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女性陵々さん

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推しとの恋愛はあり?なし?

桃ノ李子先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
甘い 3
もどかしい 2
エロ 2
な感じだと思います。

由希斗さん×紬さんのカプです。

職場恋愛をしていた彼にフラれ、会社を辞め傷心中の紬さん。そんな時、引越し先のアパートの大家さんに挨拶に行くと、推しのVtuberにそっくりな由希斗さんと出会って…。

元々彼氏が居た紬さんなので、推しにそっくりの由希斗さんがめちゃくちゃタイプで、由希斗さんのことを考えながら1人でシちゃったりします。由希斗さんへの罪悪感を抱きますが、由希斗さんを推しだと認識するようになると推しが増えたと喜んじゃいます。

そして由希斗さん視点からも、紬さんに一目惚れしていることが分かります。
しかし、紬さんの説明から、推しは本命ではないから、自分とは恋人になれない?と考えてしまう由希斗さん。

推しではあるが由希斗さんに惹かれていく紬さん。可愛くてお世話したいと紬さんに一目惚れした由希斗さん。2人の関係がなかなか進展しなくてもどかしいですが、雰囲気的には甘めで可愛いので、是非とも読んでほしいです。

留まること知らない甘々

待望の好きだよグッドボーイの3巻目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
エロ 4
甘々 3
女性 3
しんみり 1
な感じだと思います。

前作に引き続き、蒼くん×翔太くんのカプです。

Dom/Subのパートナーであり、恋人同士でもある蒼くんと翔太くん。そしてパートナーであることを事務所に伝えたことで、蒼くん専属のケアパートナーとして事務所と契約することになります。

事務所からも、世間的にはケアパートナーだが、パートナーとして公認を頂いた翔太くん。ますます蒼くんとの甘々な関係を築いていくのだが、事務所での蒼くんの仕事ぶりから、自分はまだ未熟だと少し気落ちしたり、蒼くんがスタッフから慕われている姿を見て、妬いちゃう翔太くんなので、少ししんみり描写があります。

特に今作は、蒼くんに好意を寄せている女性スタッフが何度も登場し、その所為で蒼くんと翔太くんの仲が拗れかけたりと、女性要素が多めだなと少し苦手意識を覚えました。

女性スタッフの所為で拗れかけ、その後、蒼くんからの絡みを「やだ」と拒んだ翔太くん。
しかし、えっちな下着を穿いていたことが拒んだ理由だと判明し、すぐに仲直りからのDomスイッチが入った蒼くんからの濃厚な絡みになります。因みに今作は、壁に向かわせる「コーナー」のコマンドで、玩具を挿れられた状態で、壁に手をついて目隠し放置プレイが堪らなかったです。

蒼くんの事務所、翔太くんの家族、周りの人達から2人の関係を認められて、お互いの「好き」という気持ちも言葉として伝え合ったりと、留まること知らない甘々に安心するので、是非とも読んでほしいです。

可愛い君の可愛い勘違い

あずみつな先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
勘違い 3
クーデレ 2
流され 2
エロ 2
な感じだと思います。

乙倉さん×渋谷さんのカプです。

乙倉さんが言った「かわいい」が自分のことだと思い、でも話してみると、会社のマスコットキャラクターのカドヤマ君のことを言っているのでは?と勘違いしたことを知る渋谷さん。…と思ったら、やっぱり渋谷さんのことをかわいいと言っていた乙倉さん。

今作は勘違いからの勘違い要素があって、他にも乙倉さんに気がある仕事の担当者の松浦さんが、乙倉さんの情報を、渋谷さんから聞き出そうとします。
その場面が何だか楽しげだったからか、松浦さんを渋谷さんから遠ざけようとする乙倉さんと、逆に乙倉さんも松浦さんが気になっているのかと、お互いに色々と勘違いしちゃいます。

