陵々さんのマイページ

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女性陵々さん

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熱視線を向ける相手は…

香澄タベル先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
翻弄 4
エロ 4
溺愛 3
裏アカ 1
な感じだと思います。

黒崎くん×白川くんのカプです。

裏アカで際どい配信をしている大学生の白川くん。ある日、配信後に操作ミスをしてしまい、リスナーの「クロ」に1人でシているところを見られてしまう。しかもそれが、同じ大学の黒崎くんだったようで…。

個人的には裏アカでの際どい配信描写がもっと読みたかったですね。黒崎くんに身バレしてしまうきっかけになってしまったことだけど、際どい写真をアップしたり、配信を続ける描写がもう少し味わいたかったので、裏アカ男子要素は物足りなかったですね。

自分自身ではなく裏アカの「シロ」に興味を持っているのか、と黒崎くんの真意が分からず、翻弄される白川くん。黒崎くんの方も、白川くんがリスナーの「クロ」のことを意識していることに苛ついてしまいます。お互いに、自分自身ではなく、アカウントの「クロ」と「シロ」に嫉妬したりして少しだけ仲が拗れてしまいます。

でもちゃんと想いが通じ合うし、その後の裏アカを消したのに自撮りしてしまう白川くんへの対策としてカメラを向けながらの絡みが濃厚で、黒崎くんの溺愛っぷりと白川くんのエロ可愛い姿が堪らないので、是非とも読んでほしいです。

春の氷 コミック

中込いくさ 

太陽受けにクール攻めの氷が溶かされると…

中込いくさ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
無邪気 4
クール 3
甘い 3
エロ 2
な感じだと思います。

氷野さん×穂村さんのカプです。

東京から田舎へ異動になってしまったサラリーマンの穂村さん。そこで、社宅の同居人である氷野さんと出会うが、第一印象から最悪。更には、仕事でもバディを組まされるが感じは悪いままで…。

受けの穂村さんは、見た目は若干チャラい感じに見えますが、仕事に対して真面目に向き合っていて、結果を出して東京に戻るんだ、というやる気に漲っている、ちょっと強気で自信家な感じがします。
でも「太陽受」とカテゴライズされる通り、花畑ではしゃいだり、好きなキャラクターのコットンにゃんディのグッズを見て目を輝かせたり、と無邪気で素直な言動がたくさん描かれているので、強気だけどチョロ可愛で、とても好感が持てます。

攻めの氷野さんは、最初こそ、穂村さんが仲良く歩み寄ろうすることに対して「必要ない」と冷たく接しますが、穂村さんの無邪気な言動に、少しずつ笑顔を見せたり何気ない優しさを垣間見せます。

そして何と言っても、氷野さんと穂村さんの想いが通じ合ってからの氷のように冷たかった氷野さんのデレと甘さのギャップが凄まじいです。穂村さんに対して「可愛い」と言ったり、「顔見せて?」や「俺に構えよ」と甘えてもくるので、クール攻めからの甘デレが堪らなくて、思わず某芸人さんの「あまーい!」のリアクションになってしまいそうです。

最初の印象の悪さや結ばれてから、氷野さんと穂村さんの2人共に東京への異動の話が来てしまったりしますが、2人の仲が凄く拗れるような大きな波乱はありません。
お互いの印象や垣間見えるギャップ萌えな言動など、徐々に変化していく2人の関係性が、焦れったくもドキドキで甘キュンしちゃうので、是非とも読んでほしいです。

健気で可愛い猫又の恩返し

あぶく先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
健気 4
溺愛 3
モフモフ 2
エロ 2
な感じだと思います。

義隆さん×陽くんのカプです。

名無しの猫又くんは、ご飯にありつけず、魔力も減っていた時、神社の神主である義隆さんに拾われ、ご飯に寝床、更には陽と名前を付けてもらう。義隆さんにお礼が言いたい、恩返しがしたいと願った陽くんはいつの間にか人間になっていて…。

