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SEX PISTOLS 9 コミック

寿たらこ 

セロリみたいに癖がある作品

出てくるメンズが全員魅力的すぎます。
セリフ回しも好き。
ずっとついていきまーす

神かしゅみじゃないか安定の二極

下記全部ネタバレです。
初見の方にオススメできるのかという点で見るとやや微妙。
97年本誌掲載作の改稿とのことで、もとは約20年前、大層に言わせてもらうと四半世紀前の作品ということらしいです。違和感はほぼないですが、発売延期が続いたところを見ると、リメイク作業が結構大変だったのかなあと思いました。ラストがあまりラストっぽくないというか、ここで止めておかないとまたずるずる続いてしまう;という畏れから打たれたピリオド、っていう感じで、前後編の前編を読み終わったような印象に近いです。続きがぜひ読みたい。長野視点で。個人的にこの長野という人物がよく掴めず、熱い人なのか冷めた人なのか、どこまで冷静なのかとか、本当はどんな性格の人なのかが最後までわからなかった。ただ、尊敬している元カノの事ですら、絶対最後まで苗字か名前か知らんけど「さん」付けで呼んでいたに違いないのに、達也の事は「お前」なんだ。ってフッと考えた時にすごく萌えた。あと、「好きな人としかしたくない」っていう乳臭い主張を笑われ、換気扇の下に煙草を吸いに行った時って何考えてたんだろう?とか。その煙草を吸う姿が「そこそこ様になっていた」っていうのも萌える(是非井戸先生のイラストで見たかった)し、煙草なんて吸いそうにないのを「……たまに」吸っているのは、やっぱり達也が忘れられなくてなの?って考え始めるとたまらないですよね。センチメンタルフレンドの小田っぽいかな?とも思うのですが、あそこまで支配的なタイプでもなく達也が荒らした部屋の中で平然と弁当を食べる…器量が狭い人なのか大きい人なのかわからない。マイペースなのか合わせる人なのかもわからない。このわからなさ加減が絶妙ですごく興味をかき立てられるキャラでした。あと、怒り方がすごく自分の好みでした。「……話した?」ってところとか。それからヴィジュアルがすごい好きなのかもしれないです。作中では会話?とかダセェダセェ言われてるけど、身体的にはスタイルも良くて、後頭部の形とかもいい人なんだろうなあ、と。確かに喋りは「であるがしかし」みたいな固さがあり、頭でっかちかな?って思うと、作中にもあるような大人の返しを唐突にしてくる。そういう計り知れない部分が魅力的でした。カッチカチに喋ってたり、「そう」「近くで寝てるから、具合が悪くなるようなことがあれば起こして」って、「起こしてくれ」まで言わない「起こして」で終わる感じもあって萌える。
ハートつながりで言うと(正確にはhurtとheartで何も繋がってないですが)コールドハートももう10年近く前の作品になってくるわけで、いや、この前読み返して感じ入ったばっかりなので、そういう作品が光を失わず私たちを引きずり込む力を持ち続けているというのは本当にすごいことだと思いますね。全然とりとめがなくなってしまった

性格のとっちらかった攻だけど

表紙のデザインがすごく素敵だと思って購読したジャケ買いの一冊です。
誰の前でもマスクを外さないという容姿端麗の天才研究者。そんな彼の“同僚”である前原と知り合って、、みたいなお話。ほうほう。

以後ネタバレ


同僚の前原がトレードマークのマスクをつけて登場している時点でお察しな展開ですが、実は彼こそが羽賀さんその人で、主人公は知らずのうちに攻を褒めたり貶したりする勘違いプレイを披露しつつお話は進んで行きます。(ここら辺の事情は読者には早々に開示されるため、その点のストレスはありません)
作者さんはこれがデビュー作らしく、そのせいか元々の筆力が高いのか、ストーリーの割に(といったら失礼ですが)凄い熱量のようなものがあって読者をグイグイと引っ張って行きます。優しくて包容力がある受けですが、メス化せず男気に溢れているのも個人的にとても好感度が高かったです。唯一気になったのが攻のセリフ。性格が複雑骨折しているタイプなので難しいと思いますが、この羽賀の書き方がもっとブラッシュアップされるとさらによかったかなあと思いました。もともとが中性的な喋りをする設定のようですが(それは全然構わないのですが)「ちょ〜っと」「はいはーい、ご忠告どーも」みたいな伸ばし棒の多様というか、もうちょっと控えめなぐらいでちょうどよかったです。私には。最後会見に向かう前の発言とか、受を口説く時の真摯な言葉遣いの方にすごく萌えたので。そこからの「はっ……、たまんねえな」は私もたまらなかったです!
好きなのは出会いのシーンでもある「事務所の営業時間わかってますか?」を繰り返させる演出。ベタと言われればそうかもしれませんが、かなり好きでした。そんなわけで、とても濃い印象の本でした。次回作も買ってみたい作者さんです。

すごく好みのかCP&展開だが、、

とても好みの話だった。
篠口と黒澤の関係性もすごく好き。
ずっと気になっていた作家さん初読みです。
海外のラブサスペンスものの様なスリリングな雰囲気。とはいえ完結しないのはいただけない。。巻数表示を付けてしまうと敬遠されがちなのだろうか。。
個人的には「その版の経験は、篠口にとって最低なものとなった」というプレイの描写は詳細な内容を記述していた方が面白い。今回のやり方だと非常~~~~~にもったいないと思ってしまった。だったら未遂にすればよかったのでは、と。
そういうモブ姦を期待するわたしの様な方は肩透かしを食らいますのでご注意。
シリーズの他作品は未読ですが、ひょっとすると他の作品とカラーを合わせるため、あえて書かなかったのかもしれませんが。
そこだけひっかかってしまったので☆4とさせていただきました。
次巻の発売が待ち遠しい。