乙倉さんからの可愛いが渋谷さんへの可愛いだと分かってから、身体を繋げる流れが少し急展開かなと思ったり、少ししんみり要素はありますが、大きな波乱や乙倉さんと渋谷さんの仲がめちゃくちゃ悪くなることはないので、あっさりめで読み易く、乙倉さんのクーデレ具合と渋谷さんの可愛さが堪らないので、是非とも読んでほしいです。

色んな意味でドキドキのサイコパスルート

夜光花先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
サイコパス 3
エロ 3
コミカル 2
恋愛 2
な感じだと思います。

三輪さん×守くんのカプです。

ある日、前世の記憶を思い出した守くん。そこはBLゲームの世界で、更に自身は総受けの主人公だった。攻略キャラのイケメン達と恋に落ちたくない。どうにか恋愛フラグを避けていたが、ゲームの黒幕でサイコパスの三輪さんにあることがきっかけで気に入られてしまい…。

前世の記憶から、妹が遊んでいたBLゲームの、まさかの主人公だと自覚してしまった守くん。守くん視点で物語りが進むので、BLゲームの世界観やキャラクター達に対してツッコミを入れたりして、クスッと笑えるコミカルさがあります。

その中でも、特筆すべきはやっぱりBLゲームの黒幕でありサイコパスな三輪さんです。どれだけサイコパスかと言うと、魔物を帝都に放ったり、ゲームのシナリオで普通に人を殺します。かく言う守くんも、ナイフでお腹を刺されて一度殺されかけます。
しかも、何故か治癒能力が発動し傷が治った守くんに対して「君を壊し放題」と言い放って興味を持つようになる、ちゃんとしたサイコパスキャラでした。

しかし、三輪さんの殺人を守くんが阻止し、実際の殺人は起こらなかったり、絡み描写でサイコパスっぷりが発揮されるような痛々しい絡みはありません。
なので、物語りのコミカルさと相俟って、三輪さんのサイコパス具合はめちゃくちゃ怖いって程ではないので、徐々に絆されていく守くん。でもやっぱり三輪さんのサイコパスっぷりは恐ろしい!と怯えてもいる守くん。そんな姿を応援したくなるし、最後まで楽しく読むことが出来るので、是非とも読んでほしいです。

甘々展開が堪らない

待望の噛み砕いて愛を教えての3巻目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
甘々 4
執着 4
エロ 3
しんみり 1
な感じだと思います。

前作に引き続き、狼谷さん×人見くんのカプです。

人見くんが獣化症になってしまい、それが自分の所為だと思い悩んでしまう狼谷さん。それでも人見くんへの執着心や本能が揺さぶられて…。

今作で完結となります。物語り序盤は、人見くんの獣化症のことやそれに対しての狼谷さんが取ろうとした行動など、少ししんみりとした雰囲気になりますが、ご安心を。人見くんに対する狼谷さんの執着心が凄まじいのと、それに応える人見くんの健気さが相俟って、その後の展開は甘々になっています。

人見くんからフェロモンが出ていることに対して「お外出してあげれないよ?わかってる?」と少し怒ってる狼谷さんに、照れながら「わかっえる」と内心喜んでる人見くんが可愛いし、出張に行く狼谷さんが人見くんにお願いとして、電話させてほしかったり、自撮りを送ってほしかったり、人見くんが着た後の服を持って行きたいと言い出したりするのが、出張ネタとしてはあるあるな要素ですが、狼谷さんの執着心や溺愛っぷりが垣間見えて良かったです。

その後の展開として出張中でのビデオ通話や狼谷さんが帰ってきてからの濃厚な絡み描写など、言わずもがなのエロさです。

凄まじい執着心なのに甘々な狼谷さんと健気でエロ可愛い人見くんの想いが通じ合い、愛を教え合う姿が素敵なので、是非とも読んでほしいです。

気になる人物や事柄が多い

待望のSub様、躾の時間ですの3巻目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
甘々 3
わちゃわちゃ 2
しんみり 2
エロ 2
な感じだと思います。

