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おバカ受けが可愛いラブコメ

これは笑った!面白かった!受けが攻めに対してくだらない恨みをもち、仕返ししてやるはずが惚れちゃったという軸を基にストーリーはコメディ&ドタバタギャグで進みます。

攻めは他のBLのように金持ちでもエリートでもありませんがクールでいい男に描かれているし、受けの脇キャラは親友もクラスメイトも、厳しくも友達思いのキャラクターになっています。

受けが一番魅力的。おバカなんだけど、すごく素直でかわいい。最初は生意気なんだけど、途中から攻めの反応に一喜一憂する恋するオトメン。でも気持ち悪くはない。キャラが魅力的だししっかり萌えも感じました。

緒川先生の明るいタッチの漫画をもっと読みたいな~

ついについに!

1~4巻はそれほど過激なシーンはないものの宝井先生の力量だと思いますが、なんともいえず扇情的であり、エロいことこのうえない。そしてとうとうこの5巻で最後までイッちゃいました。

わたし、受けのアヘ顔ってあまり好きではないんですがこれは大丈夫。城谷はあんまり気持ち良くてとんじゃってるのね。

黒澤のクールな眼差しが好き。Sっぽい気質がたまりません。これからさらに体も精神もMに開発されていく城谷。わかっていてもハマっていくのね。何なんだろね、この二人。10カウント目がなんなのか、黒澤の過去などまだ不明なこともあり、次回も見守っていきたい。

そういえば表紙のオッドアイってなぜなんでしょう・・・なにかそれにまつわるエピソードってありましたっけ?私が見落としていることがあるのかな。それとも次回の暗示か、まったく意味はないのか・・・・。

おもしろかったです!

自分も法律の世界にいるので法曹ものは興味深く読ませてもらいました!

あさっりと読みやすく、けれど薄っぺらな内容ではなく、最初はグダグダと不幸体質なのかな?と思ったら、後半は勝気な受けが憎たらしいくらい小気味よく描かれていたのが良かったです。攻めは少々くたびれていますが、儲け度外視に自分の生き方を貫いた人生観に受けらなずとも惹かれていくのに至極当然納得いく流れでした。

続編が読みたいですね!4年も前なので難しいでしょうか?
今度はもっと三上をヤキモキ、ギャフンと言わせてほしい。

BL界の黒船

 読むか読むまいか、色んなサイトのレビューを見ながら迷っていました。結果を言いますと良かった。面白かったです。もう、散々いろんな方が感想を書いてらっしゃるので、今さら書くことないんですが…

 私がこの作品を躊躇していたのは、絵は綺麗だけど萌えがないのではと想像していたからです。コミックにしてはお高いですし。。。。萌えはBLを楽しむ大事な要素のひとつですからね。この作品を多いに盛り上げ楽しむ大きな点は、絵が大変美麗なことろだと思います。。受けも攻めもしっかり筋肉のついた成人男性が描かれています。日本人作家さんでは少ないでしょうか。結果を言えば、躊躇していた時間がもったいなかった、面白いし萌えどころがたくさんつまっていました。特に浴衣で乱れるところが良かった。

 攻めは今のところヤンデレのデレなし状態ですが、痛点を刺激してくる執着ぶり。残虐性については、ホラー映画オタなのでまったく問題ありませんでした。確かに、あっさりとしたストーリーだし、ツッコミどころも多々あります。今後の展開も読めなくもない。でもまだ物語は始まったばかりです。BL界の黒船らしくこうなったら、攻めの変態度数もエロも、もっともっと突き抜けていってほしいです。期待して待っています。

 満点ではない理由は今後の展開に期待するため。

三部作完結

いや〜泣きました。まだ読後間もないので、引きずっています。
重たかったです…しかし良い作品でした。三作品で、この本は、グイグイと引き込まれました。幼い子供たちが犯した大罪が、年を重ねて雪だるまが転がるように更に罪を重ねてゆく様を14年前、4年前、現在と時間軸を交差しながら、執念でベテラン刑事が事件を解き明かしてゆく物語。BLだと忘れて読みました。あと自分は、誰が受で攻なのかがはっきり認識しないまま読んでいました。それが物語の神秘性を高めて読んでいました。

登場人物も魅力的に描かれていました。美しく時に人を破滅させる佐季、その佐季の唯一の光である司、特に刑事の流は作者も思い入れ深かったようで、いい味出していました。わたしなんかは、ちょっと憎たらしかったですがね…もっと早く気づいてやれよ、とか、余計なことけしかけるから、あんな結末にとか。いや、しかし、捕まったら極刑だよな、あれしかないよなと、思いましたがね。

あの子が欲しいあの子が欲しいあの子が欲しい…佐季の心の叫びですね。佐季がケイスケの両親のような家に引き取られれば良かったのに。

窓からみえるジューンベリーがせつなすぎるので、できれば残された人たちのその後を読みたいです。高遠先生、よろしくお願いいたします。

高階先生のイラストも、大変美麗で、佐季の美しさや人間的危うさを更に引き立てていました。