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女性ぱみらさん

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続きが早く読みたい

 松基先生の新作ということでサンプルを読んで、暗くて面白かったのでch.02まで購入。
 あらすじは作品詳細にある通り。慕っている義兄のために犯罪に手を染めたのに利用されているだけの可哀想な夏生。事故にあって命を落とすけど、気がつくと地獄で、レナトスという悪魔用商業施設でパティシェとして働くことが課せられる。
 そこで、レナトスの管理人・ハーデ様から彼の幼い一人息子・ネモがぐずったらお菓子を与えるように言いつかります。
ハーデ親子はそろって左目に眼帯をしていて、父のハーデが眼帯をはずして左目で罪人を処分すると、それに連動して離れた所にいる息子に苦痛が生じるようで、その際、甘いお菓子を食べさせると苦痛から開放される、みたいですね。
 サイトによってはch.03も出ていますが、私が買ったサイトはまだ02まで。夏生とハーデがネモを介してこの先ラブエロになりそうなのは固いとして、まだ生きている義兄とはどう絡んでくるのか、続きの発売を楽しみにしています。

 「犯罪」とか「地獄」とか暗いシチュエーションで始まりましたが、説明に

「松基羊が描く、救済系ハートフル地獄BL」

とあるので、バッドエンドにはならないようですね。甘エロ期待してます。

さらにおつきあいが進んだ二人の続編を見たい

 初デートのプランを練るためのプレデートの二人。
つきあうことになったのに、相変わらず推し活目線のかぁくんが可愛い。
 隣同士に座って話しながら、ちょっとずるお互いのことを知っていくのが初々しい。雅人は、仕事のときは料理の香りを邪魔しないようにフレグランスをつけないのかな。初デートで「うすーく いいにおいがする」というかぁくんの心の声を読んで、自分も雅人の隣に座っている妄想に浸らせていただきました。
未散先生、ありがとうございます。
 
 大人な聖人は今までどんな恋をしてきたんでしょうか。二人のおつきあいがさらに進んで、ベッドの中で雅人の甘い言葉にズギューンと打ち砕かれて炭になるかぁくんの姿を見てみたいです。

キラッキラに妄想が暴走!

 フツーに考えると、世界的なヴァイオリニストなら手先が器用でカンも鋭く、また楽器の性質上、温度湿度に敏感なはずだから、定めし蕎麦打ちもすぐ上達するはずですが。超絶美形なアーティストなのに蕎麦打ちだけは......w、という雅人にギャップ萌えしました。
 下まつ毛バチバチの雅人にじっとみつめられたら、かぁくんじゃなくても推し活したくなります。作務衣姿もいいけど、私服やヴァイオリニスト時代の姿は神でした。
 全編、未散先生ならではの笑いとスピード感にあふれ、切なさもあり。
 苦しかった二人が一緒に前向きに進んでいく姿を見て、読み終わったとき、「よし、私もがんばろう!」という気持ちになれた一冊でした。




うっとり現実逃避 眠る前におすすめ

 日々の仕事や人間関係に疲れはて、パソコンやスマホを開けば暗いニュースばかりの今日この頃。
 そんな中、この本を読むと、隅から隅まで甘々で、藍ちゃんお尻の桃源郷=桃尻郷にうっとり。しばし憂き世を忘れることができます。
 そしてお尻もさることながら、藍ちゃんのつるつるのほっぺの愛らしさ! 奥海さんでなくてもメロメロになりますよね。
出てくる人たちがみんなイケメンで、いい人ばかりで、本編と違ってハラハラすることも起きず、最後までほんわか気分に浸れました。

 電子派なので、貴重な書店ペーパーをこうしてまとめて読めるのは、本当にありがたいです。
 この番外編には5巻までの書店特典が収められていて、本編は今6巻まで出ていて第7シーズンも始まるということは、6巻以降の書店特典も、何年も先になるとは思いますが、いつか読める日が来るのかな、と。
 
 本編・番外編の続きを読める日を楽しみに、明日も仕事がんばります!

日本人に生まれてて良かった!

 作品のシュールなおバカ素晴らしさについては、すでに皆様が語っていらっしゃる通り。

 昨今は、日本のマンガが海外でも人気が高く、色々な言語に訳されています。
好きなマンガの英語版をいくつか読んでみたことがありますが、注とか丁寧につけられていても日本独特の文化とか方言とかのニュアンスは訳しきれないですよね。

 この作の舞台は江戸時代。江戸屋敷の若殿と国家老の身分のへだたりも物理的な距離感も、歴女でなくても子どもの頃から見ていた時代劇のお陰ですんなりイメージできます。
「しかと伝えよ」とかのセリフには、言ってる人と言われた人の上下関係も含まれているけれど、英語だとニュートラルな関係になってしまうような。
「失礼仕ります」は「失礼します」とは全然違いますよね。
 
