もちの米先生がまたBL描いてくれて本当に嬉しくて初レビューです。
現実的な世界のなんの事件もない、ゆる〜くほのぼのとした空気感。
攻めのススムくんのゆるい性格故か、圧倒的にギャグの空気感なのに的確に萌えが詰まっててすごい。ギュン!ドキ!ムラ!てなるところはこっちも一緒にギュン!ドキ!ムラ!となります。
攻めの目線中心というのも少数派かな?と思うのですが、BL嗜まれる方ならみんなススムくんと共にミノルくんに恋していけるお話です。
内容はなかなかデリケートな話題に踏み込んでいる部分もあると思いますが、重さはありませんので、そこをさらっと読ませるのはもちの米先生の技量でしょうか。
安定した画力と、今川焼きやカップ麺など、食べ物や小物で感情や状況が読み取れるところも、個人的に少しジブリっぽさを感じて好きです。
続きの構想もありそうなので、ぜひ読みたいなと思いました。