまいこと引っ張り続けてくれるよい作りとも言えるかも。

萌2〜神

2巻

美貌の青年が無自覚にみんなをソワソワさせる展開大好き。

グラヴィスのレオリーノ甘やかしターンが長い長い。まだしてる、まだまだしてる、まだしてるって感じ。幸せそうで何よりではあった。レオリーノよりもグラヴィスが幸せそうなんだよな。

1巻に比べて話が軽いので読み進めるのは早かった。コメディっぽい描写も増えた気がする。もともとweb上で連載していた作品って認識であってるなら、タイムリーな読者の反応で話の雰囲気を調整していったのかしら?

レオリーノを金輪際バルコニーに近づけるな!バルコニーで悪さばっかするんだからこの子は。

3巻

登場以来ずっと彼が推しだと確信を持っていたルーカス。やっぱり好きだったーーー!!!グラヴィスにはレオリーノがいるからこそ言えるんだろうけど、ルーカス×イオニア派ですよ。ルーカスはありのままのイオニアを愛していて好きです。相手を作り替えようとしない愛。

ちるちるの2024年BLキャラ総選挙で、ルーカスのキャラクターシートを小綱先生がツイートされてまして、ルーカスの理想のタイプが「自分のものにならない人」となっていたんで、これは幸せになれない癖の人だな…と思ったりもしました。精神的Mと明言される将軍。「キスされたら嬉しい」は可愛いかよ…

最終巻、終盤はより一層、レオリーノではなくグラヴィスが最早主役でした。そんな中でもレオリーノが奮闘する誘拐シーン、レオリーノが少年兵を殺す展開はやってくれたなと思いました。大体こういうお姫様キャラは己の手は汚さないことが多いイメージなので。そんな事はせずに生きていられれば一番いいけれど。それにしてもいい加減レオリーノは攫われすぎだろ。

ホコホコ

ユリアンはここまで貶められる程の罪はないと思うのだけれど、救済がなくて辛い。記憶を操作されていなかったら凶行には出なかったことだろうし、可愛いお姫様と幸せになるところまで描いて欲しかった…
先生のツイートを遡ったら、ユリアンは当時の読者にあまり人気とは言えなかったようなので、冷遇されているのだろうか。幸せになれユリアン。

このシリーズ、絶対好きだと確信したルーカスがやはりずっと推しで、そんな彼が「高級娼館」に行くというのが最高にツボ。あ〜強いんだろうなぁ〜〜。

マルツェルがここにきてとんでもない本性を現してビックリ。髭って本編では言及ありましたっけ?基本的に挿絵から得た情報は無視したいのだけど、マルツェルの髭は…良い

電子特別版書き下ろしは『春の宵』
こういう、収録作品に密接な関係があるお話は電子限定にしないでほしいなぁ…

彼らが結ばれるルートは

ルーカスとディルクが絶対に尻の穴を差し出さないと本編中で明言されているのは、ルーカスと、イオニアに似たディルクが結ばれるってのもまたかなりありがちなルートだからなんだろうな。しかし、お互いに攻めだし気軽に性行為ができてしまうタイプだからそれはないと。ルーカスもディルクも絶対人生の舵取りを他人に譲らない感じ。ルーカスは他人の舵を自分で取ろうとすることはないが、責任は抱えてくれる。上司にしたい男ナンバーワンじゃないですかやだー。

ヨセフが命懸けで運び出さなくても、剣は19年前も燃えてないんだし大丈夫だったんじゃ…