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王道な展開

小夏先生の絵柄が好きで作品をよくチェックしています。
オメガバ作品。
相変わらず美麗な絵、濃厚な情事描写、眼福です。
物語の展開は、オメガバをよく読んでいる方であればまあ予想できてしまう王道ではありますが、
だからこそ約束されるハピエン、
読んでる最中に感じるそわそわすらも楽しめます。

ただ、絵が美しすぎるからか、
あるいはキャラクター設定上で意図的なのか。
受けは家族の期待などで感情がかなり抑えられているのはわかりますが、
序盤の攻めの感情はあまり見えないです。あえて謎の男という演出なのかもしらません。
しかしその流れで始まった情事シーンは、美しすぎるからこそ、感情が見えず、熱くならなくて物語に没頭できなかったです。

あの頃に戻りたくなる

書店に貼ってあるポスターに書かれた「青春リベンジ」が気になって、購入した一冊でした。
大人ふたりが過去に戻り青春をやり直す物語。
なにか後悔とか、重いものでもあるのかなと想像していたが、思ったより軽めの物語で、そして想像以上に良かった一冊でした。
エロなし。物語が良くて、満足度が高いです。
エロ重視のBL好きさんには物足りないかもしれません。
BL初心者も読みやすい一冊かな、と思いました。



以下はネタバレあり感想です

同窓会をきっかけに仲良くなった主人公ふたりは、
謎のうさぎのセールスを受け、過去に戻れるキーホルダーを購入。
高校時代のふたりは元々接点らしい接点がなかったが、過去に戻ったあとは一緒に楽しく過ごすことに。
いわゆる「青春」の名シーン(学生生活、夏休み、お祭り、文化祭などなど)がバランスよく各話に散らばる。
イヤホンをふたりで片方ずつ付けて音楽を聴くシーンはもう…エモくて拳を握ってしまった。あの頃だからこそできる描写……エモかった……

唯一気になったところは、
とてもかわいらしい表紙でタイトルロゴも凝ってるが、
ポスターを見かけてネットで情報を調べようとしても、ロゴデザインのカタカナが個人的にかなり読みづらかったです。
タイトルがわからなくて一回諦めました。別の書店のコーナーにたまたま平積みされてるのを見かけたからお迎えしました。

砂糖が吐くほど甘くてかわいかった

かわいい表紙に惹かれて購入。
帯にある「すれ違っても拗れても」というワードに期待が一気に高まった。すれ違いものやこじれた関係が大好きです。

受けは偶然、攻めが兄に「好きなんだ」というのを聞こえ、攻めに密かに想いを寄せてる受けはこの時点で失恋確定(と思い込んでいる)。
顔が兄によく似ているということで、自分から攻めにセッを求める受け。そこからふたりは体の関係を持つようになった。

すれ違いと勘違いラブですが、
1話の途中から攻めの気持ちも提示されます。
読者は最初から、どっちの気持ちも分かったうえで、ふたりの勘違いが一体どこまで広がっていくのかを傍観する立場で、
その先には約束されたウルトラハッピーエンドが待っていると安心できます。
この安心感や、片思い時のドキドキなどの甘い気持ちを味わいたいBL好きさんにおすすめしたいです。
普段重めな話ばかりを読んでいるので、想像以上に甘く感じました。
もっとすれ違いやこじれた関係で胸が締め付けられる苦しさも楽しみたい方には、あまり向かないかもしれないです。
かわいい絵柄でエロシーンは割と多めです。

思ったより面白かった

初作家さんです。
最近お名前をよく見かけるきがしますが、今作のタイトルに惹かれてお迎えしました。

パパ活でトラブルに遭ったあと、通りすがりの攻めに助けてもらった受け。その流れで一緒に食事して、なんとなく受けに惹かれた攻めはそれから受けの新しいパパとなる。

視点は交互していて物語が進んでいくと言う感じです。
物語自体が好きで、キャラクターの心理描写やその変化もわかりやすくてよかったです。
レーベルはエロ多めの印象がありますが、この作品は最終話と描き下ろしのみ絡みシーンがあります(挿入なし)。エロシーンはそう多くないが描写は細かく書き込まれてていて癖にささります!
とくにアニメイトの有償特典小冊子は、同じく挿入なしの絡みシーンですが描写が…とてもよかった……

