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女性muuebaさん

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楽しい短編が5つ

小冊子からなど5つの短編が収録されています。

なんてことない日常

とっても大変な印南の日常と、もっと大変そうな酒匂の日常と、お留守番前とお留守番中のかわいい青依のあれこれがかわいいです。
最初のころの仏頂面はどこへやら、という感じの印南の甘さ、優しい笑顔にきゅんとさせられます。

休日の買い物帰りの諸星光は見た!!

私も遭遇したかった、見たかった!
イチャコラする2人を見かけてしまう諸星さんの感情のあれこれがおもしろいです。

サウナに行こう!
こういう結果にするためのお題、という感じの小話でした。
あー、はいはい、自業自得、と笑ってしまいました。
2人ともかわいいです。
青依はちょっとかわいそうです。割といつもこうやってかわいがられて、ちょっとだけかわいそうになるのも、また楽しいのではありますが。

ストレス解消法
印南がちゃんと青依のストレス解消法をわかっていて、その原因が自分じゃないと思いたい、って考えているところに、成長したなあ、と感動しつつ、萌えました。

ストレッチは体にいい
本編の言動でもいいなーと思っていましたが、工場のみなさん、それぞれの人となり、言動がとても好きです。
社長と同僚の恋人関係に関するそれぞれの認識と思いがおもしろい!
自分もこの工場で働いて一緒におひるご飯を食べたいといつも思います。
この同僚さんたちだけで番外編があったらいいのに、読みたいです。



ドラマチックな物語のドラマチックな続編

ドラマチックな物語のドラマチックな続編、楽しませていただきました。
秘書挑戦編はかなりはらはらどきどきさせられ、時に胸が痛くなりましたが、一山乗り越えた穏やかな2人の暮らしが続いていくわけではなく、また一波乱。
印南と青依、2人の愛し合う気持ち、一緒にいたい気持ちは痛いほどわかりつつ、ベルさんの思慮深い一言、一言もよくわかって、とても考えさせられてしまいました。
通常、漫画を読んでいて登場人物が決断を迫られるようなシーン、私はどちらかがいいと思ってその上で応援しながら読むのですが、今回のベルさんの申し出に関しては、うわーっと悩んでしまいました。
青依の言ってることもわかる、ベルさんの言ってることもわかる、どっちの未来も良いと思う、さて、青依はどうするのだろう・・・
その決断は出ないままに6巻は終了、また、続きを待ち望む、首が長くのびてしまいそうな期間到来です。

同時に、印南の甥っ子によるあれこれ厄介な問題もあり、こちらはかなりヤキモチさせられました。読んでいて、何度、頭をぱこーんと殴りつけたくなったことか。
青依に対する言動も、ですが、会社の大先輩たちに対する言動も、読んでいて本当に腹が立ちました。それが単なるわがまま坊主の台風のような言動、で、終わらず、その言動に対する、会社の人たちの考えていること、対応にとても考えさせられました。

原作の小説は未読なのですが、メインの2人だけでなく、周りの人たちの人となり、エピソードがとても深く、よく表現されているのがすごいとお話を追うたびに思います。

5巻のエピソードがさらに複雑になって続いて、続いての6巻でした。
7巻では、ベルさんとのこと、甥っ子とのこと、そろそろ片が付くのだろうと思います。
早く続きが読みたくなる終わり方でした。

素晴らしい最終巻でした

完結から2年経ち、こんな風な続きが読めるとは思っていませんでした。
10巻で10年後で、という数字の一致も素敵です。

みんなの、それぞれの10年後、それぞれ予想通りあり、意外なエピソードもあり、味わってじっくり読みました。

柊と玄純が海外でも、日本の芸能界でも活躍している様子、そしてその2人に挟まれる形でサポートをして一緒に海外のライブにも同行している立夏、という状態が、とても好ましくて素敵に思えました。
今や日本を代表し、世界でも有名なバンド、というわけではなく、それぞれがそれぞれの特性を生かしつつ、音楽では一体となっている様子、それから、新たにギターをメンバーとして迎え入れずに立夏にサポートをし続けてもらっている様子は、根っこの元の部分を大事に守っているように見えてじんとしました。

