ラッキードッグ1(無印)より、こっちの方がシナリオが面白かったです。
というか、ラッキードッグ1ではハマりませんでしたが、
このファンディスク二枚で、ファンになりました。
無印ではあまり感じなかったのですが、時代背景や当時の社会情勢をめっちゃ調べたんだろうな、と。
こちら、短編と中編のミックスで、
オールキャラ中編、恋愛エンドその後の中編、が含まれていて、それなりのボリュームがあるため、プレイ後の満足感も高いです。
シナリオは、ラッキードッグのCDのゲームバージョン、というのが一番近いと思います。
中編だけで、6~90分ドラマCDを2.3本視聴したような感覚だったので、かなり安上がりです。
BGMあり、ボイス無し、選択肢なし読むだけ、は躊躇するかもしれませんが、絵つきドラマCDだと思えば、問題ないです(笑)
私は、短編寄せ集め系のFDや作品は苦手ですが、それでも読みごたえありましたし、推せます!
高評価が多いので、反対意見も載せます。
私自身、BL小説の「ふゆの仁子作品」は大好きなのですが、こちらのゲームは、微妙です。
評価するなら「中の下」。
萌える設定ではありますが、登場人物がふらふらしていて、学生なら許せるけど、青年や社会人キャラだと許されない感じです。
ネタバレにならない範囲だと、
信念というか目的があるとして、恋愛を通して、変節したり諦めたりする、
この過程の部分に説得力がないため、主人公や攻略対象に共感できません。
この辺、感想やレビューでもかなりつっこまれてたので、ネタバレokな方は、調べてから購入検討をオススメします。
また、ふゆの仁子ファンの方には、全くオススメできません。