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女性いちご狂さん

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君を見送る コミック

緒川千世 

前作より好きだが、モヤモヤもあり

大学時代同じ映画部だった藍と柳。
柳は華やかで目立つ存在で、ポートフォリオを作って業界に売り込みたいので映画を撮ってくれないかと藍に頼む。
その映画は小さな賞を獲り柳はスカウトされ、大学を辞めて芸能界へ。
その後10年音信不通。
華々しく羽ばたいた柳は人気を得て活躍したのだが、消費され尽くして疲れ果て、空っぽになって藍の元に帰ってきた。
目に光はなく、あの頃の拙いながらの輝きも失ってしまった柳は、俺をまた撮ってくれと言う───。
帯に「遺作撮ってよ俺の」「終わりのための逃避行」とあったので、余命が近いのかな?と思っていたんですが、なるほどそういうことかと思いました。

『青葉杜の幽霊』の撮影の合間のワンシーンで柳と藍の顔が近くてキスしそうな距離だったコマはありましたが、したわけではなかったし、そういう関係だった描写はなくて、同じサークルのカメラマンと演者としての関係性しか見せられていないのに、再会後流れるように寝ていたことに取り残されてしまいました。
ゲイとかバイとかそれらしい情報も特にないので、余計に男同士で流れるように寝るということに違和感を感じてしまって。

逃避としてのセックス…男女ならそういうこともあるかもと思うんですが、男同士となるとノーマルではそんな逃避の仕方は選ばないし浮かばない気がする。
柳は『青葉杜の幽霊』の時の顔の距離の詰め方があったのと傷心で慰めがほしいのかもしれないという点でまだ分かる…のだけど、藍は?
『青葉杜の幽霊』は人物(柳)を魅力的に撮れていたけど、その後は人間に興味がないのが伝わってくる映像しか撮れなくなっているらしいことから、藍が柳に興味があったというのは分かる。
でもそれで=好きとは私は汲み取れなかったです。

柳いわく、周りと協調せず一匹狼的な藍が柳を見る時は瞳が揺らぐらしく、それを見て「俺は行ける」と確信していたみたいなんですが、もう少し説明以外の部分でそれらを感じ取りたかったなぁと思います。
あと、この場合の「俺は行ける」って、押せば藍のことを落とせるという意味か、自分に魅力があると思わせてもらえて役者として行けると思えたという意味かどちらで取ればいいんだろう?

最後の方までこんな感想でもやもやしていたんですが、最後の最後に柳が撮った藍の映像が出てきて、そこにいる藍の表情からは藍の気持ちが伝わってきました。
そして、柳もその顔に唆られるのだとあります。
ということは学生時代から互いに密かに気があったということかと、ピースが繋がっていきはしたのですが…。
あの映像にインパクトを残すために気持ちの描写はあえてラストまで触れない構成にされたのかもしれないんですが(もしくは「カメラの前では嘘はつけない」というあの台詞を生かしたかったのかもしれない…)、読みながら状況に取り残されてしまい気持ちよく読めなかったもやもやは残ってしまい。
前半中盤は情報足らずだったというのが私の感想です。

あと気になってしまったのは映像といいながら写真用カメラに見える物を構えているところ。
最初は写真を撮っているのかと勘違いしてしまいました。
私が無知なだけだったら申し訳ないんですが、こんなカメラにしか見えないビデオカメラがあるの???ともやもや…。
動画撮影できるデジカメもありますが、コンクールに出したり遺作として残すような作品を撮るには簡易的すぎる気がするし。

余談ですが、緒川先生は長年大好きな先生だったのですが前作『vs.LOVE』が全く合わず、次回作で考えようと不安に思う気持ちがありましたが、ひとまず前作より好きでした。
でも萌えたかというと…中立に近いかも。
前作より上の評価にしたかったので萌としました。
また緒川先生との点と線が合致する日がくるといいな…。

アニメイト特典リーフレット→蚊の話
紙修正→局部の線は片側だけや下方だけなど部分的に描写してある感じ。

また会えて嬉しい

9巻がりつまふが主役なはずなのに他キャラにスポットがあたった感じで、りつまふのラブシーンもおあずけを食らった感じで纏まったことも含め、個人的にもやもやするところがあって。
それから何度も読み返すうちに抱く気持ちが変わってきてはいたんですが、補足というか、続きが見たいなぁと願っていたので、10年後の彼らにまた会えて嬉しいです。