そんな立夏は真冬に「人生を支配されたまま」であり、2人の帰る家は同じだという暮らし。
梶は大阪在住で東京と大阪を行き来しながら、ドラムとヴァイオリンを続けていて、春樹は東京にいて、でも、梶がやってくるときには春樹が迎えに行くことになっている暮らし。
ギヴンの4人の2組の恋人同士が、それぞれの生活、仕事をしながら、大切に時間を重ね合っている様子が素敵です。

柊と玄純の部屋と立夏と真冬の部屋が同じマンションの上と下の階、という距離感もすっごくいいなと思いました。
頼りあったり、依存しあったりしているわけではなく、それぞれが気持ちよくすごせる空気がある距離感なのだということが伝わってきます。

どのエピソードもみんなよかったのですが、個人的には、「露出の多い三人が仲良しを公言する影響」という4コマで、ファンたちに3人が近所の住んでいることが伝わっていて、すぐ「てえてえ~」と言われてしまう、というものですがまさに、自分もてえてえ~とつぶやきながら読んでいたので、笑ってしまいました。その通りなんです。

高校時代の友達連中、本編で、ちょこっと出てきて、ちょこっと存在感があった彼らがちょこちょこ顔を出しているのも楽しいです。「あの人は今」というタイトルも秀逸。

巻末の少しページ数多めの短編は、まるで映画の最終章のようで、思い出と今と未来を同時に感じさせられて、とても胸が温かくじんわりしました。
9巻でも思いましたが、ああ、本当に終わったんだ、終わってしまったんだ、と思うのと同時に10年後の彼らの様子をこうして知れたことにとても感謝しました。

素晴らしい最終巻でした。

001に続いて2人のいちゃいちゃがいろんなシチュエーションで読めて最高

あまあまの2人だけでなく、月王くんの弟、暁くんと衛星くんとの、幼馴染のやりとりもとても楽しいです。

懐いてくれる弟分をかわいがる衛星くんと、お兄ちゃんがいると素直になれない弟の暁くんと、その2人にあれこれ言いつつお買い物についてきて、お会計をするお兄ちゃんの月王くん、というやりとりが、かわいいし、素敵だし、萌えるし、こういうのを尊いっていうんだな、と感じました。
2人のいちゃいちゃもいいけど、この3人のやり取りによってしか得られない萌えがすきです。

ハロウィンのコスプレ衣装への2人の想いと、それぞれへの想い、そこから盛り上がってのエッチとなるのは必然、という感じ。衣装が着崩れてしまいつつ、ほぼほぼ着用したままの2人の交わりが、きれいで色っぽいです。

定点カメラからの2人の様子、いちゃいちゃしたり、いちゃいちゃしたり、またまたいちゃいちゃしたりする様子を、遠くから眺めることができるというエピソードも素敵でした。
壁になりてえ、って腐女子の願いあるあるのひとつを体験させてくれる短編でもありました。

呆けたように、うわあ、うわあ、とうなりながら読みました。

本編はちょっと面倒くさかったり、しんどかったりしますが、同人誌編はひたすらに甘くて、甘くてかわいいです。ちょっとだけ面倒くさいところはありますが、それは彼らの味なので、甘さ多めになっていて、とっても好みでした。

2コマ、2コマ、5コマ、3コマ、という感じ、コマ大き目で、~からのイチャイチャという展開が続けてやってきます。
読んでいて、感想の言葉より、擬音をたくさん発してしまう萌え方をしました。

どのエピソードもかわいくて2人だけ、のものもあれば、周りの人込みで、嫉妬したり、周りが2人を見て萌えたりしていて、めちゃめちゃかわいいです。

月王くんがおばあちゃんち滞在中に、弟の暁くんと衛星くんとビデオ通話するエピソードは、兄弟の温度感、恋人の温度感、幼馴染の兄貴分と弟分の温度感が、わちゃわちゃしていて、とってもかわいいです。

花火大会と夏の終わりのエピソードは、ちょっぴり切なさと季節感が素晴らしい、巻末にふさわしい素敵なお話でした。

シリーズ初の一般人と声優との恋物語

大好きなボイスシリーズの新刊、新カップルでした。
これまでの同期、先輩と後輩、という声優同士ではなく、一般人と売れっ子声優という設定でした。
偶然、お隣同士だった2人で、片やストレス、疲れがたまり、夜な夜なシチュエーションボイスのキャラ『蒼人くん』に癒されていた璃律、片や、イケメンでイケボで交際関係が派手な黒沢樹、という組み合わせです。

