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女性陵々さん

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新感覚の可愛さと癒し

千野ち先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
包容力 4
バブ 3
甘え 2
エロ 1
な感じだと思います。

幸村くん×希理くんのカプです。

おしゃぶりBLとは…と思ってしまいますが、不安な気持ちを落ち着かせる為におしゃぶりを吸ってしまう希理くんとそんな希理くんを包容力で受け入れる幸村くんのお話で、別に赤ちゃんプレイとかをする訳ではありませんし、おしゃぶりを吸うのは攻めではなく、受けの希理くんです。

なかなか見かけない設定や展開ですが、不安でおしゃぶりを吸いながらポロポロ泣いちゃってる姿や逆におしゃぶりを吸って安心し切っている希理くんがひたすら可愛いですね。

帯に、コレを吸いながら甘えてみたい、と書かれていますが、希理くんが幸村くんに背中をぽんぽんされて甘えているシーンが少ししかなかったので、個人的にはもっと甘え要素が欲しかったですね。

あとがきで千野ち先生が書いていますが、劇的な展開があるわけではないですが、希理くんが自身の弱さと向き合ったりする姿に思わず応援したくなったりする、可愛さと優しさに溢れてる癒しのおしゃぶりBLなので、是非とも読んでほしいです。

結婚式は何年後?

結婚式のサクラ篇、というタイトルの通り、蔵乃介さんの便利屋の仕事で、依頼人の新郎の親友を演じることになった蔵乃介さんと怜久さん。

無事結婚式も便利屋の仕事も乗り越えた2人、結婚式後の会話で蔵乃介さんがサラッと自分達の場合は2人だけで挙げればいい、と言ってのけちゃうのが、良いですね。爽やかに将来のことや結婚のことを匂わせるなんて、怜久さんがドギマギするのも頷けます。

そして結婚式でのスーツ姿に、お互いドキドキしているのはある意味お約束で、それを脱がせたいと思っている蔵乃介さんの発言にまたドキドキしちゃいますね。

爽やかな言動に溢れる胸キュン

月村奎先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
胸キュン 3
爽やか 3
エロ 1
嫉妬 1
な感じだと思います。

蔵乃介さん×怜久さんのカプです。

スランプ中の脚本家の怜久さんは、相続した田舎の家に逃げてしまう。引っ越し早々、田舎の人達の距離感や苦手な生き物達に四苦八苦していた。更には庭で見つけてしまった動物の亡骸にどうすることも出来ず、便利屋を呼ぶことに…。

凄く勝手なイメージで、タイトルに100年後とか、月日が書かれていると、何歳になっても何年経ってもとか死ぬまで一生とか、何か生き死にがテーマに組み込まれていそうな、少ししんみりする雰囲気なのかなと思っていたのですが、全くそういうのではなく、ほのぼの系の日常ものなので、ほとんど悲しい描写はありませんのでご安心を。

受けの怜久さんはスランプ中の脚本家で、人見知りだったり生き物が苦手だったり、自虐的だったりで、少し自己肯定感が低めですね。でも、怜久さん視点で書かれているので、怜久さんの心情や驚いたりした時の大きめなリアクションから、凄く暗い人って感じはあまり抱かなかったですね。

攻めの蔵乃介さんは爽やかな優男で凄く良い人って感じですね。怜久さんが徐々に惹かれていくのも頷ける素敵な人ですが、時折ポロッと溢す発言が胸キュンと共にちょっとヤラしい方向に妄想してしまいそうになる絶妙なラインなのが堪らないですね。

想いが通じ合ってからの、蔵乃介さんが怜久さんのことを「れっくん」と呼ぶ時のルールを決めたり、シャワーを浴びると絡みの痕跡が消えてしまうことに対して、シャワーを浴びても痕跡が消えないところに残す、とサラッと言ってのけてしまう、爽やかな蔵乃介さんの変態っぽい言動にギャップ萌えします。

個人的には絡み描写が少なめなのと、その少ない絡みが地の文で表現されてるのが多かったので、少し物足りなかったですね。あと、物語りの終わり方もちょっと急な感じだったので、その後の2人の描写も見たかったなと思いました。

ほのぼのとした日常で織り成す、蔵乃介さんと怜久さんの恋愛模様に胸キュンすること間違いなしなので、是非とも読んでほしいです。

男同士カプではあるけれど…

メイドキメラ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
ラブコメ 3
エロ 3
健気 2
な感じだと思います。

アルさん×ヒヨスさんのカプです。

フリージャーナリストのアルさんは、とある南国の奥地を訪れていた。そこで暮らしている部族の文化や歴史についての取材に、意外にも歓迎を受ける。しかし、本当の目的は両性具有の子供の存在を調べることで…。

今作は、タイトルにも帯にもあらすじにも書かれている通り、受けのヒヨスさんが両性具有となっております。

両性具有の所為か、村の者達となかなか打ち解けれていなかったり、成人の儀が行えていなかったヒヨスさん。そんなヒヨスさんに思わず相手になろうか、と言ってしまったアルさん。

