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女性muuebaさん

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シリーズ最高傑作

愛の夜明けを待て


原作未読でドラマCDシリーズは拝聴しており、この独自の設定と世界観のファンです。
オメガバースのように一般化してもよかったのではと思えるほど、細かく丁寧な設定がたくさんあり、元の昆虫の性質が今の人間に受け継がれている内容も、とてもうまくミックスされていておもしろく感心します。

同じ世界で登場人物同士のつながりもあるシリーズなのですが、個人的には今作が最高傑作だと思います。

メインの登場人物が多く、家族や友人関係、それぞれ由来の虫から受けついだ性質故の強さが弱さ、いろいろな要素が複雑に配置されて物語が進みます。

メインの中の主人公は土岐隼一さん演じる黄辺高也。
幼馴染で友達で元セフレで、もう1人の幼馴染との奇妙な三角関係に巻き込まれ続けてきた過去があり、さらに他にも苦しい思いをした過去もあります。
そんな過去のつらい思いが少しは薄れてきた社会人5年目となったある日、突然、離婚した、持ち物ほとんど手放したから家においてくれと、押しかけてきた新垣樽助さん演じる志波久史。
志波久史は絵に描いたような傍若無人のおぼっちゃま、露悪的な言い方も多く、不器用なのだろうし、内に秘めた苦しみがあるのだろうことが伝わりつつも、なかなかに胸糞が悪くなるようなふるまいが続きます。

しかし、本人の言動、志波久史の兄(2人いるうちのまともなほう)から聞かされた話などから、久史が自ら命を絶つのではという危うさを感じ、元から抱いていた感情も相まって、久史との距離、関係をうまく制御できず、自分の気持ちも制御できず、苦しむ黄辺高也。

シリーズで最も先が読めず、苦しく、切ない展開でした。
お互いがお互いのことを心の底では密かに想っているのだけれど、現実や過去や人間関係から、好きだから一緒にいる、とはなれない2人なのが、伝わってきます。
クズとクズをずるずる受け入れてしまう依存しあう関係のようにも見えるし、お互いを大事にしているから距離の取り方がわからないようにも見えるし、とにかく2人の関係はすごく複雑です。

志波一家とのつながりを隠して働いてきた黄辺が、志波一族の会社に出向することになり、仕事でもかかわりを持つようになりますが、表の顔、仕事のときの関わり方が全く違うというのも、2人の間にあるもの、関係の複雑さを強く表しているように感じました。2人きりのときも決して崩さないビジネスライクな話しぶりは、公私をしっかり分けている、というより、深くて底が見えない谷があるようにも感じて、怖くも感じました。

久史の離婚した元妻や娘に対する言葉、辞めていく社員にかける言葉など、黄辺に対してかける言葉以外のあれやこれやから、久史の考えていること、感じていることがうっすらと伝わってきます。
本心がずっと見えない久史の言動から、ハッピーエンド以外の結末を常に予想してしまって、苦しく切なく聴取しました。

物語の筋立て、展開、もさることながら、綺麗で哲学的な言葉とすごく殺伐とした言葉が交互に入り乱れている台詞、言葉遣いが素晴らしい作品でもあります。

特典ドラマ、夜が明けてから
2年間行方不明になっていた久史が戻ってきて黄辺の部屋にまた転がり込み、一緒に住んだ短い期間のお話です。
黄辺の部屋に転がり込むのは2回目なのですが、まったく違う体温、様子で過ごす久史に、戸惑い続ける黄辺がかわいらしいです。服を買い足したり、食事を作ってくれたりするだけで、心底驚かれるのって、どんな人間だと思われていたのだと笑えました。
生まれ変わりのやり直し人生、または、リハビリ中、の期間だったのでしょう。
きちんと言葉にして伝えない久史も悪いけれど、改めて黄辺に向き合って誠実に接していこうとしているのに、優しくされ愛情がこもったキスや抱き方をされても、自分が愛されていることに気づかない黄辺はちょっと滑稽で、鈍感に感じました。
しかし、それだけ久史の愛を感じられない、信じられないような仕打ちを何年間も何度もされてきた、黄辺の傷の深さも感じて切なくもなりました。
2人の再度の同居は、2人の新たな出発、2人してのリハビリなのだろうと思います。
このエピソードにより、本編がさらに深く理解でき、また2人のハッピーエンドがさらに強く伝わりました。

キャストトーク
内容が濃すぎてページ数が多すぎて、余韻や含みの時間が必要だけど、時間内に収まらないからちょっと急ごう、というような難しい演出があった、という裏話がおもしろかったです。