猫又くんが人間になって、イケおじ攻めで、オメガバースでもあってと、要素が多いかなと思ったのですが、読んでみると意外とごちゃごちゃしていなくて、とても読み易かったです。

因みに今作でのオメガバース要素は、妖怪や動物には第二の性があるという設定なので、人間にはバース性が無く、アルファである義隆さんも人間ではなく妖狐でした。タイトルにも「コンコン」とあったのはそういうことだったんですね。

義隆さんの為に役に立ちたい、と色々と覚えて手伝おうとする陽くんが一生懸命で健気で可愛くて、そんな陽くんを優しく見守り溺愛する義隆さんが素敵で、まさにイケおじで堪らないです。
少ししんみり描写もありますが、基本的には義隆さんと陽くん、すみれさんと椿さんも加わって、甘くて可愛いやり取りや心優しい言動に癒されるので、是非とも読んでほしいです。

色々捗る?

梗一郎さんと愛弥くんが付き合う前、家庭教師5日目での出来事が描かれています。

梗一郎さんはふと、愛弥くんがいい匂いがすることに気付きます。いい匂いが気になりながらも愛弥くんに勉強を教えますが、いつの間にか、愛弥くんの代わりに問題を解いたことで、愛弥くんに「すごい。えらい」と褒められます。

その所為で、勃ってしまった梗一郎さん。もしも愛弥くんにバレてしまったら叱られると想像してしまい更に身体が反応して悪化します。しかし、愛弥くんのある言動から、その日の夜は愛弥くんに叱られることと褒められることの妄想をしてしまいます。
梗一郎さんの妄想のお陰で、色々なシチュエーション、色々な服装の愛弥くんが拝めちゃいます。

可愛いくてメロキュンしちゃう

ヱビノびくす先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
健気 4
コミカル 3
チョロい 3
しんみり 2
エロ 2
な感じだと思います。

梗一郎さん×愛弥くんのカプです。

今作はDom/Subユニバースで、攻めの梗一郎さんがSubで、受けの愛弥くんがDomです。

出会いの印象こそ最悪だった2人だけど、再会してからが、あれよあれよと甘くイチャラブな展開になってて、特に梗一郎さんに対して強気な言動だった愛弥くんが、梗一郎さんと身体を重ねてからは「好き…」とメロキュンになっているのが、チョロくてめちゃくちゃ可愛いです。

帯に、梗一郎さんのことで「支配されたい」と書かれていますが、どちらかと言うと、梗一郎さんは研究している新薬で、いずれダイナミクスを消失させ、コマンドに依存しない生き方が出来るようにしようとしているので「支配されたい」やSubとしての欲求は抑え気味です。

愛弥くんの方も「支配したい」と言うよりもただ単純に梗一郎さんと結婚したい、イチャラブしたい、という感じで、ある意味梗一郎さんを振り回しますが、暴君って程の酷さはありません。

Dom/Sub要素はあるけど、そのダイナミクスが足枷となって、なかなか2人の仲が進まない焦れったさがありますが、基本的にはコミカルな雰囲気で、少ししんみりする描写もありますが、愛弥くんの可愛さと健気さ、若干のあざとさに翻弄される梗一郎さんが織り成す、クスッと笑えてメロキュンしちゃうDom/Subユニバース、是非とも読んでほしいです。

タイトル通りだけど、タイトル通りじゃない

高月紅葉先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 4
葛藤 3
健気 3
溺愛 3
な感じだと思います。

エドラントさん×ゼファさんのカプです。

今作はオメガバース作品で、攻めのエドラントさんはアルファで「淫心の王」と呼ばれ、強い性欲は繁栄の証しとして、畏敬の念が込められています。

受けのゼファさんは、女性オメガの身代わりで後宮を訪れているので、周りの人達からは、女性オメガと偽る為、女装していることが多いです。逆に、男性の服装だと、周りの人達からは男装している、と思われます。

