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女性陵々さん

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足が出るパワハラはちょっと…

高比良りと先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
エロ 4
ギャップ 3
SM 3
な感じだと思います。

日高さん×三苫さんのカプです。

会社では愛想も口も悪いパワハラな先輩の三苫さんが、飲み会で酔い潰れてしまったことで、家に送ってあげた、後輩の日高さん。そこで目にしたのは大量のSMグッズで…。

帯にパワハラクール先輩とカテゴライズされている通り、会社では口が悪いので日高さんに舌打ちしたり、お尻を蹴ったりしています。ヤンキーキャラならまだ納得出来るのですが、口や愛想はともかく、社会人キャラが人を蹴るのは、普通にいただけないですね。パワハラ先輩が、絡みでは泣かされるM受け、というギャップを狙っているのでしょうが…確かにギャップ自体はあるのですが、個人的にはギャップ萌えには繋がらなかったですね。
パワハラではなくなりますが、せめて態度や口調が悪いまでで留めてほしかったですね。

絡みではSMプレイが描かれていますが、両手の拘束から始まり、縄による緊縛や尿道責めなど、三苫さんがMなので、めちゃくちゃ嫌がっておらず、凄く過激なプレイ内容ではないので、安心して読むことが出来ます。

パワハラな言動はともかく、SMプレイでグズグズのトロトロにされる三苫さんがエロ可愛いのは確かなので、是非とも読んでほしいです。

ほんのり家族愛も描かれている

うしの先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
流され 3
エロ 3
しんみり 1
な感じだと思います。

健斗くん×ルイさんのカプです。

大学進学を機に上京し、都内駅近の好条件アパートに住むことになった健斗くん。ある日、大家さんに挨拶に行くと、現れた全裸のルイさんに、デリヘルだと勘違いされてしまい…。

受けのルイさんは、性に奔放で生活能力ゼロの三十路です。でも無邪気な言動と美人なルイさんが絡みで乱れる姿がエロ可愛いので、放っておけなくて庇護欲が刺激されますね。
ちょっと言動が軽過ぎるので、健斗くんに対しての想いや好意が本物なのか?少し真剣みが伝わり辛くはありましたね。

攻めの健斗くんは、物語り冒頭には彼女が居ましたが、振られてしまい、それを慰めようとするルイさんの色気と手管にまんまと流されてしまい、ルイさんと身体を繋げます。
初めの絡みではルイさんに翻弄されるからか、少しだけ攻め喘ぎっぽい描写があります。

健斗くんとの関係が続いてもデリヘルを呼んじゃうルイさんの奔放っぷりやルイさんの家族の話など、少ししんみりする描写がありますが、比較的にはエロキュンで、最後は家族愛にほんわかするので、是非とも読んでほしいです。

チョロ可愛い先生

天王寺ミオ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
焦れったい 3
エロ 3
チョロい 2
な感じだと思います。

柏木さん×鳥飼さんのカプです。

生徒からの恋愛相談が絶えない教師の鳥飼さん。しかし本当は恋人も居なければ、恋愛経験も無し。恋人は無理でもせめて経験だけは、とデリヘルボーイを呼び、家に来たのは元教え子の柏木さんで…。

カプのどちらかが、デリヘルボーイなどだと、自分以外の客とも身体を重ねているのか、というあるあるの悩みや葛藤がありますが、鳥飼さんも元教え子の柏木さんとスるのは、と少し抵抗しますが、仕事で他の客のところに行ってしまう柏木さんの姿に不安になったりモヤっとしてしまいます。

そこから徐々に、柏木さんへの好意を募らせていきますが、物語り序盤での柏木さんとのやり取りから、少しチョロい鳥飼さんですね。

攻めの柏木さんは、鳥飼さんからの指名が無く時でも家を訪ねて、グイグイアプローチしたり鳥飼さんを翻弄します。しかし、鳥飼さんと良い雰囲気になった後に、鳥飼さんと森仲先生の仲を勝手に勘繰って、鳥飼さんと距離を置くようになるので、焦れったかったですね。

柏木さんに翻弄される鳥飼さんがチョロくて、絡みでグズグズにされちゃう姿は勿論エロ可愛いので、是非とも読んでほしいです。

ほんのりめの拘束プレイとたっぷりの溺愛

野萩あき先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 3
溺愛 3
拘束 2
執着 2
な感じだと思います。