4人の夜のすごしかた

両想いになってからも、照れたり迷ったり、ゆっくり育まれる2人の恋愛。
いちゃいちゃしつつも、その先を期待し、進まないのは自分に原因があるのではないかと悩む蛍が、かなりかわいそうでした。
相良流星の思いやりで先に進まなかったことがわかりますが、その前まであれだけぐいぐい来てたのに、そこで及び腰になるかね?とお尻を叩きたくなりました。

そんな多少の気持ちのすれ違いはありつつ、お隣同士で半同棲のような甘い甘い生活を続け、ついに結ばれるというかわいい2人でした。
アシスタントの相良流星の存在が、横やり意地悪当て馬になるかと心配していましたが、そんなこともなく安心しました。

後半はその相良流星と同居人で陽キャのオタク、肉体関係のある友達の名和陽平のお話。

メインカップルと2番手カップル、全員、漫画やイラストに関わっているという珍しいパターンだと思います。
こちらはすれ違いや言葉足らずがありつつも、仕事を通じて全員が顔をそろえたりと、キャラクター設定が生かされた展開がおもしろかったです。
病気の想い人の看病、はよくあるパターンですが、代わりに仕上げ作業をしてあげる、なんて、公私ともに支えるって素敵と思わされました。

上下巻で終わりましたが、まだまだこの2カップル、4人の、仕事やプライベートのあれやこれやを読みたくなりました。
せっかくの4人とも全員、漫画やイラストに関わる人間という設定を生かした次回作があるといいなと思います。

そんな偶然ある?と思いつつもかわいさに萌えます

村上左知先生の入院治療のお話を知り応援のために電子で購入。
他作品は何作か既読で好きな絵柄と好きな雰囲気の先生です。

とても甘くてかわいくてちょっぴり切なくて大満足でした。
村上左知先生のリハビリ後の次作も買わせていただこうと思いました。

主人公のオタクでコミュ障のリーマン、というなかなかしょっぱい設定の青年。
本名の蛍の読み方を変えたケイという名義でイラストを描いてSNSに投稿する活動をしています。
SNS上では多少、人との交流があったり、イラストにいいねやコメントがついたりするものの、全体的に自己肯定感が低く、弱気です。
しかし、卑下がひどすぎる感じの悪さはなく、がんばって、と応援したくなるかわいさがいっぱいです。

引っ越し先の隣室の住民の鳴りやまないアラーム音から心配になり訪ねて行ったことで中学時代のクラスメイト(友達ではない)の相良流星と再会、締め切りを手伝い、お礼をされ、ぐいぐいと距離を詰められ、気持ちが抗えなくて(ちょっとチョロい)どんどん交流が深まっていく様子、迷いやどきどきがとってもかわいいです。
少女漫画の中学生のような純情さがあるのですが、ちゃんと24歳の青年らしさもあって、そのギャップも素敵です。

設定や展開が都合がよすぎる気がしなくもないのですが、ふんわり両想いからの、しっかり恋人同士になるであろう下巻に期待をしつつ楽しませてもらいました。

誕生日とワインの酔いで甘さも熱量も倍増

アラームをかけてお誕生日を即時お祝いするところがかわいいです。
ラブラブ、甘々、年越しキッスで、19歳の絢斗も二十歳の絢斗も俺のものにできた気分、という理央の台詞が軽く怖くて、かなり素敵です。
ラブラブの上書き、を、重ねていっているような甘い甘い台詞とプレゼント、さらに酔っぱらってぶっとんだどろどろに甘く体を重ね合う2人の体温と湿度の高さが紙面を越えて伝わってくるようでした。
お父さんからのプレゼント、間違えて持ち帰ったのがアルコール度数の高いワインだったという種明かしがありましたが、度数が高くなくても、盛り上がりまくった2人は熱くて甘々な夜を過ごしたんだろうなと思わされる糖度の高いお話でした。

世界観とシリーズは好きなのだけれど

10年以上前の作品ですが、最近知った有名な虫擬人化BLシリーズ。
原作未読ですが、ドラマCDシリーズは聴取。

オメガバースのように、BL設定のひとつとして一般化していってもよかったのでは、と思わされる、細やかかつ凝った設定がすごいシリーズです。
人の性格、性質は、人間でも持って生まれたものと、成長の過程でできていくものがありますが、こちらの虫擬人化BLシリーズでは、元の昆虫の種類によって、特性があったり、独自の技のようなものが使えたり、と、設定がとてもおもしろいです。
同じ世界の物語で作品によって、登場人物が重なることはありますが、メインカップルが違っているので、ぜひシリーズで味わうことをお勧めします。

