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自分に正直な王子くんがカワイイ。

表紙が好みだったので購入しました。内容もすごく好きな展開でしたので買ってよかったと思います。

ヤンキーだけど面倒見が良い柊二くんと、周りから王子と呼ばれる優等生の亜久里くんの2人のお話です。
ある日、電車で痴漢にあっている後輩を助けた柊二は、後日学校でその後輩 亜久里と再会します。そして友人のアドバイスにより亜久里のボディーガードをかって出ることになります。

〜以下完全にネタバレですのでご了承ください〜

痴漢の被害にあっている亜久里を助けるために と、亜久里と一緒に電車通学をすることにした柊二ですが、いざ被害を受けているはずの亜久里を見ると、嫌がるどころかむしろ喜んでいる様子。
本人に問いただせば 実は痴漢は亜久里自身が望んだものであり、亜久里は優等生であり続ける反動として変態なプレイが大好きな性癖を持ってしまったようで…!?という始まりです。

この性癖を治すために柊二が手伝いをすることになるのですが、変態プレイが好きというだけあって おもちゃを使ったりコスプレをしたりなど 亜久里はやりたい放題所構わず盛ります。彼は純粋に性に貪欲なので最中はとても色っぽくて良い顔をします。かわいいです。

そしてその色気と純粋さに絆された柊二は亜久里に対して徐々に「ただの後輩の手助け」から「大事にしてやりたい」という気持ちに変わってきます。わりかしモノローグ多めで、高校生らしい表現で丁寧に描写してあります。

そんな時に亜久里の叔父という先生が現れます。亜久里の性癖の発端はこの先生にあるようで…?
という展開です。続きはぜひ読んでみてください^^

全体的にえっち多めだと思います。先ほども書きましたが、えっち最中の亜久里くんがとっても可愛くてエロいです。しかもそれが天然さから出てくるものなのでさらにカワイイです…
そしてこの先生というのがまた亜久里の親戚だというだけあって結構な変態です。縛ることが大好きなようで先生に捕まった亜久里はだいたい縛られています。面白いです。そして亜久里も変態プレイ大好きなので縛られて喜んじゃうのが面白いです。

時折すごくギャグチックにもなり、テンポよく進んでいきます。えっちシーンはラブ度高めです。甘える亜久里は超カワイイです。
気楽に読める可愛くて甘いお話が好きな方におすすめです!

狂い鳴くのは僕の番 電子 コミック

楔ケリ 

絵が綺麗で読みやすい。エッチも濃厚。

Ω性を逆手に取り、自分が有利な立場に立つ手段として身体を使うことを選んだ烏丸課長(Ω)と、Ωに深い嫌悪感を抱いている高羽くん(α)のお話です。

はじめはキャリアを築くために自分の身体を使う烏丸に対して高羽は見て見ぬ振りをします。しかし部下として付き添ううちに 徐々に烏丸の心の底にある思いを感じ取り、Ωであった自分の父親の姿を思い返しながら その行為を止めさせたいと思うようになります。
また、烏丸の方もそんな高羽の態度に感化され、過去のトラウマから一度は諦めていた期待を、もう一度持ってもいいのかと揺れ動きます。

カップリング表記にもあるように、烏丸課長は複数のモブとの行為シーンが頻繁にあるので、苦手な方は注意してください。
ただ、それがあるからこそ、この物語の発展がありますので魅力の1つとして見て頂きたいです。行為中の烏丸課長はものすごくエロいです!

また、絵がとても綺麗で繊細です。絵の綺麗さと話のアダルトさとがうまく噛み合ってエロさがさらに増しているように思います。

快楽に屈しているように見えながら 他人に対して心を閉ざしてしまっているΩと、オメガバースによる本能の反応が自分にも当てはまってしまうことに葛藤するαの2人の感情の動きはオメガバースならではなので、オメガバースが好きな方にはぜひオススメしたい作品です。
最後には続編(番外編?)をにおわすようなページがあり、これからを楽しみにしたいと思います!

※完結+コミックスが発売したので修正しに来ました。

家族になろうよ 電子 コミック

倉橋トモ 

あったか家族話。

倉橋先生の絵がとても好きなのとヤンキーっぽい受けが大好きなので購入しました。
実際は和馬を溺愛しているイケメン千秋とヤンキーではなく顔がキツいだけのしっかり者和馬の2人のお話です。

長く付き合っている千秋と和馬が、幼馴染の娘 あゆちゃんを預かることになったのを機に一緒に子育てを始めることになります。

男2人でのはじめての育児にてんやわんやしてコメディチックなところも多くあるのですが、あゆちゃんと暮らしているうちに2人は"家族"というものについて考えはじめます。
あゆちゃんにとっての家族は今、自分たちしかいないということ、自分たちはどうするべきであるかというような悩みが丁寧に描かれており、そういったじんわりとした暖かさが魅力だと思います。
そしてあゆちゃんの成長とともに、2人も少しずつ変化していきながら愛を深めていきます。


1話ではあゆちゃんはまだ赤ちゃんなのですが2話以降でどんどん成長していきます。幼稚園に通うようになるとまた新しい悩みの種が出来て面白いです。

また、千秋と和馬の相思相愛っぷりがそこかしこで見られてとても心地よいです。エロも綺麗で、たまにあゆちゃんに邪魔されますが、お互いを大好きなんだなぁという気持ちが伝わってきます。

千秋と和馬の2人の愛情と、あゆちゃんを含めた3人の家族愛が盛り込まれた素敵な作品です。まだ連載中なので次の更新が楽しみです!

切なさが良い。

前作の「おこさまスター」が好きな絵柄でしたので、「おこさまボックス」も続けて購入しました。
おこさまスターの2人とともに、これまた自分の気持ちに素直になれない恋愛をしている2人のお話です。

お話の展開としては、前向きに相手にアタックしようとするおこさまスターとは反対で、相手を思うあまり消極的になってしまう姿が描かれています。
幼馴染なのに、相手のことをわかっているつもりで理解しきれていないもどかしさが痛切に感じられ、思わず読みながら2人の幸せを願ってしまうような作品です。

なんといっても主人公2人がかわいくてかっこいいです。
藤田の小動物のようなルックスも中身も、大切に大切に愛してあげたくなるような可愛らしさで、川崎がハマったのも無理はないと思います。
そして川崎の男らしく冷静な性格もイケメンなルックスも本当にかっこいいです。
そんな性格だからこそ藤田を思うあまり自分の気持ちを押しとどめてしまってこんなねじれた関係になってしまうのですが、それを2人で乗り越えていく、というところがこの本のメインであり、心に響く場面となっています。

何度でも読み返したくなるような、そんな作品です。