初読みの作家さんでしたが、最後まで楽しんで読めましたー!特に書き下ろしが可愛らしくて好みでした!うとうとしながら「エッチって何ですか?」って聞く受けとそれに「(受け)の気持ちいいところをたくさんこする遊びだよ♡」と答える攻め、受けは天使の笑顔で「する〜♡」と言っていてもうたまりませんでした笑 本編で受けがいつも男前なことを知っているので余計に萌えました!
攻めは家族のことや自分が男を好きなこと、元妻との関係など色々悩んで生きてきていて、受けは周りに受け入れられながら等身大で生きてきた...正反対のふたりですがだからこそうまくやっていけるのかなと思いました。
攻めが(一見)余裕のある大人なのでエッチシーンでの優しいけれどSっ気のある言葉攻めが良かったです。また、普段は強気だけれどエッチでは素直な受けが純粋に可愛らしかったです。ギャップ萌!
年下×年上は普段あまり読まないのですが、受けの可愛さに「おじかわ!!」が止まりませんでした。
攻めが無口っぽいビジュアルなのに意外にもたくさんしゃべる(いい意味で)ところもギャップで楽しめました。
受けをアンチエイジングしよう!と攻めが企画しおじさん2人でパンケーキやパフェを食べに行くのですが、その描写がなんとも可愛らしかったです。
職場で家の鍵を返すシーンがあるのですが、受けが攻めにさりげなく返して的な注文をつけるところがキュンッとしました。付き合ってもないのに!めちゃくちゃ意識してるじゃん!!と笑
臆病な受けと物怖じしないまっすぐな攻めの相性の良さが安心して読めました。
また、最近は「きのう何食べた?」「おっさんずラブ」や「おじさんはカワイイものがお好き」などおじさんが主役ものも存在感を発揮していますし、次の映像化はオールドファッションカップケーキがいいです!笑
美しい彼を読んでから凪良ゆう先生にはまってしまい、「薔薇色じゃない」に続いて先生の御本を読むのは3作品目です。
本音はゲイキャラの皮の下に隠して...受けのニコールちゃんがとっても健気でした。
初恋だからこそ大切にしてしまう、攻めが好きな人がまさか男で、でも自分ではない...
田舎って閉鎖的だから、しょうがないところはありますが、大好きな人の側で他の男を思う姿を見るなんて辛い以外の何物でもないですよね。
最終的にはくっつくので、それまでの過程を楽しむのもいいかと。
また、想像していた東京での暮らしではないものの、毎日お仕事を頑張り私生活ではバーのマスターや常連さんたちにいじられながらも可愛がられている姿がリアリティありました。
毛むくじゃらがステータスの世界に飛ばされてしまった、体毛が薄いことが悩みの男の子のお話でした。
お風呂に入り考え事をしていると、湯船の中に引き込まれてしまった受け。
気づくとそこは異世界。
毛むくじゃらの人たちに歩く全身恥部やらなんやら言われ、縛られて拘束され、散々なことに。
そんな中彼を助けてくれたのは彼の第一発見者の攻めでした。
自ら監視を買って出る攻め。縛ったりなんてことはなく、バナナ食える?と聞いてきたりとても親切にしてくれます。
と、1巻だとその辺りで終わってしまうので...35ページ?くらいしかありませんからしょうがないとはいえやはり続きがきになる!笑
2人が結ばれるまで読んでみたいと思います。
セトウツミを彷彿とさせる、男子高校生たちのちょっと面白い日常を描いた作品でした。絵柄があんまりblっぽくないという点では同棲ヤンキー赤松セブンを思い出しました。
私がこの作品を知ったきっかけはピクシブでうしろの二階堂を読んでからです。単行本化すると知り、電子書籍にて思わず購入。期待通り、いや、期待以上の面白さでした。
「走れ山田!」では、ヤンキーのパシリをやらされている山田くんの話でした。ある日の昼休み。いつも通りパシられている山田くんでしたがカフェオレを買い忘れ「メロンパンにはカフェオレだろーが!!」とヤンキーにキレられます。そんな時、バルコニーでそれを見ていた林くんがヤンキー目掛けてカフェオレをぶっかけるところがスカッとしました笑
それ以外にも、男子高校生同士のやりとりがとても可愛らしくニヤニヤしてしまいます。
少しシュールですが、癖になる作品でした。
末広マチ先生の作品は初読みだったのですが、可愛らしくライトな内容だったのでスラスラと読めました!
