性描写の部分は表現、受けの心情共にとてもよかったです。
ただ、序盤、受けが何度も〇されるという鬼畜のような話の進み方だったのもあり、後半どうやって巻き返すんだろうと思っていました。
それなのに思ったより後半の展開があっさりしていて、鬼畜すぎる攻めの弱い一面を見せられてコロッと絆された受けの気持ちが理解できず、後半のまとめが雑だなという感じがありました。同情に流されたようにも見えてしまい、個人的には紆余曲折あっても最後には「貴方でないとダメ」というBLが好きなので物足りませんでした。受けに酷いことをした理由を「後から考えたら、嫉妬していたのかも」と取ってつけたように言われても、全く受け入れられません。受け攻め共々、心理描写がもう少ししっかりしていたら違ったかも。
また、よくある(?)気持ちが通じたあとのHなども描かれていなかったので、今後の2人が深い絆で結ばれる未来があまり見えず、終わり方としてはハッピーエンドまであと一歩足りないなという感じが否めません...。
それと他の方も書かれていたのですが、やはり作品を通して攻めの勘違いによる暴走が目立ちます。毎度のように受けは会話を試みるも攻めが鼻から話を聞かず勘違い→強引なHの流れなので、単純に会話が足りていません。もう少し受けの話をちゃんと聞いて欲しいです。もし続きを出してくださるなら、受けのことを身も心も堕とした責任をとって幸せにしてあげてください。ラブラブ編。望むのはそれだけです。
ハシモト先生といえば、ドタバタなアホエロコメディだと思いますが、この作品はそれが本当に見事にハマった傑作だと思います・・・!
遅刻魔で有名な遊馬を起こす係になってしまった風紀委員長の真広。なぜか遊馬の抱き枕になり、キスで起こしてあげる展開に・・・といったあらすじ(ここまでで1話の内容です)になっています。
ドタバタ展開の中で、今作では受けの真広だけなく、攻めの遊馬のほうもげっそりした顔から赤面・余裕のない顔まで、様々な表情を見せてくれます。デフォルメ絵もたくさん出てきて、とっても可愛いです。
また、特筆すべき点としては攻めの遊馬のキャラクターです。超マイペースかつ甘えん坊。しかも無邪気。いつも自分から積極的にぐいぐいスキンシップしてく割に、えっち中は結構トロトロになっちゃう。普段〜えっち中も受けの真広が振り回されるばっかり(遊馬は結構ナチュラルに言葉責めします)かと思いきや、真広にあてられて余裕がなくなるあたり、めちゃくちゃ可愛くて萌えました。
一見かなり軽率でヒモにでもなりそうに見える遊馬ですが、「面倒くさくてめちゃくちゃ重い」「真広くんなしじゃ生きていけない」らしいので、多分実際はめちゃくちゃ一途なんでしょうね。
一冊で完結、最初から最後まで甘々で、何も心配することなく読める作品です。展開がとにかく早いのですが、そこは気にせず読むことをお勧めします。あまり深く考えないようにしましょう。笑
アニメイトの特典でドラマCDがつくということで、迷わず買ってしまいました!!まずはその特典CDから語っていこうと思います。
12分くらいの書下ろしエピソードが収録されていたのですが、その名も「俺はデリヘルの頼み方を間違えました」。タイトルからもう期待しかない……( ̄▽ ̄//) と思っていたら、案の定……な展開でした。安心してください。デリヘルと言ってますが、CPはぶれません。つまり、そういうことです。
序盤から、この作品ならではのインポを拗らせたという設定はもちろん健在。というか、BGMシュールすぎんか……?
インポのくだりで牧野役の榎木淳弥さんの演技に圧倒され(やっぱりこのシーンはは音声で聞くと改めてすごいなと感じます)、シリーズの吉武(cv.羽多野歩)×守屋(cv.鈴木達央)CPも登場するのですが、お二人とも懐かしい&安定のバカップルぶりに和みました……そのあとで、ついに待ちに待った清宮さん(cv.増田俊樹)が登場!! 声も、すごくイメージ通りで感動しました。
そういえば福君も出てくるのですが、彼も含めて全員イメージ通りのお声でした。キャスティングすごい……!