ハイクラス名家の御曹司でタランチュラ出身の七雲澄也(先輩)と、ロークラス、シジミチョウ出身で庶民、特待生の青木翼(後輩)がメイン。

特権階級意識の高いハイクラスの学生たちばかりの高校に、テレビのインタビューでの発言を聞いてタランチュラ出身の七雲澄也に憧れてやってきたロークラスの翼。

高校のハイクラスの生徒たちがびっくりするほど浅はかに嫌なやつばかりでびっくりしました。
嫌がらせに犯罪行為をやらかすハイクラスたちってどうなんだろう・・・
退化してしまっているのではないかと疑いたくなるレベル。
同じ寮の友達、親切な先輩たちも少し出てきますが、この世界の未来が心配になるレベルの若者たちがたくさん出てきました。

翼を演じた下野さんは、まじめで純情でちょっとおばか、浅はかな少年の役がとてもあっていました。
しかし、途中からあまりに学習しないし、考えが足りないし、無鉄砲だし、イライラさせられました。
拉致監禁、1回で懲りないのかな?などと思ったり。

前野さん演じる特権階級タランチュラの七雲澄也の万能感がすごいです。
嫌な言動もあるし、とにかく偉そうなのだけれど、思わず触れ伏して従ってしまうような貫禄と迫力がありました。前野さんのちょっとだけこもった感じの声と話し方がまた似合っていて・・・
最初のころの冷たくて怖い話し方と、最後のほうのやさしさと甘さがこもった話し方のギャップにもやられます。

優しくて面倒見のいい先輩コンビの1人、平川大輔さん演じる兜甲作は、シリーズ別作品のメインキャラクターです。そちらを先に聴いていたので、あれ?平川さんだし、同じヘラクレスオオカブトだし、同じ名前だけど、同じキャラ!?とかなり戸惑いました。こんな優しくて面倒見のいい時代もあったんだな、と驚きつつ、ほっこりもさせられました。

この虫擬人化シリーズは、メインキャラクターと舞台によってかなり話の色味、重みが違うのだけれど、今作は、個人的にはかなり好みではありませんでした。
キャラクター設定も展開もかなり無理やりな感じがしました。
原作だともう少し心情描写など丁寧だったのを、音声化の演出で控えてしまったのではと推察します。

最後はハッピーエンドで、めでたし、めでたし、となったのでよかったです。

キャストトークは1人づつ、キャラと自分を絡めた自己紹介風で、楽しいです。

小さなお楽しみがいっぱい詰まった小冊子

「ことのはころり」
本編でも思っていたけれど、志信はやっぱりかなり変なやつだなと、思います。
志信の変なところ小話、の重ね撃ち、という感じで、むふふ笑いがこみ上げました。
周の方言はやっぱりかわいいです。

「カバークラック」
本編を読んだ時は蒔田の性格と言動のきつさ、固さが少し苦手に思いましたが、不器用なやつなんだな、とほほえましく読みました。
紺野睦巳が優しくて包容力が高いのだなということも再認識。蒔田が紺野を翻弄しつつ、紺野が蒔田を包んで甘やかしてあげている関係なのがかわいいです。

「Luck」
天が兎にも角にも翻弄されまくっていてかわいそうだけど、かわいいです。
寿里の押しが強すぎ、言動が強烈すぎなのだけど、天みたいな人には寿里があっているし、逆もまたしかり、と、終わり良ければ総て良しの2人なんだなと思いました。

「餓えた犬は肉しか信じない」
暮田先生の作品の中では、メイン2人以外にも濃いキャラクターがたくさん出てきた作品の印象があります。
こちらでも家族、親戚、昔馴染み、彼氏がいりまじっているカーテンコールのような感じで楽しいです。

さらに
巻末にカラーページが多く収録されています。
眼福でした。

真意の読めない立山の距離のつめ方に終始どきどきしました

高校時代にスイーツ好きということから親しくなり、食べ歩きなどを楽しんでいた友人関係。
卒業後の進路が違っても、それぞれの立場で、たまに会う友人関係を続けていた2人が主人公です。

美容師アシスタントの島崎湊はゲイで高校生のときから立山への恋心を意識しつつ、友達としての付き合いを続けてきました。
好きになってはいけない、と、必死に自分の心を戒め、距離を取ろうとする湊に対し、出会いからも、卒業時も、大学生となってからも、自分から働き掛け、距離をつめてくる立山。
立山の真意はなんなのか。人懐こくて友人との距離感が普通よりかなり近めの男性なのかもしれないし、それ以上の気持ちがあるのかもしれない、と読んでいてハラハラ、どきどきさせられます。

湊の隠している恋心はあるけれど、2人はお互いがお互いのことがとても大事に想っているとてもいい友人同士でもあります。
性格も仕事も、人との距離の取り方も違う2人が、お互いのことが大事だからこそ、求めあったり、遠慮しあったりしている様子がじれったくも切ないです。