まず、立夏まだsyhのサポート続けてたの?!ってビックリしました。
私は音楽事情にあまり詳しくないんですが、プロとしてバンド活動しながら別のバンドのサポートを続けているアーティストさんって実際いらっしゃるのかな?
かなり珍しい気がするんだけど、それを言うなら秋彦も二足の草鞋ですもんね。
一本に絞る決意も見てみたかった気持ちもありつつ、片方を捨てられないのも諦めない信念がすごいなと思います。
現実はなかなか二兎は追えないと思うんですがみんなが成功し夢を叶えている内容だったので、ある意味この夢がてんこ盛りされた感じがギヴンらしいのかもしれないと思いました。
変わらないなぁと思ったことといえば、秋彦が変わらず春樹にコーヒーを奢っているのが微笑ましかったし、レコーディングで揉めるりつまふも微笑ましかったです。
笑ったのは秋彦が未だに貧乏だったところ。

真冬と立夏が同棲していて、同じマンションの上階には玄純と柊が同棲していること、秋彦が大阪と東京の春樹の元を行ったり来たり通い婚してることには、おぉ〜!とテンションが上がりました。
あと毛玉が可愛いよ〜!!!!
同じ子だと思っていたんですが、先代は亡くなっていたことに月日の流れを感じました。
言われてよく見るとお顔が違う。
同じ名前をつけるのが真冬らしいなと思いました。
雨月は浮名を流しているらしくて、そういうのも雨月らしいと思いつつ、いつかこの人と添い遂げたいと思えるようないい人が見つかればいいなと思います。
主要キャラ以外に、タケちゃん弥生板谷植木のその後も見れます。
変わったもの、変わらないものそれぞれ。

結論から言うと、りつまふのラブシーンは10年後の数コマ(露骨な描写なし)と卒業式後の回想1コマ(匂わせ程度)だったんですが、あの「帰ったらエッチしよっか」のあとちゃんとしたんだなと分かってよかったです。
あの1コマで妄想を膨らませようと思います。
ただ、私は邪なので10年後である本作ではそういうシーンをしっかり見れるのかも?!と期待していたところもあって、そういう意味では願望は叶っていません。
でもこういうさり気なくて綺麗で空気感を味わう感じがキヅ先生の持ち味なのかもしれない(既刊含めて)と思います。
そんな矢先、出されるご予定の薄い本にR18の文字を見て衝撃を受け、再び邪な願望が発動しているところなんですが。
叶うのかな願望…?!

何はともあれ、10th mixありがとうございました!
そして、松元さんのご冥福をお祈りします。
素敵な作家さんを見つけて支えてくださってありがとうございました。

至高の三角関係!!!!

拾はタケと幼馴染で、好きなものをタケと共有したがる。
タケは拾から分け与えられるものは好みではないこともあるのだけど、拾が喜んでくれるのが嬉しくて拾の体の一部にされているような感覚が好き。
拾の共有癖は物だけでなく人でも同じで、恋人ができるとタケと3Pする。
拾とタケとミネは高校が同じだけど、ミネは拾としか喋っていない。
高校を中退したミネと同窓会で再会した拾は、ミネから好意を持たれているのを察して付き合うことにするが、幸せに浮かれるミネに待っていたのは拾と付き合うためにタケとも寝なければならないという歪な三角関係で───。

3P好きな私の中で一二を争う大ッッッ好きな三角関係BLが新装版になって登場です。
これを機にチョベリバ沼に堕ちる方が沢山いらっしゃるといいな!
もうね…チョベリバからしか得られない感情が沢山あるんですよ!

拾が歪な価値観を持っていることから始まっているけど、タケの拾への愛も普通じゃないしタケだって歪んでる、そんな2人に共有されることになったミネは可哀想なんだけど、拾への愛が深かったことでやがて3人で馴染み合い混ざり合っていく。
初めは拾を中心に動いていた関係だけど、いつしかミネが中心になるところが…いいッッ!!!
そして拾とタケの関係が稀有で興味深いんです。
特別な存在として想い合っているんだけど、いつもどおり好きな人を共有しあったのにミネには互いに初めて芽生えた独占欲があって、なんて言ったらいいんだろうちょっとNTRみたいなところもありつつ、芽生えた感情に苦しむんですが、ミネの一言で最善を見つける最高の三角関係です。
3人一緒半分こ萌える…!