この3巻の発売と同時に本編のドラマCDも発売されているそうなので、是非チェックしたいものです。しかも、初回限定盤に今回のアニメイト特典CDの描きおろし原稿が付いてくるそうです。すごい…………買おう。(即決)
さて、ここからは本編のレビューです。
腰乃先生の大ファンなので、どの作品でも神評価をつけてしまうのですが、このシリーズは特に恋愛模様を丁寧に、リアルに描いていて、読んでいてすごく萌えますし、キュンキュンさせてくれます。まだ読んでいない方は、吉武×守屋CPの「部活の後輩に迫られています」も読んでみてください。「俺は頼り方が~」シリーズをより理解できると思います。
他の方も書いていらっしゃるのですが、3巻では本人たちがようやくちゃんとくっついてひと段落、という感じなのですが、コラムや描きおろしで、なんと牧野の守護霊が吉武と守屋(風の二匹の白黒オオカミ)だったことが判明。(笑)
先生、天才か……思ったより、このCPを結構しっかり出してくれるので読者としてはうれしい限りです。シリーズ物の魅力ですよね。しかも、吉武と福君はなにか通じ合うものがあったよう。がっつり握手してるやん、この二人。いったい何を互いから感じ取ったんでしょう? 気になる……。
さて、これも他の方が書いていらっしゃるのですが、なんとこのシリーズ、まだまだ増えるそうです!
春から「福君編」始動!! との情報が入ってます!
病弱だけど毒舌で、イケメンに成長しそうな将来有望な福君。福君は結構人気あるキャラだと思うし、何を考えてるのか気になるので、すっごく主人公として描かれるのが楽しみです。ていうか、受け? 攻め? どっちなんだろう……。( *´艸`)う~ん、妄想が膨らみますねー!
腰乃先生のファンという方も、まだ腰乃作品に触れていないという方も、ぜひ読んでみてください!(電子だと修正がかかってHシーンが良く分からない状態になっているとの声もありますので、紙での購入が良いかもしれません)
まず、見た目から。
特装版を買ったのですが、表紙・裏表紙ともにとても良かったです。
あと、特装版だと描きおろしのコースターがついてくるんですよ。これもまた……良き。
内容としては、コースケさんをめぐる恋愛騒動、友人関係のアレコレがひと段落、という感じ。
決着はどうなるのかと思いましたが、結局勢多川さんが彼らしく解決しました。
夏生さんに向かって「人の男が弱ってるとこに酒飲まして触ろうとしてんじゃねえ!!この泥棒猫!!」
と言って平手打ちするシーンがあるんですが、その直前に「すみません」と何度も謝って「殴ります!」と宣言してから叩くっていう……………………………萌えました。
こういうところがすごく勢多川さんは萌えさせてきます。
そして。まだまだ萌えは終わりません。
騒動のあと、コースケさんと二人きりになって、
「次一緒に寝るときに抱きしめて(中略)途中で起きたりしないでください。朝が来て起きたら、二度と他の誰にも触られないでください」と言うところ……お前ってやつは~私を萌え殺す気か、と。
まだまだ続く萌え……。
コースケさんが同棲するためのマンションに勢多川さんを連れて行ったとき、なんと!彼は!
「ただいま」
「おかえりなさい!」
ギュッ(抱きつく)
…………いつも思うのですが、勢多川正広の受けみがハンパない。尊いです。
これはもう天使ですね。個人的に、この二人をいつもでも見守っていたい衝動に駆られましたが皆さんはどうでしょうか。
たくさん出て来る動物たち(特にしげお)や、支倉×健介CPも見てほしいです。彼らも、少しずつ、前に進んでいるようです。これからが楽しみですね~!!
毎巻特装版を出してくれるありい先生ほんと神です……!