琉生さん×湊斗さんのカプです。

受けの湊斗さんはM寄りの性癖ではありますが「自由がきかない状況」に興奮するということで、今作では、両手を拘束される絡み描写が殆どなので、全身を縛るような緊縛やスパンキングなど、激しめなSMプレイはありません。

攻めの琉生さんは、高校生の時に知り合った湊斗さんに徐々想いを寄せていきますが、友達という地位を守りたいと思いながらも、湊斗さんの幼馴染の耀さんと柊哉さん達との仲に入れないという、焦れったさや湊斗さんへの執着心を募らせていきます。

絡みでは、拘束によるほんのりとしたSMプレイで、琉生さんの溺愛っぷりから甘めの雰囲気で読み易いと思います。琉生さんと湊斗さんの仲も友達だけど、秘密の関係というドキドキ感が味わえるので、しんみり描写はあまりないので、是非とも読んでほしいです。

恋愛模様があまり刺さらなかった

せつこうじ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
擦れ違い 3
ワンコ 2
健気 2
エロ 0
な感じだと思います。

萩野くんの前に現れたのは、親友である春名さんを庇って事故に遭ってしまった榎本さんだった。昏睡状態の筈の榎本さんは、自身を天使だと言い、更には春名さんの魂を手に入れることが出来れば、生き返ることが出来はと言い出して…。

物語り序盤での榎本さんの太々しい言動やそれに対して萩野くんとの関係性がギスギスしていたのが、後々榎本さんのちょっと可愛げのある一面や健気な描写などにギャップを感じるのですが、萌えにまでは至らなかったので、個人的に評価は上がらなかったですね。

大切な先輩の命、榎本さんの本心、それぞれの思惑や想い、しんみり描写だけでなく、意外な展開も味わえるので、読んでみては如何ですか。

引き込まれるファンタジーと惹かれ合う花たち

犬飼のの先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 4
ファンタジー 3
健気 3
溺愛 3
な感じだと思います。

碧くん×スミレくんのカプです。

今作は、天界にある花の王国、花精界が舞台で、そこで暮らす花精達によるオメガバース作品です。

それぞれの花を司る花精達。字面から花の妖精?みたいな認識なのかなと思ったのですが、姿形や見た目は人間と同じだと思います。しかし自身の花気を操って、花を出したり、花剣という剣を出したりするので、オリジナリティ溢れるファンタジー要素が楽しめます。

意外にも早く、物語り中盤で2人の想いが通じ合って、碧くんの両親からも受け入れられ、幸せな日々を送るスミレくん。幸せ過ぎて少し怖い、と書かれているくらい、何事もない感じに物語りが進んでいく…訳ないですね。やはり一波乱あるのですが、絶滅危惧種である菫の若者達が事故で無くなったことから、何となく予想出来る展開でしたが、だからこそ女王の言動は好感が抱けなかったですね。

しかしその波乱を乗り越えようとする碧くんの覚悟も、碧くんの為に我が身を削ろうとするスミレくんの覚悟も、どちらもお互いを想い合ってる姿や溺愛とラブラブ具合が素敵です。物語りの展開上、2人の課題はまだ残ったままなので、1冊で終わらせるには勿体無い!一味違った花々が咲き誇るオメガバース、是非とも読んでほしいです。

夜空と甘い星 コミック

神田猫 

背徳感無く読める、甘々義兄弟

神田猫先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
溺愛 5
ブラコン 4
執着 3
エロ 2
な感じだと思います。

紫桜さん×夜空くんのカプです。

義兄の紫桜さんに想いを寄せている義弟の夜空くん。超ブラコンな紫桜さんのスキンシップにドキドキしっぱなしの日々だったが、ある日紫桜さんから「愛される覚悟決めようか」と告白されて…。

超ブラコンな紫桜さんからのハグや頬へのキスなどに素っ気無い態度を取りながらも内心では心臓バクバクでドキドキしてる夜空くん。

夜空くん視点ではただのブラコンな紫桜さんかもしれませんが、読んでいると分かるように、明らかに紫桜さんも夜空くんに好意を抱いていますし、夜空くん以外の脇役キャラへの言動が若干怖めなので、執着心と独占欲な半端無いですね。

紫桜さんに告白されてからは、片想いだと思っていた、両親に打ち明ける覚悟、など少しだけ思い悩む夜空くん。しかし、元々両想いではあったので、悩むシーンはすぐに終わります。既に両親への了承は紫桜さんが得ていますが、約束もあるので、夜空くんが二十歳になるまで唇へのキスや絡み描写は物語り終盤にしかないので、イチャイチャに関しては少し物足りなさはありましたね。

