何度も定期的に読み返したくなるBL作品って誰にでもあると思いますが、私にとってはこちらがその作品です。
受けは、ゲイという性癖ゆえに家族から苛まれて、学校でも辛い思いをして、でも、それは全てゲイである自分が悪い、だから恋は絶対にしないと決意してる方です。
そんな受けの頑なな心を溶かす恋のお相手が、受けの料理の味に惚れたサラリーマン攻めで、ひょんなことから彼に料理教室をすることになり、少しずつ2人の距離が近づいていくのですが、それが月村先生の優しい言葉で綴られており、特別な事件が起きるわけではないのですが、読んでいて本当に癒され、ときめきます。
最後の攻めのお母さんの言葉も、今まで読んできたBLにはない優しさで、何度も読み返してしまいます。
未読の方はぜひ読んでみてください(*^^*)