元カレ総出演

人前で挨拶のキスをするジェイクに感動するアドリアンと、犬っころをプレゼントし、愛を告白する?ジェイクが本当によかった。
本当にジェイクがどれほどアドリアンを思っているかが苦しいほどに伝わってくる巻なのだ。個人的にはそれを隠してるクールだったジェイクの方がすきだけど(読んでるぶんには)
アドリアンは彼が何も言葉にしないことがずっと不安だっただろうから、本当に本当によかった。と思う。
ただ、ジェイクの仕事面はどうなっていくんだろう。40を越えてこんな経済的に不安定な状況を作られてしまう攻め(しかもジェイクのような誇り高い性格で)ってなかなかいない…
作者さまからのキツいお仕置きなのでしょうか。今後どうなるんだろう。そこだけ本当に気になったわ。
日本だと探偵って、なんかあやしげだけど、向こうだともっと違うのかな?
あとアロンゾ刑事はなんであんなにムキになっていたのかが、やっぱりよく分からなかった。

24ばりの世界観

うーん、もちろん読みごたえがあって面白いけど、一巻は序章という感じでまだまだ全体像が見えてこない。
あと、トムよりキリアンが良いオトコ過ぎて困る…!

通常運転

※完全にネタバレしているのでご注意ください。

設定に萌えまくりました。
ただ最後まで読んでみると、モジャを卑屈なほど下から媚びへつらうキャラとして描写しなくてもよかったんじゃないかな?と。
圭一視点で物語が進むので仕方ないのかもしれないけど、圭一に対してだけそうなのか、テニサーの他の一年に対してもそうなのかがちょっとわかりにくかった。
性的いじめの描写や、本性を表してから(やっぱりそういう風にみえてしまう)の学生服プレイにいいよ、いいよーと盛り上がってしまうだけに、なんか初期剛の低姿勢が演技過多に見えてしまうというか。若さを感じるというか。MでもありSでもあるってことなんですかね。
ちなみに自分は沢村=モジャなんじゃないかと考えていたので、なるほどそっちだったかー。と。
また、中学時代のモジャが自分より身長が低かったって設定がたまらなく素敵でした。
あと全然悪いと思ってない口調で「あ、ごめん」っていったり、「5年越しの片思い〜」とか風呂場で普通に話し始める“気づいたことに気づいた”状態のモジャが良かった。
やっぱり本質的には嗜虐的でそんなに性格いい人ってわけじゃないんだろうなあって思えたりするところが個人的には美味しかったです!
本来、圭一くんがもっと抗ったり怖がったりしてた方が好みなんですが(もっとひどい目にあって欲しいから)、これはこれでリアルだな、と思いました。

表現力がすごい

オメガバーズプロジェクト1〜6に掲載されていた今作品。
掲載時はジャ○プでいうところの『魔人探偵脳噛ネウ○』のような感じ、異色!異色!とにかく異色!ただし才能が計り知れない。そんなところまでも似ている……、いいから黙れと思われそうな感想を、個人的には、抱いておりました。
加筆修正されている部分があるのかはまだ未確認ですが、24ページの書き下ろしがついています!
これがまたすごくいい!
『誰かを幸福にするチャンスを与えられたなら こういうのを運命って呼ぶんじゃないのかな』なんて、心を揺らすセリフが出てきてyoha先生の感性に心を揺さぶられます。
それからあとがきにある裏設定集が好きでした。
●オウギはaa
理科の授業で習ったえんどう豆の法則を思わせるものから
●宵越はネットじゃそこそこ名の知れたセミプロ
など本当にマニアックなところまで設定があったようです。
(ついでに寸胴鍋なる名前がどこから出て来たのかも知りたかった!)
このセンスの良さ、ところどころホラー漫画と見紛うほどの描写、ただようガロ臭、攻撃的で猟奇的なところに現代のSNS文化も入れ込む独特な作風、BLなのか?!はわかりませんが、もう全てから才能が迸っております。(ただ好みは分かれるような気がします)
今までどのような活動をされていたのか気になる一心で、同じふゅーじょんさんから出版された同人セレクションも読んだのですが、それはもはや黒バスという名をかりた完全なるオリジナル笑
これからはどんどんオリジナルで活躍していかれるんだろうと思います。このような才気あふれる先生が活躍できる雑誌がもっともっと増えますように!

松本ノダ先生が凄い

松本ノダ「世界の終わりも悪くない」
今回も個人的にはあまり好みの絵柄ではないですが(各作品の雰囲気に沿って絵柄を変える等しているので、画力自体は非常に高い方だと思われます)
普通のBLとは一線を画す作風で、とにかくお話作り、余韻作りが上手いです。
出来事の渦中とは一歩離れた場所に存在しながら、逃げ切れるわけでもなく終わっていく。そういう、主人公でありながらモブのようでもある二人の時間が美しくもあり哀しくもありました。。
もっともっと評価されるべき作家さんだと思っています。

プルガリア「Jの葬式」
置いていかれる側はつらいよねーというだけの話なのですが、それはそうなんですが、淡々した叙事的な描写というか、作中に思わせぶりなヒントだとか回答が用意されていないあたりがなんだかとてもリアルに感じられて、一読者としてちょっと胸に染みいる作品でした。

阪本あき「裏目のこい」
無力感というか石ころ感というか、そんな中に詰まった不安倦怠憧れ、そういう感情を描写するのが得意な方なのだなと思います。