ちるちるのランキングで見かけて気になったので、
購入しました。丸々表題作でした。
電子で購入したので、初回限定ペーパーと電子限定オマケ漫画を
読むことが出来てラッキーでした。
とにかく2人が可愛かったです。商業を読んでいると、
この流れはご都合すぎる…と思うことがよくあるのですが、
こちらの話はストーリーのまとまりがよく、幸せな気持ちになりました。
あらすじは、上記の通りです。なんとなく、後輩の五十嵐くんに絆されて関係もって
流されるというパターンかな?と思いながら読んでいました。
しかし、予想違ってストレートである先輩の貝塚くんの
葛藤が丁寧に描かれていました。
初読みの作家さんなので個性なのか
たまたま、このキャラクターだったからなのかわかりませんが
キャラクターの心の声も結構書いてあり良かったです。
この話がお気に入りになったので、これから作者さんを
追っていこう思っています。
キャラクターの表情や気持ち、好きな人のここ見るよな〜っていうキャラクター視点のコマのひとつひとつが非常に良かったです。さらっと読めるお話ですが、物足りなさはなく、満足しました。帯に「真夜中に読んだら、叫びだしたくなる片思い。」と書いてありますが、私はため息が出るくらいの片思いのように感じました。
こちらのレビューで彼女について触れられていますが、彼女自体さらっとしか出てこないので、私は彼女たちが可哀想とは思わなかったです。ここで他の方のレビューを読んで、確かにそうだなとは思いました。彼女たちが、のっぺらぼう寄りのモブ扱いだったら良かったのかもしれないですね。
この作品は、受けの愁ちゃんの気持ちを知って攻めの千紘が意識して翻弄という感じでした。人から好意を寄せられると気になってしまう気持ちわかります。しかし、終盤辺りは千紘が追うかたちになっていて、可愛かったです。
基本的に商業を読んでいて、受けのキャラを好きになることが多いのですが、この作品は攻めの千紘も魅力的に思いました。
二人がくっついてからのいちゃいちゃも尊くて良かったです。
作家さんが描くいちゃいちゃが好きなので購入しました。
出版社と作家さんと噛むという言葉で
勝手にオメガバースだと思っていましたが、オメガバースではなく、ミステリアスなイケメン大学生の仁野くんと八方美人なチャラい大学生の英智くんの話でした。
いつも睨んでくる仁野くんが気に食わず、コンパで英智くんが仁野くんを酔い潰すところから2人の関係は始まります。作品名にあるように、仁野くんが英智くんを噛む場面が多くあります。噛み痕が残るせいで、おしゃれが好きな英智くんは着られる服が限られて怒っているのも可愛かったです。
特に好きな場面は、付き合ってから英智くんが友達と遊びに行こうとするのを後ろから仁野くんが捕まえて引き止める場面です。英智くんは遊びに行きたいと抵抗していますが、2人のやりとりが愛のある感じで良かったです。
全体的にとても良かったですが、少し仁野くんが英智くんを好きになったきっかけが気になりました。人を好きになるのなんて、些細なことがきっかけだとは思うのですが、あれだけ執着がある仁野くんがなんで英智くんを好きになったのか期待していただけになんだか腑に落ちなかったです。
夏らしい話を読みたくて、書店で表紙買いしました。初読みの作家さんで、初回限定盤の小冊子付きは値段も高かったので、購入しようか迷いましたが、本当に購入して良かったです。
落ち着いた雰囲気でモテる佐伯くんと、真っ直ぐで感情が表情に出やすい渉くん、2人の男子高校生の話でした。
この作品で、一番好きなところは空気感です。二人は映画の聖地巡礼をしているので、舞台も素敵ですし、好意や感情の動きなども丁寧に描かれています。男子高校生の青春している感じが眩しく、作品全体が優しく柔らかな空気感で、読後は温かい気持ちになりました。
最後は、なんとなく展開は読めたのですが、ドラマチックで映画好きの二人にはぴったりだと思いました。
あと、私の趣味なのですが、腕時計している男の子が好きで、私服のときの腕の感じが最高でした。
前作を読んでから、かしデスが大好きになり、オメガバースプロジェクトを毎月購入していました。
オメガバースプロジェクトには、無かった描き下ろしの話もあるので、毎月、オメガバースプロジェクトの雑誌を購入していた人にもおすすめです!!
描き下ろしは、久藤と宮内がデートをする話なのですが、宮内視点で、話が進められます。普段、自分の気持ちを表に出さない彼の考えていることを知ることができて嬉しかったです。
また、最近、残念気味になっている久藤(そこも含めて大好きです)がやっぱり、かっこいいと思いました。
そして、カバー裏には、プロフィールや宮内のボツ設定などが書いてあり、執事組が好きな私にはたまらなかったです。
下巻も楽しみにしています。
わたしは、「躾け方=にじゅうまる」を読んでいて、スピンオフということで購入しました。
天然なサラリーマンの新と新のストーカーである真の話です。新、本人に自分の気持ちを伝えられないから、真はストーカーや盗撮をしています。部屋の壁には、新の写真が貼られていたりします。また、新に自分がかけているメガネを踏まれた時も、新が踏んでくれたメガネだからコレクションにしようとしたり、スペアのメガネが無いことにして、お風呂に一緒に入ってもらう妄想をしたりするくらい重症です。そんな真ですが、新がピンチのときには、命懸けの行動を起こすことが出来る男前だったりもします。
真の一途な気持ちと新の可愛さがツボだったので、この評価にしました。個人的にお気に入りのコマは宅飲みをしていたときに、新が真を見つめるシーンがたまらなく可愛くて好きです。
佐倉リコさんの前作が好きだったので、購入しました。
椿の初々しさと自分の気持ちに素直なところが可愛かったです。流される感じなのかと思ったのですが、自分の意思をしっかりもっているところや、大胆な行動をするところにも好感をもちました。
帯に「淫靡な育成計画・・・?」と書いてある通りに、ピュアな椿が段々、積極的になっていきます。淫乱とかビッチになるわけではなく、可愛い椿くんのまま積極的になっていきます。
気になる部分としては、怜一が母親の彼氏だったところです。母親との三角関係が、わたしは受け入れられなかったです。
また、怜一が手負いの詐欺師と紹介されていたで期待していたのですが、微妙でした。これらの点が引っかかったので、この評価にしました。