設定、シチュエーション、あるあると、独自が絶妙に配合されていて、安心しつつ、ワクワクしつつ読むことができました。

璃律のまじめさ、やさしさ、誠実さがとても愛らしいです。

黒沢樹のひねくれた感じ、厭世観が、いやらしいのですが、むかつく一歩手前、憎めない感じなのが絶妙でした。
両想いになってからのギャップ、甘さ、優しさが、なおさらよく引き立って愛らしかったです。

このシリーズで声優同士以外では、芸人と、というのがありましたが、一般人がお相手なのは初めてだと思います。
声優同士、業界人同士もわくわくしますが、今作のように、ファン(キャラと声だけとはいえ)と芸能人(声優)が偶然、知り合って恋人関係になるという、ドラマチックさにわくわくしました。
今後の2人も、今シリーズの続編も楽しみです。

声優陣がとても豪華

原作未読。
約20年前発表の作品ですが、森川智之さん×福山潤さん、諏訪部順一さん×鈴村健一さん、という豪華さに惹かれて聴取しました。

森川さと福山さんの組み合わせは演技力と声がいいのはもちろんですが、2人の声のバランスがとてもいいと思います。

お話はちょっと不思議、というか昔らしいというか・・・
気まぐれな権力者に気に入られて翻弄される若者に、女性も加わって、登場人物が多いです。
権力者の言動が、今の時代では完全アウトなものが多く感じましたが、時代劇くらいにあれこれ大げさ、突飛でもおもしろいと思いました。
権力者の森川さん、すごく似合っていました。
振り回されておどおどしたり困ったりする福山さんもとても似合っていました。


諏訪部さんのBL出演作を初めて聞きましたが、響く重低音が素敵でした。

ストーリーの内容は好みがわかれるところだと思います。
個人的には豪華な出演者たちの声を楽しみました。

エロ度エロエロのBL漫画でここまで笑ってほっこりしたのは初めて

エロ度が「エロエロ」になっていますが、エロよりその他が楽しい作品だと思います。
久しぶりに再読したけれど、タイトルもメイン二人それぞれの設定も何もかも突飛でとても楽しいです。

自分が変態ということを否定したくて仕事に打ち込み続けた結果、めちゃくちゃ出世した古谷憧一。
半年経っても落ちない客を男娼としたのプライドから何とかしたい比奈春臣。

客と男娼とく関係ながら、2人の会話が楽しく、時としてコントのようでもあります。
リクエスト、服装、ポーズ、どれもエロいのだけれど、エロだけではなく、親しみがあり、敬意があり、という関係性になんともほんわかさせられます。

エリート常連客である古谷憧一の変態ぷりが、本当にすごい変態ぶりなのが素晴らしいです。
夢中になって息も荒くなるのに、セックスという行為に対しては理性を保ち続けるところも、とことん変態なのだろうことが感じ取れます。

男娼の比奈春臣のほうは、客にサービスを提供するだけの男娼としての姿勢がどんどん保てなくなっていく様子がとても愛らしいです。

2人の関係の変化が、1巻のラストで両想いになって結ばれる、のではなく、割と早い段階で両想いになり、しかし、それでも、そこからも彼氏となった古谷憧一の変態ぶりと、彼氏となった比奈春臣の応戦ぶりが、おもしろかったりかわいらしかったりします。
台詞も展開もテンポのよさが、リズミカルな感じがするほどで小気味がよく楽しめます。

両想いになってからの2人、いわゆる普通のラブラブカップルのような行為、会話とは縁遠く、想い合っていつつ、とんちんかんなやりとりが続きます。
じれったくもあり、愛らしくもある、2人のやりとりがおもしろいです。

古谷憧一が、恋人の比奈春臣に対して「選択肢が、拝むかしずく、課金するの、3つだけ。変態が欲求に素直に行動すると、だいたい、犯罪になってしまいます」と説明するシーンは特におもしろいです。ぜひ声に出して読んでみてください。自己分析の高さと恋人への愛情と敬愛が入り混じっている様子がとても素敵です。
そういうちょっと厄介で面倒な恋人に寄り添って、寄り添って、仲良くしていこうとする比奈春臣が、とってもかわいいです。
やっていることはかなり大人だし、男娼であった過去も含めて向かい合っているし、表現の仕方によってはエロエロのドロドロになってしまいそうな2人なのですが、とってもピュアなかわいらしい感じに描かれているのが今作の最大の魅力だと思います。