私はミネとタケが好みなので2人がいちゃついていると顔がニヤけるんですが、拾も絶ッッッ対いてくれなきゃいけない。
3人セットで大好きです。

まさか同人誌が収録される未来があるなんて想像もしていなかったので、薄い本もしっかり購入したファンとしてはちょっと悔s…新装版から入った人が羨ましい気持ちですが、収録されていないお話もあったのでよかったです。
特典もあとがき部分はカットされていたりしたので、旧版から好きだった特権が残されていました。

旧版との違いは、本編のあとに『チョコストロベリーバニラ・ビフォア』『チョコストロベリーバニラ・アフター/灰皿』『チョコストロベリーバニラ・アフター/バランス』『チョコストロベリーバニラ・アフター/10年後』『チョコストロベリーバニラ・アフター/ホーム』他50Pの追加と、小冊子、同人誌、付録各種特典が収録された小冊子100Pの付属です。
ボリューム満点!

表紙が新しくなっていますが、カバー下に旧版表紙がカラーで刷られているので、デザイン最高!!!と思いました。

先生もあとがきに書かれていらっしゃいましたが、ドラマCDも最高なので、お好みにあった方はそちらも是非聴いてみてください!

紙修正→白抜きというよりは部分的に線を消してある感じ(旧版部分)+トーンとぐしゃぐしゃ(追加分)

修正が~~~~~~ッッ(泣)

小春と善治が上手くいってほしいということは、陸が小春のことを好きと言っていた件はもう安心ということでそりゃあ洋二は嬉しいですよね。
陸はなんで洋二が嬉しそうなのか分かっていなかったけど。

北白河に会いに乱パに行くという洋二に陸もついて行くんですが、北白河を制裁する目的だけでなく、陸を乱パに連れていくことで気持ちを確認する目的もあったのかな?と勘ぐってしまいました。
どこまで計算だったのか分からないけど、結果的に一挙両得。
なんで洋二はドリンクを飲んじゃったんだろう?って疑問だったんですが、どうなるか分かっていただろうに断らずに飲んだのも計算のうちだったのかな?
疑問はさておき、洋二が乱パのモブにキスされたのを見て奪い返すみたいに守る陸に、嬉しそうに笑う洋二。
陸はなぜ洋二が笑っているのか分かっていなかったけど、小春のこともそうだけど無意識っていうのが余計嬉しいですよね。
自分を洋二以外に触らせるななんて悩殺セリフを吐かれて興奮で達する洋二が普通じゃなくて好きでした。
語彙力が乏しいので歪みや執着を普通じゃないと表現してしまうんですが、褒め言葉のつもりです。
こちらもゾクゾクしました。

陸からも洋二を求めるようになり、独占欲も見れるようになり、3巻から変わりだした陸の洋二への気持ちが更に進展します。
そして洋二も、やっと正面から陸に好きだと伝えられ、これからは恋人同士に。
私はキャラクターとしてはひなこ先生の作品の中で洋二が1番好きなんですが、1番付き合わない方がいいヤリチンドクズだとも思っているので、陸じゃなかったらそのまま見放されていただろうなと思います。
よかったね洋二.....。

さてここで非常に悲しいお知らせです。
修正が、白抜きになりました..........................。゚(゚´Д`゚)゜。
今までは電子でも短冊の神修正だったのにッッ!!!!!泣
今まで甘やかしていただいたいたのもあってショックも倍増、萌え激減。゚(゚´Д`゚)゜。
もし紙は変わらず短冊修正なら、今から買う方は絶対に紙で買った方がいいです。
ひなこ先生のちん...とてもとてもとてもえっちで素敵なので!!!!
真っ白になったことで改めてあの素晴らしさを実感しました...。
未練が大きすぎてまだ受け止めきれていないです...。

