図書館で偶然見つけて、武蔵野、とかあやかし、などのワードに惹かれて借りて以来、この世界観にすっかりはまってしまい、日本家屋に憧れて引っ越すことまでしてしまった。BL とか、男同士ということが全然わかってなくて、それでもこの話が男女の恋愛だったら、ここまで素晴らしい作品にならなかったと思います。
主人公の桜蔵をはじめ、父の柾(血が繋がってない)、その他の男たちや女性の登場人物、全てがもう、魅力的で時に幻想的で、いい意味で戸惑います。
もう、100回位読んでると思います。旅行行く時は必ず携帯していきます。情景描写や人物像が素晴らしく、すぐ左近の桜の世界観に引き込まれます。
でも、BL 設定じゃないと成り立たない、つまらなくなる話だと思うので、私的には絶対BL バイブルなんです。
この作品に出会えて大変感謝なんです。
続きの、さくら、うるわしが早く刊行されないかと、ずっと心持ちです。
長野まゆみ先生、どうぞ最新刊が読めることを、心よりお待ちしています。
ずっと前に、一巻だけ読んだことがあり、その頃はまだblをあまり読んでなかったので、印象に残らず。それが今ごろ、4巻まで何となく読んで、はまってしまいました。
昭和レトロな感じの、洋装と和装が両方楽しめる時代の話。ただ恋愛じゃなくて、人の感情とか、しがらみとか、ちょっとしたホラーもあって、すでに何度も読み返しては、そういうことだったのか、と納得。
一回読んだだけでは理解しにくいことが多く、何度も読みこんでしまいました。それでも、期待を裏切らない、しっかりした話を作れるなんて、すごいなあと思いました。
絵も、カラーもきれいです。飾りたいくらい。
攻と受は、なかなかくっつかないのに、話が濃いので、その中で受けがだんだんほだされてる?感じに許していくのが堪らないです!
なかなか新刊出ませんが、読みでがあるので、...でも早く続き読みたい。