それぞれの長く付き合ってきた友人同士だからこその、苗字呼び捨てあい、と、名前呼び、との、タイミングと変化にとてもどきどきして萌えました。表情の変化もとても素敵です。

両片想いのときのイチャイチャは甘さより切なさと苦しさを感じたけれど、両想いになってからのイチャイチャや、夜と翌朝とあり、とても甘くてすごく幸せな気持ちになりました。

たくさん考えて出した決断が素敵

晴れて両想いになった阿澄と成瀬。
3人でのお出かけをそれぞれの楽しみ満喫しますが、パパとしての成瀬が、息子を遊んでくれ仲良くしてくれる阿澄の様子を見て、将来、阿澄自身が父親になることを考え、いつでも離れられるようにしなければと決意します。お互いのことを大事に思っていて、しかも、阿澄も下心とか成瀬に気に入られたいからではなくイチカのことを大事に愛おしんでいるのに、成瀬の考えと覚悟が切ないです。
阿澄はまだ学生だけど、将来のことも考えた上で、覚悟を持って成瀬のことが好きでその気持ちを伝えるところが素敵です。

お互いに想う気持ちがあるのに先に進めない2人の間に、成瀬の同僚の油井がするり、とやってきて、発破をかけて去っていきます。いい登場でいいパスだ・・・
物語展開に必要なのはわかるけど、突然すぎないか、無理やりすぎないか、という突然の登場人物の言動、漫画にはあるある、だと思うのですが、この油井はそうではなくて、自然にやってきて、とてもいいパスを出してさっと去っていきます。しかも、その後の2人のための配慮まで行き届いてるのが人間できすぎ、です。MVPを進呈したくなる言動でした。

雇用主と家政夫という関係を卒業し、合鍵をもらい通い婚のような状態に進展しますが、合間、合間のイチカの言動がめちゃくちゃかわいくて、しかも、2人の仲を深める効果もあって最高です。
2人がいちゃいちゃするときは、ちゃんとイチカを気にして必ず場所を移動しているところも素敵です。
盛り上がりバカップルだけど、聞こえちゃうね?などとほざきながら、やらかしちゃう展開ありそうだけど、阿澄と成瀬はそんなことしません。
イチカの幸せと自分たちの幸せを考えての3人で暮らす決断、その思考がとても素敵だと思いました。

エロまでのスタートダッシュの早さに驚く

新刊が出たので読み返しました。
タイトルも出だしも、昭和の団地妻ロマンポルノのような雰囲気です。
巻頭からエロさじわじわ、早々にタイトル回収のエッチ展開。

エロにつなげるための設定とエピソード尽くしのような1巻が、まさか、こんなにもハートフルな愛情たっぷり家族BLに成長するとは!と再読するとおどろかされます。

2人とも若いもんね、性欲あるもんね、持て余してもしょうがないよね、と思いながら読み返すと、一気に萌えが増えて見守り目線になります。
仕事の関係プラス、都合がいい関係でもいいじゃないか、そこから情がわいてきて関係を築いていくのでもいいじゃないか、と誰にも責められていなくても擁護したくなります。
ちょっとだけ性欲に弱くて、でも、優しくて、まじめで、素直な2人が築いていく恋愛関係と、子育てとの両立、迷ったり悩んだりして手を取り合っていく様子に萌えて応援したくなります。
読んでいると、体によさそうないろいろな、良い感情がわいてくる作品でもあります。

人魚姫と呪いと愛

エロ度が「なし」なこと、表紙のきれいさと、その設定の不思議さに惹かれて購入しました。
こういう作品が読みたかった!と拍手をしたくなる大満足の読後感です。

恋をした相手を目の前にするとたてなくなり、声もだせなくなる、という呪いが残っている「人魚姫」の生まれ変わりで、前世の記憶がある男子大学生、亜依人。

人魚姫と浦島太郎、誰もが知っているお話が題材や小ネタに使われているのもおもしろいです。
人魚姫の呪いについて知って受け入れている友達、瑞貴の存在も、特に説明がないのだけど、かなり個性が強くておもしろいです。

呪いによる苦しみや痛みと、好きという気持ち、強いのはどちらなのか。
呪いを説く方法はなんなのか。
そもそも呪いなのか。

伝承系、おとぎ話系、心霊系、の題材と、愛とは、という普遍的なテーマが、融合していて、先が読めなくて目が離せない展開です。

モノクロなのに、明るくてきれいで色鮮やかな海中の世界が脳裏に映りました。
すごい世界観で雰囲気です。
作中でも映画つくりをしていましたが、この作品も映画になってほしいと思わされるスケールの大きさでした。

軽やかに鮮やかに美しく実った2人の恋を味わえる作品です。