 説明いらずでこの作品を楽しめる日本人で良かったとしみじみと思います。
 

劣情金魚 電子 コミック

斑月 

いやいや、これは......❤  おすすめです。

 『密書でござる!』を読んで斑月先生の虜になりました。
ハチャメチャなのに、心の機微に触れてくるんですよね。

 この作品、美少年・美青年でもないごっつい男二人しか出てきません。
 カクテルドレスを着ているのにのぞく脇毛。安アパートの流し台のゴミ受け。兄貴臭しかない布団。押し倒されて見上げる天井にぶら下がる和風照明の蛍光管。

 何ひとつロマンチックなものは出てこないうらぶれた現実描写の中、テツの思いだけが切なくいじらしい。

 最後の方の、「じゃあ兄貴 ずっと一緒ですよ」の次のカット!
その次のページの「お前が今からいくのは◯◯なんだよ!」のクサいセリフ!
斑月節炸裂で笑わせていただいた後、最後はホロリ。

 短編だけど読み応えありました。おすすめです。

あと20年は生きなくては

 吉原先生、ごめんなさい。小説の方は未読です。この小説と吉原先生の文体に熱烈なファンが多数いらっしゃるのは存じ上げていて、読んでみたいなと思うのですが。
読んでひと月しないうちに登場人物の人間関係忘れてしまうので、完結したら一気読みしようと思って、はや数年。
 ちるちるでお姉様方の14巻レビューを読ませていただくと「未だ、プロローグといった感じ」(碧雲さま)のコメントもあり、先は長そうです。

 原作が終わってないので、コミックが終わらないのはわかっていましたが、円陣先生の麗しい絵の魅力にあらがえず、コミック版読み始めてしまいました。

 ドロドロしたストーリーとは対象的に、まーちゃんの髪の遊び具合や、キリリとつり上がった眉毛、シャツの皺まで美しく眼福。
ページをめくるたびに読める残りが減っていくのが悲しい、と思いながら4巻読み終わりました。

 「ほーっ」と読み終わったところで、冷静になりコミックス版の発行年月を確認したところ、
1巻 2018年 6月
2巻 2020年10月
3巻 2022年12月
4巻 2024年12月
と2年でやっと1巻のペース!!!

 ということは、小説版とコミックス版で多少含まれている話の違いはあるとしても、14-4の残り約10巻分が世にでるまでに20年かかると。
完結までにはさらに......。

アラカンなので、あと20年以上、と考えると目眩がしてきますが、健康に留意して長生きがんばります。

 吉原先生、円陣先生も、どうかお身体おいといください。
続き待ってます。

漆黒の美しさ

 全員サービス小冊子Chara Collection EXTRA に掲載された5話と、『幻月楼奇譚②』のサービスペーパーの1話が入っています。
 ひとつひとつは10ページ以下という短さなのに、ちゃんとオチもついている上に人情の機微に触れる切ないお話が多く、読み応えがありました。
 鶴来屋若旦那の鶴来升一郎と幇間の与三郎とのじれったくも粋なやりとりが楽し
い。ふだんの与三郎は丸眼鏡をかけた三枚目で、超イケメンの若旦那がなぜこれほどまでに夢中になるの??って思いますが、眼鏡をはずすと艶っぽくて納得。
 「しんねこ」という言葉、知りませんでした。ほかにも花街ならではの色々な事柄が出てきて新鮮でした。

続きがないのが残念

 元ヤン修理工の木津が野良犬だと思って拾ったのは、人間に変身できる狼だった。
その狼男の大上颯太になつかれ、同棲を始め、ラブが芽生える。
大家さんが乗り込んできた場面、爆笑でした。

 颯太のためにペット可の広めの物件に引っ越し、新生活がスタート。
颯太のモフモフに日々いやされ、木津のお兄さんや妹、両親とのこじれた関係も、ポジティブシンキングな颯太が隣にいれば、次第にほどけていきそう。

 ーという、これから色んなことが展開しそう! なところで終わっていて、2015年に2話目が出たあと、今のところ続きがないのが残念です。

No Title

 ラスとともに見事に王を救ったガエルたち。
今度はエルフの森へ帰るラスを護って、ともに森へ。
「帰り道」っていう副題がいいですね。
王とラスの関係がわかり、別れのときのラスの言葉に胸が締めつけられます。

 森の中のエルフのお家は可愛いな~、と思っていたところ、王都で一緒に戦った騎士のヴェルナーが森へやってくる。
前の巻で丁々発止とやりあっていたイルフェオリアとくっつくのかなと思ったら、何ということでしょう!!! 思いもかけない展開でした。

 ヴェルナーの名前からして、あとから思いつきのスピンオフでなく、最初からこういう切ない物語を紡ぐおつもりだったのですね。
せいか先生、素晴らしい。

 ちるちるの作家インタビューによると、色んな書店別の特典があったようで、みんな読みたーい!
本の発売から数年経っていますので、書店ペーパーをまとめた小冊子の発行をぜひお願いします!