とうとう次巻が最終巻だそうです。
楽しみにしています。

eBookJapan→白抜き

東院月人という存在

月人がこうなのは、月人の母が病んでいて月人を神様に仕立てあげようとした結果なんだと知りました。
月人に心がないのではなく、情操教育してもらえなかったせいなんじゃないかなと思う。
母が病んでいるが為の行いではあるのだけど、やっぱりどこか宗教っぽいです。
周りの人間にも恵まれなくて、勝手に崇拝されてしまうから、心を通わせられる人がいなかったせいもあるんだろうなと。
澪斗と過ごすことでやっと月人の心が動き出します。

月人の婚約者が登場するんですが、胸糞で...。
母といい婚約者といい、出てくる女キャラが厄介。
こういうキャラは1人でお腹いっぱいだよ...と思うんですが、母と婚約者は似ているという設定なので致し方ない。
友人だと思っていた子まで崇拝者で...なんなんだろう、御曹司で天才でルックスもよくていつも笑顔が美しかったらこんな風に崇拝してしまうものなんだろうか...。
憧れはするかもしれないけど、“神様”は行き過ぎていないか。
普通じゃない人ばかりの空間で異様な物を見せられている気分。

あと、月人と澪斗は今巻で両思いになって同意では初セッするんですが、おめでとうなんだけどモヤついてしまって。
月人って学院の信者たちにはゴムを要求していたけど、澪斗にはずっと中出しですよね。
大事な人こそちゃんとしてあげてほしいなと思ってしまうんですが、それが余裕のなさで本命の証ってことなのかな...。
澪斗も特に気にしてなさそうなんだけど、それでいいんだろうか...。
気になってしまって萌えられず。

シーモア→白抜き

さなゆき先生の囲い込み愛再び!

超セレブの通う全寮制名門男子校に一般入試で特待生として転校した澪斗。
お金持ち、名門校、パンピーの特待生が為にやっかみで虐められながらもめげておらず、学院一の文武両道の天才で美貌の持ち主の生徒総代からの矢印というコテコテ設定を回収しつつ、更には監督生と指導生という制度があり、男同士だけどあっちの指導も♡というBL展開。
さなゆき先生は他の作品は既読済みなんですが、こちらの作品だけそれらの設定とDKモノというところが自分には合わなさそうで未読でした。
でも、好きな先生の作品って制覇しなきゃ気が済まなくて結局読んでしまうんですよね。

溺愛王子様に少女漫画のときめきをもらいつつ、時折見える影とヤンデレに惑わされつつ。
闇と溺愛をサンドイッチしてくれるのがさすがさなゆき先生萌えツボを心得ていらっしゃる。
囲い込み攻めっていいですよね。
澪斗にもトラウマがあるんですが、一見そんな風には見えない人の持つ辛い過去や別の顔に不謹慎にも惹かれるのはもう業です...。
月人は崇め奉られていて、当人も自分で“神様”だと言っているので、なにかの宗教を見ているような錯覚をします。
“お腹”を“お胎”と表現するところも、ちょっと宗教っぽくて雰囲気に合っているなと思いました。

ただ、同意なしのセッはいかがかと...。
さぞ辛い初体験だったのではと思ったけど、その気もない人と、しかも初めてなのにちゃんと達していたし、気持ちよかったみたいなのが救い。
抱き潰しには萌えるんですけど、強姦なのが萌えられなかったです。
冷静に考えるとツッコんでしまう点がいくつかあるので、その辺が気になってしまう人は不向きかも。

強姦の件で中立にしようか迷ったんですが、萌えもあったのでひとまず萌で様子見します。
最悪趣味じゃないことも覚悟して読んだのですが、そんな私でも続きが気になりました。
2巻も買います。

シーモア→白抜き

Kの支配者 電子 コミック

奥田枠 

常軌を逸した両思い

1巻40P、2巻43Pです。
奥田先生のXかそうでなければシーモアの試し読みかのどちらかだと思うんですが、発売当時1巻の半分くらいまで読ませてもらえて、続きが読みたすぎて。
普段単話はあまり買わないのですが、心を掴まれてしまい我慢できずに購入しました。
表紙も素敵です。
人が死ぬし人を選ぶ闇のBLなのですが、少しでも気になられたら是非試し読みしてみてほしいです。(今は試し読みのページ数が少なくなっていたらすみません。)