前作に引き続き、颯太くん×京也さんのカプです。

今作でついに、颯太くんと京也さんカプのお話が完結です。でも二条先生のコメントやあとがきで書いていますが、颯太くんと京也さんのお話が一旦完結で、今後は脇役キャラだった愛瑠くんとちあきくん、与壱さんと弓弦さんのお話になるようなので、スピンオフが楽しみですね。

正式なパートナーとして甘い関係を築いている颯太くんと京也さん。その一方で、京也さんは母親と、颯太くんは出生の真実に向き合う。

今作で完結なので、過去の真実や知られざることが色々と判明しますが、京也さんの父親が亡くなった原因の人物や颯太くんの親の第二性を改ざんした人物。そのどちらもが、弓弦さんが憎んでる祖父や父親だったりするので、情報量が多い!と思ってしまいましたね。
しかも、悪事を働いた人物達が公になっている訳でも裁かれている訳でもないので、今後のスピンオフでそれが描かれるのかな、と凄く気になりました。

颯太くんと京也さん、それぞれの問題と向き合う時は少ししんみりとして雰囲気ですが、2人の仲自体は終始甘々なのでご安心を。
颯太くんと京也さんが自身の第二性に向き合いそれを受け入れる、甘い2人の絡みが堪能出来るので、是非とも読んでほしいです。

コマンドが無くても充分ドキドキする

待望のブラットテイマー/キングengage!のスピンオフ楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
ドキドキ 3
エロ 3
男前 3
しんみり 2
な感じだと思います。

レオさん×フロラさんのカプです。

今作は、ブラットテイマー/キングengage!で脇役キャラだったレオさんとフロラさんがメインカプとなるスピンオフで、レオさんはDomで、フロラさんはSwitchです。

しかし、攻めのレオさん曰くダイナミクスEDということで、コマンドで興奮しなくなっている為、絡み描写などでコマンドを使うことはほぼないので、Dom/Sub要素は少なめかなと思いました。

でもDom/Sub要素は少なめですが、フロラさんがSwitchであるからこその苦悩やレオさんが不能Domになってしまった理由などが、展開としてよく練られているので、とても引き込まれ物語りになってます。

帯にレオさんのことを気まぐれ不能Domとカテゴライズされていて、確かに不能Domではあるけど、気まぐれな言動は少なめかなと思いました。
それよりも、チャラさの中に、フロラさんの服装をサラッと褒めたり、可愛いと言ったりする、包容力と何気ない男前っぷりが発揮されてる言動にめっちゃドキドキしました。

気まずくなって、少し距離を置いてしまうようなしんみり描写もありますが、何だかんだほんのり甘く良い雰囲気になっていることが多い2人の仲やフロラさんを翻弄してドキドキさせちゃうレオさんの何気ない言動が格好良いので、是非とも読んでほしいです。

共に成長して、もっと幸せになる

待望の灯台守とかもめの子の2巻目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
焦れったい 3
成長 3
しんみり 2
エロ 1
な感じだと思います。

前作に引き続き、ルネくん×エヴァンさんのカプです。

前作から大人に成長したルネくん。逆にエヴァンさんはどんどん若返って、ついにルネくん同い年くらいになります。しかし、年齢的には2人共大体18歳と認識したので、思った程大人になっていなかったですね。ルネくんに関しては、見た目は18歳ですが、自身の認識ではまだ1歳くらいなので、中身はまだ子供っぽい言動もします。

しかし、徐々にエヴァンさんに惹かれていくルネくん。周りの人達からその気持ちは恋だと知り、更にはキスや夜這いをするべきだと言われて実行します。でも夜這いの知識がちょっと間違ってて、クスッと笑える展開ではありますが、なかなかそういう雰囲気にはならないですね。

ルネくんがはっきりと、エヴァンさんに告白しても、エヴァンさんは保留と答えたり、思わせぶりな態度を取っておいて、過去のことでルネくんの想いに応えられない感じだったりで、かなり焦れったかったですね。このまま今作も絡み描写無しなのかなと思ったくらいです。