エドラントさんの溺愛っぷりに、警戒していたゼファさんも徐々に惹かれていく、2人の恋愛模様が素敵で、だからこそ、ゼファさんは身代わりのオメガであり、国の為、弟の為、跡継ぎを産まなければならない、と葛藤しているのが切なくて、ゼファさんの健気な姿により一層溺愛するエドラントさんがまた堪らないですね。

タイトルだけを読むと、エロに特化した物語りかと思いましたが、ゼファさんの成長やエドラントさんの溺愛、徐々に惹かれ合うのに、お互いの立場の葛藤などが、300ページ以上のボリュームで味わうことが出来ます。
因みに、めちゃくちゃエロに特化している訳ではありませんが、絡みの多さや濃厚な描写で、エロいことには間違いありませんので、是非とも読んでほしいです。

体感予報 コミック

鯛野ニッケ 

2人共言葉足らずだな

鯛野ニッケ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ツンデレ 4
意地っ張り 3
俺様 3
エロ 3
な感じだと思います。

瀬ヶ崎さん×葉さんのカプです。

売れないエロ漫画家の葉さんは、気象予報士の瀬ヶ崎さんと同居している。しかし、人気上昇中の瀬ヶ崎さんは、家では俺様暴君で、更に明日が晴れ予報の時は…。

瀬ヶ崎さんから「衣食住の金は保証してやるから俺んとこに来い。その代わり俺のいうこと全部聞け」とまるで奴隷契約のようなことを言われ、エロ漫画家を諦め切れなかった葉さんは瀬ヶ崎さんと同居します。
その為、瀬ヶ崎さんの言うことは聞いていますが、まさかの晴れ予報の時に、瀬ヶ崎さんに抱かれる、という謎のルーティンにまで勿論付き合います。

今作は、攻めの瀬ヶ崎さんは俺様で受けの葉さんは意地っ張りで、更には2人共言葉足らずなツンデレだなと思いました。
それもあり、晴れ予報に葉さんを抱く理由や葉さんを同居に誘った理由などが判明していきますが、やはり言葉足らずなのと、葉さんが意地っ張りで「まかさ自分が?」みたいな自己肯定感が少し低めな感じなので、2人の間で擦れ違いや想いがなかなか伝わらないです。

大きな波乱がある訳ではなく、瀬ヶ崎さんと葉さんのツンデレで言葉足らずな関係性が、少しずつ相手の想いや意外な一面を知り、何だかんだお互いに相手のことめっちゃ好きじゃんってニンマリするので、是非とも読んでほしいです。

忘れられないのは必然

篠崎マイ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
リーマン 3
エロ 3
執着 3
嫉妬 1
な感じだと思います。

黒田さん×宮川さんのカプです。

サラリーマンの宮川さんは、様々な相手を一夜を共にしても、大学生時代に一度だけ身体を重ねた記憶を忘れられないでいた。そんなある日、宮川さんの会社に、忘れられない行為の相手である、黒田さんが転職してきて…。

大学生時代に付き合っていた2人が、6年ぶりに再会したリーマンものです。

黒田さんと再会したことに少し気まずさを抱いていた宮川さんだけど、元々は友人関係だったからか、すぐに昔のような気心知れた仲になります。
でも、読んでいると分かるのだが、黒田さんの方が、宮川さんに対して抱いている想いや執着心が強くて、未だに好意を抱いているのが分かります。

大学生時代に、友人だった2人がどんな経緯で付き合うことになったのか、気になってましたが、宮川さんの意識ではノリで付き合うようになったというのには少し驚きましたね。だからこそ、遠距離恋愛になりそうになったらすぐに別れようと言い出すのも、本気で宮川さんに想いを寄せている黒田さんからしたら、たまったもんではないですね。
でもその後の身体を重ねることで、宮川さんが忘れられないように、ずっと消えない俺の跡を、という執着が凄まじいですね。そして勿論その執着が再会にも繋がってるのもたま凄まじい。

大きな波乱は無いですが、黒田さんのじわじわと来るアプローチと執着、宮川さんの絆されと徐々に抱く嫉妬などの大人だからこそのほんのりとした駆け引きや仕事をしているリーマン要素も味わえるので、是非とも読んでほしいです。

りつゆずの花ふぶき攻撃。効果は抜群だ!