Kに支配されていた坂滝ですが、タイトルの通りKの支配者は坂滝だった?というお話でした。
常人には理解できない思考と行動に狂気すら感じましたが、こういうネジの飛んだキャラクターとお話を描いてくださったことが嬉しかったです。
奥田先生は可愛らしい作品もお描きになられますが、ダークなお話も描き続けていただけるととても嬉しい。

Kと坂滝のことも驚きましたが、弟は実は...弟と刑事さんは...?など、後半は情報が詰まっていて色んな意味で驚きました。
このページ数で纏めるのは難しそうなお話なのに、短編をお描きになるのもお上手です。
Kが最後までKとしか書かれておらず名前が出てこないんですが、小説のような表現だなと思いました。
ミステリアスで好きです。

好みの作品なんですが、健康体の人間が3日排尿しないのは可能なのかという点がどうしても気になってしまって星1つ下げています。
プラグに詳しくないのでなんとも言えないんですが、排泄はなんとかなりそうだけど排尿が.....水分を取らなければ或いわと考えたけど、3日水を飲まないのは命の危険で無理だし。
モヤモヤしてグー〇ル先生で検索したんですが、欲しい答えは見つかりませんでした。
可能だと分かれば萌2です。

あれれ…

金江の髪が伸びるの早くない????ん?!となって、ページを遡って確認してしまいました。
24Pと25Pの間ってどのくらい月日が開いているんだろう。
その辺の時間経過がちょっと分かりにくかったです。

そして金江の兄が登場します。
灰賀と打ち解けようとお話している時に金江の元カレネタを話してしまい、元カレネタNGだったか……!!って焦るんだけど、寧ろOKな人の方が少なくない?
低血圧そうなドラマーって誰だろ?とピンと来なかったんですが、林田...!確かに当てはまる。
灰賀が林田に焼きもちを焼くんですが、私的には単に友人として連れてきただけなんじゃないかなと思えてハラハラしなかったです。
で、亜美ちゃんの次はミネちゃん。
相変わらずモテるね灰賀くん。
あと、マキさんはやっぱりいいお姉さんって感じでした。
なんだかんだ面倒見いいし金江のこと可愛がってるのが伝わってくる。

同棲に新キャラに当て馬に就職と新しい要素はあって、Cigars一夜限りの再結成という読者にとってもサプライズもあったんですが、どうにも盛り上がりが足りなかったと言うのが本音です。
面白くない訳じゃないんですけど、なんというか“普通”。
巻数表記がある通り続きモノですが、次巻が待てないような衝動はなかった。
次巻からは社会人編で、ご両親にご挨拶かぁ。
これから先はもしかしたら私には不向きなのかもしれないなぁなんて薄ら思いつつ、楽しめればいいなと願いつつ...次巻が私にとっての節目になりそうです。

シーモア→白抜き

ギャップ萌えと可愛いの宝庫

性を売るお仕事って好きな人や恋人がいると続けるのが難しくなりそうに思うんですが、金江も如実に現れていて、やっぱり影響を受けるよね、それだけ灰賀のことが好きなんだなぁって伝わってきました。
リョウはNo.2なので上にNo.1がいるのは分かっていたけど、なるほどこうやって絡んでくるのかと。
キャストなんだけどリョウを育てた先輩でもあって、難点もあるけど憎めない綺麗なお姉さんって感じのキャラです。
ていうか、チラッと差し込まれた指名ランキング、リョウは10月まではNo.2だったのに11月からNo.5にも入っていないみたいで、それだけ接客に影響出てるってことなのかな?好きな人ができたから仕事を辞めるつもりでシフト入れてないのかなって想像してしまいました。

小田さんの絡み方は面倒くさいけど、亜美ちゃんからの好意を直接断ることなくシャットアウトできたのでGJ。
そしてなんと言っても、告白されたいから「(告白)したくない」って言う金江が可愛すぎて可愛さにびっくりしました!!!!
寝顔も可愛くてバブちゃんかと思った。
可愛い~金江が可愛い~~~こんな可愛いキャラだと思ってなかった!

