実はこの本、Jの総てを読む前に読んでしまい…。
モーガンがすごくタイプの受けだわ~♥と思って読んでいくと
ポールとの間には何も無いまま終了!エーッ!
でも、これスピンオフなんだね!それは仕様がない…(T_T)
こちらのミスでスピンオフから読んでしまい、ポール×モーガンに
持って行かれてしまい…。でもでも、Jの総ても本当に名作。
萌えるか萌えないかは別として、こちらを先に読んでしまった後でも
素晴らしい!と読後スタンディングオーベーションだったから。
Jの総ての話を置いておいて、こちらの作品。
とにかく、美しい。
この一言に尽きる…。
最後まで告げることのできなかった恋も、絵も、セリフもすべて。
すごく青春で、若くて、痛々しいようなところもあるのに
品があるのは中村先生の技だなぁ~!
でもお上品なだけじゃない。青春のリアルな熱も孕んでいて
もうもう、素敵!最近は現代モノというか、普通のリーマンや学生の
BLばかり読んでいたもので、こういう時代モノとか物語の背景が
普段の読み物を違うとより一層引き込まれちゃう。
読む順番は間違えたけれど、とても楽しめました。
ああ、いいな…青春。