アニメ化を切っ掛けに一気読みしました。
雨月との恋に決着を付け、春樹との新しい恋が始まり、秋彦動き出せて良かったねー!と言うにはあんまりにも心残りが多くてモヤモヤしました…。
わりと時間をかけて秋彦・雨月のお互い好きで好きでしょうがないけど一緒には居られない複雑な恋を描いてきたのに、結局最後の最後までちゃんとお互い向き合わずに決別してしまった印象です。
秋彦は結局、何故雨月が自分と別れたのか、別れた後も傍に居ることを許していたのか知らないままで…秋彦が雨月の事を完全に諦めて別れたなら知らないままでも良いのかもしれないけど、どうも未練ありまくりな様子だったので、これは秋彦が少しでも雨月の気持ちを知ってたらこんな結末にはなって無かったのかもなって思ってしまいました。
てか、結局お互い未練ありまくりな状態で泣く泣く別れた感じだったので、何かの切っ掛けで再燃しそうな予感すらしました。
春樹との恋に帰結するなら雨月との恋はもっと綺麗に清算して欲しかった…
あとこれは内容とはあんま関係ない感想なんですけど、バンド作品でバンド内恋愛率100%はどうなんだろ?というのも少し引っ掛かりました。
雨月が音楽のために秋彦を遠ざけるのに対してメインの4人はイチャイチャ恋愛しながら音楽をしていくのもなんか対照的なのは意味があったり?
散々モヤモヤ感想を書きましたが、それでもこんなに登場人物について夢中にさせてくれるのはいい作品だな、と思います。
これからも作品の展開を楽しみにしています。