あさだ2枚さんのマイページ

レビューした作品

ソムリエ合格

女性あさだ2枚さん

レビュー数39

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元気のない鷹虎

鷹虎が桜は綺麗と思う心があるのがこの作品の面白いところで。レイプされれば震えるんだよ鷹虎くんは。ただのイカレ野郎ではない。「支配的な性行為をする」と明確に書かれるBL漫画の主役。変わらないでほしい。電子タバコ吸う鷹虎のおっさん臭いこと。変わらないでほしい。元気のない鷹虎くん、元気出してほしい。でも元気ないところもキモいところも空回りするところも沢山見たい。町田事件後の社内のあれ、アルファのときはこんな扱い受けなかったんだろうなぁ鷹虎くん。

BL漫画読んでんだか分からなくなる瞬間がある。まぁBL漫画だからこの作品を読んでいるというより、朝田ねむい先生の漫画が面白いから読んでるので一向に構わないのだけれど。

ムッツリヤロー龍ヶ崎といい、この作品のバラエティに富む人間共が本当に皆愛しい。有坂の対亀山くんとの態度の違いよ笑

無視されるのは

ランチタイムのくだりがやけに長いのは明らかで、朝田先生の思考なのか、あるいは第三者の視点からむしろ滑稽さを強調しているのか、いずれにしろ商業BL漫画の中では尖ってんな〜って作品です。猪俣はなんかだんだん可愛く見えてくるんだよな。こういう子も必要。

信念が強すぎる奇妙な奴が大好きなので、鷹虎くんが大好きです。鷹虎くんとオメガたちと言いながら、鷹虎くんもオメガなわけですが、鷹虎くん自身が俺は他のオメガとは違うと思えば、違うわけで。極限状態で即判断できるわけではなく、一回有坂の前でぐっしゃぐしゃになってから子宮取れる彼が好きだ。それを見られてる有坂に「床に跪いて」と言える彼が好きだし、鷹虎の名前に寄りかかってるわけではなく、使えるものは使って、己の力で生きてる彼が好きだ。「別れるのはかまわんが 無視されるのは我慢ならん」の俺が世界の中心思考もラブ。オメガとも普通になんなら自分から絡むし、円馬にも挨拶はするのよね。"無視"はきっと彼にとって結構重要なんだろう。
朝田先生のことだから、きっとオメガ判明以上に鷹虎くんがボコボコになるときがくると思うので、期待大。なんせ出会い頭に局所を蹴られる主役ですから。でもヤカラ撃退みたいな見せ場もある。

有坂の美しさと気高さもたまらんのだけど、長くなってしまった…変態毛むくじゃらのカットの作画が素晴らしい。有坂の失望の目となお美しい彼。

電子書籍派の方へ

デジタル版限定特典付きの通常版と、小冊子付き特装版(こちらにもデジタル版限定特典は付いている)があるのでご注意ください。小冊子は半分以上がカラーイラストで、先生へのインタビューと、浜さんが出てくる描き下ろし漫画8ページ、衣装交換2ページ。ビックリするような新情報はないと思う。小冊子抜きにしてもボリュームたっぷりですしね!

藤永の可愛さが増し増しになってきました。ケイトはもともとかなり自立してるように見えるのに、まだまだ向上心に満ち溢れています。この作品の嫌な気分にはならない読後巻が好きです。

俺の歩んでる

元々絵がとっても綺麗なのに、話を追うごとにさらに主役のビジュアルが良くなっていってないか…?と考えていましたが、そうか2人が互いに恋してどんどこキメ顔and可愛いお顔になっていってるからですね。

面白いな〜と読んでたら実森の「俺の歩んでるラブストーリー…良い…!!」でさらにもう一歩好きだなって気持ちに。この子本物だよ!でもファッションで恋人を選んでる感じじゃないのが推せる。

3分の2くらいでくっついて、くっついてからのパートも多いのが嬉しい。両片思いっぽい期間のもだもだも十分だったのに、展開の配分がお上手だ。1冊でまとめるの難しいですよね…どこか足りない感じになる。強いて言えば、実森がダダ漏れだからそう見えるのもあるかもしれないけど、古谷の本心はもっとみたかった!特に付き合ってから!ひょうひょうとしてるなか、お風呂上がりのセリフなんかは良かったので、もっと焦って欲しかった。弘中先輩との遭遇1回目のときとか、表情あんまり描かれてないし、カッコつけすぎなんだよ!(電子限定描き下ろし漫画がそれに対するアンサーっぽい)そんな古谷に「好きです」を言わせた実森は偉い。

春とSure. 電子 コミック

二戸謙介 

ブラックサポテ

もっと注目されるべき!と言いたくなる作品です。主役というべきは表紙の真ん中ちょっと下にいる彼。葛谷です。実際心情描写は圧倒的に彼の分が多い。しかし顔面つよつよで抱き合うお二人が表紙でもデカい面してる通り、葛谷にはボーイズラブという春は訪れないわけです。その代わりと言っちゃなんですが、便所メシだった彼は青春の楽しさを掴むことはできる、そんなお話です。

この作品を神評価たらしめるところは沢山あるわけですが、葛谷の億村に対する感情に結局名前をつけず葛谷の表情や行動から読者が好きに察せるところもその一つで。こういう描き切らずに読者に委ねる作品が大好きなんですよ。せっかく千綿という女子とそこそこ会話できるようになったのに、女子じゃなくてあくまでも清楚が重要なのかね、いい矜持を抱いてらっしゃるじゃないですか。

イカレでハイテンションな万栖本ももちろん好きです。絵にいたってはとんでもなくうますぎて逆に触れる必要すら感じなくなってるのが恐ろしいところ。とにかくすごい漫画でしたよ。……なんでこんなに点数低いの?