義理ではあるが兄弟という背徳感などのしんみり描写は殆ど無く、基本的には甘々でラブラブな紫桜さんと夜空くんが見れるので、是非とも読んでほしいです。

自分らめっちゃ大好きやん

萌恵子先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
ワンコ 5
コミカル 3
ツンデレ 2
エロ 2
な感じだと思います。

牙央くん×一嘉くんのカプです。

幼馴染の一嘉くんを追いかけて、一年遅れで東京の大学に入学した牙央くん。上京したそのまま、一嘉くんのとこに住もうとします。しかしアパートは単身者用で、ペットは可だからと、牙央くんを自身の飼い犬だと言い聞かせます。なので、一嘉くんはツンデレご主人様とカテゴライズされます。めちゃくちゃご主人様って感じの言動はしていません。

あと、牙央くんからの熱烈な好意に対してツンデレな一嘉くんですが、物語り中盤でちゃんと恋人同士になるので、その後は比較的ツンデレというよりもクーデレだったり、誘い受け、襲い受けっぽい言動をするので、ツン要素よりもデレ要素の方が多くて可愛いです。

一嘉くんのことを偶に「いっちゃん」と呼ぶのと、関西弁で言うところの一番を「いっちゃん」と言うので、牙央くんが一嘉くんに告白しようと「いっちゃん!好きや!」が「一番好き」と誤認されて、伝わってないのに思わず笑ってしまいました。

一途ワンコな牙央くんとツンデレな一嘉くんが織り成す、クスッと笑えるコミカルさと可愛いイチャラブ具合とそれぞれに垣間見えるギャップのある一面など、しんみり描写も少なく、終始楽しく読めるので、是非とも読んでほしいです。

怖いくらいの愛の重さ

ずんだ餅粉先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作は上巻併せて作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
擦れ違い 5
仕事 4
(愛が)重い 3
エロ 2
な感じだと思います。

上巻に引き続き、けーくん×智秋さんのカプです。

上巻では、大好きが行き過ぎて擦れ違ってんな、とやれやれと思いながら拗らせた惚気として読めていたのですが、下巻ではそれが一層酷くなってるし、けーくんと智秋さんの甘い雰囲気よりも気まずさの方が多めかなと感じました。
それもあり、けーくんと智秋さんのやり取りや絡みでの萌えをあまり感じられなくて、少し物足りなかったですね。

相手に相応しい良い男になろうと頑張る2人なので、それぞれ勤めている仕事要素が今作では多く描かれていました。しかし智秋さんの初ディスプレイの周りのリアクションなどが、読んでいてメンタルを削られそうになったり、けーくんをモデルとして気に入った脇役キャラのニカさんは、個人的に好感が抱けないキャラだったので、とても苦手意識を持ちました。

でも個人的に、当て馬キャラの狼森さんの本性は意外と好きな感じだったのと、けーくんの智秋さんへの想いは言わずもがなですが、もしも智秋さんが罪を犯したら、自分も追って罪を犯すと言ったり、智秋さんを失ったら死ぬ発言や描き下ろしでの「言質取った」という狡猾さなど、けーくんの愛の重さが結構好きでした。

お互い、自身に対してネガティブ気味…

待望の2ndバージンのじょうずな捨て方の続編、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
擦れ違い 3
溺愛 3
エロ 2
な感じだと思います。

前作に引き続き、けーくん×智秋さんのカプです。

擦れ違いを乗り越え恋人同士となったけーくんと智秋さん。長年の智秋さんを想っていたけーくんなので、智秋さんへの溺愛っぷりや甘い言葉が凄まじいですね。そんなけーくんに何とか応えようとする智秋さん。比較的2人の仲は甘く順調な感じですが、お互いが相手に相応しい良い男になろうと頑張ります。
お互いが、相手をベタ褒めしてしまうので、それに対して、その評価に見合ってない、と悩んでしまうので、ある意味また擦れ違ってしまっています。

恋は盲目と言うが、惚気のように甘い雰囲気のけーくんと智秋さんなので、2人の間での波乱はそこまで無いのですが、何気に智秋さんを狙っている狼森さんやけーくんをモデルとして気に入ってしまうニカさんなど、新たな脇役キャラの登場もあり、けーくんと智秋さんの仲を拗らせないかヒヤヒヤで、今後の展開がどうなるのか気になるので、次巻も買わせて頂きます。