なつだ大正解先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ラブコメ 5
甘々 4
花 3
エロ 2
な感じだと思います。

律さん×ゆずるさんのカプです。

攻めの律さんはクールなスパダリ。でも本当は陰キャオタク。受けのゆずるさんは清楚で初心な美人。でも本当は恋愛依存体質のメンヘラ。帯にも書いてありますが、2人共猫を被った状態から恋人同士となっているので、今更本当の自分を明かすことが出来ない、裏があるカップルです。

本性がバレたらフラれちゃう、と思っている律さんとゆずるさんですが、今作は終始ラブコメです。なので、いやバレても絶対大丈夫だよ!と思ってしまう程、安心して楽しく読むことが出来ました。

タイトルでは、おかしいのは彼氏ですが、本編1ページ目から、モブキャラ達の言動や身構え方がおかしかったので「あ、これはかなりのラブコメだな」とクスッと笑ってしまい、2ページ目で律さんとゆずるさんの登場で花ふぶきが舞った描写でまた笑ってしまいした。
その後も、2人の尊さに花ふぶきが舞って、モブキャラ達が「眩しい!」や「突然花が!」とリアクションしているのが面白くて何度も笑ってしまいました。モブキャラ達にも読者の私にも色んな意味で効果抜群です。

ほんの少しだけ、フラれたかも、幻滅されたかも、と思って落ち込んでしまう2人ですが、基本的には甘々でラブラブな律さんとゆずるさん。お互い本性を明かしても「そんなワケなくない?」と思われてしまう程、あっさり受け入れられちゃっているので、2人の仲が拗れたり、しんみり描写はほぼ無いです。

ちょっとおかしい律さんとゆずるさんが織り成す、クスッと笑えて楽しい、甘々なラブコメがこれでもかと堪能出来るので、是非とも読んでほしいです。

前向きな開花オメガバース

吉田くまこ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
過保護 4
もどかしい 3
前向き 3
エロ 3
溺愛 2
な感じだと思います。

篤斗くん×亮介くんのカプです。

幼馴染の篤斗くんと亮介くんはアルファコンビとして大学で人気者。しかし亮介くんには、バース性が無いという秘密を抱えていた。そんなある日、突然オメガに開花して、想いを寄せている篤斗くんと身体を重ねてしまい…。

オメガバースでは、アルファやベータがオメガに変異し、それに戸惑ったり、バースを認めなかったりする作品が偶にありますが、今作の受けである亮介くんは元々バースが性が無かったので、オメガに開花しても悲しそうではありません。
それどころか、オメガになれたことで、想いを寄せている、アルファである篤斗くんと番になれるかもしれない!と期待していて、開花系変異系のオメガバースでは、亮介くんの前向きな言動はとても新鮮でした。

アルファだと偽っている亮介くんに対して、過保護な篤斗くん。物語り中盤で、亮介くんのことが好きだったと判明するのですが、ある約束の所為で、亮介くんと身体を重ねても想いを伝えることが出来ないでいたのです。
その約束というのが、亮介くんと交わした「親友のままでいよう」というもので…もどかしいな!溺愛アルファとカテゴライズされている割には、約束が足枷になって、溺愛っぷりがあまり伝わらなかったですね。

なかなか踏み込んでくれない篤斗くんにより、もどかしいと思う展開もありますが、篤斗くんと番になりたい、と前向きな亮介くんの誘い、襲い受け描写がエロ可愛いので、是非とも読んでほしいです。