しかし、ついに今作で絡み描写がちゃんとありました。ですが、局部がルネくんの羽や吹き出しで隠されているので、イメージ的に吾妻先生の作品として、そういうエロさがあっさり目で珍しいかなと思いました。

吾妻先生のあとがきで、全4巻の予定らしいので、今作は折り返し地点の恋愛編でした。そして次巻は遂に真実編。今作で描かれなかったエヴァンさんの過去が分かるようで、とても楽しみなので、次巻も買わせて頂きます。

信仰よりも強い想いによる救済

柿家猫緒先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
痛々しい 4
ツンケン 3
血表現 3
エロ 3
な感じだと思います。

クレトさん×アーロンさんのカプです。

「神の鞭」と名誉な呼ばれ方をしているが、実際には差別化な扱いを受ける拷問官。その拷問官を務めるアーロンさんは、人々からケガレ扱いされ、他人の身体に無闇に触れてはならない法律から、孤独に生活していた。しかし、ある日異国人風のクレトさんに懐かれてしまい…。

受けのアーロンさんは、拷問官という職業をしています。その為、拷問器具の説明くらいですが、異端者への拷問描写が少しあります。
しかし、物語り中盤では鞭打ちや棘の上に座る審問椅子などの拷問描写があります。柿家先生のあとがきで、拷問がエグくならないようにソフトな描写にしている通り、物凄い血表現にはなっていません。ですが、色々と無事ではないので、やはり苦手な人はご用心してください。

また、拷問ではないがアーロンさんが自らの意思で自罰として自身に鞭打ちをしたり、子供の頃に、父親から信仰心が足りないと、鞭打ちを受けたり、その過去から、アーロンさんの健気で不憫な信仰心が肉体的にも精神的にも痛々しく感じました。

甘い雰囲気は少なめで、しんみり辛い描写や展開がありますが、アーロンさんに対してのクレトさんと言動の真意を知った時、神への信仰も凌駕する、アーロンさんへの強い想いに、胸を打たれるので、是非とも読んでほしいです。

色々と困惑

引田ロング先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
コミカル 3
エロ 2
天然 2
な感じだと思います。

一二三さん×乙幡さんのカプです。

社畜のシステムエンジニアの一二三さんの癒しはゲイ垢をハシゴしていた時に見つけた、キョウトレという筋トレアカウントを眺めることだった。ある日、優しく労ってくれた上司の乙幡さんが、推しのキョウトレだと判明して…。

まず、一二三さんが見つけた筋トレ?アカウントのキョウトレさんですが、その正体はちょっと天然な乙幡さんのアカウントで本当にただの筋トレアカウントでした。タイトルの「裏垢」という要素は全く無かったです。

一二三さんがゲイ垢をハシゴしていて見つけたことと、キョウトレさんのプロフィールの書き方が紛らわしいものだった為、一二三さんが裏垢だと勘違いしたという展開でした。
しかし、筋トレアカウントだとしても、筋トレ写真などの描写が1、2枚しか描かれていなかったので、筋トレ垢なのか裏垢なのか、読んでいて判断出来ないままで、筋トレ垢でした、のネタバレも物語り序盤で終わってしまうので、少し拍子抜けしました。

その後は、寝ている乙幡さんが、一二三さんではない人の名前を読んで首元にキスをしたことで、失恋したと悲しみ、乙幡さんを避けてしまう一二三さん。
裏垢要素もう終わり?と思ったら、キョウトレさんが乗っ取られたり、それを知ったことで乙幡さんを避けていた筈の一二三さんが、乗っ取り相手を特定しようと、乙幡さんに声をかけたり、キャラクターのテンションやコミカルな展開にちょっとついて行けず、困惑してしまいました。

乗っ取りや勘違いで失恋したことなど、問題を解決して、何だかんだ甘い雰囲気にはなるのと、乙幡さんの天然な発言が可愛いので、読んでみては如何ですか。