面白いといえば面白いです。雰囲気もいいですし、二人の関係とか距離感とか結構好きです。ただやっぱり心理描写が浅いのはいかんともし難い・・・。惹かれあうのが早すぎます。男同士の葛藤が無いのはライトBLにおいては今でもよくあるしそこだけなら今更気にも留めませんが、城谷さんの潔癖症設定が足引っ張ってて「そんな簡単になびくもん?」と疑問に思ってしまいます。症状そこまでひどくないの?
黒瀬→城谷はまあ、実は一目惚れとか元から好みのタイプとか、そんな感じと思えば好意の唐突さも理解できなくはないです。そういえば好きになった理由は説明されてませんね。何かの伏線ならいいんですが。「押しちゃいけないスイッチ」と関係あるのかな?
二巻からお色気描写も増えますが「SM調教」は言われてみれば、という感じ。肉体的にではなく精神的なSM?確かにカウンセリングがそっちのけになってるのは否めませんが、それだけ黒瀬君が城谷さんを落としたいんだなあと思えばむしろ萌えます。元々仕事でやってるわけじゃないし。個人的には城谷さんの泣き顔がドストライクなので「いいぞもっとやれ」と思ってます。泣き顔フェチなもんで泣き顔が好みならわりとなんでも許せます。
あと優しい言葉攻めも好きな部類なんで、そういう意味で二人の関係性が好きです。
とりあえず最終回まで読もう。
義兄弟、芸能人と一般人、貴族(役だけど)と、あとがきであさぎりさんも書かれてますがかなりテンプレBLです。でもこういうベタなの好きです。
あさぎりさんってこう言ったら失礼ですがベテランさんなので、吉原さん同様作中でたまに死語を使うんですよね。出てくる度に苦笑いしてしまうんですが、文章自体や話の雰囲気は結構好き、というか肌に合うんですよね。全部読んでるわけではありませんが。
でも今作は一世(攻め)から湊君(受け)への気持ちの持って行き方が強引なんですよね。いつ好きになったのかよくわからないというか。告白のセリフ的に序盤から好きだったっぽいけど、それだと話に矛盾が生じるような気がするんですが・・・。私が気にしすぎなだけ?
特に萌えたところって正直無いんですんが・・・まあ好きなカップリングではあるしね、ということでおまけの評価です
評判が高かったので前から気になっててようやくプレイできました。とても面白かったですが、神まではいかないかな?全体的なストーリーの完成度は高いですが、四人しかいない攻略対象の萌え度に差がありすぎたのが原因ですかね。
攻略順は館林→時雨→千家→ミサキの順で、一番好きなのは千家ルートです。プレイ前から「この人絶対咎狗のシキ枠だな」と思ってましたがやっぱりそうでした笑。めっちゃ好みです。咎狗はシキアキ至上主義の私が嵌まらないはずなかったです。どのエンディングも好き。二人の愛だの恋だので図れない関係がツボ。一番は執着心なんだろうなあきっと。
館林はごめんなさい、絶対好みじゃないと思って最初にやったけど、なんだかんだ言って京一郎に一番全うな幸せを与えてあげられるのって彼ですよね。誠実で良い人でした。
館林ルートは一応萌えもありましたが、時雨ルートとミサキルートはちょっといまいち・・・好みじゃなかったです。トゥルーエンドは良かったですが萌えと言われると私の琴線には触れなかったですね。
前作も勿論面白かったけど、個人的にはこっちのほうが好みでした。
特に主人公の勇気君!本当に大好きで、前作では実は脇カプ萌えとかしてたけど今作では皆勇気君を愛するべきだと思ったほどです。笑
ストーリーは流石のSplayさんというか、皆楽しかったです。キャラ設定だけみたら萌えないだろうなあと思ったキャラのルートもすごく良かったです。生徒会の二人とか正直好みじゃなかったのにやったら可愛くてこの予想外さは爽快でした。
一番好きなのはジョーカー×勇気。ストーリーもジョーカールートが一番好きです。途中あまりの最低さにポカーンとなりましたが笑、ラストですべて覆してくれたと思います。岸尾さんの低音ボイスもすばらしいです。
野島弟さんと森久保さんが久しぶりに新規BLでメインやってくれてすごく嬉しいです。勇気役の田丸さんはあんまり聞いたことなかったですが、これを機にもっとBL出てほしいです。そして全年齢だから聞けなかった喘ぎを聴かせていただきたい。
今回プレイしたのはPSP版ですが、今からでも18禁追加ディスク出してくれるならPC版買うんだけどなーSplayさん・・・。