成人の儀である交わり、つまりは身体を重ねることですが、最初の絡みでは最後まで繋がってはいません。
因みに絡み描写では、アルさんがノンケということもあるからか、ヒヨスさんの後ろを触ったり挿入すら全くありません。基本的にはヒヨスさんの女性の方を指で解したり、挿入するので、少し血表現まであります。

あまり両性具有ものを読んだことがないのですが、それでも後ろへの挿入が全く無かった作品に出会ったことがなかったので、今作の絡み描写には少し驚きと女性の方の絡み描写の多さに、男性同士のカプとしての萌えはあまり感じられなかったですね。

アルさんの為に離れるべきかと考えるヒヨスさんの健気さやしんみりとした雰囲気と少しドタバタラブコメっぽい感じが絶妙で、物語り最後のコマが微笑ましくて素敵なので、是非とも読んでほしいです。

格好悪いのすら受け止める格好良さ

待望の素人ヤンキー♂危機一発‼︎ REPLAY の2巻目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
(愛が)重い 4
エロ 4
男前 3
しんみり 2
な感じだと思います。

前作に引き続き、カイトさん×リカちゃんのカプです。

恋人同士となり、AV企画や周りの環境に振り回されながらも順調に愛を育み日々を過ごしているカイトさんとリカちゃん。しかし、お互いの人間関係に嫉妬したり拗れて喧嘩してしまって…。

初っ端、上巻の続きとなるAV企画がバイト現場だったリカちゃん。そして裏方で働くカイトさんはその企画の進行役として出演していた。
企画のトラブルからの、まさかのファンの前での公開プレイをされちゃってて、流石に公開プレイは…と思ったのですが、カイトさんにグズグズのトロトロにされちゃうリカちゃんの姿がエロ過ぎて、ファンの盛り上がりも頷けてしまうので、結果的にはエロければ良いか、ってなっちゃいましたね。

物語り序盤はドタバタラブコメ感が強かったですが、その後はカイトさんの隠し事やリカちゃんと賢虎くんの関係に嫉妬したりで、2人の仲が拗れてしまいます。

勿論、誤解は解けた後の絡みは言わずもがなのエロさなのですが、めちゃくちゃ激しい動きをしていないのに、それが逆に物凄くエロくて、カイトさんもリカちゃんも幸せなのが伝わってきて、エロいのに感動しますね。

相変わらずツンギレリカちゃんのツンデレ具合や男前っぷりが堪らないですね。そして下巻ではカイトさんの激重な愛が凄まじくて、でも少し格好悪いところも垣間見えて、それが逆に好感を持てるので、何だかんだ相性抜群な2人の刺激的で凄艶な絡みと日常を、是非とも読んでほしいです。

毒にくちづけ 下 コミック

doji 

毒すらも愛する想い

doji先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作は上巻併せて作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
執着 3
エロ 2
健気 2
な感じだと思います。

上巻に引き続き、クロウさん×真霜さんのカプです。

銃撃からクロウさんを庇い怪我を負った真霜さん。更には過去に命を助けた警察官が真霜さんであることを知ったクロウさん。それから、真霜さんに対しての想いや執着を見せ始めて…。

自らの命を惜しまない言動を取る真霜さんのことが徐々に気になり始めるクロウさん。2人の間で過度な扱いをしないと約束したけど、はっきりと守れそうにないと言い出すクロウさんの男前っぷりと徐々に強くなる執着心が程良いですね。

しかし、そんなクロウさんの言動を素直に受け入れられない真霜さんの少し意地っ張りな言動はちょっともどかしかったですね。
その辺りの命を惜しまない真霜さんの考えや過去にクロウさんが真霜さんの命を助けた真意などの心理描写が少し分かり辛かったので、感情移入はあまり出来なかったです。

マフィア同士の抗争、クロウさんとシオンさんの確執、クロウさんと真霜さんの恋愛模様、様々な事柄の駆け引きが楽しめるので、是非とも読んでほしいです。

毒にくちづけ 上 コミック

doji 

伝わってほしい熱と想い

doji先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
駆け引き 3
エロ 2
健気 2
恋愛 1
な感じだと思います。

クロウさん×真霜さんのカプです。

今作は人間とは別で、動物の特性を持った亜人が存在する世界観で、攻めのクロウさんは蛇の亜人です。

元警察官の真霜さんは、蛇の亜人のクロウさんに命を助けられた過去がある。その後、警察官を辞め亜人相手に便利屋を営んでいたある日、恩人であるクロウさんと再会するが…。

動物の特性を持っているので、咄嗟に獣の耳や尻尾が出てくる亜人もいますが、クロウさんは蛇の亜人なので、今のところ見た目の変化はあまりありません。でも絡み描写で真霜さんの足に蛇の尾が絡み付いているような描写があるので、獣姦とまではいきませんが、今後その傾向はあるかもしれないので、苦手な人はご用心を。