それにしても、意外と仲良しな天使と悪魔たちに思わずクスリと笑ってしまいました。天界と魔界ってそんな感じでいいんだ?と思うほど笑
表題作では天使のような可愛らしい見た目を持ちながら落ちこぼれ悪魔として魔界で暮らしている受けと、悪魔のような策士な性格を持つ攻めが主役でした。受けの表情がコロコロと変わるところや快感に弱くすぐ攻めにしてやられてしまうところがちょろかわいかったです。
攻めは強引で言葉足らずですが受けのことを幸せにしたいと思う気持ちはとても伝わってきたので良かったです。
ただ、出会ってすぐ受けを天界連れてってそのまま天使に...っていうのがなんか釈然としませんでした。受けも性格が素直だからか形だけは抵抗しながらも流されるままに天使になっちゃったという印象を受けました。
お互いがいないと駄目!みたいな強いエピソードがあればもっと萌えたかも。
表題作含めて男子高校生×男子高校生のお話が2作品、3Pものが1作品でした。
表題作の「23時のタイムシフト」はお漏らし好きの方にオススメです。攻めとのなりゆりセックス(挿入なし)をきっかけにお漏らしグセがついてしまった受けがとても可愛らしかったです。あと、あがた愛先生の作品をはじめて読んだのですが性器の描き方がめちゃくちゃエロい!使い込まれたふっくらしたアナルを描かせたらあがた愛先生の右に出る者はいないと思います。
ただ、お互いを好きになったきっかけが少し弱いかなと思いました。なんとなく気になる、体の相性がいい、嫌なやつじゃないから...まぁ学生ではありがちですが。精神的な繋がりを感じる場面があればもっとハマったかなと。
個人的には同時収録作品の「夢見る少女じゃいられない」の方が好みでした。受けはずっと攻めのことが好きで、でも言えなくて...焦れったい感じが良かったです。攻めが丸ごと受け入れてくれてハッピーエンドなのも安心して読めて良かったです。攻めの子は意外と策士なのかな?本当はネクタイ結べるけどできないふりして攻めに甘えてたり、まだ使わない教科書を借りに行ったり...でも性格は良さそうなので末永く受けを幸せにしてあげてほしいなぁと思うのでした。
表題作は天使×タナトフィリアの男子高校生のお話でした。
タナトフィリアの子ってなかなか描かれないですよね。そういう意味ではとてもマニア受けする作品となっているのではないかなと思います。小説に書いてあったビニール袋を使用しての自殺シーンを再現しようとしたり、天井に縄をくくって首吊りしようとしたり...筋金入りです。でも死にたいわけではなくて、死と生の境目にある感覚に興奮するそう。ふっしぎー...わたしにはわからないなぁと思いつつも。森元くんが危険なオナニーをしようとするたびに「命を粗末にするな!!」と止めに来る天使の田中のキャラの濃さも半端なく。はじめての2人の出会いの場面もインパクト大でした。
それから天使の使命として森元くんを監視しながら、死ぬよりも気持ちいいことを教えようとする田中。最終的にセックスしてます。森元くんの感想としては自慰よりは気持ちよくないけど安心感があって良かっただそうですが、その感想がもう可愛らしい!
ただ、お互いの気持ちを伝え両思いでありながら2人の関係は友達から変わることがなく田中は森元くんの目の前からいなくなってしまいます。その後、田中が復学し森元くんの同級生となっても関係は変わらず。あの頃の記憶はなさそうなのでそれも当然かと思いますが...くっつくところまで見たかったと残念でした。