電子書籍派の方へ

Renta!限定有償小冊子つきが発売されています!Renta!限定有償小冊子つきが発売されています!……私は他の電子書籍サイトで購入しましたが。もう一度、Renta!限定有償小冊子つきが発売されています!

晃一くんも熊沢さんも大好き!熊沢さんの優秀なセコムっぷりよ。タイプ全然違うのにそれぞれの魅力が振り切れてる〜〜〜

熊沢の大さんは弟と妹にどうやらモテモテなのだが、ゲイであることから来ていると見られる自己肯定感の低さで家族と疎遠になっている…って感じなのかな。自己肯定感が高いというかもはや自ら発光している(電子限定おまけ漫画ネタ)、その名の通りの晃一くんと一緒にいる事で、もっと穏やかに無意識に笑えるようになってほしいものです。君は魅力的で格好いい男だよ熊沢大!!!

ニコロの胃

レビューを書いていませんでした。やっとこ3巻を買ったので、こちらを読み返しつつレビューも。そういえば、もうニコロとくっつこうよ、という感想だったのを思い出してきました。ニコロもジーノのあの顔を見ればすぐ勃つよ。それでもジーノはダンテが大好きらしいです。

ジーノにしろダンテにしろダンテ父にしろ、自分の過去を自分で語りたがるのがなんだか面映い。何ペラペラ語ってんだと頭の片隅でツッコミが入る。ジーノはダンテに色々と許しすぎってところも。つまりヤりすぎ。しかしこれがきっとBL漫画的には大正解なんだろうな。過去話が分かりやすいし、BL的に盛り上がりやすい。1巻の引きのうまさに続き、2巻も爽やかに終わるけどイチャラブエッチはお預け(しかし幹部時代番外で補充)と、商売上手です。

赤鼻がち◯こ撃たれてたのは初読で読み流してました。そらジーノちゃんもこのドン引き顔ですわ。あと前ボスの牢屋シーン、すごくちっさいコマなのに前ボスが謎の色気を放っていてちょっと気になる。

とにかく買って読んでくれ

すごい!こんなにすごいのに電子書籍の試し読みの段階ではその凄さが伝わらないのが悔しい!試し読みまで読んでもコメディかな?としかならない。作家さんの他の作品ともだいぶ雰囲気が違うし、そんなわけでこのレビュータイトル「とにかく買って読んでくれ」の気持ちです(ちなみに買わずとも一部は配信でも読める)。かく言う私も趣味が合う方がとっても良かったと言ってらしたのを見たのがきっかけなので、出会えて良かった。1巻と書いてあると買うのを躊躇う自分なのに、今は2巻が約束されていることに嬉しさを感じる。

◆サミさん(朝三あさみ)×六さん(六郷ろくごう)
D/Sユニバースではない、D/Sです。BL読者ではSMと言われてイメージする方。それも精神性の度合いが強い方。…かと思いきやの終盤のスパンキングにこっちもやってくれるのね、と期待感の高まりがえぐい。2人も、初対面でもう好意持ってる人が、性癖的にも相性バッチリだったらそら大興奮だよな。2度と出会えないってぐらいの凸凹のハマりよう。

みんな大好きハッピーエンド

寂しくて無機物に浮気する南谷くんの巻。北山くんがセックス中に南谷くんに対して「名前」とだけ言ったり「あゆ」って呼びかける感じとか、めちゃくちゃ優しいのにちょっと強引なところが本当メロい。そしてなにより北山くんの魅力は、令和の完璧男ではなく、家事ができなかったり、人の話聞いてなかったり、抜けた要素もあるところで、つまるところ愛しい2人である。お風呂で南谷くんの丸い頭がまた見られて嬉しい。

完結は残念だけど、北山くんがどんなところで働いてるか南谷くんが何を学んでいるかさっぱり描写されなかったりするので、この作品は人生を追う大河になるのは難しいのかなと思っている。可愛い2人をたまに見られたら嬉しい。

西東も楽しみです。

一寸先は久慈

スマートホンがある毎日って、一昔前に比べて情報量が格段に多い。歩きながら(いけません)、料理を作りながら、人を待ちながら情報がどんどん入ってくるし、仕事/私事問わずタスクも入ってくる。でもボタンを押すだけで久慈に繋がってるという利点もあるわけで。椅子にも座りにきてもらえるし、話を聞いてということもできる。この作品の情報量もみちみちなので、もうとっくに10巻超えてるかと思いきやまだ7巻でした。大コマの多用もないから、ほんと密度が濃い。大好きな作品である。

前巻は久慈巻、今度は朔巻。前巻の久慈の失敗に対しての発言を、彼もやっちまったと思ってるのがなかなか良かった。でもそういうもたれかかりあいが良い。この作品に綺麗なところばかり見せてくることは求めていないし。彼らだけではなくて、他の皆さんの弱い部分も描きながら、それでも創作物らしく揃って前向きなところが好きだ。皆んな色んなことに折り合いをつけて生きてるのよね。

シーモア限定特典 本棚前談義