全体的にバランスがいい作品でした

本屋で見かけて、特に欲しいBL漫画がないけどなんか読みたくてこちらを手に取りました。
面白くて、エロ描写もそこまで多くないです。
構成なども全体的に読みやすいです。帯で気づくと思いますが二人とも黒髪なので、読み始めの頃パッと見瞬時に見分けできないというか情報量が多いというか。攻め受けの髪色が違うのが主流の中、少し新鮮にも感じました。
一冊で物語がいい感じにまとまった印象もあります。全体的にバランスがいい作品でした。
あと個人的な、受けの外見や体型がいたってどこにもいそうな高校生な感じが結構好きです。
芸能モノや学モノが好きな方やBL初心者におすすめしたい一冊。


以下はネタバレあり感想です。
王子キャラで売り出してある攻めの夜の顔をたまたま知ってしまった受け。攻めのスキャンダルで妹がショックするかもしれないから、なんとしても攻めにそういうことをやめさせようとする受け。
設定が設定で、攻めと受けがセフレ関係になるのかと、ふたりのエロをちょっと期待しちゃってるスケベな自分がいました。
しかしそんなこともなく。そのあとふたりはちゃんと学生の本分を全うします。
攻めの勉強を見る受け。次第に距離が縮んで、惹かれ合うことに。
攻めのセフレが再登場しますが、その子もまた悪い人ではないのが個人的によかったです。
まるで完璧な王子みたいな攻めの人間らしい一面、ちょっと天然な感じがする受けは実は頭がすごくいいとか。
この作品には完璧な人がいないからこそまたよいと思いました。
ふたりが互いに想いを告げて結ばれてから情事シーンに突入。
描写自体はそんなに濃厚ではなく、エロ苦手な人でも読めるかなと思います。
受けのち○ち○を触るときのページ(受け普段の触り方を真似する攻めの手)、ここの描写が最高で何度も読み返しました……最高!

設定が新鮮だった

タイトルにある「バウムクーヘンの夢」に惹かれて購入。バウムクーヘンエンドを迎える主人公がそのあとの物語が好きなのだ!

異世界召喚という設定がありながら舞台は現代東京。
愛する攻めの結婚式の帰りに異世界に召喚された受けが、一年をかけて役目を果たして無事自分の世界に戻るが、現代東京では自分が消えた日からすでに5年も経った。
攻めは離婚し、行方不明になった受けの捜索に力を入れていた。戻ってきた受けを自分の家に住まわせ、受けが再び消えることに不安を抱いてるーー

全体的に読みやすくて、厚みのある一冊だがすらすら読めじゃいます。
情事シーンは少なめ。淡々ととまではいかないが、個人的に感情を昂らせるような展開は割と少なく感じて、落ち着いた気持ちで読める。
召喚された勇者のその後で自分の世界に戻って生活する、という設定があまり見かけないので新鮮でした。
攻めと受けの再会から始まるふたりの同居生活。明らかに攻めは受けに特別な感情を抱き、溺愛ルートに突入するとわかるのでハピエンが約束され、
そういう意味でも多少すれ違いシーンがあるが、ドキドキハラハラを感じることなく、受けいつ気づくかなと暖かい目で攻め受けを見守る気持ちで読みました。

厚みがあるがサクッと読める一冊

しばらく異世界転生モノを読みすぎて、ありきたりの設定で少々飽きてきて、そろそろ異世界転生モノ系を読むのストップするかと思った矢先、
愁堂先生のこちらの作品を見かけた。表紙は好きな絵師さん担当で、タイトルに惹かれ、何より愁堂先生なら面白いはずという安心感があってすぐ購入した。

異世界転生モノあるある設定だが、面白かった。
どういう展開になるのか、少しずつ謎が解明されていく。
転生先に起こる事件、合間に元の友人や人生の回想が交差し、読者を飽きさせない。
読みやすいしサクッと読める一冊だと思う。
BL要素は薄め、情事シーンはラストのみで描写もそんなに濃厚ではない。
BL要素は割と少ないが攻めと受けが両想いになるまでの過程はしっかりしているというか、理由がよくわかるので唐突感がなく。
エロが苦手や物語重視のBL好きさんにおすすめです

読みやすく普通におもしろかったです

「悪役」の概念はみなさんそれぞれですが、だいたい自分が思う本物の悪役ではなかったパターンが多いです。
こちらの作品の主人公受けもまた周囲に嫌われる「悪役令息」ですが、口が悪くて太っていて傲慢な態度をとるが、根はやさしくて勤勉家で自分を守るため虚勢を張る不器用な子でした。