抱きしめながら告白していいって許可してくれた時点でOKしてくれたようなものだと思うけど、灰賀はそうは思ってないんだろうなって。
緊張しいで真面目で真剣なところが灰賀らしかったです。

初エッチもよかったんですが、手繋ぎ騎乗位のよさに気付かされました。
手を繋ぐことで幸せ感が増す上に拘束にもなっているなんて。
ゴムなしでもするんだけど、普段ちゃんとゴムしてるからこそゴムなしのよさが最大限活かされると思うんですよね。
なので、ゴム派な私でも萌えさせてもらいました。

ラストライブもよかった~~!
Cigarsは解散してしまったけど、金江と灰賀で新たにバンド組んでほしい...。
2人が音楽してるところもまだ見たいし、同棲ももっと見たい。
好きな人と美味しいご飯、幸せすぎる~!

私は電子購入したんですが、上下巻を買ってから電子特装版に気づいて、特典読みたさに特装版も買いました。
電子で買われる方は、上下巻が別売りになった物と上下巻がセットになって特典(カラーページと漫画と設定画と扉絵ラフと電子描き下ろし)が付いた特装版の2種類あるのでお気をつけくださいね。
オススメは電子特装版です。
特装版ではお互いの呼び方が下の名前呼びになった経緯が分かります。
それだけでも満足だったのにえっちまであって大満足でした!

アニメイトブックストア→白抜き

気になる要素がてんこ盛り

大学で重音研究部に入った灰賀は、飲み会でロシアン寿司をすることになり、当たりのわさび入りを引きます。
ご褒美(と言われているけど罰ゲームでは?)にその日の呑み代をあげるから新宿二丁目裏にある箱ヘルに行って感想を聞かせてくれと言われ、ちょうど自分のセクシュアリティに悩んでいたので、いい機会だと体験しに行きます。
本番なしの店がいいなと選んだのはローションプレイ専門店で、緊張してよく分からないまま中性的な人がいいとボーイに希望を伝え、勧められたNo.2のキャスト“リョウ”を指名します。
呼ばれて入った部屋で待っていたのは、美人でギターが超絶上手い憧れの金江先輩で───?!

金江が箱ヘルで働いている理由がかなり意外でした。
思い切りがいいな?!と思ったけど、簡単に体の関係を求められるよりも適していると言われて、なるほど...?彼にとってはそうなのかと。
私にはない感性でしたが、目的にかなった上で楽しんでいるのなら一石二鳥ですもんね。(まだ恋人は見つけられていないから二鳥じゃないけど。)
プロなのに処女...!というのが面白い設定だなぁと思いました。
あと、音楽モノでもあり風俗モノでもあって、普通はどちらか1つで作品作りされそうな要素が2つ入っているのも珍しいなと思います。
音楽モノ大好きなので扱ってもらえて嬉しいんですが、音楽モノと思って読むと物足りないかもしれません。
どちらかと言うと音楽<風俗なので。

金江先輩、その下着は店支給なのか自前なのかどっちですか?!
どの下着も似合ってるし、プレイ中も、何もしてない時でさえも、色気がすごいよ金江先輩。
金江も素敵なんだけど、灰賀も色んな層から愛されるモテ男くんで、愛嬌があって優しくて気遣いができて料理まで出来る子です。
金江のような派手さはなくて爽やかで素朴なんだけど、高身長でルックスもいいしファッションもオシャレ。
男らしさが足りないとのことでしたが、確かに雄味は足りないんですけど、灰賀のよさが見えてくるごとにこれはモテるわ!と納得させられ、頼れる面も見えてきます。
押しが弱くてちょっとヘタレな優しい攻めですが、尽くし好きなご奉仕攻めの気質ありです。
寝癖がスタイリングしたみたいに決まってしまうのも羨ましすぎるし、あのふわふわヘア可愛かったなぁ。
憧れと好きの違いを真面目に考えるのがフレッシュでいいですね。
2人に芽生えた嫉妬心や独占欲や気持ちの自覚ににやにやしてしまいました。

私はゴムをちゃんとつけてくれる作品が好みなんですが、指コンドームまで出てきてテンションが上がりました。
職業柄なんでしょうけど、貴重ですよね指ゴム。

アニメイトブックストア→白抜き