プロポーズ、ハワイでの結婚式、冬の露天風呂、イベントが盛りだくさんで、肌色が紙面いっぱいのエロエロシーンもかなり多いのに、エロさよりも可愛らしさ、と、面白さが際立っていました。

鈴木達央さんの声を演技がとてもマッチした作品

原作未読。


長年会っていなかったはとこ同士が、偶然出会って、ワンナイト(日中なので厳密にはワンナイトではない)して、その後に長年の恋心を募らせていた年下はとこがぐいぐいと、年上はとこを攻めて、懐柔して、恋人にしていく様子を描いた作品です。

ひとつひとつのエピソードが突拍子もないようで、つながり、合わせ方がとても巧みで、テンポがよいです。
2人が再会して勢いでベッドを共にする原因となった、元彼クズ男が、きっかけだけではなく、その後も、すがすがしいほどのクズっぷりで関与してくるところも、お見事です。

慎一(近藤隆さん)が、まじめでやさしくていい男なんだけど、義崇(鈴木達央)に対してちょろくて振り回される様子がかわいいです。
勢いで体の関係をもってしまったけれど、その後ははとこ同士、お兄ちゃんを慕う弟のような関係となり、文句を言ったり、甘えたり、わいわいする期間を過ごします。
義崇は、慎一への強くて深い執着がありますが、慎一は、義崇に対する兄のような愛情があって、温かみがあります。

義崇が勝手に慎一を待っていて風邪をひいてしまうエピソードでは、慎一が「賢いおバカさん」と表現していて、温かい愛情を感じてほっこりしました。
どんどんほだされていく様子ににやにや萌えました。

それぞれの関係者とのやりとりで誤解が生じたり、問題が起こったり、一波乱、二波乱の後に、「雨降って地固まる」という感じのまとまり方には拍手を送りたくなりました。

腹をくくって義崇を受け入れた後の慎一の吹っ切れたエロっぷり、2人のいちゃいちゃぶりはかなりの迫力でした。
幼い恋心をこじらせた純情でかわいい恋、ではなく、慎一のために義崇がセックスの修行をしていたというエピソードも素敵でした。
かわいい恋心が成就したのと同時に、しっかり肉欲、性欲が描かれているのがよかったです。
そして、両想いになってからの2人のあまあまな生活の様子もしっかり聴かせてくれて、きれいな大円満、そして素敵な後味のある作品でありました。

黒か白か 14 コミック

さちも 

まだまだスピンオフやサイドストーリーなどが読みたい

薄い本付き電子特装版を購入。


13巻は最初から最後まで心がヒリヒリさせられたままでしたが、最終巻となる14巻はお話の終わりに向けて一気に激しい流れがやってきた印象でした。

悪者の悪だくみ、悪事が明かされて。悪いやつが退治されてめでたしめでたし、とお話が終わるのではなく、その後のそれぞれの人の様子をゆっくり丁寧に描いていたのがとても素敵でした。

2人の関係がより深まった甘く優しい様子には、これまでハラハラ、キリキリしてきた分、とても胸が温かくなりました。

悪事が明かされ悪いやつが退治された背景で、積極的に、消極的に、間接的に、関与した人たちの気持ち、感情、覚悟、行動がそれぞれの場所からそれぞれのやり方でどのようになされ、それらひとつひとつの、大きくはない事柄が、まとまって大きな流れとなって、芸能界の悪の帝王のような存在を飲み込み、押し流していく様子が、迫力で感動的でした。

ハッピーエンドのその先のシゲとシン、それから2人の理解者たち、仲間たちの活躍ももっともっと読みたいと思いました。
番外編、スピンオフ、続編を熱望します。

薄い本ひとつめは学園編。
シンが26歳、シゲが18歳の恋人が若返ったお話。
初々しいシゲトそれを可愛がるシン、というエロいシーンがメインですが、とっても愛情に溢れていてすごく素敵な短編でした。

薄い本ふたつめは、作中の2人の出演作、元帥×大佐のお話。
シゲとシンではなく、元帥と大佐の心のうちを少しだけ見せたかっこいいお話でした。
スピンオフで1冊まるまるこの映画のお話を発表してほしいです。
読みたい!