受けはちょっとしたきっかけで術をかけられ、素直でいないと発情する体質になってしまう。
この設定だけで自然とエロを期待してしまうスケベな自分が出てきましたが、
思ったよりエロ描写が少なくて、薄めです。昂った受けのものを、攻めが手で鎮めるぐらい。結ばれてからようやく合体するが、それまでの道のりが長い。
エロを期待しているBL好きさんには物足りなさを感じるかもしれないです。

どうして呪いがかかったのかなど、気になる伏線や謎を解けていく流れがおもしろくて、BLであることを忘れるほどBL要素が薄めです。
呪いの効果でもあるだろうが、がんばってダイエットして美しくなった受けは暴言など吐かなくなり、性格まで変わってしまう、その変化が唐突すぎると少し感じました。

全体的に読みやすくてすらすら読める、設定や展開が面白い作品だと思います。

好きな設定だが先が長そう

シーモアで購入。書店特典に比べると描き下ろし漫画6Pもあって、少しお得な気分。
出戻り系の異世界転生が好きなのでタイトルだけで購入しました。
まだ1巻で、普通のBL漫画に比べると展開が遅めというかゆっくりというか、
現時点では面白いかどうかは判断できない。
このペースだと先が長そうな感じはする。



以下はネタバレ感想です

13歳の時、中二病真っ只中の受けが異世界に転移し、聖力がないのにあると言い張って周りに嫌われ、騎士の攻めだけに優しくされるものの、彼にも本当は嫌われていると気づいた直後に何者かに殺されて元の世界に戻る。
15年が経ってしがないサラリーマンになった受けは再び異世界に。今度は王宮に頼らず、たまたま落ちた近くにある薬局に身を寄せるが、薬の配達で騎士たちと再びつながりを持つことに。

受けは異邦人だとバレたくないから身分を偽っている。
好きだった攻めを、幼かった自分の態度とかね嫌われていたと知って避けたがってるけど、今でも恋心が残っている。

攻め受けが揃ったシーンが少ないが、
攻めは受けのことがかなり気になっているし、受けが異邦人だと気づいてるように見える。

まだまだ物語の序盤。いくつもある伏線がどう回収されていくのか、楽しみです

ちなみにシーモアの特典は、幼い受けが攻めに看病された話

展開が気になってどんどんページを捲っていく

1巻で無事に結ばれた二人のその後の話。
続きが読めると思わなかったのでうれしかったです。
個人的にすごく読みやすくて、ストレスなく集中して読めます。
物語自体も面白かった。
結ばれただけで終わりじゃない。ちゃんと、ふたりは互いを選んで人生を捧げ合うまでの描写が良かったです。

以下はネタバレある感想です

日々愛されていながら、なにか物足りないと感じる受け。兄との再会でその物足りなさがくっきりと形になった。
受けの意思を尊重したい一方、愛しすぎて閉じ込めてしまいたい独占欲が強い攻めの大人な対応が好印象だ。
いわゆる当て馬的な新キャラきっかけで、嫉妬心を隠しきれないいつもよりやや激しい情事の描写もまた好きだ。

攻め→事業にトラブルが発生。その対応に追われて受けとしばし離れる
受け→受けの役に立ちた方大学に短期入学。新しい友達ができて楽しい日々だが、攻めに会えなくて寂しいのと、いつか攻めに正妻ができたらとうじうじ悩む

受け視点で物語が進み、合間に時々攻め視点が入る。
攻めの気持ちが割とわかりやすいと思うけれど肝心な受けには伝わらない。恋人同士になってもすれ違いが発生する。
受けの気持ちがわからなくもないけど、もう少し攻めのことをちゃんと見てよ!と思わずにいられない。
ぐるぐる悩んで周りの話を聞いて攻めの行動を見てようやく自分の中に答えが出る。
そして攻めの事業のトラブルの解決へ


情事シーンの描写が濃すぎず、全体的な分量もちょうど良いと思います
物語の構成というのかな、結構上手な方という印象。
1巻のときもそうでしたが、ふたりの関係性の進展はもちろん気になりますが、それよりも事件やトラブルがどうなっていくのか気になってどんどん読み込んじゃいます