次巻も楽しみに待とうと思います。
たまたま書店で手に取ったので、何となく気に入って買いました!
題名を理解して買ったわけではありませんが感想として、
攻めの蛍さんが格好良かったです!
「色気を教えてやろうか・・・?」
という殺し文句。上等です!
そして受けの仁くん。いかにもな堅物童貞くんでした。
そんな受けが最初はそこまで好きではなかったんですが蛍さんに懐柔されていくうちにどんどん色気が増していく・・・!もうもはや色気というかエロ気というか。
でもやっぱりこの作者様の作品には変な人が出てくる・・・なんで?
ま、個性的な人もいらっしゃいますがお話は好きでした。蛍さんの本当の気持ちがわかったとき・・・♡
これからも楽しみです!
個人的な感想ですが、受けの里谷くんがとっても好きです。
大阪弁だし、一見守られる側に見えるけど喧嘩もそこそこ強い。それに覚悟もあって。
かっこいい、です。受けなのに。受けなのに!!
そこにツボりました。最後に里谷くんがモブに(←本当はちゃんと名前があるんですが、受けと攻めのどちらにも「誰?」と言われてたし私が好きじゃないんだからいいですよね?)に襲われかけたときは期待とやめてほしい気持ちが混じって大変でした(笑)
受けというのもあってさすがに里谷くんはエロかったです。素敵でした。極道モノ好きかもしれないと思った一作です。
OVA化もされているので是非見て下さい!立花さんが里谷くんを演っているので強くおすすめします!
今まで読んだ中で一番「!!!!」と驚きました。
女装男子に抵抗はないですが2作目の見た目が女性用の下着を着けた受け、というのには驚きでした。
初めて読みました。ハマるとまではいきませんが、やっぱりみちのく先生の画力でしょうか・・・エロ可愛い受けになっていたと思います。衝撃も大きかったですが同時にハマりました。
この人、絵が素晴らしい。百点満点評価をしたいと思います。
本編はいかにも攻めっぽい人が女装男子くんに犯されちゃう話です。攻めが美人でした!女装してるんだからそうかもしれないですが。
ほかにもいろいろ。真崎くんという男の子が出てくるんですが個人的に一番好きかも。
というわけで(?)全部のお話が好きです。作者様の画力とセンスに、今後も楽しみです。
学園モノでした。
低燃費攻め、というのがどういうこと・・・?と思って購入したんですが・・・良かったです。
個人的に絵は好みではありませんでしたが、受けの必死さがが可愛いし攻め様も期待通りの低燃費・・・ていうよりムッツリなだけ?(笑)
私の中では受けが可愛いかったことがとにかく楽しかったです。
そうだなワンコ系か・・・でも割とたいした障害もなくスイスイとうまくいってる気がするんですが。
もうちょっとピンチな空気がほしかったかな。前作のキャラクターたちが登場してるのは懐かしくてうれしかったです。カナちゃん元気にしてたんだね・・・よかったね~!
ファンの皆さん、カナちゃんとジンくんはうまくいってます。
個人的に続きが気になるし「複雑!~」も続刊が出てほしい気持ちです。
過去に会っていた攻めと受けの再会するストーリーです。顔から何から平凡な主人公(ユキ)が、宝石ラジリアを巡って王子ヘイダルと出会い、好みではないのに何故か惹かれるユキにヘイダルは興味を持ち始める・・・という。
私の感想としては、まず攻め様にエキゾチックな魅力を感じました。王子様で、アラビアンな感じがとってもいいです・・・!
受けのユキちゃんも平凡、とか言われてまくってたけどそのわりには結構美人だと思いました。というかだんだん綺麗になっていく、という感じです。
酔うとエロくなって可愛いかったですし、何より攻め様に溺愛されているのが感じられて好きでした。
ちょっと設定的に変な人も出てきましたが(佐藤さんとか佐藤さんとか佐藤さんとか・・・)
展開に支障はなくむしろ自然でした。亡命して王子でなくなってからも、ヘイダル様はかっこよかったです。今後も楽しみです。