やっぱりこのシリーズ好きだなぁ、改めて。
一穂さんも筆が乗ってる!
登場人物が自ら言葉を発して、動いてるような、読んでる私たちさえ実在し、スタジオのどこかで彼らを観ているような、ハッキリと映像が見える臨場感。
この感覚って、映像を想像できる小説ならではでしょうか。
このシリーズの好きなところは、恋愛だけじゃなくて、登場人物が皆なキチンと仕事して、仕事に悩んで成長していくところ。
お盆休み明けに仕事行きたくねぇーって、憂鬱になってる新入社員に是非、読んでもらいたい!
blだからお勧めし辛いのがホント残念です。
描き下ろしと特典ペーパーに計と潮も登場。
国江田さんじゃなくて計と潮と本編カップル4人のお話もとても良いです。
潮の懐の深さと愛の深さにジーンときました。
このシリーズは期待を裏切らない。
間違いなく神評価てす。
非常に感想を書き辛い。
落としどころがない。
子供しか愛せない=子供にしか欲情しない。
欲望を満たす時=犯罪を犯す時。
これは当事者は地獄だろうと、予測で語るにも重すぎる。
人の親として、かつては子供だった者としての真っ当な意見はあるけれど、そんなのは語っても仕方ない。
こういうマイノリティもある。
常識では絶対に認められないけど、こういう嗜好を持って生まれてきた人がいて、倫理観と欲望との狭間で死ぬほど苦しんでいるんだと、それを知ることができました。
久瀬さんの幸せには、子供の犠牲が伴う。
常識人でもあるから、自分の罪にも苦しむ。
生き地獄だなぁと。
今はこんなことしか書けません。
ずっと気になっていた木原さんの痛い系。
勇気を出して読んでみました。
まずコミックを、そして本編を。
痛くなかったです。COLDシリーズや、『美しいこと』の方が私には痛かった。
攻め目線の『人でなしの恋』
攻めの村上を人でなしとは思えませんでした。
男女でも、同様の感情はある。ただ、男女には付き合った先に、結婚や子供ができたり、既成事実に流されやすいだけ。
最後まで読めば村上が宇野を愛していると思えるし、ハッピーエンド以外の何ものでもないと思います。
痛いのはちょっと、と躊躇しているなら読んだ方がいい。
正直すぎるふたりの両思い~ラブラブに至る感動作が読めるはず。