好みが分かれるのは確かな作品でした。
受けのかわいそさが半端ないw
しかも、いじめ役の子(脇役?)も意外とかわいそう。
そいでもって、ひとりなにも理解できていないある意味かわいそな攻め様。
イラストがかわいいので「貴族もの」と思って購入したのですが、
内容的には貴族的華やかさよりは¥身分差愛みたいなものがメインだったのかな。
健気な受け君はわたしのツボでした。
本当はお金持ちの若様なだけど、小さいころに取り違えられて貧乏な家で育った主人公がいろいろあって生まれた家に行くことに。
そこまではありがちな感じもしたけれどその先がドラマチックで、そこにいた取り違えられた方の貧乏人の若様がめちゃくちゃいじわるで、なかなか正体が判明しないままいじめまくられます。
さらに通常味方である攻め様のポジションが今回は本物の若様に気が付かない人設定で、ダブルで冷たくされちゃうっていうw
昔のテレビドラマみたいで、個人的にはすごいのめりこんじゃいました。
ラストに向けて攻め様の気持ちの切り替えが早すぎて、そこがちょっと残念だったけど、ひさしぶりにかわいそうな子の話が読めたのでよしとします!
昭和のドラマが好きだった人にはお勧めだなー。
イラスト買いだったので、さらーと読み流したのですが、
新鮮なお話でした。
こういうBLって若者向けなのかな?
でも、すごい楽しめました!
メインのカップルのお話を楽しみというよりは、
全体のストーリーを楽しむほうがいいかも。
夜師さんの「乙女ゲーぽい」というコメントは、まさにその通り!
ただ、乙女というよりはホモゲー?w
文中に登場する、きおらという女性キャラが新鮮でした。
BLで登場する女性キャラは、たいてい嫌な役だけど、この子は非常に好きになれた。
というか、彼女がいないと話が進まない?
個人的には、彼女の行動そのものが「萌」でしたw
うちの会社もこんなことないかなーと妄想したくなる作品です♪
三尾さんのイラストにはまり2冊目です!
あいかわらずちょっと嫌味な感じすらする受けの子が、
イラストのパワーでキュートに描かれていて好きでした。
とくに好きなのは「諒」くん♪
実はけっこうたちが悪い系なのに、うぶなフリしています。
性格がかなり悪いんだと思うんだけど、
喧嘩も強くて、エッチに対しても大胆な感じが、
受けキャラにあまりいない気がして、好きになっちゃいました。
わたしが年とったからかな……。
こういうキャラが嫌味でなくかわいく思えます。
そのほか短編がいくつか入っていますが、
どのキャラもかっこよかったです。
内容よりもイラストなのは事実ですが……、
イラストがすばらしいので、わたしはこれでいいと思いました!
はじめてこの方の本を読みました。
最初はイラストで気になって購入したけれど、
中身もイラスト通りの美しいお話だったv
受けの子がツンというのはよくある話だけど、
最初のツンのレベルが高すぎて、逆にすがすがしいくらい。
ツンというようりも、人嫌いというか、人間を人間と思っていないからなんだろうけれども、ここまで来ると人に好かれるのは無理だろうなと。
なのになのに、攻めの子は、綺麗なお顔だなってことで、ちょっかいをだしてきて、気が付けばラブ!
やっぱり人類、顔が大事なんでしょうかw
(もちろん、内面的にも惹かれていく深い理由があるのですが……ネタバレなのでいえない)
全体的に、きれいにまとまっていていいお話でした!