パッと見、自分には合わないかと思いましたが、受けが時折見せる格好良さに衝撃を受けました。心理描写が得意な作家さんですが怖い場面が多く、かなり好みが分かれる作品だとも。可愛い絵だからこそ驚かされる場面が多かったような。レーベルも秀良子さんがいた時のカラーに戻そうとしているのでは。
話をした事もなかった先生の存在。そんな身勝手な綾織を受け入れた先生に思わず落涙。
2人は「ぼくらの」のパイロットに出てきそうな儚く強い印象を持ちました。
毎回展開が読めないだけに最終話の綾織の姿は辛く…ハッピーエンドで本当によかった。エロはなんと言ったらいいか…生々しいのに潔癖と言いますか…個人的には表情が上手くて好きです。
カバー裏も伏線になってました。二人とも背が高いんですね。
苦くて透き通っているデビュー作。今後も期待です。