クロウさんは真霜さんのことを覚えていないが、命の恩人であるクロウさんに恩返し出来ればと、クロウさんと身体を重ねる真霜さん。真霜さん自身は照れなどもありますが、クロウさんは真霜さんを気に入っている程度で、まだ2人の仲や恋愛模様はあまり無いので、今後の展開でどんな恋愛模様を見せてくれるのか楽しみなので、次巻も買わせて頂きます。

迷い込んだ異世界で見つけた幸せ

晴屋うまこ先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作は上巻併せて作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 3
執着 3
溺愛 3
な感じだと思います。

上巻に引き続き、アルさん×善さんのカプです。

アルさんへの恋心を自覚した善さん。好きな人にコマンドプレイをしてもらえら喜びを噛み締めていた。しかし、アルさんの職場仲間のDomのユリさんから、多忙なアルさんの代わりにプレイする相手を別に増やせと言われてしまい…。

ユリさんの言動やアルさんの謝罪対応から、アルさんと善さんの仲を引き裂こうとしていた訳ではないようなので、少し憎めない感じで、ユリさんには好感が持てました。
ユリさんにお詫びの品を持ってきた時のアルさんとのやり取りが何だかホッコリして、尻尾を振ってるアルさんや懐かれた!?とビックリしているユリさんに思わず笑ってしまいました。

ユリさんと善さんのお試しコマンドの所為で、本能と執着に流されそうになったアルさん。しかしそのお陰でお互いが秘めていた想いを伝え合うことが出来ます。
その後同居が解消されてしまう、しんみりとした展開がもっとあるのかなと思っていたのですが、アルさんの溺愛と善さんの素直な想いから身も心も繋がっていく甘々展開なので、是非とも読んでほしいです。

迷い込んだ異世界はDom Sub獣人の世界でした

晴屋うまこ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
能天気 3
無邪気 3
コマンド 2
エロ 2
な感じだと思います。

アルさん×善さんのカプです。

現代人の善さんは、仕事帰りにいつもと違う道を通っただけで、獣人達が暮らしている異世界に来てしまった。更にはその異世界ではDomとSubが存在していて…。

受けの善さんは、 現実世界から異世界に来てしまってもかなり順応が早くて、元の世界に戻れないと分かっても家族関係などにあまり未練も無いようなので、あっさりと異世界での生活を受け入れます。そういう点では少し能天気なのかなと思ってしまいました。

他にも、アルさんをオカズに1人でシしてしまった時は、少し照れて動揺していたが、その直後にお腹が鳴って、まあいっか!とあっけらかんとしているちょっとおバカな言動も目立ちます。

上巻では、まだ善さんのSubの性質やコマンドへの耐性をつける為に、アルさんが度々コマンドを使う描写がありますが、絡みでのコマンドプレイは少なめな感じです。
その代わり、コマンドではない言葉を反応してしまう善さんなので、1人でシている描写や反応してビクビクっと赤面している描写があります。因みに裏表紙に、嬉ションと書かれているので、初っ端の絡みで善さんがお漏らししています。

少しずつお互いのことを知り、心を開くようになったアルさんと心を寄せるようになった善さん。これからもっとコマンドプレイや2人の恋愛模様がもっと読めそうなので、次巻も買わせて頂きます。

発情期が無いからこそのエロさ

西野花先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 5
玩具 3
健気 3
オメガバース 1
な感じだと思います。

熊谷さん、獅童さん×佳緒さんの3Pカプです。

兎の獣人でオメガの佳緒さんは、社内からの、オメガということで不当な扱いを受け、出向を命じられてしまう。そして、健康器具の会社だと言われて訪れたところは、大人の玩具のメーカーだった。

今作は、人と獣人が存在する世界観で、更にはアルファやオメガなどのバース性も加わっています。因みに既刊作品のキャラクターは登場しませんが、「獣王アルファと愛人オメガの蜜会巣ごもり」と世界線が繋がっています。

攻めは熊の獣人の熊谷さんとライオンの獣人の獅童さんの2人で、2人共勿論アルファです。受けの佳緒さんの兎の獣人は多淫だと言われている為、オメガである数ヶ月に一回の発情期の周期が無く、性的刺激でいつでも発情してしまう体質です。
それもあり、最終的には3人が番関係になりますが、オメガバース要素自体は少なめかなと思いました。

他にも、熊谷さんと獅童さんから大人も玩具のモニターをすることになる佳緒さん。様々な玩具のモニターもとい玩具責めを受けますが、熊谷さんと獅童さんそれぞれからアプローチもされるので、玩具無しの絡み描写もあり、玩具要素はそこそこですね。

仕事と恋愛が公私混同気味で少し喰えない言動をする熊谷さんと獅童さんに何度も喰われちゃう佳緒さん。でも色々とされちゃってもちゃんと仕事に向き合って、熊谷さんと獅童さんの想いにも向き合う姿が健気で可愛いので、是非とも読んでほしいです。